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学園編
76 お嬢様の友人?
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私の生活基盤は彼等のおかげだと言うのに……王都では離れてしまった奴隷たちには、少しでも話す時間を設けるべきかもしれない。
きっとルキアのように思っている奴隷たちも居るはずよね。
周囲で警戒をしている奴隷たちも呼んでもらい、一人ずつ手を取ってお礼を言っただけで、すごく喜んでくれた。
やっぱり私には、以前のような暮らしが良かったのかもしれない……
「お嬢様。お客様がお見えになられました」
「客? 私に?」
ルビーが来たことで、ルキアとの話は打ち切られるが……私に誰がわざわざ屋敷まで会いに来ると言うの?
ルキアは膝に座らされていた私を降ろして、「ありがとうございました」と、ルキアは嬉しそうな顔をしていた。
部屋へと戻ると、ルビーはすぐに着替えの支度に取り掛かっている。
私も寝間着のまま会うということも出来ない。
そもそも、本格的に寝る時間であれば、ルビーが間違いなく一蹴していると思う。
「そのお客さんは今何処に?」
「はい。お待ちいただくために、応接室にお通ししております」
「私にわざわざ会いに来るなんて何処の誰なの?」
「ソルティアーノ公爵家のご令嬢です」
公爵? 貴族の中でも一番上の立場だっけ?
なんでそんな人がこの屋敷に来るのだろう?
それにしても……今日はまたドギツイ服装にしてくれたわね。
全身ピルクのフリフリ。鏡に手を付き、ため息しか出てこない。
似合う似合わないという以前に、一番私として避けたい色なんだけど……ルビーは意外とこういう色合いが好きだったりするのよね。
流石に辛いわよ?
ルビーからは、執務室で待つように言われ、ルキアも私の隣で待機しているのにだが……
私が抵抗もなくこんなのを着ているのが珍しいからって、そんなにチラチラと見ないでよ。
結構恥ずかしいのわかっているの?
抵抗しようにも、お客様を待たせているというと言うこともあって、ルビーにとっては絶好の機会になったのかもしれない。
「ごきげんよう、イクミ・グセナーレ様」
「あ、あなたは……」
昼食時に一緒に居たご令嬢が現れた。
私はびっくりして、席を立ってしまったが、ルキアに静止され椅子へと腰を下ろす。
寄りにもよって何でこの人をここに通したの?
「改めて自己紹介を、クレアローズ・ソルティアーノでございます。グセナーレ様とは、お話がしたく無礼を承知で押しかけました」
「そ、それはどうもご丁寧に……」
彼女はルビーに促されるまま、ソファーへと座り一緒に持ってきていたワゴンから、紅茶を用意している。
ここまで来たということは、本当のことを知りに来たということよね。
「先程は申し訳ございませんでした。取り乱されるとは思わなかったので」
「私の方こそごめんなさい。ここだけの話ということでいいのよね?」
「ですが……その、よろしければお二人だけで話されたほうが良いかと思われます」
ルビーが言うように、彼女のまた私と同じということなら、こんな話を広げたくはないよね。
だとしても、全ての分野で劣っている彼女に対して、二人を部屋から出すのも危険でしかない。
ルビーはともかく、ルキアだって私のことを言いふらすようなことはしない。
相手が何も言えないという事で話が終わるのなら、今はそれでもいいかもしれない。
何かがあってからだと、皆に何を言われるのか……
「侍女のルビーは私のことを知っております。私の護衛であるルキアにはまだ話していません。ですが、貴方と二人きりになるよりも彼女に私の秘密を知られたほうがましなのよ。それに、ルキアは私の秘密を……ここで知り得た秘密を誰かに話すことはありません。それでも構いませんか?」
「勿論構いません。私も誰にも話したことはございませんが、私は嬉しいのです。こうして同じ転生者に出会えて」
転生者?
別の世界の記憶を持つ人は、そんなふうに呼ばれているのかしら?
「転生? あの輪廻転生というやつなのかしら?」
「ええ。そういったお話はラノベにはそういったお話はよくありましたから」
ラノベ?
彼女は一体何の話をしているのだろう……だけど、そういう話はよくあるものなの?
ルビーからしても私のようなものは稀だと聞いていた。
それなのに、彼女はよくあることと言い切っている。
ルキアにも話がわかるように、私が持っている秘密を伝えるが、驚くと言うよりも妙に納得した顔をしている。
出会った時のことを考えれば、納得できなくもない話よね。
「とりあえず、もう一度名前を教えてくれるかな? 私は人の名前を覚えるのが苦手て、ごめんね」
「クレアローズ・ソルティアーノ。クレアと呼んでください。それなら大丈夫ですか?」
「クレア……様?」
それぐらいなら覚えられなくは、ないと思う、思う……ルビー、そんなに睨まないでお願いだから。
ここで失敗しようものなら、またグレナーレ家の次期当主としてって怒られそうね。
ルキア、なんで鼻で笑うの?
「クレアで結構です。ですが、私はイクミ様と呼ばせていただきます」
「なんでよ。クレアが良いのなら別に構わないけど」
クレアから幾つかの話を聞き、彼女は日本だと十七歳の高校生だったらしい。
不幸なことに電車の事故に巻き込まれてしまい、気がつけばこの世界に誕生していたらしい。
記憶を持ったまま生まれてきたらしいのだけど……私とは少し違う話よね?
私の場合は既に生まれていたと言うよりも、十歳になったからだった。
だけど、クレアはそういう事もありますと言い切り結局何がなんだかよく分からない。
彼女としては、純粋に私と同じ境遇でもあり、ただ仲良くしたいとのことだった。
それからというもの、話はオセロや将棋と現代にあった話から、麻雀へと話は変わり……
「リーチ、です」
「なら、私もリーチです」
「ええっ……二人共リーチなの? 私はまだ二枚足りないのに」
なんやかんやで、一局打つこととなったのだが……高校生は麻雀できることにびっくりしていた。
私が高校生の時は、麻雀をやっている高校生なんかは、不良グループぐらいのものだったのだけど? もしかしたらクレアは……レディースのなんたらとかに属していたのだろうか?
この世界に、それも公爵家ということもあってか、更生できたということかもしれない。
「どうしたの? 次はクレアの番だよ?」
「ありがとうございます。ロンです」
「お嬢様。私もそれが当たりなのですが、この場合どうなるのでしょうか?」
どうもこうも……ないでしょ?
というかね、さっきから私上がれていないと言うか……リーチすらできていない状態なのよ?
「二人共イカサマしているんじゃないの?」
「お嬢様のようなことはいたしません」
「イクミ様はイカサマ経験者なのですか?」
「ええ、以前に……」
私のとんでもない話も暴露され
だけど、クレアは少し仲良く慣れたのは悪い気がしなかった。
同じような転生者。一時はどうなることかと思ったけど、この二人が気を許しているのなら問題は無さそうね。
きっとルキアのように思っている奴隷たちも居るはずよね。
周囲で警戒をしている奴隷たちも呼んでもらい、一人ずつ手を取ってお礼を言っただけで、すごく喜んでくれた。
やっぱり私には、以前のような暮らしが良かったのかもしれない……
「お嬢様。お客様がお見えになられました」
「客? 私に?」
ルビーが来たことで、ルキアとの話は打ち切られるが……私に誰がわざわざ屋敷まで会いに来ると言うの?
ルキアは膝に座らされていた私を降ろして、「ありがとうございました」と、ルキアは嬉しそうな顔をしていた。
部屋へと戻ると、ルビーはすぐに着替えの支度に取り掛かっている。
私も寝間着のまま会うということも出来ない。
そもそも、本格的に寝る時間であれば、ルビーが間違いなく一蹴していると思う。
「そのお客さんは今何処に?」
「はい。お待ちいただくために、応接室にお通ししております」
「私にわざわざ会いに来るなんて何処の誰なの?」
「ソルティアーノ公爵家のご令嬢です」
公爵? 貴族の中でも一番上の立場だっけ?
なんでそんな人がこの屋敷に来るのだろう?
それにしても……今日はまたドギツイ服装にしてくれたわね。
全身ピルクのフリフリ。鏡に手を付き、ため息しか出てこない。
似合う似合わないという以前に、一番私として避けたい色なんだけど……ルビーは意外とこういう色合いが好きだったりするのよね。
流石に辛いわよ?
ルビーからは、執務室で待つように言われ、ルキアも私の隣で待機しているのにだが……
私が抵抗もなくこんなのを着ているのが珍しいからって、そんなにチラチラと見ないでよ。
結構恥ずかしいのわかっているの?
抵抗しようにも、お客様を待たせているというと言うこともあって、ルビーにとっては絶好の機会になったのかもしれない。
「ごきげんよう、イクミ・グセナーレ様」
「あ、あなたは……」
昼食時に一緒に居たご令嬢が現れた。
私はびっくりして、席を立ってしまったが、ルキアに静止され椅子へと腰を下ろす。
寄りにもよって何でこの人をここに通したの?
「改めて自己紹介を、クレアローズ・ソルティアーノでございます。グセナーレ様とは、お話がしたく無礼を承知で押しかけました」
「そ、それはどうもご丁寧に……」
彼女はルビーに促されるまま、ソファーへと座り一緒に持ってきていたワゴンから、紅茶を用意している。
ここまで来たということは、本当のことを知りに来たということよね。
「先程は申し訳ございませんでした。取り乱されるとは思わなかったので」
「私の方こそごめんなさい。ここだけの話ということでいいのよね?」
「ですが……その、よろしければお二人だけで話されたほうが良いかと思われます」
ルビーが言うように、彼女のまた私と同じということなら、こんな話を広げたくはないよね。
だとしても、全ての分野で劣っている彼女に対して、二人を部屋から出すのも危険でしかない。
ルビーはともかく、ルキアだって私のことを言いふらすようなことはしない。
相手が何も言えないという事で話が終わるのなら、今はそれでもいいかもしれない。
何かがあってからだと、皆に何を言われるのか……
「侍女のルビーは私のことを知っております。私の護衛であるルキアにはまだ話していません。ですが、貴方と二人きりになるよりも彼女に私の秘密を知られたほうがましなのよ。それに、ルキアは私の秘密を……ここで知り得た秘密を誰かに話すことはありません。それでも構いませんか?」
「勿論構いません。私も誰にも話したことはございませんが、私は嬉しいのです。こうして同じ転生者に出会えて」
転生者?
別の世界の記憶を持つ人は、そんなふうに呼ばれているのかしら?
「転生? あの輪廻転生というやつなのかしら?」
「ええ。そういったお話はラノベにはそういったお話はよくありましたから」
ラノベ?
彼女は一体何の話をしているのだろう……だけど、そういう話はよくあるものなの?
ルビーからしても私のようなものは稀だと聞いていた。
それなのに、彼女はよくあることと言い切っている。
ルキアにも話がわかるように、私が持っている秘密を伝えるが、驚くと言うよりも妙に納得した顔をしている。
出会った時のことを考えれば、納得できなくもない話よね。
「とりあえず、もう一度名前を教えてくれるかな? 私は人の名前を覚えるのが苦手て、ごめんね」
「クレアローズ・ソルティアーノ。クレアと呼んでください。それなら大丈夫ですか?」
「クレア……様?」
それぐらいなら覚えられなくは、ないと思う、思う……ルビー、そんなに睨まないでお願いだから。
ここで失敗しようものなら、またグレナーレ家の次期当主としてって怒られそうね。
ルキア、なんで鼻で笑うの?
「クレアで結構です。ですが、私はイクミ様と呼ばせていただきます」
「なんでよ。クレアが良いのなら別に構わないけど」
クレアから幾つかの話を聞き、彼女は日本だと十七歳の高校生だったらしい。
不幸なことに電車の事故に巻き込まれてしまい、気がつけばこの世界に誕生していたらしい。
記憶を持ったまま生まれてきたらしいのだけど……私とは少し違う話よね?
私の場合は既に生まれていたと言うよりも、十歳になったからだった。
だけど、クレアはそういう事もありますと言い切り結局何がなんだかよく分からない。
彼女としては、純粋に私と同じ境遇でもあり、ただ仲良くしたいとのことだった。
それからというもの、話はオセロや将棋と現代にあった話から、麻雀へと話は変わり……
「リーチ、です」
「なら、私もリーチです」
「ええっ……二人共リーチなの? 私はまだ二枚足りないのに」
なんやかんやで、一局打つこととなったのだが……高校生は麻雀できることにびっくりしていた。
私が高校生の時は、麻雀をやっている高校生なんかは、不良グループぐらいのものだったのだけど? もしかしたらクレアは……レディースのなんたらとかに属していたのだろうか?
この世界に、それも公爵家ということもあってか、更生できたということかもしれない。
「どうしたの? 次はクレアの番だよ?」
「ありがとうございます。ロンです」
「お嬢様。私もそれが当たりなのですが、この場合どうなるのでしょうか?」
どうもこうも……ないでしょ?
というかね、さっきから私上がれていないと言うか……リーチすらできていない状態なのよ?
「二人共イカサマしているんじゃないの?」
「お嬢様のようなことはいたしません」
「イクミ様はイカサマ経験者なのですか?」
「ええ、以前に……」
私のとんでもない話も暴露され
だけど、クレアは少し仲良く慣れたのは悪い気がしなかった。
同じような転生者。一時はどうなることかと思ったけど、この二人が気を許しているのなら問題は無さそうね。
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