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四、愛される若妻*
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「あー……また、ちゃんと言わないでイっちゃったね」
「ふ、ふあっ……ごめ、ごめんなさい……だって……」
ビクビクと身体を震わせるエドナをフランシスが詰り、達したばかりの敏感な身体をさらに嬲るように、腰を突き上げた。
「あああっ……まっ……だめっ……」
「ああもう、グズグズだ……こんなに濡らして……ぐっしょぐしょじゃないか……いやらしいな、エドナは」
突き上げられるたびにぐちゅぐちゅぬぷぬぷと愛液が掻きだされ、エドナの下肢から流れ落ちて敷布の上に染みを作っていく。
「ちがっ……あっ……」
「はっ……僕も、次は一緒にイこう……エドナ……僕の可愛い淫乱妻」
揶揄うように言うと、フランシスはエドナの上体を再びベッドに押し付ける。細い腰を高々と持ち上げ、叩きつけるような激しい抽挿を開始する。
フランシスが自身の欲望を解放するための動きで、エドナはひたすら蹂躙されるだけだ。
だが、潤い蕩けた蜜壺は快感にひくつき、フランシスの雄を締め付けてしまう。
「ああっ……すごい、エドナのなか、……襞が絡みついて……」
「あっ、あっ……ああっ、ふらんしす、さまっ……」
寝室には肌と肌のぶつかる音と、淫靡な水音、エドナの嬌声だけがいつ果てるともなく続く。寝台の上で両手をそれぞれ、指を絡めるように握りしめられ、エドナは快感に高まりに必死に首を振って耐える。
「あっああっ……もうっ……イっちゃう……」
「ああ、そろそろ、イく? イきたい?」
「イ、イく……イかせて……」
「くっ……じゃあ、手を握っていてあげるから……一緒に、イこう……エドナ……」
「ああああっ……」
肩越しにフランシスの顔がエドナの顔に近づき、唇が塞がれる。エドナの中でフランシスの雄が大きく膨張し、弾ける。その熱い飛沫に焼かれるようにして、エドナも絶頂した。
唇と唇、指と指を絡め合い、これ以上ないほど近づいて――
「エドナ、僕を愛している……?」
「はい、フランシス……さま……」
力なくベッドに頽れたエドナの中から、フランシスがずるりと抜け出す。
それからぐったりしたエドナを抱き起こすと、向かい合って唇を合わせる。エドナの息が落ち着いたのを見計らい、フランシスが言った。
「さ、ちゃんとお掃除するんだよ……」
「はい……フランシス様……」
エドナはフランシスの脚の間に顔を伏せ、愛液と精にまみれたフランシスの陰茎に舌を這わせる。
――閨のことを何も知らなかったエドナは、これが作法だと言われれば従うしかない。小さな舌で竿を舐めとっていくと、フランシスが指示を出す。
「ほら、この先っぽのところと裏の筋を重点的に……」
「はいっ……」
「ああ、そう、上手いよ……だいぶ、上手になったね……そろそろ、咥えて……」
フランシスの指示のまま、エドナは陰茎を口に含む。
「ん……んぐっ……」
「もっと、奥まで……はあ、いいよ……歯を立てないで舌を絡めて、吸い上げて……」
フランシスの大きな手がエドナの頭を抱え、荒い息をつきながら腰を突き上げる。
喉の奥まで犯され、エドナは苦しさと生臭さにえづきそうになるのをぐっとこらえる。
「はあ、エドナ、エドナ……出すよっ……くっ……」
熱く生臭いものが咥内を満たしていき、苦みと生臭さに涙が滲んでくる。
「飲んで……僕の……全部……」
ゴクリと喉を鳴らして飲み干して、呆然としているエドナの、唇から萎えた陰茎が離れる。舌と陰茎の間に銀色の橋がかかる。
「可愛い、エドナ……愛してるよ」
フランシスとの愛に溺れて、エドナはこの幸福が曇りなく続くと信じて疑わなかった。
「ふ、ふあっ……ごめ、ごめんなさい……だって……」
ビクビクと身体を震わせるエドナをフランシスが詰り、達したばかりの敏感な身体をさらに嬲るように、腰を突き上げた。
「あああっ……まっ……だめっ……」
「ああもう、グズグズだ……こんなに濡らして……ぐっしょぐしょじゃないか……いやらしいな、エドナは」
突き上げられるたびにぐちゅぐちゅぬぷぬぷと愛液が掻きだされ、エドナの下肢から流れ落ちて敷布の上に染みを作っていく。
「ちがっ……あっ……」
「はっ……僕も、次は一緒にイこう……エドナ……僕の可愛い淫乱妻」
揶揄うように言うと、フランシスはエドナの上体を再びベッドに押し付ける。細い腰を高々と持ち上げ、叩きつけるような激しい抽挿を開始する。
フランシスが自身の欲望を解放するための動きで、エドナはひたすら蹂躙されるだけだ。
だが、潤い蕩けた蜜壺は快感にひくつき、フランシスの雄を締め付けてしまう。
「ああっ……すごい、エドナのなか、……襞が絡みついて……」
「あっ、あっ……ああっ、ふらんしす、さまっ……」
寝室には肌と肌のぶつかる音と、淫靡な水音、エドナの嬌声だけがいつ果てるともなく続く。寝台の上で両手をそれぞれ、指を絡めるように握りしめられ、エドナは快感に高まりに必死に首を振って耐える。
「あっああっ……もうっ……イっちゃう……」
「ああ、そろそろ、イく? イきたい?」
「イ、イく……イかせて……」
「くっ……じゃあ、手を握っていてあげるから……一緒に、イこう……エドナ……」
「ああああっ……」
肩越しにフランシスの顔がエドナの顔に近づき、唇が塞がれる。エドナの中でフランシスの雄が大きく膨張し、弾ける。その熱い飛沫に焼かれるようにして、エドナも絶頂した。
唇と唇、指と指を絡め合い、これ以上ないほど近づいて――
「エドナ、僕を愛している……?」
「はい、フランシス……さま……」
力なくベッドに頽れたエドナの中から、フランシスがずるりと抜け出す。
それからぐったりしたエドナを抱き起こすと、向かい合って唇を合わせる。エドナの息が落ち着いたのを見計らい、フランシスが言った。
「さ、ちゃんとお掃除するんだよ……」
「はい……フランシス様……」
エドナはフランシスの脚の間に顔を伏せ、愛液と精にまみれたフランシスの陰茎に舌を這わせる。
――閨のことを何も知らなかったエドナは、これが作法だと言われれば従うしかない。小さな舌で竿を舐めとっていくと、フランシスが指示を出す。
「ほら、この先っぽのところと裏の筋を重点的に……」
「はいっ……」
「ああ、そう、上手いよ……だいぶ、上手になったね……そろそろ、咥えて……」
フランシスの指示のまま、エドナは陰茎を口に含む。
「ん……んぐっ……」
「もっと、奥まで……はあ、いいよ……歯を立てないで舌を絡めて、吸い上げて……」
フランシスの大きな手がエドナの頭を抱え、荒い息をつきながら腰を突き上げる。
喉の奥まで犯され、エドナは苦しさと生臭さにえづきそうになるのをぐっとこらえる。
「はあ、エドナ、エドナ……出すよっ……くっ……」
熱く生臭いものが咥内を満たしていき、苦みと生臭さに涙が滲んでくる。
「飲んで……僕の……全部……」
ゴクリと喉を鳴らして飲み干して、呆然としているエドナの、唇から萎えた陰茎が離れる。舌と陰茎の間に銀色の橋がかかる。
「可愛い、エドナ……愛してるよ」
フランシスとの愛に溺れて、エドナはこの幸福が曇りなく続くと信じて疑わなかった。
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