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13、裁きの星
尋問
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底冷えのする石造りの地下牢に、靴音が響いた。木靴でも、藁草履でもない、ちゃんとした革靴の音。
総督府内の地下牢に現在入っているのは、サウラと侍女に扮していた刺客の女の二人だけ。ソリスティアの街の治安に関わる牢獄は総督府の大門の外にあって、そちらはいつでも超満員だが、総督府内の牢にお客が入ることは滅多にない。
女刺客の方は黒装束の暗部の男たちに任せ、ただ怪我の治療のために聖地から来た治癒魔法師と医薬品等を提供するだけにとどめている。一方のサウラについては早急に尋問を行い、報告を帝都に上げる必要があった。事件からまる一日経過し、これ以上後回しにもできなくて、エンロンとトルフィン、そしてゾラの三人で尋問を行うことに決め、地下牢へと降りたのだ。
妊娠が偽装であったことが発覚して即座に、エンロンはサウラを地下牢に幽閉した。事後報告の形でそれを聞かされたゲルは、仮にも一等伯爵の娘で親王の側夫人であるサウラを地下牢に入れたことに飛び上がって驚いたが、エンロンは涼しい顔で言ってのけた。
「皇子の子を身ごもったと偽り、皇后陛下をも騙していたのですよ。皇家への不敬罪ですよ。地下牢に入れるのは、当然でしょう」
「しかし、自殺などされてしまっては……」
「ああいうタイプの女は自ら死を選んだりはしませんよ」
「あの女は地下牢に入れて、ちょっとビビらすくらいしないと、のらりくらりと尋問に応じないですよ。その意味でも、俺も地下牢に賛成です」
法と裁判を司るゲスト家のトルフィンもエンロンに同意したため、サウラはそのまま地下牢に幽閉されることになったのだ。
総督府の〈表〉の片隅の地下、石造りの牢の階段を降りていく。どん詰まりの木の扉を開けると、牢番の爺さんが鉄格子の前で一人、うとうとと船をこいでいた。この爺さんは耳が聞こえない。秘密の尋問を行ったりするのには都合がいいのだが、足音などでは目を覚まさない。仕方がないのでエンロンが揺り起こし、鍵を開けさせる。近衛を歩哨に立て、三人は中に入り、牢番の爺さんがびっこを引きながら、牢内を先導する。
光もほとんど差さない地下牢の石組みの壁には所々にニッチが設けられ、素焼きのランプが灯されている。廊下の突き当りがガランと広くなっていて、高い天井近くに鉄格子の嵌った大き目の窓が穿たれ、そこからわずかに青空が見えた。木の机と椅子が数個置かれ、床は磚敷きで、主に尋問に使用される。エンロンとトルフィンはその部屋で尋問の用意をしながら待ち、ゾラがサウラを連れに行った。
やがてゾラに連れられて現れたサウラは、一日で驚くほど窶れていた。
医師の診察と女性の助手によって身体検査はされていたが、衣服は総督府に着て来た絹の長衣のままである。しかし牢内で過ごしたせいか、やや薄汚れていた。結い上げていた髪も検査の際に解かれて、今はうなじのところで紐で結わえているだけだ。泣いて騒いだのか化粧もはげて、もともと地味な造りの顔は目が腫れぼったくなり、肌も荒れていた。
思った以上に、サウラが受けたダメージは大きいようだった。地下牢の環境よりも、貴族の娘として傅かれて育ったサウラには、まる一日放置されたことが堪えた。耳の聞こえない牢番の爺さんは食事を運ぶだけで、騒ごうが罵倒しようが泣きつこうが、何の反応も示さなかったのだ。
それでも。
見知った人間を目の前にして、サウラは少し気力を取り戻す。
「さて、尋問を開始するから、こちらに座るように。サウラ」
呼び捨てにされ、サウラはムッとして、立ったまま椅子に座るエンロンとかいう木っ端役人と、机の前で帳面を広げるトルフィンとかいった若い文官を気丈に睨みつけた。エンロンは不敵に微笑んで、サウラを頭のてっぺんから爪先まで値踏みするように観察している。
しばらく無言でにらみ合っていると、牢番の爺さんが盆に載せた大振りの急須と湯呑みを持ってきて、それを若い騎士――たしか、ゾラとかいう名のとんでもない女たらし――に手渡す。ゾラが無言でそれを受け取り、部屋の入口近くにある卓上に無造作に置く。慣れた手つきで三つの湯呑み――つまり、サウラの分はないのだ――にお茶を淹れ、盆を持ってエンロンとトルフィンに配り、自分の分を持って自身は入口脇の榻に脚を組んで座った。
エンロンが湯気のたつ湯呑から美味そうに一口飲んで、揶揄うように言った。
「牢獄でお茶を飲むのも久しぶりだな。俺が尋問するような、そんな大物も最近いなくてね。――さて、そろそろ始めるぞ、サウラ」
「寒門出の貧乏役人風情に、呼び捨てにされる謂われはないわ! わたくしは一等伯爵家の娘で、親王の側夫人です。こんな場所ではなく、もっと相応しい場所を用意なさい。こんな待遇を、皇后陛下はご存知なの?」
ついに耐えられず、サウラがつっけんどんに言うと、エンロンが薄く嗤った。
「最初に言っておこう。ハーバー=ホストフル一等伯爵は、官位爵位を返上して蟄居なさった。ハーバー=ホストフル家は、もうない。……つまり、あんたは爵位無しの平民ってことさ」
衝撃的な言葉に、サウラは声を失う。父が、爵位を、返上?
貴族と平民に絶対的な懸隔のあるこの社会で、貴族が爵位を失って平民になるとは、ある意味、死と同義だ。
「どう、して……まさか……そんな……」
「どうして? 長女が親王殿下の子を身ごもっていると皇后陛下をたばかり、ソリスティアまで押しかけたあげく、親王妃にして女王国王女と親王殿下の御前に刺客を引き込み、殿下を負傷させた。それを知った伯爵が、爵位剥奪の上、死罪に処されるよりはと、自ら官職を辞し、爵位返上を願い出るのは、当然の判断だろ?」
木っ端役人が苦み走った顔で唇の端をわずかに上げる。
「姫君の必死のご看病の甲斐もあり、殿下は命の危険を脱したそうだが、万一、殿下がお亡くなりになるようなことがあれば、三族皆殺しの上、凌遅処死は免れなかったぞ。……凌遅処死ってのは肉をちょびっとずつ剥いでいって、一週間は苦しめながら生きながらえさせる刑罰でな、あれは獄吏の方も面倒くさいから、実はやりたくはないんだよ。……ああ、そうそう、皇后陛下は殿下が意識不明の重傷だと聞いてお倒れになったそうだ。その原因がお前であり、かつ、妊娠も偽りであったことは、すでに帝都にもご報告済みだ。皇后陛下のご助力など、期待するだけ無駄と思うがな」
エンロンがいかにも実直そうに見えるやや四角い顔に、ことさらに笑顔を作ってみせる。
「あれは……! あの女たちに騙されていたのよ! まさか、あんな恐ろしい爪を隠した女だなんて、全然……ただの産婆と侍女だとばかり……あたくしは、あたくしは被害者なの! あの女たちに騙されて、ソリスティアまで連れてこられて……」
慌てて叫ぶサウラに、エンロンは冷たく言い放つ。
「言い訳は、正規の手続きをしてからだ。とにかくここに座り、名前を言うことから始まるんだ。……サウラ、前に出ろ」
ふらふらと歩みより、エンロンの前に置かれた粗末な榻に腰を下ろす。
「名前は?」
「ハーバー=ホストフル家の……」
「ハーバー=ホストフル家は、もうない。温情でもう一つだけ、教えてやる。皇帝陛下はこれまでのハーバー=ホストフル伯爵ルブランの功績を鑑みて、官位爵位の返上は認めたが、ホストフル家のハーバーの息子である身分は剥奪しなかった。よって、お前の家族はホストフル侯爵家の傍系に連なる貴族籍は辛うじて保持している。しかし、ルブランは長女サウラを勘当した故に、お前は貴族籍を失い、平民となる。平民のサウラ、これが、今のお前の身分だ」
平民の、サウラ。父に勘当され、家族からも見捨てられた、ただの、サウラ。
その寄る辺のない身の上に降りかかる石壁の冷たさに、心まで凍るような気がした。
総督府内の地下牢に現在入っているのは、サウラと侍女に扮していた刺客の女の二人だけ。ソリスティアの街の治安に関わる牢獄は総督府の大門の外にあって、そちらはいつでも超満員だが、総督府内の牢にお客が入ることは滅多にない。
女刺客の方は黒装束の暗部の男たちに任せ、ただ怪我の治療のために聖地から来た治癒魔法師と医薬品等を提供するだけにとどめている。一方のサウラについては早急に尋問を行い、報告を帝都に上げる必要があった。事件からまる一日経過し、これ以上後回しにもできなくて、エンロンとトルフィン、そしてゾラの三人で尋問を行うことに決め、地下牢へと降りたのだ。
妊娠が偽装であったことが発覚して即座に、エンロンはサウラを地下牢に幽閉した。事後報告の形でそれを聞かされたゲルは、仮にも一等伯爵の娘で親王の側夫人であるサウラを地下牢に入れたことに飛び上がって驚いたが、エンロンは涼しい顔で言ってのけた。
「皇子の子を身ごもったと偽り、皇后陛下をも騙していたのですよ。皇家への不敬罪ですよ。地下牢に入れるのは、当然でしょう」
「しかし、自殺などされてしまっては……」
「ああいうタイプの女は自ら死を選んだりはしませんよ」
「あの女は地下牢に入れて、ちょっとビビらすくらいしないと、のらりくらりと尋問に応じないですよ。その意味でも、俺も地下牢に賛成です」
法と裁判を司るゲスト家のトルフィンもエンロンに同意したため、サウラはそのまま地下牢に幽閉されることになったのだ。
総督府の〈表〉の片隅の地下、石造りの牢の階段を降りていく。どん詰まりの木の扉を開けると、牢番の爺さんが鉄格子の前で一人、うとうとと船をこいでいた。この爺さんは耳が聞こえない。秘密の尋問を行ったりするのには都合がいいのだが、足音などでは目を覚まさない。仕方がないのでエンロンが揺り起こし、鍵を開けさせる。近衛を歩哨に立て、三人は中に入り、牢番の爺さんがびっこを引きながら、牢内を先導する。
光もほとんど差さない地下牢の石組みの壁には所々にニッチが設けられ、素焼きのランプが灯されている。廊下の突き当りがガランと広くなっていて、高い天井近くに鉄格子の嵌った大き目の窓が穿たれ、そこからわずかに青空が見えた。木の机と椅子が数個置かれ、床は磚敷きで、主に尋問に使用される。エンロンとトルフィンはその部屋で尋問の用意をしながら待ち、ゾラがサウラを連れに行った。
やがてゾラに連れられて現れたサウラは、一日で驚くほど窶れていた。
医師の診察と女性の助手によって身体検査はされていたが、衣服は総督府に着て来た絹の長衣のままである。しかし牢内で過ごしたせいか、やや薄汚れていた。結い上げていた髪も検査の際に解かれて、今はうなじのところで紐で結わえているだけだ。泣いて騒いだのか化粧もはげて、もともと地味な造りの顔は目が腫れぼったくなり、肌も荒れていた。
思った以上に、サウラが受けたダメージは大きいようだった。地下牢の環境よりも、貴族の娘として傅かれて育ったサウラには、まる一日放置されたことが堪えた。耳の聞こえない牢番の爺さんは食事を運ぶだけで、騒ごうが罵倒しようが泣きつこうが、何の反応も示さなかったのだ。
それでも。
見知った人間を目の前にして、サウラは少し気力を取り戻す。
「さて、尋問を開始するから、こちらに座るように。サウラ」
呼び捨てにされ、サウラはムッとして、立ったまま椅子に座るエンロンとかいう木っ端役人と、机の前で帳面を広げるトルフィンとかいった若い文官を気丈に睨みつけた。エンロンは不敵に微笑んで、サウラを頭のてっぺんから爪先まで値踏みするように観察している。
しばらく無言でにらみ合っていると、牢番の爺さんが盆に載せた大振りの急須と湯呑みを持ってきて、それを若い騎士――たしか、ゾラとかいう名のとんでもない女たらし――に手渡す。ゾラが無言でそれを受け取り、部屋の入口近くにある卓上に無造作に置く。慣れた手つきで三つの湯呑み――つまり、サウラの分はないのだ――にお茶を淹れ、盆を持ってエンロンとトルフィンに配り、自分の分を持って自身は入口脇の榻に脚を組んで座った。
エンロンが湯気のたつ湯呑から美味そうに一口飲んで、揶揄うように言った。
「牢獄でお茶を飲むのも久しぶりだな。俺が尋問するような、そんな大物も最近いなくてね。――さて、そろそろ始めるぞ、サウラ」
「寒門出の貧乏役人風情に、呼び捨てにされる謂われはないわ! わたくしは一等伯爵家の娘で、親王の側夫人です。こんな場所ではなく、もっと相応しい場所を用意なさい。こんな待遇を、皇后陛下はご存知なの?」
ついに耐えられず、サウラがつっけんどんに言うと、エンロンが薄く嗤った。
「最初に言っておこう。ハーバー=ホストフル一等伯爵は、官位爵位を返上して蟄居なさった。ハーバー=ホストフル家は、もうない。……つまり、あんたは爵位無しの平民ってことさ」
衝撃的な言葉に、サウラは声を失う。父が、爵位を、返上?
貴族と平民に絶対的な懸隔のあるこの社会で、貴族が爵位を失って平民になるとは、ある意味、死と同義だ。
「どう、して……まさか……そんな……」
「どうして? 長女が親王殿下の子を身ごもっていると皇后陛下をたばかり、ソリスティアまで押しかけたあげく、親王妃にして女王国王女と親王殿下の御前に刺客を引き込み、殿下を負傷させた。それを知った伯爵が、爵位剥奪の上、死罪に処されるよりはと、自ら官職を辞し、爵位返上を願い出るのは、当然の判断だろ?」
木っ端役人が苦み走った顔で唇の端をわずかに上げる。
「姫君の必死のご看病の甲斐もあり、殿下は命の危険を脱したそうだが、万一、殿下がお亡くなりになるようなことがあれば、三族皆殺しの上、凌遅処死は免れなかったぞ。……凌遅処死ってのは肉をちょびっとずつ剥いでいって、一週間は苦しめながら生きながらえさせる刑罰でな、あれは獄吏の方も面倒くさいから、実はやりたくはないんだよ。……ああ、そうそう、皇后陛下は殿下が意識不明の重傷だと聞いてお倒れになったそうだ。その原因がお前であり、かつ、妊娠も偽りであったことは、すでに帝都にもご報告済みだ。皇后陛下のご助力など、期待するだけ無駄と思うがな」
エンロンがいかにも実直そうに見えるやや四角い顔に、ことさらに笑顔を作ってみせる。
「あれは……! あの女たちに騙されていたのよ! まさか、あんな恐ろしい爪を隠した女だなんて、全然……ただの産婆と侍女だとばかり……あたくしは、あたくしは被害者なの! あの女たちに騙されて、ソリスティアまで連れてこられて……」
慌てて叫ぶサウラに、エンロンは冷たく言い放つ。
「言い訳は、正規の手続きをしてからだ。とにかくここに座り、名前を言うことから始まるんだ。……サウラ、前に出ろ」
ふらふらと歩みより、エンロンの前に置かれた粗末な榻に腰を下ろす。
「名前は?」
「ハーバー=ホストフル家の……」
「ハーバー=ホストフル家は、もうない。温情でもう一つだけ、教えてやる。皇帝陛下はこれまでのハーバー=ホストフル伯爵ルブランの功績を鑑みて、官位爵位の返上は認めたが、ホストフル家のハーバーの息子である身分は剥奪しなかった。よって、お前の家族はホストフル侯爵家の傍系に連なる貴族籍は辛うじて保持している。しかし、ルブランは長女サウラを勘当した故に、お前は貴族籍を失い、平民となる。平民のサウラ、これが、今のお前の身分だ」
平民の、サウラ。父に勘当され、家族からも見捨てられた、ただの、サウラ。
その寄る辺のない身の上に降りかかる石壁の冷たさに、心まで凍るような気がした。
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