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五竅
2、不在
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恭親王が身を起こす。すでに天幕の中は薄暗く、夕闇が迫る時間となっていた。ずいぶん、長いこと眠っていたらしい。
おかげで恭親王の魔力はほぼ、回復していた。成郡王は少し青い顔をしていたが、恭親王が眠る前に分けた魔力のおかげか、動くには問題がなさそうだ。
「アイリン、魔力はどう?」
「うん……君が分けてくれたおかげで、まだましだよ。まだ、頭が痛いけどね。あんな風に吸われるなんて、思ってもみなかった」
「循環させるんだよ。そうすれば、頭痛くらいなら改善される」
成郡王に指示を与え、恭親王は身なりを整えて、見張りをしていた聖騎士に尋ねる。
「マルイン……肅郡王の姿が見えないけれど、いつ出ていったかわかる?」
聖騎士のサヌルとテムジンが顔を見合わせる。
「昼前に交代で食事に行って……その時はアートが見張りをしていました。アートは今、休憩で戻っています」
「悪いけれど、呼んできてくれる?」
テムジンが従者たちの天幕に走って行くのを見送りながら、恭親王はなんとも不吉な気分に襲われていた。肅郡王は成郡王よりもさらに、魔力が少ない。昼前では、まともに動くこともできない状態だったのではないか。その彼が、一人で出ていくとは思えないし、それを見張りの聖騎士が許すとも思えなかった。
(誰かが攫った……?だが、見張りがいたはずだし……)
やがて、聖騎士のアートがテムジンに連れられて戻ってきた。
「殿下なら、侍従武官のバードさんが連れて行きましたよ」
「バードが?」
見張り番の交代の時、バードが交代を買って出て、アートと二人で歩哨に立った。その時に肅郡王が目を醒ました。水を所望されてバードが天幕に入り、やがて二人で出て来たという。
「マルインが自分で出たの?」
成郡王の言葉に、アートが首を傾げる。
「自分でというか……バードさんが負ぶっていました。でも、口調はしっかりして、殿下が命令しておられたので……。外の空気を吸いにいくと」
昨夜皇子たちの身に起きたことを、聖騎士たちもだいたい気づいている。出来る限り希望をかなえたいと思い、また皇子の侍従武官が付いている以上、問題はないと思っても無理はなかった。
「外の空気を吸いに行ったにしては、帰りが遅くないか?」
恭親王に指摘され、アートははっとした。
「そうですね……うっかりしていました。すぐに人をやって捜します」
アートがバタバタと従者の天幕に戻り、そこから何人かがすぐに捜索に出た。皇子二人が起きたと知り、ジーノとゲルが薬箱と粥の入った鍋を持って天幕にやってきて、体調を尋ね、温かい雑穀粥を食べさせる。
「……ロクな食い物もないのですよ。蕎麦と高粱と粟なんて、殿下方に食べさせるようなものではないのですが……」
ジーノが恐縮しながら椀によそい、木の匙を添えて差し出すのを、気もそぞろながら二人で食べる。
「……ゲル、ジーノ。今から言うことは、とても信じられないことだと思うが、落ち着いて聞いて欲しいんだ」
「……すでに、俺たちの理解し、受け入れられる現実を越えております。今更、何を言われても、驚いたりはいたしません」
恭親王はゲルに命じ、天幕の周囲を確認させてから、話し始めた。
「ボルゴールは、魔物だ」
「ええっ?」
成郡王が目を見開いて恭親王を見る。ゲルは、どこかで予測していたかのような、落ち着いた目をしていた。
「ゲルは気づいていたか」
「昨夜の……殿下がたの消耗具合を見て……それから、いろいろな噂話を総合すると、そうではないのかと」
ゲルが悲痛な表情で言った。
「お前たちは、魔物を見たことはあるか?」
「俺が以前に狩ったのは、南方の蜥蜴の化け物でした。まだ、人に憑依しておらず、力も弱かったので……」
ゲルの言葉に被せて、ジーノも言う。
「この老いぼれが、若い時に一度だけ、人に憑依した魔物を見たことがあります。東の……大きな猩猩でございましたが、人を誑かし、〈気〉を吸い取ります」
成郡王が形の良い眉を顰める。
「僕たちを犯す前に、ボルゴールが宣言した。〈陽〉の皇子たちを貪り食って、その〈陽〉の〈王気〉を狼神に捧げると。狼神とは、魔狼だ。ボルゴールたち魔狼が〈王気〉を喰らうことが、すなわち狼神に〈王気〉を捧げることになるんだ」
恭親王の言葉に、成郡王が両腕で自分を抱くようにして、震えて言った。
「じゃ、あ、あの変態ジジイも?」
「……たぶん。もともと魔物は貴種のもつ強い魔力を喰らうのだけど、陽の〈王気〉は格別らしいからね」
「しかし……東方で見た猩猩は、女に憑依しておりましたが……」
ジーノが言うのに、ゲルが不快げに解説する。
「どうも、北の遊牧民では、若い女よりも何よりも、若い美しい少年をこそ珍重するらしいのだ。その、期間限定というか、殊更に貴重だということで」
「確かに、ユエリンとかは貴重だと思うけどさ!」
成郡王がいかにも気味が悪いというように、身体を震わせた。
「僕は少しくらい吸われたってどうってことはない。一晩眠れば回復するし、普段から余剰魔力の処理に困っていたくらいだからね。でも、マルインとアイリンは、こんなことが頻繁に続くと非常にヤバイんだ」
「はい。特に、肅郡王殿下は、我々貴種の者と比べても、やや魔力が少ない。禁じ手ではありますが、デュクトかゾーイか、とにかく魔力の強い者に〈補給〉させるべきかと思いました。ですが、あれだけ男に怯えている状態では難しいかもしれません」
「〈補給〉って……?」
ものすごく嫌な予感に苛まれている表情で、成郡王が恐る恐る尋ねる。
「足りない魔力を注入してもらうんだよ」
「……どうやって? さっき、君がしてくれたみたいに……?」
「あのやり方だと無駄が多いから、貴種レベルの魔力じゃうまく入らないと思う。体内に直接注ぎ込むのが、一番効率がいいんだけど」
「ち、直接ってぇ?」
動揺のあまり声の裏返る成郡王に、恭親王が淡々と言う。
「魔力が一番含まれているのは、精液だからね。飲むよりはマシだろう?」
「も、もしかしてあの変態ジジイが僕のを飲んだのは……」
「うん。ヤツも魔物だから、陽の〈王気〉が好物なんだよ」
成郡王が蒼白な顔ではくはくと息を吐いた。
「……無理。デュクトかゾーイかだなんて……」
「あの二人が一番強いからねぇ。ゾラも強いけど、あの女好きが男相手に勃つと思えないし、トルフィンはむしろ狙われそうだから魔力を温存したいんだよ。でも、ゾーイは多分、男とはヤったことはないんじゃない? デュクトなら僕相手で慣れているし……」
「ねぇ、ちょっと待ってよ、勝手に決めないで!」
成郡王が悲鳴を上げたが、恭親王は冷静に言い切った。
「だって、そうしないと、下手すりゃ死ぬよ?」
成郡王がその宣告に硬直する。恭親王はしっかりと成郡王を見つめて、残酷な現実を語った。
「ボルゴールはまだ、手加減してくれているから、僕はまだ君らに分ける余裕があったけれど、特にあの若い方、マルインからの吸い取り具合が本当に容赦なかった。あのまま続いたら、マルインは死んでしまう。君だって、僕が魔力を分けなければまだ起き上がれなかっただろう。あいつらは〈陰〉の気を帯びているから、吸われた時のダメージも半端ない。最初の晩は僕ですらフラフラだったもの」
「……今後も、あるというの……?」
成郡王の唇が震えている。
「ご馳走を前に、やつらが一回でやめると思う?」
ガタガタと震えだした成郡王を、恭親王が抱きしめて言った。
「大丈夫だよ、どうしようもなくなったら、僕がしてあげるから。僕なら嫌じゃないだろう?」
「でも……ユエリンだって……」
「だから、対処法を考えている。……それより、マルインだ。君よりひどい状態だったから、まだフラフラだと思うのに、どこに行ったのだろう?」
恭親王が成郡王を抱きしめたながらゲルとジーノに尋ねる。二人の傅役は顔を見合わせて首を振った。
「そう言えば、バードも戻ってきておりません」
「もうすぐ、日が沈んで気温も下がってまいります。心配でございますな」
そこに、バタバタとトルフィンが走り込んできた。肩で息をし、転げるように絨毯に膝をつく。
「で……んか……大変……」
おかげで恭親王の魔力はほぼ、回復していた。成郡王は少し青い顔をしていたが、恭親王が眠る前に分けた魔力のおかげか、動くには問題がなさそうだ。
「アイリン、魔力はどう?」
「うん……君が分けてくれたおかげで、まだましだよ。まだ、頭が痛いけどね。あんな風に吸われるなんて、思ってもみなかった」
「循環させるんだよ。そうすれば、頭痛くらいなら改善される」
成郡王に指示を与え、恭親王は身なりを整えて、見張りをしていた聖騎士に尋ねる。
「マルイン……肅郡王の姿が見えないけれど、いつ出ていったかわかる?」
聖騎士のサヌルとテムジンが顔を見合わせる。
「昼前に交代で食事に行って……その時はアートが見張りをしていました。アートは今、休憩で戻っています」
「悪いけれど、呼んできてくれる?」
テムジンが従者たちの天幕に走って行くのを見送りながら、恭親王はなんとも不吉な気分に襲われていた。肅郡王は成郡王よりもさらに、魔力が少ない。昼前では、まともに動くこともできない状態だったのではないか。その彼が、一人で出ていくとは思えないし、それを見張りの聖騎士が許すとも思えなかった。
(誰かが攫った……?だが、見張りがいたはずだし……)
やがて、聖騎士のアートがテムジンに連れられて戻ってきた。
「殿下なら、侍従武官のバードさんが連れて行きましたよ」
「バードが?」
見張り番の交代の時、バードが交代を買って出て、アートと二人で歩哨に立った。その時に肅郡王が目を醒ました。水を所望されてバードが天幕に入り、やがて二人で出て来たという。
「マルインが自分で出たの?」
成郡王の言葉に、アートが首を傾げる。
「自分でというか……バードさんが負ぶっていました。でも、口調はしっかりして、殿下が命令しておられたので……。外の空気を吸いにいくと」
昨夜皇子たちの身に起きたことを、聖騎士たちもだいたい気づいている。出来る限り希望をかなえたいと思い、また皇子の侍従武官が付いている以上、問題はないと思っても無理はなかった。
「外の空気を吸いに行ったにしては、帰りが遅くないか?」
恭親王に指摘され、アートははっとした。
「そうですね……うっかりしていました。すぐに人をやって捜します」
アートがバタバタと従者の天幕に戻り、そこから何人かがすぐに捜索に出た。皇子二人が起きたと知り、ジーノとゲルが薬箱と粥の入った鍋を持って天幕にやってきて、体調を尋ね、温かい雑穀粥を食べさせる。
「……ロクな食い物もないのですよ。蕎麦と高粱と粟なんて、殿下方に食べさせるようなものではないのですが……」
ジーノが恐縮しながら椀によそい、木の匙を添えて差し出すのを、気もそぞろながら二人で食べる。
「……ゲル、ジーノ。今から言うことは、とても信じられないことだと思うが、落ち着いて聞いて欲しいんだ」
「……すでに、俺たちの理解し、受け入れられる現実を越えております。今更、何を言われても、驚いたりはいたしません」
恭親王はゲルに命じ、天幕の周囲を確認させてから、話し始めた。
「ボルゴールは、魔物だ」
「ええっ?」
成郡王が目を見開いて恭親王を見る。ゲルは、どこかで予測していたかのような、落ち着いた目をしていた。
「ゲルは気づいていたか」
「昨夜の……殿下がたの消耗具合を見て……それから、いろいろな噂話を総合すると、そうではないのかと」
ゲルが悲痛な表情で言った。
「お前たちは、魔物を見たことはあるか?」
「俺が以前に狩ったのは、南方の蜥蜴の化け物でした。まだ、人に憑依しておらず、力も弱かったので……」
ゲルの言葉に被せて、ジーノも言う。
「この老いぼれが、若い時に一度だけ、人に憑依した魔物を見たことがあります。東の……大きな猩猩でございましたが、人を誑かし、〈気〉を吸い取ります」
成郡王が形の良い眉を顰める。
「僕たちを犯す前に、ボルゴールが宣言した。〈陽〉の皇子たちを貪り食って、その〈陽〉の〈王気〉を狼神に捧げると。狼神とは、魔狼だ。ボルゴールたち魔狼が〈王気〉を喰らうことが、すなわち狼神に〈王気〉を捧げることになるんだ」
恭親王の言葉に、成郡王が両腕で自分を抱くようにして、震えて言った。
「じゃ、あ、あの変態ジジイも?」
「……たぶん。もともと魔物は貴種のもつ強い魔力を喰らうのだけど、陽の〈王気〉は格別らしいからね」
「しかし……東方で見た猩猩は、女に憑依しておりましたが……」
ジーノが言うのに、ゲルが不快げに解説する。
「どうも、北の遊牧民では、若い女よりも何よりも、若い美しい少年をこそ珍重するらしいのだ。その、期間限定というか、殊更に貴重だということで」
「確かに、ユエリンとかは貴重だと思うけどさ!」
成郡王がいかにも気味が悪いというように、身体を震わせた。
「僕は少しくらい吸われたってどうってことはない。一晩眠れば回復するし、普段から余剰魔力の処理に困っていたくらいだからね。でも、マルインとアイリンは、こんなことが頻繁に続くと非常にヤバイんだ」
「はい。特に、肅郡王殿下は、我々貴種の者と比べても、やや魔力が少ない。禁じ手ではありますが、デュクトかゾーイか、とにかく魔力の強い者に〈補給〉させるべきかと思いました。ですが、あれだけ男に怯えている状態では難しいかもしれません」
「〈補給〉って……?」
ものすごく嫌な予感に苛まれている表情で、成郡王が恐る恐る尋ねる。
「足りない魔力を注入してもらうんだよ」
「……どうやって? さっき、君がしてくれたみたいに……?」
「あのやり方だと無駄が多いから、貴種レベルの魔力じゃうまく入らないと思う。体内に直接注ぎ込むのが、一番効率がいいんだけど」
「ち、直接ってぇ?」
動揺のあまり声の裏返る成郡王に、恭親王が淡々と言う。
「魔力が一番含まれているのは、精液だからね。飲むよりはマシだろう?」
「も、もしかしてあの変態ジジイが僕のを飲んだのは……」
「うん。ヤツも魔物だから、陽の〈王気〉が好物なんだよ」
成郡王が蒼白な顔ではくはくと息を吐いた。
「……無理。デュクトかゾーイかだなんて……」
「あの二人が一番強いからねぇ。ゾラも強いけど、あの女好きが男相手に勃つと思えないし、トルフィンはむしろ狙われそうだから魔力を温存したいんだよ。でも、ゾーイは多分、男とはヤったことはないんじゃない? デュクトなら僕相手で慣れているし……」
「ねぇ、ちょっと待ってよ、勝手に決めないで!」
成郡王が悲鳴を上げたが、恭親王は冷静に言い切った。
「だって、そうしないと、下手すりゃ死ぬよ?」
成郡王がその宣告に硬直する。恭親王はしっかりと成郡王を見つめて、残酷な現実を語った。
「ボルゴールはまだ、手加減してくれているから、僕はまだ君らに分ける余裕があったけれど、特にあの若い方、マルインからの吸い取り具合が本当に容赦なかった。あのまま続いたら、マルインは死んでしまう。君だって、僕が魔力を分けなければまだ起き上がれなかっただろう。あいつらは〈陰〉の気を帯びているから、吸われた時のダメージも半端ない。最初の晩は僕ですらフラフラだったもの」
「……今後も、あるというの……?」
成郡王の唇が震えている。
「ご馳走を前に、やつらが一回でやめると思う?」
ガタガタと震えだした成郡王を、恭親王が抱きしめて言った。
「大丈夫だよ、どうしようもなくなったら、僕がしてあげるから。僕なら嫌じゃないだろう?」
「でも……ユエリンだって……」
「だから、対処法を考えている。……それより、マルインだ。君よりひどい状態だったから、まだフラフラだと思うのに、どこに行ったのだろう?」
恭親王が成郡王を抱きしめたながらゲルとジーノに尋ねる。二人の傅役は顔を見合わせて首を振った。
「そう言えば、バードも戻ってきておりません」
「もうすぐ、日が沈んで気温も下がってまいります。心配でございますな」
そこに、バタバタとトルフィンが走り込んできた。肩で息をし、転げるように絨毯に膝をつく。
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