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三、外命婦朝賀
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要するに、わたしは肝心かなめの初夜をすっぽかして、眠ってしまったのだ。
ただ、この時、陛下が機嫌を損ねている風ではなかった、と思う。
わたしは後宮暮らしも結婚というものも、よくわかっていなかったから、こんなものだと思っていた。
一番大ききな儀礼は終わったけれど、まだ、いくつか儀礼も残っていた。
太皇太后への挨拶、祖先の宗廟(みたまや)への挨拶、群臣の朝賀。これらをこなすことで頭がいっぱいで、皇帝陛下とちゃんとした夫婦になっていない、という事実に、気づいていなかった。
そしてあれから二か月。陛下のお顔を見ることもなく、わたしは後宮で過ごしてきた。
自分が「お飾りの皇后」なのだと気づいたのは、いったいいつだったか――
明けて今日は元日。
内命婦(後宮妃嬪)を集めた拝礼が終わると、妃嬪たちが移動を始める。わたしもまた、女官の宋尚儀の先導で、輿に乗って通明門へと向かう。
通明門は後宮である掖庭宮と宮城(皇帝の公私の住まい)を仕切る門。普段、わたしたち女はここから出ることはなく、皇后であるわたしも、儀式以外でこの門をくぐったことはない。
通明門に到着した時には、妃嬪たちはすでに整列して待っていた。――内命婦が整列してから、尚儀がわたしを呼び出しに来たのだから、当然だ。妃嬪の中で最も位階の高い趙淑妃は、見るからに機嫌悪そうである。たぶん、年若くて貫禄のない、「お飾りの皇后」に待たされるのが嫌なのだ。
「やっといらっしゃいましたね、参りましょうか」
まるでわたしがのろまなせいで待たせたみたいな言い方だけれど、わたしは尚儀たちの指示に従っているだけなのに。
趙淑妃という人は、陛下より年上で、陛下が皇太子時代から良娣という皇太子の後宮では正妻に次ぐ二番目に高い位についていた。そして陛下は皇太子時代、正妻である「皇太子妃」を娶っておられない。だから、群臣も誰もが、当然この人が皇后の位に昇格するのだろうと思っていた。――おそらく、趙淑妃自身も。
正直に言えば、趙淑妃が皇后になったらなったで大変だったろうな、と思う。感情の起伏が激しく、裏表がある。
この人の下にお仕えするのは、さぞ、神経をすり減らすことだろう。もし、普通に後宮に入っていたら、わたしの位階はもっと低いだろうから、きっと顎で使われて、下手すればいじめられたかもしれない。その点、陛下が無理を言ってくれたおかげで、「お飾り」とはいえ皇后だから、この程度の嫌味で済んでいる。
女官に導かれて門楼に上る。衣類も、首飾も重い。裾を踏まないように注意して、門楼から見下ろせば、外命婦たちが門外に整列して待っていた。
外命婦とは大長公主(皇帝の大おば)以下の公主(皇帝の娘)たちと、高級官僚の妻もしくは母親である。つまり、多くはわたしの祖母かそれ以上の、年配の女性たちなのだ。
――寒空の下に整列して待つ老女たちを見下ろし、わたしは血の気が引いた。何もこんな寒い時にしなくても。
この人たちだって来たくて来るわけじゃないだろうし、風邪でも引いたら命に関わる。数年前は元日に大雪が降って、皇帝陛下の朝賀も取りやめたと聞いている。外命婦朝賀の儀礼くらい、なくなったってどうってことはないんじゃないかしら。来年からやめてもらうことはできないか。
「お飾り」とはいえ、皇后なんだからこれくらいの我が侭は聞いてもらえるのでは。皇后となった以上、せめて、これだけでも成し遂げなければと、わたしは新年の年頭に当たり、密かな決意を固めていた。
外命婦を整列させたりするために、宦官や礼官もウロウロしているところに、わたしは端の方に浅青の官服を着た若い男の姿を認めた。――浅い青色の服は九品官のもの。兄だった。今日は百官は太極殿で元会儀という儀礼があり、皇帝がその朝賀を受け、その後は宴会になる。その隙間を縫って顔を見に来てくれたのだ。
ふと、兄が指でさらに後ろの方を指すと、深い緋色の官服を着た壮年の男性が立っていて、父だと気づいた。
父は正月に従四品の国子司業(国立大学副学長にあたる)に除せられ、兄は秘書省の校書郎に昇進する予定と聞いていた。
――別に、手続きを踏めば会えないわけではないのだけれど、ただでさえ「お飾りの皇后」なのに、家族が頻繁に会いに来るのは印象がよくないと、わたしの立場を慮り、書簡だけのやり取りに留めていた。父や兄の元気な姿を目にして、わたしは少しだけホッとする。官位も返上してずっと引きこもりだった父が、わたしのために官職についてくれたのだと思うと、わたしは申し訳ないような、胸が熱くなる気分で朝賀儀礼を終えた。
通明門から降りて、女官に導かれて再び輿に乗る。その直前、突然近づいてきた趙淑妃が、わたしの耳元で言った。
「お体がよろしいようならば、掖庭宮にて宴でも催してくださいませ。ずっと空位だった皇后位にお迎えすることができた、皆と喜びを分かち合いたいと思いますわ」
「……そう。わたくし、入宮したばかりで知らないことが多いので、また皆と相談してから――」
勝手がわからないのでとやんわり断ると、趙淑妃が勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「そうでしたわね。中宮さまはまだ、何も知らない未通女でございましたね」
クスクスと淑妃の周囲から嘲弄するような笑いが漏れる。わたしは困って、首を傾げた。
「ええ、そうね、王尚宮や、宋尚儀たちがよくしてくれるから助かります」
ちらりと振り返れば、宋尚儀の柳眉がピクリと震え、こめかみに青筋が立っていた。
――え、なんかまずかった?
わたしが内心おろおろしていると、宋尚儀が趙淑妃に言った。
「皇上の閨のことに軽々しく触れることは、先にもきつく戒められたところでございます。わたくしの前任者が今何をしているか、淑妃様も御存じでございましょう?」
と、趙淑妃の表情があからさまに青くなり、慌てて首を振る。
「そ、そんなつもりは……ちょっとした世間話で――」
そそくさと下がっていく趙淑妃を後目に、宋尚儀がわたしに言う。
「参りましょう、中宮さま、お気になさらないで」
「ええ、別に何も気にしていないけど……」
なんだかよくわからないまま、わたしは宋尚儀の先導で自身の殿舎に戻った。
ただ、この時、陛下が機嫌を損ねている風ではなかった、と思う。
わたしは後宮暮らしも結婚というものも、よくわかっていなかったから、こんなものだと思っていた。
一番大ききな儀礼は終わったけれど、まだ、いくつか儀礼も残っていた。
太皇太后への挨拶、祖先の宗廟(みたまや)への挨拶、群臣の朝賀。これらをこなすことで頭がいっぱいで、皇帝陛下とちゃんとした夫婦になっていない、という事実に、気づいていなかった。
そしてあれから二か月。陛下のお顔を見ることもなく、わたしは後宮で過ごしてきた。
自分が「お飾りの皇后」なのだと気づいたのは、いったいいつだったか――
明けて今日は元日。
内命婦(後宮妃嬪)を集めた拝礼が終わると、妃嬪たちが移動を始める。わたしもまた、女官の宋尚儀の先導で、輿に乗って通明門へと向かう。
通明門は後宮である掖庭宮と宮城(皇帝の公私の住まい)を仕切る門。普段、わたしたち女はここから出ることはなく、皇后であるわたしも、儀式以外でこの門をくぐったことはない。
通明門に到着した時には、妃嬪たちはすでに整列して待っていた。――内命婦が整列してから、尚儀がわたしを呼び出しに来たのだから、当然だ。妃嬪の中で最も位階の高い趙淑妃は、見るからに機嫌悪そうである。たぶん、年若くて貫禄のない、「お飾りの皇后」に待たされるのが嫌なのだ。
「やっといらっしゃいましたね、参りましょうか」
まるでわたしがのろまなせいで待たせたみたいな言い方だけれど、わたしは尚儀たちの指示に従っているだけなのに。
趙淑妃という人は、陛下より年上で、陛下が皇太子時代から良娣という皇太子の後宮では正妻に次ぐ二番目に高い位についていた。そして陛下は皇太子時代、正妻である「皇太子妃」を娶っておられない。だから、群臣も誰もが、当然この人が皇后の位に昇格するのだろうと思っていた。――おそらく、趙淑妃自身も。
正直に言えば、趙淑妃が皇后になったらなったで大変だったろうな、と思う。感情の起伏が激しく、裏表がある。
この人の下にお仕えするのは、さぞ、神経をすり減らすことだろう。もし、普通に後宮に入っていたら、わたしの位階はもっと低いだろうから、きっと顎で使われて、下手すればいじめられたかもしれない。その点、陛下が無理を言ってくれたおかげで、「お飾り」とはいえ皇后だから、この程度の嫌味で済んでいる。
女官に導かれて門楼に上る。衣類も、首飾も重い。裾を踏まないように注意して、門楼から見下ろせば、外命婦たちが門外に整列して待っていた。
外命婦とは大長公主(皇帝の大おば)以下の公主(皇帝の娘)たちと、高級官僚の妻もしくは母親である。つまり、多くはわたしの祖母かそれ以上の、年配の女性たちなのだ。
――寒空の下に整列して待つ老女たちを見下ろし、わたしは血の気が引いた。何もこんな寒い時にしなくても。
この人たちだって来たくて来るわけじゃないだろうし、風邪でも引いたら命に関わる。数年前は元日に大雪が降って、皇帝陛下の朝賀も取りやめたと聞いている。外命婦朝賀の儀礼くらい、なくなったってどうってことはないんじゃないかしら。来年からやめてもらうことはできないか。
「お飾り」とはいえ、皇后なんだからこれくらいの我が侭は聞いてもらえるのでは。皇后となった以上、せめて、これだけでも成し遂げなければと、わたしは新年の年頭に当たり、密かな決意を固めていた。
外命婦を整列させたりするために、宦官や礼官もウロウロしているところに、わたしは端の方に浅青の官服を着た若い男の姿を認めた。――浅い青色の服は九品官のもの。兄だった。今日は百官は太極殿で元会儀という儀礼があり、皇帝がその朝賀を受け、その後は宴会になる。その隙間を縫って顔を見に来てくれたのだ。
ふと、兄が指でさらに後ろの方を指すと、深い緋色の官服を着た壮年の男性が立っていて、父だと気づいた。
父は正月に従四品の国子司業(国立大学副学長にあたる)に除せられ、兄は秘書省の校書郎に昇進する予定と聞いていた。
――別に、手続きを踏めば会えないわけではないのだけれど、ただでさえ「お飾りの皇后」なのに、家族が頻繁に会いに来るのは印象がよくないと、わたしの立場を慮り、書簡だけのやり取りに留めていた。父や兄の元気な姿を目にして、わたしは少しだけホッとする。官位も返上してずっと引きこもりだった父が、わたしのために官職についてくれたのだと思うと、わたしは申し訳ないような、胸が熱くなる気分で朝賀儀礼を終えた。
通明門から降りて、女官に導かれて再び輿に乗る。その直前、突然近づいてきた趙淑妃が、わたしの耳元で言った。
「お体がよろしいようならば、掖庭宮にて宴でも催してくださいませ。ずっと空位だった皇后位にお迎えすることができた、皆と喜びを分かち合いたいと思いますわ」
「……そう。わたくし、入宮したばかりで知らないことが多いので、また皆と相談してから――」
勝手がわからないのでとやんわり断ると、趙淑妃が勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「そうでしたわね。中宮さまはまだ、何も知らない未通女でございましたね」
クスクスと淑妃の周囲から嘲弄するような笑いが漏れる。わたしは困って、首を傾げた。
「ええ、そうね、王尚宮や、宋尚儀たちがよくしてくれるから助かります」
ちらりと振り返れば、宋尚儀の柳眉がピクリと震え、こめかみに青筋が立っていた。
――え、なんかまずかった?
わたしが内心おろおろしていると、宋尚儀が趙淑妃に言った。
「皇上の閨のことに軽々しく触れることは、先にもきつく戒められたところでございます。わたくしの前任者が今何をしているか、淑妃様も御存じでございましょう?」
と、趙淑妃の表情があからさまに青くなり、慌てて首を振る。
「そ、そんなつもりは……ちょっとした世間話で――」
そそくさと下がっていく趙淑妃を後目に、宋尚儀がわたしに言う。
「参りましょう、中宮さま、お気になさらないで」
「ええ、別に何も気にしていないけど……」
なんだかよくわからないまま、わたしは宋尚儀の先導で自身の殿舎に戻った。
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