84 / 106
ルイーズ2
痴情の縺れ
しおりを挟む
夫たちが戻ってきたのは、かなり夜も更けてから。
先に夜食を供して人心地ついてから、簡単な説明を求めたところ――
「まあ、何と言うか、一言で言うと頭がおかしい奴らに振りまわされた感じだな」
夫はサンダースが用意したブランデーを一息に呷り、タン、とグラスをテーブルに音を立てて置いて、ふうとため息をついた。
何から聞くべきかと、戸惑っているわたしの前に、グレイグ夫人がハーブティーのカップを置き、尋ねた。
「つまり、リンダとニコルソン医師の不貞に気づいたリンダの夫が、アンお嬢様を攫って暴走した……ということなのですか?」
夫は肩を竦め、黒い布の眼帯の紐を調節しながら頷く。
「まあ、要するにそう。リンダの夫ジェフ・モーガンは、妻のリンダと上手くいっていなくて、嫉妬心をたぎらせていた。結婚して三か月になるけど、リンダはモーガンに辟易して、その……夜の生活もなんのかんのと拒否しがちだったらしい。モーガンは、リンダに別の男がいるのを疑い、その相手を僕だと思い込んでいた。……というか、リンダがそう、仄めかしていたようだ」
ちょっと意味がわからず、わたしが瞬きする。
……リンダは幼馴染のジェフ・モーガンと恋仲で、三年前にも結婚する予定だったのに、夫との関係がバレ、アンを妊娠したことでいったんは破談になった。両親にも詰られ、勘当されたリンダは、自殺未遂を謀って、なんとか一命をとりとめ、アンを生んだ。その後、アンはわたしが引き取って養女にし、リンダはようやく両親とも和解して、ジェフ・モーガンと結婚した――のだと思っていたのに。
「リンダとジェフ・モーガンは不仲だったのですか?……やっぱり、例の一件が……」
わたしが言いかけると、夫は首を振り、グレイグ夫人が注いだブランデーのお替りを、今度はゆっくり、一口だけ口に含んだ。
「リンダはそもそも、ジェフ・モーガンが好きだったのかな? 家が近所で幼馴染かもしれないけれど、公爵家の令嬢に仕えるリンダにとって、村の職人のジェフは不満だったのではないかな。……あのモーガンという男、実直そうと言えば聞こえはいいが、公爵家に出入りする人間を見慣れた目には、いかにも田舎臭いし、しかも見るからに嫉妬深そうだ」
リンダは村の出身ではあるが、幼い頃からわたしに仕え、持ち物や服装も、公爵令嬢付きに相応しく、それなりのものを支給されていた。村の娘たちの中でも、抜きん出て垢抜けて見えた。一方のジェフは代々の桶づくりの職人で――
「村の教会で会った時、なんとなく、釣り合わないような、妙な雰囲気を僕は感じた。男は明らかに女に執着していたけれど、女の方は妙に怯えていて様子がおかしかった。お屋敷仕えを続ける中で、リンダはもっと上等の男を狙っていたんじゃないかな。――そんな時に、医者に粉をかけられたら、あっさり靡くだろ」
「……レイフが……」
医者のレイフ・ニコルソンは大学も出て、この辺りの男の中では都会的で洗練されている。まだ独身で、リンダが狙える最上の部類だ。
「リンダは医者と関係を持ち妊娠したが、医者はリンダとの結婚を承知しない。嫉妬深いジェフを誤魔化すにはどうしたらいいか。……そこで医者がリンダに知恵をつける。僕の部屋に忍び込み、僕の子を妊娠したと言い張れば、後は医者が上手くやると。普通ならそんな策は上手くいかないけれど、こと、昔の僕に関しては、まったく信用がなかった。情事の現場を目撃したルイーズが悲鳴をあげ、リンダと僕の関係は邸中の周知のものとなり、僕の言い訳など誰も聞かなかった」
「じゃあ、アンの父親は――」
わたしが夫を見つめれば、夫は微かに首を振った。
「医者は今のところ、黙秘を貫いているそうだ。……でも、たぶん間違いないと思う」
アンの父親はレイフ・ニコルソンで、夫ユージーンは嵌められたのだと言われ、わたしは思わず顔を覆った。夫はわたしの手を握り、そっと抱きしめる。
「……仕方がないよ、君が悪いわけではない。昼に再現しただろう? あんな光景を目にしたら、動顛して当然だ」
「でも……」
「月数とか、いろいろ不自然なことがあったとしても、医者がつじつまを合わせてしまえば、素人は信じてしまう。……一言で言えば、僕に信用がなさすぎた」
グレイグ夫人が、あくまで冷静に、話の続きを促した。
「今は、先に進みましょう。問題は、本日の、モーガンの事件についてです」
「そうだったね。……リンダは僕の子だと偽ったまま、アンを生んだ。君はアンとリンダに責任を感じて、アンの養育を申し出る。ジェフ・モーガンは、リンダとそのまま結婚すると言い張ったが、リンダの方はジェフとの結婚を拒否した。リンダと両親の不仲は、そのためらしい」
不貞を働いてもなお、結婚しようと言ってくれる幼馴染との結婚を拒否する娘に、リンダの両親は愛想を尽かした。リンダは紆余曲折の末に医者に助けられアンを生んだと言うが、これも実際はどうだったのか。アンを出産した後、リンダは生活のためと称して医者の診療所で手伝いをし、内実は愛人関係にあった。
「リンダは医者にいいように利用されていたけれど、とにかく医者のことが好きだったらしいね。モーガンは、執念深くリンダに付きまとっていたけど、リンダは、アンが公爵家の養女になっているのは、戦争が終わって僕が戻ってきたら、僕がリンダを愛人にするつもりだからだと、モーガンを牽制していたようだ」
「では、なぜリンダはモーガンと結婚したのでしょうか」
呆然と聞くだけのわたしと異なり、グレイグ夫人はぐいぐいと核心に迫ってくる。……そう言えば、グレイグ夫人は探偵小説を読むのが好きだと言っていた。その時は意外な趣味だと思ったけれど、青い目が爛々として、……なんというか、すごく生き生きとしている。
「……もしかして、リンダが再び妊娠したのではございませんか?」
「さすが! グレイグ夫人、鋭い! 冴えてるね!」
夫がポンと手を打って、人差し指を上げてグレイグ夫人を指せば、グレイグ夫人が誇らしそうに頭を下げる。わたしは、先ほどの医者の家で見た、リンダの裸を思い出し、アッと思う。……そうか、太ったというよりは、あれは……。
グレイグ夫人が少しばかり誇らしそうに夫に礼を言う。
「お褒めにあずかり、恐縮に存じます」
「そう、たぶん、理由はそれだ。僕たちが村の教会で見た時、すでに妊娠していたんだね。それで、まさか前回と同じ手は使えないので、モーガンと結婚し、誤魔化そうとした。ところが――」
夫がもう一口、ブランデーを口にし、グラスをテーブルに戻す。
「リンダの予想もしないことに、戦争で大怪我をしたはずの僕が、なぜか公爵家で療養すると言う。リンダは僕の記憶がないことをあの時点では知らないから、僕が真実を暴露するんじゃないか、内心、ビクビクだったんだ」
「……それで、リンダは妙にビクビクして、モーガンの方はあなたのことを、親の仇のように睨んでいたのね」
……そして改めて、リンダを見て絶対にあんな女と不貞なんてあり得ない、と断言していた夫の勘は、とても正確だったわけだ……。
先に夜食を供して人心地ついてから、簡単な説明を求めたところ――
「まあ、何と言うか、一言で言うと頭がおかしい奴らに振りまわされた感じだな」
夫はサンダースが用意したブランデーを一息に呷り、タン、とグラスをテーブルに音を立てて置いて、ふうとため息をついた。
何から聞くべきかと、戸惑っているわたしの前に、グレイグ夫人がハーブティーのカップを置き、尋ねた。
「つまり、リンダとニコルソン医師の不貞に気づいたリンダの夫が、アンお嬢様を攫って暴走した……ということなのですか?」
夫は肩を竦め、黒い布の眼帯の紐を調節しながら頷く。
「まあ、要するにそう。リンダの夫ジェフ・モーガンは、妻のリンダと上手くいっていなくて、嫉妬心をたぎらせていた。結婚して三か月になるけど、リンダはモーガンに辟易して、その……夜の生活もなんのかんのと拒否しがちだったらしい。モーガンは、リンダに別の男がいるのを疑い、その相手を僕だと思い込んでいた。……というか、リンダがそう、仄めかしていたようだ」
ちょっと意味がわからず、わたしが瞬きする。
……リンダは幼馴染のジェフ・モーガンと恋仲で、三年前にも結婚する予定だったのに、夫との関係がバレ、アンを妊娠したことでいったんは破談になった。両親にも詰られ、勘当されたリンダは、自殺未遂を謀って、なんとか一命をとりとめ、アンを生んだ。その後、アンはわたしが引き取って養女にし、リンダはようやく両親とも和解して、ジェフ・モーガンと結婚した――のだと思っていたのに。
「リンダとジェフ・モーガンは不仲だったのですか?……やっぱり、例の一件が……」
わたしが言いかけると、夫は首を振り、グレイグ夫人が注いだブランデーのお替りを、今度はゆっくり、一口だけ口に含んだ。
「リンダはそもそも、ジェフ・モーガンが好きだったのかな? 家が近所で幼馴染かもしれないけれど、公爵家の令嬢に仕えるリンダにとって、村の職人のジェフは不満だったのではないかな。……あのモーガンという男、実直そうと言えば聞こえはいいが、公爵家に出入りする人間を見慣れた目には、いかにも田舎臭いし、しかも見るからに嫉妬深そうだ」
リンダは村の出身ではあるが、幼い頃からわたしに仕え、持ち物や服装も、公爵令嬢付きに相応しく、それなりのものを支給されていた。村の娘たちの中でも、抜きん出て垢抜けて見えた。一方のジェフは代々の桶づくりの職人で――
「村の教会で会った時、なんとなく、釣り合わないような、妙な雰囲気を僕は感じた。男は明らかに女に執着していたけれど、女の方は妙に怯えていて様子がおかしかった。お屋敷仕えを続ける中で、リンダはもっと上等の男を狙っていたんじゃないかな。――そんな時に、医者に粉をかけられたら、あっさり靡くだろ」
「……レイフが……」
医者のレイフ・ニコルソンは大学も出て、この辺りの男の中では都会的で洗練されている。まだ独身で、リンダが狙える最上の部類だ。
「リンダは医者と関係を持ち妊娠したが、医者はリンダとの結婚を承知しない。嫉妬深いジェフを誤魔化すにはどうしたらいいか。……そこで医者がリンダに知恵をつける。僕の部屋に忍び込み、僕の子を妊娠したと言い張れば、後は医者が上手くやると。普通ならそんな策は上手くいかないけれど、こと、昔の僕に関しては、まったく信用がなかった。情事の現場を目撃したルイーズが悲鳴をあげ、リンダと僕の関係は邸中の周知のものとなり、僕の言い訳など誰も聞かなかった」
「じゃあ、アンの父親は――」
わたしが夫を見つめれば、夫は微かに首を振った。
「医者は今のところ、黙秘を貫いているそうだ。……でも、たぶん間違いないと思う」
アンの父親はレイフ・ニコルソンで、夫ユージーンは嵌められたのだと言われ、わたしは思わず顔を覆った。夫はわたしの手を握り、そっと抱きしめる。
「……仕方がないよ、君が悪いわけではない。昼に再現しただろう? あんな光景を目にしたら、動顛して当然だ」
「でも……」
「月数とか、いろいろ不自然なことがあったとしても、医者がつじつまを合わせてしまえば、素人は信じてしまう。……一言で言えば、僕に信用がなさすぎた」
グレイグ夫人が、あくまで冷静に、話の続きを促した。
「今は、先に進みましょう。問題は、本日の、モーガンの事件についてです」
「そうだったね。……リンダは僕の子だと偽ったまま、アンを生んだ。君はアンとリンダに責任を感じて、アンの養育を申し出る。ジェフ・モーガンは、リンダとそのまま結婚すると言い張ったが、リンダの方はジェフとの結婚を拒否した。リンダと両親の不仲は、そのためらしい」
不貞を働いてもなお、結婚しようと言ってくれる幼馴染との結婚を拒否する娘に、リンダの両親は愛想を尽かした。リンダは紆余曲折の末に医者に助けられアンを生んだと言うが、これも実際はどうだったのか。アンを出産した後、リンダは生活のためと称して医者の診療所で手伝いをし、内実は愛人関係にあった。
「リンダは医者にいいように利用されていたけれど、とにかく医者のことが好きだったらしいね。モーガンは、執念深くリンダに付きまとっていたけど、リンダは、アンが公爵家の養女になっているのは、戦争が終わって僕が戻ってきたら、僕がリンダを愛人にするつもりだからだと、モーガンを牽制していたようだ」
「では、なぜリンダはモーガンと結婚したのでしょうか」
呆然と聞くだけのわたしと異なり、グレイグ夫人はぐいぐいと核心に迫ってくる。……そう言えば、グレイグ夫人は探偵小説を読むのが好きだと言っていた。その時は意外な趣味だと思ったけれど、青い目が爛々として、……なんというか、すごく生き生きとしている。
「……もしかして、リンダが再び妊娠したのではございませんか?」
「さすが! グレイグ夫人、鋭い! 冴えてるね!」
夫がポンと手を打って、人差し指を上げてグレイグ夫人を指せば、グレイグ夫人が誇らしそうに頭を下げる。わたしは、先ほどの医者の家で見た、リンダの裸を思い出し、アッと思う。……そうか、太ったというよりは、あれは……。
グレイグ夫人が少しばかり誇らしそうに夫に礼を言う。
「お褒めにあずかり、恐縮に存じます」
「そう、たぶん、理由はそれだ。僕たちが村の教会で見た時、すでに妊娠していたんだね。それで、まさか前回と同じ手は使えないので、モーガンと結婚し、誤魔化そうとした。ところが――」
夫がもう一口、ブランデーを口にし、グラスをテーブルに戻す。
「リンダの予想もしないことに、戦争で大怪我をしたはずの僕が、なぜか公爵家で療養すると言う。リンダは僕の記憶がないことをあの時点では知らないから、僕が真実を暴露するんじゃないか、内心、ビクビクだったんだ」
「……それで、リンダは妙にビクビクして、モーガンの方はあなたのことを、親の仇のように睨んでいたのね」
……そして改めて、リンダを見て絶対にあんな女と不貞なんてあり得ない、と断言していた夫の勘は、とても正確だったわけだ……。
21
お気に入りに追加
711
あなたにおすすめの小説


【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる