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幕間 首席秘書官ロベルト・リーン大尉の業務日誌
俺とアルバート殿下の腐れ縁
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俺、ロベルト・リーンは王都でも有数の貿易商、バーナード・ハドソン商会の援助で士官学校を出ることができた。両親は王都の下町で仕立て屋を営んでいたが、俺が十二の年に流行り病で死んだ。十歳上の姉、ローリーはすでにお針子としてはかなりの腕があったが、俺には仕立て屋の才能は皆無で、姉は親父の店を俺に継がせるのを諦め、店を売って、王都の高級メゾンに働きに出た。そこで、東洋から輸入したテキスタイルを納入しに来たバーナードと知り合った。
バーナードは東洋の質の良い絹と、その異国情緒あふれるテキスタイルを活かした、新しいデザインの婦人用ドレスの店を出したいと思っていた。バーナードは自身、幾度もその東の果ての島国に足を運び、彼らの直線的な衣装に魅入られていた。そして、従来のメゾンのドレスは装飾過多な上に、コルセットで無駄に女体を締め上げていると感じていたからだ。姉はドレスの裁断と縫製、そしてビーズ刺繍の技術に定評があって、そのセンスと確かな腕にバーナードが目をつけた。
姉は、俺を弁護士か会計士か官僚にしたいと考えていた。そこでバーナードが俺の学費を出すのを条件に、半ば奴の愛人になってーーバーナードは姉貴より二十歳以上年上で、当然、妻子もいたーー奴のために新しい婦人用ドレスを作り始めた。バーナードの輸入した東洋の絹を使い、姉貴が作製したコルセットのいらない直線的なデザインのドレスは、バーナードの商才もあって大いに売れ、王都の一等地に高級メゾンを構えるまでになった。戦争の余波でパーティー用のイブニング・ドレスの注文は減ったが、働く女性が増えたせいで、婦人服も活動的でなければ、という風潮に後押しされ、姉は最近では昼間用のスポーティなスーツやデイ・ドレスを多く手掛けて、戦争中でもそれなりの売り上げがあったらしい。
姉は俺を文官学校に入れるつもりだったが、俺は在学中から給料の出る陸軍の士官学校を選んだ。給料は出るとはいえ、在学中は雀の涙で、小遣い銭程度でしかない。結局はバーナードの援助無しでは卒業は無理だっただろう。つまり、今の陸軍士官としての俺があるのは、全て姉と、忌々しいが姉の愛人のおかげである。何せ、士官学校の同級生には第三王子のアルバート殿下がいて、学生時代に殿下と親友とも言うべき交流が持てたのは、俺のバックにバーナード・ハドソンが付いていて、貴族的な付き合いをこなせる経済的余裕があったからだ。
初めて会った頃の殿下は、一言で言って、大人しくて覇気のない人だった。全体に投げやりで、何事にも受け身だった。
だいたい、俺は入学当初の殿下の記憶がない。――さすがに王族が同級生にいたら、俺でも気づいたと思うのだが、まったく、印象に残っていない。殿下の存在に気づいたのは、一学年目も終わりかけの、春の初めだった。
後でよくよく聞けば、殿下は入学直前に身体を壊して、半年以上休学して、療養していたらしい。
『でも、内緒にしてほしいんだ。士官学校に入学したのも、実のところコネって言うか、要するに裏口だから。しかも、半年以上休学していたなんて議会や新聞社にバレると、いろいろ言われるかもしれないから』
殿下に頼まれて、俺も口を噤んだ。俺が入学試験に落ちていたら、文句の一つも言ったかもしれないが、幸いに俺は受かっているし、王族だから行きたくもない士官学校に行くはめになって大変だなと、すこしばかり同情した。
俺はともかく、何事にもやる気のない殿下の成績はかなりヤバかったけど、何とか二人とも卒業し、俺は軍事行政系に興味があったので、少尉任官後に文官養成系の上級学校に進学し、一方の殿下は王都の陸軍に形だけ配属させられた。でも、殿下とは休暇に王都のカフェや、時には場末のパブで会ったりと交流は続いた。
士官学校卒業と同時に、殿下はオーランド伯爵として王都郊外の邸を拝領し、王宮を出て一人暮らし――もちろん、使用人はたくさんいるんだけど――を始めた。自由を手にした殿下は、金儲けに興味を持ちだして、いろいろ投資して騙されたり、大損したりしていた。王室からの税金由来の金と、陸軍士官としての給金を元手に、殿下は自分の自由になる資産を殖やしたいと思っているようで、俺が仲介してバーナードの東洋事業に投資して、そちらの方はそこそこの利益を上げた。俺自身も殿下に触発されて、新規株に手を出し、やっぱり騙されたり大損したりしながら、ぼちぼち利益を上げ始めて、金を動かす面白味もわかってきた。
「やっぱり万一のことを考えると、外国の銀行だよな」
殿下の言う万一、というのは、近頃、各国で幅を利かせてきた、共産主義者のことだろう。革命によって王室が倒され、国王一家が亡命を強いられるなんて、まだマシな部類で、一家全員、幼い王女まで含めて銃殺された王家もある。
「うちの国は大丈夫と思いますけどね。ああいう極端なのは文化的な後進国で起こるんですよ」
俺の言葉に、殿下は肩を竦める。
「王家の内紛で、国を追われた王族もいる。自分の自由になる資産を確保して、外国の銀行に預け、何かあったら速攻でトンズラしてやる。……俺はこの国を信用してないから」
殿下は、飛行機の開発と、化学肥料の開発に投資することに決めた。やがて戦争の勃発によって、それは軍事技術に転用され、会社は大躍進して殿下は莫大な利益を得た。
戦闘機と、毒ガス。
意図せずしてその開発に資金を供与したことを、殿下はずっと気に病んでいた。
とある国の王族の暗殺に端を発する戦争は、大陸全土を巻き込んで未曾有の大戦に拡大した。最初の数か月は特に激烈な戦闘があって、驚くほどの犠牲を出した。第五位の王位継承権を持つ若き公爵嫡男が戦死するに至って、世論は大きく沸騰した。
王家だけが、戦闘から遠く守られているわけにいかなくなった。王室の中で、戦争に行けるのはアルバート殿下しかいない。国王陛下は論外だし、王太子殿下だって無理だ。次男のジョージ殿下はずっと病気で、離宮で療養中。国王陛下には男兄弟はいなくて、アルバート殿下の次ぎの王位継承者はマールバラ公爵、戦死したのはその嫡男のブラックウェル伯爵だった。このほか、貴族の子息から庶民に至るまで、おびただしい戦死者が出ていた。ここで王室が王子を温存すれば、王室だけが国民を盾に自己保身に走っているとの、批判が沸き起こるのは必定だ。王室の求心力が弱まれば、共和主義者や共産主義者が勢いづく。――たとえ形だけでも、アルバート殿下は出征しなければならないと、追い詰められた形だ。
バーナードの薫陶を受けた俺は、根っからの資本主義経済の信奉者だ。自由な金儲けのできない世の中なんて、クソ食らえだ。王族はどうでもいいけれど、共産主義革命だけは阻止したい。だから俺は、親友(と勝手に思っていた)アルバート殿下が出征なさるのならと、自ら側近官になりたいと志願した。
「王族は敵の標的になる恐れがある。俺の側にいると、本当に危険だ。一応、それほど危険ではない場所に派遣される予定ではあるけど、情勢がどう変化するかわからないし、はっきり言うけど、生きて帰ってこれないかもしれない」
昔なら、王族は身代金を搾り取れる人質要員で、捕虜になっても殺されることはないはずだった。
だが、この百年ほどで世の中の趨勢は変わった。革命が勃発して王族が嬲り殺しにされた国もあるし、王族の命を殊更に狙う者もいる。例の戦死したという公爵嫡男は、敵の標的になって集中砲火を浴び、死体は蜂の巣のようだったという。
「でも、俺は殿下の親友のつもりだから。それに、こんな機会でもなけりゃ、平民の俺が第三王子殿下の側近官になんてなれないし」
「本当に、何年かかるかわからないんだけどなあ……」
「生きて戻ってきたら、バーナードの店でまた買ってくれよ。姉貴の店のドレスでもいい。婚約者のお姫様にでも」
殿下にはレコンフィールド公爵令嬢という、子供の頃から決まっている婚約者がいるのは、王都では有名な話だった。令嬢が昨年、社交界にデビューして、正式な婚約が間近だと、誰もが信じていた。……もちろん、俺も。
だが、俺の言葉に殿下は肩を竦めた。
「ステファニーとの婚約は白紙に戻した。……いつ戻れるか、生きて帰って来られるかさえ、わからないからね」
俺は驚いて目を瞠った。
「ええ? いいのかよ。……よく、一緒に出掛けてたよな? 俺との約束があっても、いつも彼女を優先していたのに」
「ああ、まあ、それはね……でも、父上や公爵の了承も得た。明日の政府広報に出るはずだ」
俺は、殿下はレコンフィールド公爵令嬢を好きなんだとばかり思っていたから、実際、酷く驚いたけれど、殿下はどこか吹っ切れたような、サバサバした表情をしていた。
バーナードは東洋の質の良い絹と、その異国情緒あふれるテキスタイルを活かした、新しいデザインの婦人用ドレスの店を出したいと思っていた。バーナードは自身、幾度もその東の果ての島国に足を運び、彼らの直線的な衣装に魅入られていた。そして、従来のメゾンのドレスは装飾過多な上に、コルセットで無駄に女体を締め上げていると感じていたからだ。姉はドレスの裁断と縫製、そしてビーズ刺繍の技術に定評があって、そのセンスと確かな腕にバーナードが目をつけた。
姉は、俺を弁護士か会計士か官僚にしたいと考えていた。そこでバーナードが俺の学費を出すのを条件に、半ば奴の愛人になってーーバーナードは姉貴より二十歳以上年上で、当然、妻子もいたーー奴のために新しい婦人用ドレスを作り始めた。バーナードの輸入した東洋の絹を使い、姉貴が作製したコルセットのいらない直線的なデザインのドレスは、バーナードの商才もあって大いに売れ、王都の一等地に高級メゾンを構えるまでになった。戦争の余波でパーティー用のイブニング・ドレスの注文は減ったが、働く女性が増えたせいで、婦人服も活動的でなければ、という風潮に後押しされ、姉は最近では昼間用のスポーティなスーツやデイ・ドレスを多く手掛けて、戦争中でもそれなりの売り上げがあったらしい。
姉は俺を文官学校に入れるつもりだったが、俺は在学中から給料の出る陸軍の士官学校を選んだ。給料は出るとはいえ、在学中は雀の涙で、小遣い銭程度でしかない。結局はバーナードの援助無しでは卒業は無理だっただろう。つまり、今の陸軍士官としての俺があるのは、全て姉と、忌々しいが姉の愛人のおかげである。何せ、士官学校の同級生には第三王子のアルバート殿下がいて、学生時代に殿下と親友とも言うべき交流が持てたのは、俺のバックにバーナード・ハドソンが付いていて、貴族的な付き合いをこなせる経済的余裕があったからだ。
初めて会った頃の殿下は、一言で言って、大人しくて覇気のない人だった。全体に投げやりで、何事にも受け身だった。
だいたい、俺は入学当初の殿下の記憶がない。――さすがに王族が同級生にいたら、俺でも気づいたと思うのだが、まったく、印象に残っていない。殿下の存在に気づいたのは、一学年目も終わりかけの、春の初めだった。
後でよくよく聞けば、殿下は入学直前に身体を壊して、半年以上休学して、療養していたらしい。
『でも、内緒にしてほしいんだ。士官学校に入学したのも、実のところコネって言うか、要するに裏口だから。しかも、半年以上休学していたなんて議会や新聞社にバレると、いろいろ言われるかもしれないから』
殿下に頼まれて、俺も口を噤んだ。俺が入学試験に落ちていたら、文句の一つも言ったかもしれないが、幸いに俺は受かっているし、王族だから行きたくもない士官学校に行くはめになって大変だなと、すこしばかり同情した。
俺はともかく、何事にもやる気のない殿下の成績はかなりヤバかったけど、何とか二人とも卒業し、俺は軍事行政系に興味があったので、少尉任官後に文官養成系の上級学校に進学し、一方の殿下は王都の陸軍に形だけ配属させられた。でも、殿下とは休暇に王都のカフェや、時には場末のパブで会ったりと交流は続いた。
士官学校卒業と同時に、殿下はオーランド伯爵として王都郊外の邸を拝領し、王宮を出て一人暮らし――もちろん、使用人はたくさんいるんだけど――を始めた。自由を手にした殿下は、金儲けに興味を持ちだして、いろいろ投資して騙されたり、大損したりしていた。王室からの税金由来の金と、陸軍士官としての給金を元手に、殿下は自分の自由になる資産を殖やしたいと思っているようで、俺が仲介してバーナードの東洋事業に投資して、そちらの方はそこそこの利益を上げた。俺自身も殿下に触発されて、新規株に手を出し、やっぱり騙されたり大損したりしながら、ぼちぼち利益を上げ始めて、金を動かす面白味もわかってきた。
「やっぱり万一のことを考えると、外国の銀行だよな」
殿下の言う万一、というのは、近頃、各国で幅を利かせてきた、共産主義者のことだろう。革命によって王室が倒され、国王一家が亡命を強いられるなんて、まだマシな部類で、一家全員、幼い王女まで含めて銃殺された王家もある。
「うちの国は大丈夫と思いますけどね。ああいう極端なのは文化的な後進国で起こるんですよ」
俺の言葉に、殿下は肩を竦める。
「王家の内紛で、国を追われた王族もいる。自分の自由になる資産を確保して、外国の銀行に預け、何かあったら速攻でトンズラしてやる。……俺はこの国を信用してないから」
殿下は、飛行機の開発と、化学肥料の開発に投資することに決めた。やがて戦争の勃発によって、それは軍事技術に転用され、会社は大躍進して殿下は莫大な利益を得た。
戦闘機と、毒ガス。
意図せずしてその開発に資金を供与したことを、殿下はずっと気に病んでいた。
とある国の王族の暗殺に端を発する戦争は、大陸全土を巻き込んで未曾有の大戦に拡大した。最初の数か月は特に激烈な戦闘があって、驚くほどの犠牲を出した。第五位の王位継承権を持つ若き公爵嫡男が戦死するに至って、世論は大きく沸騰した。
王家だけが、戦闘から遠く守られているわけにいかなくなった。王室の中で、戦争に行けるのはアルバート殿下しかいない。国王陛下は論外だし、王太子殿下だって無理だ。次男のジョージ殿下はずっと病気で、離宮で療養中。国王陛下には男兄弟はいなくて、アルバート殿下の次ぎの王位継承者はマールバラ公爵、戦死したのはその嫡男のブラックウェル伯爵だった。このほか、貴族の子息から庶民に至るまで、おびただしい戦死者が出ていた。ここで王室が王子を温存すれば、王室だけが国民を盾に自己保身に走っているとの、批判が沸き起こるのは必定だ。王室の求心力が弱まれば、共和主義者や共産主義者が勢いづく。――たとえ形だけでも、アルバート殿下は出征しなければならないと、追い詰められた形だ。
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だが、俺の言葉に殿下は肩を竦めた。
「ステファニーとの婚約は白紙に戻した。……いつ戻れるか、生きて帰って来られるかさえ、わからないからね」
俺は驚いて目を瞠った。
「ええ? いいのかよ。……よく、一緒に出掛けてたよな? 俺との約束があっても、いつも彼女を優先していたのに」
「ああ、まあ、それはね……でも、父上や公爵の了承も得た。明日の政府広報に出るはずだ」
俺は、殿下はレコンフィールド公爵令嬢を好きなんだとばかり思っていたから、実際、酷く驚いたけれど、殿下はどこか吹っ切れたような、サバサバした表情をしていた。
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