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第一章
婚約者候補
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その夜、殿下は夜遅くアパートメントに戻ってきて、わたしの部屋にやってくると、タイを緩めてどっかりとソファに腰を下ろし、いかにも疲れたという風に溜息をつく。
「……ステファニーが司令部に来たそうだな」
そのことか、とわたしが頷くと、殿下はわたしに手招きして、ソファの隣に座るよう命じた。
わたしはもう、入浴を済ませ、薄い寝間着にいつもの薄紫のキモノを着ていて、殿下の前に出るのは相応しくないのだけれど、夜遅くに戻ってきた暴君に逆らえず、言われたとおりにする。
殿下はソファに横座りに近い姿勢で、背もたれに肘をつき、長い脚を組んでわたしをじっと見る。
「済まなかったな。……ステファニーが世話をかけたらしい」
「お茶を淹れただけですから、別に何も。……大事なご用件だったのですか?」
約束もなく、司令部まで押しかけるほどの用件だ。よほどのことだったのではないのか。
殿下がはあーッともう一深い溜息をつき、言った。
「そのことで、今、公爵に苦情を言ってきたところだ。……実は昨日は、父上があの父娘との昼食を設定していたのを、断って帰ってきたんだ。そうしたら――」
「まさかの職場に押しかけ、……ですか」
殿下が忌々しげに黒髪を掻き毟る。
「レコンフィールド公爵は父の側近で、次の首相候補だ。父はもともと、公爵に頭が上がらない。ステファニーとは幼馴染で婚約直前だったけれど、戦争に行く前に俺はきっぱり断った」
不快げにドン、と足を踏み鳴らし、殿下が苦い表情で言う。
「俺が戦地に行くことになった四年前、戦況は膠着していて、それこそ、終戦まで何年かかるかわからない状況だった。俺はもともと、ステファニーのことがそこまで好きじゃなかったし、死ぬかもしれないし、いつ帰れるかもわからないから、俺のことは気にしないでとっとと嫁に行ってくれと、それで、婚約は白紙に戻ったはずだった。俺の中では、ステファニーとの件はもう、終わった話なんだ」
殿下は首を振り、顔を歪める。
「ステファニーの中では、俺とは相思相愛で、正式に婚約していないだけで、ほとんど婚約状態だったんだと。だから、ステファニーは俺の帰りを待っていたし、そのせいで嫁ぎ遅れたんだから、責任を取って娶れと言い出した。……勝手に待っておいて、何言っているんだって、そこで大ゲンカだ。俺はあれこれ言われたくなくて、王宮にも近づかないでいたら、公爵が父上に詰め寄ったらしい。ここ数日、王宮に呼び出されて、ステファニーと婚約しろと迫られていた。昼食会を設定したから話し合おうと言われたけれど、俺にとっては終わった話だし、今更話合ったところで、俺はステファニーと結婚するつもりはないからと、それも拒否した。……で、昼食を断って帰った、それが昨日のことだ」
殿下はイライラとして、サイドテーブルに置いてあった、ベルを鳴らした。
すぐに登場したジュリアンに向かって、殿下は煙草と酒、それから簡単な夜食を要求した。
「実は、公爵と会談したせいで、夕飯を食いっぱぐれたんだ。まったく、忌々しい!」
ガン、と腹立ちまぎれにテーブルの脚を蹴っ飛ばし、殿下がイライラと座りなおす。こんなにイライラしている殿下は滅多に見たことがなくて、わたしが怯えたように身体を竦めると、まずは煙草と灰皿、そしてブランデーのデキャンタを運んできたジュリアンが、殿下を窘めた。
「ミス・アシュバートンが怯えておられますよ、殿下。それから物に当たるのはやめてください」
「……すまない、エルシー」
殿下に謝られて、わたしは首を振る。
「いえ、大丈夫です」
殿下は紙巻煙草を手に取り、口にくわえる。すかさずジュリアンがマッチを擦って火を点ける。
ふうーっと煙を吐き出し、ブランデーのグラスを呷った。
わたしは昼間に見た、ステファニー嬢の様子を思い出す。
金髪碧眼の、絵に描いたようなお姫様。華奢で華やかな顔立ちで、国王の寵臣でもあるレコンフィールド公爵の娘。……黒髪で野性味の強い殿下と並ぶ姿は少し想像ができないけれど、それはそれでお似合いだろうし、幼馴染であるのは確かなのだ。
「……王都の噂でも、殿下とステファニー嬢は相思相愛だと聞きました。戦前はよく、ご一緒に出掛けておられたとか。ステファニー嬢は殿下のことがお好きで、殿下にも好かれていると思っておられたのですよね?」
わたしが尋ねれば、殿下は煙草の煙を吐き出しながら、眉を顰めた。
「ステファニーは王妃の……母上の姪なんだ。母上が可愛がっていて、邪険にすると母上に告げ口されて厄介なことになるから、俺は仕方なく言うことを聞いていたが、すごく我儘だった。ボートに乗せろとか、乗馬に連れていけとか。パーティーには必ずエスコートさせられた。傍から見たら、よく一緒に出掛けて仲良く見えたかもしれない」
「ステファニー嬢は我儘を聞いてくれる殿下が好きで、愛されていると思っていて、待たないで結婚しろ、というのを愛ゆえの言葉だと思ったのではありませんか」
わたしの言葉に殿下は苦笑した。
「都合よく解釈し過ぎだ。……でも、そうかもしれない。昔の俺は割と大人しい性格だったし……戦争がなかったら、いやいやながらも結婚していたと思う。でも――」
殿下はブランデーのグラスを呷り、テーブルの上に戻すと、まっすぐにわたしを見て、言った。
「俺はもう、周りの言いなりの人生なんて嫌だ。俺は、好きな女と結婚したい」
殿下の金色の瞳に射すくめられて、わたしは動揺して睫毛を伏せてしまった。……でも、好きな人というのは――。
『殿下は、戦争前から好きだった方と結婚したいと言い出されたの』
ステファニー嬢の言葉がふいに、蘇る。……わたしは戦争前には殿下にお会いしたことはない。少なくともそれは、わたしじゃない――。
「その……昨日、昼食会を断って、わたしと出かけたことは、国王陛下や公爵閣下、それからステファニー嬢は把握しているのですか?」
傍から見れば、国王陛下が設定した話し合いの場を拒否し、愛人とドライブに出かけ、夕食を共にして、愛人を囲っているアパートに泊まる――かなり最悪だ。ステファニー嬢や公爵からしたら、屈辱以外の何物でもない。
殿下は煙草の煙を吐き出しながら、少し気まずそうに言う。
「俺は、お前が心配だったんだよ。……前夜にようやく結ばれた女を放っておいて、翌日、他の女との婚約の話し合いをする方が最低だろう? 俺にとってはお前の方が大事だから、お前を優先しただけのことだ」
殿下が眉尻を下げてわたしを見つめる。……そもそも、そこまで切羽詰まった状態で、わたしに手を出す方がどうかしているのでは……。
「……国王陛下はどこまでご存知なのですか? その……わたしのことを」
わたしは寝たからって王子の妃に収まろう、なんて大それたことは考えていない――第一、わたしから望んで抱かれたわけじゃないし――けれど、国王陛下からしたら、末の王子を寝取ったとんでもない毒婦だなんて、思われていたら嫌だ。
殿下は灰皿で煙草をもみ消し、次の一本を取って、それは自分で火を点ける。
――何か、気に入らないことがあると、殿下は煙草の量が増える。……関係を続けるなら、もう少しは煙草を控えてもらわないと。殿下の健康が、とかじゃなくて、煙草は臭いし嫌いだから。贅沢は望まないけれど、愛人なんだから、それくらいの我儘は聞いてもらいたい。
「……父上には、お前の存在は仄めかしてある。俺が郊外に車で出かけて、しかも女連れだったのは、もう報告が上がっているだろう」
「公爵閣下は?」
「結婚したい女がいるとは、言った。俺はステファニーと婚約していたわけじゃないから、恋人がいても問題はないはずだ。文句を言われる筋合いはない」
そうだろうか、とわたしは懐疑的だった。少なくともステファニー嬢は、殿下の婚約者のつもりだっただろう。裏切られたと思っているのではないか。
「昨日、郊外のお邸にお電話をかけていらしたのは、ステファニー嬢でしたのね」
「……ああ、二人で話がしたいと何度も電話をかけてきているが、俺の方は何も話すことはないと言って、断っているのに……」
よりによって司令部まで押しかけてきて、そして公爵令嬢の身分を盾に、不在時に居座った。
「俺は公爵に厳重に抗議をして、二度と俺に近寄らせるなと苦情を言ってきたんだ」
そのせいで食事を摂り損ねた殿下のための、夜食が運ばれてきて、殿下はそれを貪るように召し上がっている。
わたしはその様子を眺めながら、なんだか面倒なことになりそうだと、そっと溜息をかみ殺した。
「……ステファニーが司令部に来たそうだな」
そのことか、とわたしが頷くと、殿下はわたしに手招きして、ソファの隣に座るよう命じた。
わたしはもう、入浴を済ませ、薄い寝間着にいつもの薄紫のキモノを着ていて、殿下の前に出るのは相応しくないのだけれど、夜遅くに戻ってきた暴君に逆らえず、言われたとおりにする。
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「俺が戦地に行くことになった四年前、戦況は膠着していて、それこそ、終戦まで何年かかるかわからない状況だった。俺はもともと、ステファニーのことがそこまで好きじゃなかったし、死ぬかもしれないし、いつ帰れるかもわからないから、俺のことは気にしないでとっとと嫁に行ってくれと、それで、婚約は白紙に戻ったはずだった。俺の中では、ステファニーとの件はもう、終わった話なんだ」
殿下は首を振り、顔を歪める。
「ステファニーの中では、俺とは相思相愛で、正式に婚約していないだけで、ほとんど婚約状態だったんだと。だから、ステファニーは俺の帰りを待っていたし、そのせいで嫁ぎ遅れたんだから、責任を取って娶れと言い出した。……勝手に待っておいて、何言っているんだって、そこで大ゲンカだ。俺はあれこれ言われたくなくて、王宮にも近づかないでいたら、公爵が父上に詰め寄ったらしい。ここ数日、王宮に呼び出されて、ステファニーと婚約しろと迫られていた。昼食会を設定したから話し合おうと言われたけれど、俺にとっては終わった話だし、今更話合ったところで、俺はステファニーと結婚するつもりはないからと、それも拒否した。……で、昼食を断って帰った、それが昨日のことだ」
殿下はイライラとして、サイドテーブルに置いてあった、ベルを鳴らした。
すぐに登場したジュリアンに向かって、殿下は煙草と酒、それから簡単な夜食を要求した。
「実は、公爵と会談したせいで、夕飯を食いっぱぐれたんだ。まったく、忌々しい!」
ガン、と腹立ちまぎれにテーブルの脚を蹴っ飛ばし、殿下がイライラと座りなおす。こんなにイライラしている殿下は滅多に見たことがなくて、わたしが怯えたように身体を竦めると、まずは煙草と灰皿、そしてブランデーのデキャンタを運んできたジュリアンが、殿下を窘めた。
「ミス・アシュバートンが怯えておられますよ、殿下。それから物に当たるのはやめてください」
「……すまない、エルシー」
殿下に謝られて、わたしは首を振る。
「いえ、大丈夫です」
殿下は紙巻煙草を手に取り、口にくわえる。すかさずジュリアンがマッチを擦って火を点ける。
ふうーっと煙を吐き出し、ブランデーのグラスを呷った。
わたしは昼間に見た、ステファニー嬢の様子を思い出す。
金髪碧眼の、絵に描いたようなお姫様。華奢で華やかな顔立ちで、国王の寵臣でもあるレコンフィールド公爵の娘。……黒髪で野性味の強い殿下と並ぶ姿は少し想像ができないけれど、それはそれでお似合いだろうし、幼馴染であるのは確かなのだ。
「……王都の噂でも、殿下とステファニー嬢は相思相愛だと聞きました。戦前はよく、ご一緒に出掛けておられたとか。ステファニー嬢は殿下のことがお好きで、殿下にも好かれていると思っておられたのですよね?」
わたしが尋ねれば、殿下は煙草の煙を吐き出しながら、眉を顰めた。
「ステファニーは王妃の……母上の姪なんだ。母上が可愛がっていて、邪険にすると母上に告げ口されて厄介なことになるから、俺は仕方なく言うことを聞いていたが、すごく我儘だった。ボートに乗せろとか、乗馬に連れていけとか。パーティーには必ずエスコートさせられた。傍から見たら、よく一緒に出掛けて仲良く見えたかもしれない」
「ステファニー嬢は我儘を聞いてくれる殿下が好きで、愛されていると思っていて、待たないで結婚しろ、というのを愛ゆえの言葉だと思ったのではありませんか」
わたしの言葉に殿下は苦笑した。
「都合よく解釈し過ぎだ。……でも、そうかもしれない。昔の俺は割と大人しい性格だったし……戦争がなかったら、いやいやながらも結婚していたと思う。でも――」
殿下はブランデーのグラスを呷り、テーブルの上に戻すと、まっすぐにわたしを見て、言った。
「俺はもう、周りの言いなりの人生なんて嫌だ。俺は、好きな女と結婚したい」
殿下の金色の瞳に射すくめられて、わたしは動揺して睫毛を伏せてしまった。……でも、好きな人というのは――。
『殿下は、戦争前から好きだった方と結婚したいと言い出されたの』
ステファニー嬢の言葉がふいに、蘇る。……わたしは戦争前には殿下にお会いしたことはない。少なくともそれは、わたしじゃない――。
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「……父上には、お前の存在は仄めかしてある。俺が郊外に車で出かけて、しかも女連れだったのは、もう報告が上がっているだろう」
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そうだろうか、とわたしは懐疑的だった。少なくともステファニー嬢は、殿下の婚約者のつもりだっただろう。裏切られたと思っているのではないか。
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「……ああ、二人で話がしたいと何度も電話をかけてきているが、俺の方は何も話すことはないと言って、断っているのに……」
よりによって司令部まで押しかけてきて、そして公爵令嬢の身分を盾に、不在時に居座った。
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