『お嬢』って、男もあり?

kroneko

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兄ちゃん…いや、アルダ先生。

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 兄さんと少し話して自室へと向かった

 「ってことは、兄ちゃんは俺が此処に入学したの知ってたの?」
 「いや、知らんかった。新入生の名簿には、Ladyの名前は乗ってなかった。」
 「え!そうなの?」
 「ああ。俺が知ったのは、秘書に聞いたからだ。」
 (あのストーカー野郎…。)
 *兄さんは、秘書が亨也をストーカーしていたのを知っています。
 
 「へっへぇ…。」
 (兄ちゃん、ガチで怒ってる…。)
 「ところで、何で俺の事『Lady 』呼び?」
 「ん?俺の大切な家族(嫁)だから。」
 「ッ!ありがとう!!」
 今、絶対に騙されてるね?
 (違う!)
 ハイハイ。因みに、兄さんの本当の名前は  「ミカルア  アルダ」だよ!
 「へぇ!格好いい!」

 (…作者。俺の嫁が可愛い…。)
 分かる。

 「じゃあ、アルダ先生だよね?」
 「ッ!可愛すぎ…バタンッ!
 倒れたね?どうする?
 (取り敢えず、運ぼう!)
 OK !


 こうして、二人(一人は人じゃない。)は互いに自室へと戻った 
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