12 / 28
忘れてた…死ぬ!
しおりを挟む「ちょっと、お兄さん、何してんのかなぁ?」
「俺らの前で、いい度胸だなぁ?」
「今すぐ、廊下に出ろ。」
松島 (ヤベェ…マジかよ。何で、三人とも起きてんだよ。)
「チッ。分かった。出ればいいんだろ。」
ガチャ
二人(天宮と松島)が廊下に行った後
藤咲 「お嬢、どうしました?何かされましたか?」
(蓮、覚えてろよ…。)
神崎 「うんん。何でもないよ。」 グスンッ
五十嵐 「お茶でも飲むか?」
神崎 コクンッ
神崎 ・ 五十嵐 ((可愛すぎ…。))
その頃、廊下では…
天宮 「何故、泣かせた。」
松島 「あれに、気づかないのか?結構、無理をしてたぞ、お嬢。」
天宮 「なんだと?」
松島 「『Force entraining(強制連行) 』。あれを使ったのって、理事長じゃねぇのか?」
天宮 「そうかもな…あ…。」
松島 「どうした?」
天宮 「理事長に呼ばれてたの、忘れてた…。」
松島 「ハア!?」
「ハア!?」
神崎 「どうかしたのかなぁ?」
藤咲 「くだらないことでしょう。それよりも、美味しいですか?パンケーキ。」
神崎 「うん!」
すっかり、餌付けされてるね♪
(だって、お茶を飲もうと、ベットから出たら、お腹がなって…光が『お腹が空いているなら、パンケーキでも、作りましょうか?』って言うから…。)
つい嬉しくて、返事をしてしまったってことか
(はい…。)
甘党め…
ガチャ
松島 「ヤバい!!」
バンッ!
突然、扉が開いて、松島と天宮が(凄く焦って)出てきた
神崎 「どうかしたの?」
天宮 「理事長に呼ばれてたの、忘れてた…。」
藤咲 「は?バカじゃないんですか?さっさと、理事長室に行ってください。」
天宮 「いや、呼ばれてるのは、お嬢だ。」
藤咲 「嘘だろ…。」
(謝って、済む話じゃねぇよな…ヤバいな。)
五十嵐 「と、取り敢えず今から理事長室行くか…。」
天宮 「ああ、そうした方が良い。」
それから、バタバタ支度をして、理事長室に向かった
神崎 「何でそんなに怖がってんだ?」
天宮 「ああ、レジェンドだからだ。」
神崎 「『レジェンド』?」
松島 「要するに、王様の王様って、ことだ。」
神崎 「へっへぇ…。」
(めっちゃ、ヤバそうなんですけど!!)
大丈夫だよ!あ、でも色々と大丈夫じゃないかも…
神崎 (大丈夫じゃねぇじゃん!)
まぁ、所謂、腐男子からすると、『その光景は、第三者の目線から見たかった』ってやつがあるんだよ!
(嫌な予感しかねぇ…。)
一時間くらい歩いた後…
藤咲 「お嬢、着きましたよ。」
神崎 (マジか…王道の『豪華な扉がありました』ってやつじゃん…。)
「ありがとう。」
天宮 「じゃあ、聞いてみるわ。」
神崎 (『聞いてみる』?)
所謂、お取り次ぎってこと
神崎 (成る程…って、壁にかけてある電話で、するんかい!イメージと違う…。)
天宮 「遅くなってすみません。神崎 亨也を連れてきました… バンッ!ギュウッ!
『会いたかった!!!』
神崎 「え、何?と言うか、誰?」
突然、扉が開いて、急に抱きしめられた…
『まさか、この日が来るとはなぁ…ああ、可愛い。俺の嫁。』
全員 「「「「「嫁!?」」」」」
神崎 (どういうことだよ!作者!)
……。
(返事しろ!)
……。
(かなり、ヤバい気がする…。)
0
お気に入りに追加
68
あなたにおすすめの小説
黄色い水仙を君に贈る
えんがわ
BL
──────────
「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」
「ああ、そうだな」
「っ……ばいばい……」
俺は……ただっ……
「うわああああああああ!」
君に愛して欲しかっただけなのに……
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
シャム猫
大器晩成らしい
BL
なんで 皆 追って来るんだよ 全てが 煩わしくなって 実家から離れた 全寮制の男子校へ
平穏無事に学校で過ごす事ができるのか? 注意:予告なしに性的表現入ります
長編の予定で書き始めました 温かく見守って下さい
例え何度戻ろうとも僕は悪役だ…
東間
BL
ゲームの世界に転生した留木原 夜は悪役の役目を全うした…愛した者の手によって殺害される事で……
だが、次目が覚めて鏡を見るとそこには悪役の幼い姿が…?!
ゲームの世界で再び悪役を演じる夜は最後に何を手に?
攻略者したいNO1の悪魔系王子と無自覚天使系悪役公爵のすれ違い小説!
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
無自覚副会長総受け?呪文ですかそれ?
あぃちゃん!
BL
生徒会副会長の藤崎 望(フジサキ ノゾム)は王道学園で総受けに?!
雪「ンがわいいっっっ!望たんっっ!ぐ腐腐腐腐腐腐腐腐((ペシッ))痛いっっ!何このデジャブ感?!」
生徒会メンバーや保健医・親衛隊・一匹狼・爽やかくん・王道転校生まで?!
とにかく総受けです!!!!!!!!!望たん尊い!!!!!!!!!!!!!!!!!!
___________________________________________
作者うるさいです!すみません!
○| ̄|_=3ズザァァァァァァァァァァ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる