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1章
2話
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と、そういうことでなんかよく分からないうちに桜木財閥の養子になり次期当主となってしまった
「そういえば、君に自己紹介してもらってないな」
「伯父様ほどの人ならば私のことは知っているのではないですか?」
「それはそうだが、こういうのは自分から名乗るのがいいだろ」
「分かりました。私の名前は桜木璃空です。これからよろしくお願いします」
「ああ。あと戸籍上璃空は私の娘になるのだから、父と呼んでくれ」
「はい、お父様」
そうこうしているうちに伯父様いえ、お父様が乗ってきたであろう車までたどり着いた。
車といっても普通の車ではない。運転手付きのリムジンだ。
車に乗ること2時間
「ここが桜木家の本邸だ」
門から玄関までどんだけ広いんだ。車で30分もかかった。
玄関前に着いたらお父様の秘書らしき人がドアを開けてくれた。
「お帰りなさいませ。旦那様」
「ああ。璃空、紹介しておく。私の秘書の桜野蒼だ」
「よろしくお願いします。璃空様」
「はい。よろしくお願いします」
「璃空様、私に敬語を使う必要はありません。あなたは桜木家のご令嬢で私は桜木家に仕えるものですから。名前も呼び捨てでお呼びください。」
「でも…わかったわ。蒼」
「はい」
蒼と話しているとお父様が「終わったか?」と聞いてきた
「はい。お父様」
「蒼、璃空の部屋の準備は終わったか?」
「はい。ちょうど今し方」
「では案内しておけ。それが終わったら璃空の従者を紹介するから、私の執務室に連れてきなさい」
「かしこまりました」
そうお父様と蒼が話し終わったら蒼に私の部屋を案内される。この屋敷は3階建みたいで私の部屋は3階だそうなので遠そう。
案の定、玄関から部屋まで10分かかった
「こちらの部屋でございます」
蒼に案内された部屋は水色と薄紫色をベースにされていて、正直私の好みだった。私、これでも一応3歳児だから、子供っぽい部屋にされたらどうしようと思っていた
「気に入られましたか?」
「ええ」
「では、女性の使用人を呼ぶので着替えが終わりましたら、その者と旦那様の執務室へお越し下さい」
「わかったわ」
「では失礼します」
そう言って蒼は部屋から出て行った
「そういえば、君に自己紹介してもらってないな」
「伯父様ほどの人ならば私のことは知っているのではないですか?」
「それはそうだが、こういうのは自分から名乗るのがいいだろ」
「分かりました。私の名前は桜木璃空です。これからよろしくお願いします」
「ああ。あと戸籍上璃空は私の娘になるのだから、父と呼んでくれ」
「はい、お父様」
そうこうしているうちに伯父様いえ、お父様が乗ってきたであろう車までたどり着いた。
車といっても普通の車ではない。運転手付きのリムジンだ。
車に乗ること2時間
「ここが桜木家の本邸だ」
門から玄関までどんだけ広いんだ。車で30分もかかった。
玄関前に着いたらお父様の秘書らしき人がドアを開けてくれた。
「お帰りなさいませ。旦那様」
「ああ。璃空、紹介しておく。私の秘書の桜野蒼だ」
「よろしくお願いします。璃空様」
「はい。よろしくお願いします」
「璃空様、私に敬語を使う必要はありません。あなたは桜木家のご令嬢で私は桜木家に仕えるものですから。名前も呼び捨てでお呼びください。」
「でも…わかったわ。蒼」
「はい」
蒼と話しているとお父様が「終わったか?」と聞いてきた
「はい。お父様」
「蒼、璃空の部屋の準備は終わったか?」
「はい。ちょうど今し方」
「では案内しておけ。それが終わったら璃空の従者を紹介するから、私の執務室に連れてきなさい」
「かしこまりました」
そうお父様と蒼が話し終わったら蒼に私の部屋を案内される。この屋敷は3階建みたいで私の部屋は3階だそうなので遠そう。
案の定、玄関から部屋まで10分かかった
「こちらの部屋でございます」
蒼に案内された部屋は水色と薄紫色をベースにされていて、正直私の好みだった。私、これでも一応3歳児だから、子供っぽい部屋にされたらどうしようと思っていた
「気に入られましたか?」
「ええ」
「では、女性の使用人を呼ぶので着替えが終わりましたら、その者と旦那様の執務室へお越し下さい」
「わかったわ」
「では失礼します」
そう言って蒼は部屋から出て行った
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