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1章 第2話
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「おはよう!」
教室の隅っこで突っ伏して寝ている僕に、政道が声をかけてきた。
彼は、中学からの仲で僕が唯一気軽に話せる同級生だ。今年も彼と同じクラスになったのはかなりツイてる。彼も都市伝説が好きで、その話が広がったことがきっかけで仲良くなった。基本的に大勢と関わっていることが苦手な僕は、活発でわいわい騒いでいる陽キャラたちを横目に、教室の隅で静かに過ごしている。政道は僕ほど一人でいることは少ないが、みんなの前では静かになるタイプの人である。いわゆる、陰キャの陽キャという部類だ。
「おはよう」
僕も挨拶を返した。
「昨日のイキトシ見たか?」
政道が昨日のYouTubeの話を持ちかけてきた。イキトシとは、『生きる都市伝説』という名前で活動している二人組のYouTuberのことを指している。一人が白い大きな眼鏡をかけており、もう一人はグレイと呼ばれる宇宙人の仮面を被っている。彼らは毎日投稿をしており、登録者数四万人程の新人ではあるが、際どい内容を面白くおかしく誰でも楽しめるように編集することで、多くのファンをつけている。
「今日のバスで見てきた。昨日のはちょっと胡散臭かったけど」
僕らは、昨日のイキトシについてひそひそと盛り上がって話した。
キーンコーンカーンコーン!
二人の会話に割って入るように聞き慣れた大きな音が響き渡る。その音を聞いて、立って談笑している人たちがゆっくりと席へ向かう。見慣れない背中が僕の前に広がる。チラチラ知った顔はあるが、大半は全く知らない。
しばらくすると、白髪混じりの金縁眼鏡をかけたおじいさんが、ぎぃぎぃと軋む教室の扉を開け、教壇に登った。この人が今年の担任みたいだ。
沈黙を切り裂くように、その担任は僕らに向かって声を発した。
「え、おはよう…ございます。このクラスを一年間担当します…、江原和雄です。これからの一年間をより充実したものに出来るよう…、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。また、君たちもこの一回しかない高校二年生を大切にして…頑張って下さい」
担任は痰を絡ませながら、教室中に聞こえるかどうかわからないくらいの覇気のない声でそう言った。
それから、担任は、「後輩が出来る責任を持て」とか、「大学受験を考えている人は今から計画的に勉強していきましょう」とか、よくある常套句を三十分程べらべらと並べていた。
ほとんどの生徒が途中から集中力が切れたのか、窓の外を見たり、教室の床を眺めたり、シャープペンシルの芯を出しては戻したりしていた。僕ももちろん親指に出来た逆剥けをいじくったりして全く話を聞いていなかった。政道はいつも通り首を下に向けて微動だにせずじっと固まっている。
そんな中、担任がある程度考えていたことを言い切ったのか、ひと呼吸置いて、「これまでのところで…、質問がある人は挙手をしてください」と話の終了宣言をした。教室で手を挙げる者はいなかった。
「では、最後に大事なことを二つ…お伝えします」
まだ続くのかとみんなが目配せをする。
「一つ目は、えーと…、数年前に流行ったウイルスに似たウイルスがまた流行する可能性があると先程テレビで発表がありましたので…、できる限りワクチンを打つように…お願いします。あの時みたいに…、しんどい思いをしたくはないでしょうし…、授業計画が乱れてしまうのも私として嬉しくありませんので…、予防できることはしておきましょう」
僕は朝食時に見たニュースを思い出した。また数年前のようなパンデミックが起こる可能性があるらしく、前回のパンデミックで日本の対応が後手に回り各国から非難を受けたことから、今回こそは先手を取りたいとのことだった。僕は結局一度もかからなかったから、今回のワクチンもパスする予定だ。何より、イキトシの二人もこれに関して陰謀論を唱えており、ワクチンを国民に打たせることによって人類を操ろうとしていたとかなんとか言っていた。
政道がちらっと後ろを振り返って僕に笑いかけてきた。
彼も同じことを思っているのだろう。僕も目で合図を送り返した。
「二つ目は…、明日から転校生がこのクラスに来て…君たちと一緒に学ぶ予定ですので…、是非仲良くして上げてください」
静まり返っていた教室がざわめく。
「せんせーい、転校生は女子ですか?」
学年のお調子者、マヨネーズが担任に質問する。
「えーと…、そこの席は根津真世くんですね。それは…明日のお楽しみです。根津くんとは息が合うと思います。それでは…、ホームルームを終わります。一年間頑張っていきましょう」
つまらない時間がようやく終わった。ポツポツと席を立ちだし、小さな集団を編成していく。僕は机の下でスマートフォンのロックを解除し、Xを開く。
(小山議員脱税疑惑!……、円安加速!……、人類初!窒素による新生物の誕生?……、俳優・勝見真司と女優・大森かのん電撃結婚!……、空き巣大量殺人!……、)
黒く太いフォントで書かれた今日のニュースをたらたらと流し見した。
「初日から没収になるぞ!」
政道が僕の机の真正面から覗き込んできた。僕は一瞬飛び上がって、両手を机の下に置いたまま、体を前屈みにした。
「政道か。びっくりした」
クラスの中は明日来る転校生の話題で持ち切りになっていた。所々で、「イケメンだったらいいな?」とか、「美人だったら狙おうかな?」とかいう憶測の会話が飛び交う。
「美人っていったら、まだ梢ちゃんと連絡取ってんの?」
政道が耳元でこそっと聞いてきた。
牧島梢。僕の幼なじみで、女優を目指し去年転校してこの田舎の高校を離れた。彼女はとびきりの美人だ。透き通ったロングヘアーで目が大きく、ニコッと笑ったその表情は多くの男子を虜にした。彼女は去年東京に友達と旅行に行った時にスカウトマンに声をかけられたらしい。有名芸能人の芸能入りのきっかけとして、噂程度にスカウトのことは聞いたりしていたが、実際本当にあるみたいだ。
また、これは僕だけが知ってる彼女の秘密だが、彼女は女優を目指している反面、覆面ギタリストとしてYouTubeで活動している。とはいっても、まだ登録者数七十人しかいない。しかし、彼女のアコースティックギターは濃い茶色で、華奢な指先から放たれる幾重にも重なるアルペジオは聞く人を魅了した。登録者数が五桁を超えていくのも時間の問題だろう。
そんな彼女は、もちろん沢山の男子に声をかけられていた。去年告白された数は大体四十回。彼女と話していた男子は、会話の途中からこれでもかと言うくらいハリのないたるたる顔をしていた。挨拶を交わしただけで一日中自慢しているバカもいた。
また、彼女は女子からの人望も厚かった。彼女はファッションやメイクについて詳しかったこともあり色んな女子からの質問に答えていた。明るい性格がゆえに恋愛相談の相手になってたりと、まとめると学年の人気者であった。
それゆえ、彼女の転校が決まった時にはクラスだけでなく学年自体(特に男子)が、しょぼくれていた。
「今は連絡とってない」
僕は政道に梢とのトーク履歴を見せた。
「もう一ヶ月も連絡が返ってきてないのか。それは、残念だな。というか、当たり前か。お前だけ連絡が続いてるなんておかしいもんな」
政道が少し喜んでいるのがわかる。
「うるさい。多分、仕事とかレッスンとかで忙しいんだと思う」
「実際、好きだったよな?梢ちゃんのこと」
「ただの幼なじみだよ。それ以上も以下もない。」
「でも、ここにまだいた時の梢ちゃん、何かと薫のこと気にかけてたよ」
「知らない」
「あ、そう。じゃあ、俺が梢ちゃん貰おかなー」
「全ての会話をスタンプで返されてた奴がよく言うよ」
僕らはその日軽い授業を受け終えた後、学校近くの精肉店でコロッケを食べて、それぞれの帰路についた。
教室の隅っこで突っ伏して寝ている僕に、政道が声をかけてきた。
彼は、中学からの仲で僕が唯一気軽に話せる同級生だ。今年も彼と同じクラスになったのはかなりツイてる。彼も都市伝説が好きで、その話が広がったことがきっかけで仲良くなった。基本的に大勢と関わっていることが苦手な僕は、活発でわいわい騒いでいる陽キャラたちを横目に、教室の隅で静かに過ごしている。政道は僕ほど一人でいることは少ないが、みんなの前では静かになるタイプの人である。いわゆる、陰キャの陽キャという部類だ。
「おはよう」
僕も挨拶を返した。
「昨日のイキトシ見たか?」
政道が昨日のYouTubeの話を持ちかけてきた。イキトシとは、『生きる都市伝説』という名前で活動している二人組のYouTuberのことを指している。一人が白い大きな眼鏡をかけており、もう一人はグレイと呼ばれる宇宙人の仮面を被っている。彼らは毎日投稿をしており、登録者数四万人程の新人ではあるが、際どい内容を面白くおかしく誰でも楽しめるように編集することで、多くのファンをつけている。
「今日のバスで見てきた。昨日のはちょっと胡散臭かったけど」
僕らは、昨日のイキトシについてひそひそと盛り上がって話した。
キーンコーンカーンコーン!
二人の会話に割って入るように聞き慣れた大きな音が響き渡る。その音を聞いて、立って談笑している人たちがゆっくりと席へ向かう。見慣れない背中が僕の前に広がる。チラチラ知った顔はあるが、大半は全く知らない。
しばらくすると、白髪混じりの金縁眼鏡をかけたおじいさんが、ぎぃぎぃと軋む教室の扉を開け、教壇に登った。この人が今年の担任みたいだ。
沈黙を切り裂くように、その担任は僕らに向かって声を発した。
「え、おはよう…ございます。このクラスを一年間担当します…、江原和雄です。これからの一年間をより充実したものに出来るよう…、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。また、君たちもこの一回しかない高校二年生を大切にして…頑張って下さい」
担任は痰を絡ませながら、教室中に聞こえるかどうかわからないくらいの覇気のない声でそう言った。
それから、担任は、「後輩が出来る責任を持て」とか、「大学受験を考えている人は今から計画的に勉強していきましょう」とか、よくある常套句を三十分程べらべらと並べていた。
ほとんどの生徒が途中から集中力が切れたのか、窓の外を見たり、教室の床を眺めたり、シャープペンシルの芯を出しては戻したりしていた。僕ももちろん親指に出来た逆剥けをいじくったりして全く話を聞いていなかった。政道はいつも通り首を下に向けて微動だにせずじっと固まっている。
そんな中、担任がある程度考えていたことを言い切ったのか、ひと呼吸置いて、「これまでのところで…、質問がある人は挙手をしてください」と話の終了宣言をした。教室で手を挙げる者はいなかった。
「では、最後に大事なことを二つ…お伝えします」
まだ続くのかとみんなが目配せをする。
「一つ目は、えーと…、数年前に流行ったウイルスに似たウイルスがまた流行する可能性があると先程テレビで発表がありましたので…、できる限りワクチンを打つように…お願いします。あの時みたいに…、しんどい思いをしたくはないでしょうし…、授業計画が乱れてしまうのも私として嬉しくありませんので…、予防できることはしておきましょう」
僕は朝食時に見たニュースを思い出した。また数年前のようなパンデミックが起こる可能性があるらしく、前回のパンデミックで日本の対応が後手に回り各国から非難を受けたことから、今回こそは先手を取りたいとのことだった。僕は結局一度もかからなかったから、今回のワクチンもパスする予定だ。何より、イキトシの二人もこれに関して陰謀論を唱えており、ワクチンを国民に打たせることによって人類を操ろうとしていたとかなんとか言っていた。
政道がちらっと後ろを振り返って僕に笑いかけてきた。
彼も同じことを思っているのだろう。僕も目で合図を送り返した。
「二つ目は…、明日から転校生がこのクラスに来て…君たちと一緒に学ぶ予定ですので…、是非仲良くして上げてください」
静まり返っていた教室がざわめく。
「せんせーい、転校生は女子ですか?」
学年のお調子者、マヨネーズが担任に質問する。
「えーと…、そこの席は根津真世くんですね。それは…明日のお楽しみです。根津くんとは息が合うと思います。それでは…、ホームルームを終わります。一年間頑張っていきましょう」
つまらない時間がようやく終わった。ポツポツと席を立ちだし、小さな集団を編成していく。僕は机の下でスマートフォンのロックを解除し、Xを開く。
(小山議員脱税疑惑!……、円安加速!……、人類初!窒素による新生物の誕生?……、俳優・勝見真司と女優・大森かのん電撃結婚!……、空き巣大量殺人!……、)
黒く太いフォントで書かれた今日のニュースをたらたらと流し見した。
「初日から没収になるぞ!」
政道が僕の机の真正面から覗き込んできた。僕は一瞬飛び上がって、両手を机の下に置いたまま、体を前屈みにした。
「政道か。びっくりした」
クラスの中は明日来る転校生の話題で持ち切りになっていた。所々で、「イケメンだったらいいな?」とか、「美人だったら狙おうかな?」とかいう憶測の会話が飛び交う。
「美人っていったら、まだ梢ちゃんと連絡取ってんの?」
政道が耳元でこそっと聞いてきた。
牧島梢。僕の幼なじみで、女優を目指し去年転校してこの田舎の高校を離れた。彼女はとびきりの美人だ。透き通ったロングヘアーで目が大きく、ニコッと笑ったその表情は多くの男子を虜にした。彼女は去年東京に友達と旅行に行った時にスカウトマンに声をかけられたらしい。有名芸能人の芸能入りのきっかけとして、噂程度にスカウトのことは聞いたりしていたが、実際本当にあるみたいだ。
また、これは僕だけが知ってる彼女の秘密だが、彼女は女優を目指している反面、覆面ギタリストとしてYouTubeで活動している。とはいっても、まだ登録者数七十人しかいない。しかし、彼女のアコースティックギターは濃い茶色で、華奢な指先から放たれる幾重にも重なるアルペジオは聞く人を魅了した。登録者数が五桁を超えていくのも時間の問題だろう。
そんな彼女は、もちろん沢山の男子に声をかけられていた。去年告白された数は大体四十回。彼女と話していた男子は、会話の途中からこれでもかと言うくらいハリのないたるたる顔をしていた。挨拶を交わしただけで一日中自慢しているバカもいた。
また、彼女は女子からの人望も厚かった。彼女はファッションやメイクについて詳しかったこともあり色んな女子からの質問に答えていた。明るい性格がゆえに恋愛相談の相手になってたりと、まとめると学年の人気者であった。
それゆえ、彼女の転校が決まった時にはクラスだけでなく学年自体(特に男子)が、しょぼくれていた。
「今は連絡とってない」
僕は政道に梢とのトーク履歴を見せた。
「もう一ヶ月も連絡が返ってきてないのか。それは、残念だな。というか、当たり前か。お前だけ連絡が続いてるなんておかしいもんな」
政道が少し喜んでいるのがわかる。
「うるさい。多分、仕事とかレッスンとかで忙しいんだと思う」
「実際、好きだったよな?梢ちゃんのこと」
「ただの幼なじみだよ。それ以上も以下もない。」
「でも、ここにまだいた時の梢ちゃん、何かと薫のこと気にかけてたよ」
「知らない」
「あ、そう。じゃあ、俺が梢ちゃん貰おかなー」
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