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雪うさぎ
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雪うさぎ
雪の山の中
空から降りてきた
小さな結晶が集まって
生まれたの
目覚めた瞬間は
何もわからなくて
ただ目の前には
真っ白の雪原
少し寒くて
体を震わせた
誰もいないから
小さく鳴いた
白く白く雪うさぎ
まだ自分がなにかも
知らないまま震えてる
白く白く雪うさぎ
寂しくなって ひとつ鳴いた
雪の山の中
山から降りてきた
小さな足跡がつづいて
消えていくの
目覚めた瞬間は
何もできなくて
やっとすこしだけ
動いて跳ねた
少し元気に
体を震わせた
誰かを探したくて
小さく鳴いた
白く白く雪うさぎ
やっと歩き出して
わからないまま跳ねている
白く白く雪うさぎ
さびしくないよとひとつ鳴いた
赤い瞳 葉っぱの耳
細い木の枝のひげが揺れる
白く白く雪うさぎ
まだ自分がなにかも
知らないまま震えてる
白く白く雪うさぎ
寂しくなって ひとつ鳴いた
誰かみつけてと ひとつ鳴いた
雪の山の中
空から降りてきた
小さな結晶が集まって
生まれたの
目覚めた瞬間は
何もわからなくて
ただ目の前には
真っ白の雪原
少し寒くて
体を震わせた
誰もいないから
小さく鳴いた
白く白く雪うさぎ
まだ自分がなにかも
知らないまま震えてる
白く白く雪うさぎ
寂しくなって ひとつ鳴いた
雪の山の中
山から降りてきた
小さな足跡がつづいて
消えていくの
目覚めた瞬間は
何もできなくて
やっとすこしだけ
動いて跳ねた
少し元気に
体を震わせた
誰かを探したくて
小さく鳴いた
白く白く雪うさぎ
やっと歩き出して
わからないまま跳ねている
白く白く雪うさぎ
さびしくないよとひとつ鳴いた
赤い瞳 葉っぱの耳
細い木の枝のひげが揺れる
白く白く雪うさぎ
まだ自分がなにかも
知らないまま震えてる
白く白く雪うさぎ
寂しくなって ひとつ鳴いた
誰かみつけてと ひとつ鳴いた
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