30 / 331
言葉の魔法使い
しおりを挟む
言葉の魔法使い
言葉を使う魔法使いは
心を砕き魔法をなくす
一枚の紙世界を写す
瞳の奥で世界が壊れた
真実を探す魔法使いは
あけてはならない
パンドラの
箱のふたに手をかけ
力をこめて
禁断の実を願った
忘れるべきか
思い出したか
悪夢の始まりの炎を
くべて燃やした
想いの焚き木
色鮮やかに悲しく燃える
硬きものには勝てない
強きものには奪われる
優しきものにはなれない
呪いの言葉はふりかかり
流せど消えぬ雨のしずくが
体を頬を両手を濡らす
怨嗟の文字の刻まれた手を
土に叩きつける
忘れるべきか
思い出したか
悪夢の始まり炎を
燃やし尽くした
想いの城は
骨木も残さず塵と化す
言葉を使う魔法使いは
心を砕き呪いを話す
一枚の紙世界を写し
瞳の奥で世界は燃えた
言葉を使う魔法使いは
心をなくし呪いに変わる
一枚の紙世界を写し
瞳の奥で世界は消えた
言葉を使う魔法使いは
心を砕き魔法をなくす
一枚の紙世界を写す
瞳の奥で世界が壊れた
真実を探す魔法使いは
あけてはならない
パンドラの
箱のふたに手をかけ
力をこめて
禁断の実を願った
忘れるべきか
思い出したか
悪夢の始まりの炎を
くべて燃やした
想いの焚き木
色鮮やかに悲しく燃える
硬きものには勝てない
強きものには奪われる
優しきものにはなれない
呪いの言葉はふりかかり
流せど消えぬ雨のしずくが
体を頬を両手を濡らす
怨嗟の文字の刻まれた手を
土に叩きつける
忘れるべきか
思い出したか
悪夢の始まり炎を
燃やし尽くした
想いの城は
骨木も残さず塵と化す
言葉を使う魔法使いは
心を砕き呪いを話す
一枚の紙世界を写し
瞳の奥で世界は燃えた
言葉を使う魔法使いは
心をなくし呪いに変わる
一枚の紙世界を写し
瞳の奥で世界は消えた
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説



会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ほしくずのつもるばしょ
瀬戸森羅
大衆娯楽
ものすごく短いストーリーやポエムはここに辿り着きます。
お話ひとつひとつにはストーリー上の関わりはないと思うのでどのお話からでも読んでいただけると思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる