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エルフのお婿さん
おっさんはエルフの長(おさ)に出会いました
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「よしっ、到着!」
ドムッ!
「んがっくっ!」
JDエルフに担ぎ上げられ、その肩の上でゆさゆさと揺さぶられながら運ばれてきた良夫は、今回もやはり手荒に投げ捨てられて地面をバウンドし、餅を喉に詰まらせたような声を漏らした。
「レム様! オーク似の人間、ヨシオを連行いたしました!」
「うむ、ご苦労だった、リア」
「はっ! ご褒美に今日はもう家に帰ってもよろしいでしょうか!」
「……………………許可する」
「ヤフ~ッ! いやぁ、昨日徹夜で新しいオナロを彫ったんで、早く試してみたかったんですよ! では、失礼しまっす!」
縄でグルグル巻きにされ身動きの取れない良夫の上で、なにやら頭の悪い会話が交わされたかと思うと、良夫を運んできたJDエルフがスキップをしながら去って行った。
良夫はイモムシのようにもぞもぞと身をよじりながら、もうひとりの声の主────おそらくはこのエルフの里の『長』であろう、レムと呼ばれた人物(エルフ)を見ようと顔を上げる。
するとそこには、予想外に二人のエルフが立っていた。
一人は、やや鋭い眼差しだが彫刻のように整った顔立ちをした、モデル体型の金髪ワンレンロングJDエルフ。
そしてもう一人は……
「…………っ」
この里に来てから美しい女性ばかりを見てきた良夫ですら、思わず息を呑むほどの美貌の持ち主であった。
緩くウェーブのかかった金色の髪。
宝石のような青い瞳。
細く高い鼻梁。
透き通るように白い肌。
そして何より、巨乳だった。
そして何より、巨乳だった。
もう一度言うが、巨乳だった。
「人間……ヨシオ、とか言ったか」
「……はっ! あっ、は、はい、良夫といいます! よろしくお願いいたします! よろしくお願いいたします!」
大きく盛り上がった二つの双丘に目と意識を奪われていた良夫は、エルフ…………もといエロフからの問いかけに我に返ると、体をグネグネと折り曲げながら必要以上にへりくだって答えを返した。
生粋の日本男児である良夫には、大きなおっぱいにひれ伏さずにはいられないDNAが組み込まれているからだ。
「ふむ……若木組を手もなくあしらったという割には、腰の低いオスではないか」
「レム様、ご油断なさらぬように。それがこのオスの手口かもしれません」
観察するような眼差しで良夫を見下ろすエロフに対し、ワンレンJDエルフが硬質な声で進言をした。
その会話で、良夫は目の前にいるエロフこそが長なのだと確信する。
「ふっ、だとしても問題はない。お前の言う通り、こやつの能力は幼児以下にしか見えんからな」
「その幼児以下のオスに、若芽組、若木組の全員が敗北したこともまた事実です。やはり、何か特殊な能力を有している可能性は捨てきれません」
「昨日こやつを使った者たちを調べたが、怪しい兆候はなにもなかったではないか」
「ですが、彼女たちはまだ未熟。自身の身に起きている異変を認識できていない、ということも考えられます。やはりここは、経験を積んだ者が確認してからでなければ────」
縄で縛られ、地面に転がされた良夫の存在を放置したまま、美女二人はなにやら白熱した議論を繰り広げていた。
人を強引に拉致しておきながら、失礼な話である。
だが、良夫は自らの存在を主張するどころか、あえて息を潜め、むしろ極力自分の存在感が消えるように努力していた。
なぜなら、そのほうがローアングルから舐めるように二人を視姦するのに、都合がよかったからだ。
「────えぇいっ、分かった分かった! まずお前が使ってみて安全を確認する。それでよいのだろう、ルル?」
「ご理解いただけたようで何よりです、レム様。では……おい、ヨシオとかいう人間」
「えっ、は、はいっ、なな、なんでしょう?」
レムのスリットが入ったスカートの隙間からなんとか中を覗こうとしていた良夫は、急に名前を呼ばれた驚きのためにどもりながら、視線をルルと呼ばれたJDエルフに移した。
すると、ルルは体を折り曲げて綺麗な顔を良夫に近づけながら、
「今から、お前が危険な能力を持っていないか、私が直接確認させてもらう。
……覚悟するがいい」
鋭い眼差しで良夫を射抜き、そう告げた。
「…………ごくっ」
良夫は、唾を飲んだ。
恐怖を感じたから────ではない。
見てしまったのだ。
ルルが「覚悟するがいい」と言ったその瞬間、自らの唇をチロリと舐めたことを。
「よ、よろしく、お願いします……」
良夫はフライング気味に興奮し始めて股間を硬くしながら、鼻息も荒くそう答えたのだった。
ドムッ!
「んがっくっ!」
JDエルフに担ぎ上げられ、その肩の上でゆさゆさと揺さぶられながら運ばれてきた良夫は、今回もやはり手荒に投げ捨てられて地面をバウンドし、餅を喉に詰まらせたような声を漏らした。
「レム様! オーク似の人間、ヨシオを連行いたしました!」
「うむ、ご苦労だった、リア」
「はっ! ご褒美に今日はもう家に帰ってもよろしいでしょうか!」
「……………………許可する」
「ヤフ~ッ! いやぁ、昨日徹夜で新しいオナロを彫ったんで、早く試してみたかったんですよ! では、失礼しまっす!」
縄でグルグル巻きにされ身動きの取れない良夫の上で、なにやら頭の悪い会話が交わされたかと思うと、良夫を運んできたJDエルフがスキップをしながら去って行った。
良夫はイモムシのようにもぞもぞと身をよじりながら、もうひとりの声の主────おそらくはこのエルフの里の『長』であろう、レムと呼ばれた人物(エルフ)を見ようと顔を上げる。
するとそこには、予想外に二人のエルフが立っていた。
一人は、やや鋭い眼差しだが彫刻のように整った顔立ちをした、モデル体型の金髪ワンレンロングJDエルフ。
そしてもう一人は……
「…………っ」
この里に来てから美しい女性ばかりを見てきた良夫ですら、思わず息を呑むほどの美貌の持ち主であった。
緩くウェーブのかかった金色の髪。
宝石のような青い瞳。
細く高い鼻梁。
透き通るように白い肌。
そして何より、巨乳だった。
そして何より、巨乳だった。
もう一度言うが、巨乳だった。
「人間……ヨシオ、とか言ったか」
「……はっ! あっ、は、はい、良夫といいます! よろしくお願いいたします! よろしくお願いいたします!」
大きく盛り上がった二つの双丘に目と意識を奪われていた良夫は、エルフ…………もといエロフからの問いかけに我に返ると、体をグネグネと折り曲げながら必要以上にへりくだって答えを返した。
生粋の日本男児である良夫には、大きなおっぱいにひれ伏さずにはいられないDNAが組み込まれているからだ。
「ふむ……若木組を手もなくあしらったという割には、腰の低いオスではないか」
「レム様、ご油断なさらぬように。それがこのオスの手口かもしれません」
観察するような眼差しで良夫を見下ろすエロフに対し、ワンレンJDエルフが硬質な声で進言をした。
その会話で、良夫は目の前にいるエロフこそが長なのだと確信する。
「ふっ、だとしても問題はない。お前の言う通り、こやつの能力は幼児以下にしか見えんからな」
「その幼児以下のオスに、若芽組、若木組の全員が敗北したこともまた事実です。やはり、何か特殊な能力を有している可能性は捨てきれません」
「昨日こやつを使った者たちを調べたが、怪しい兆候はなにもなかったではないか」
「ですが、彼女たちはまだ未熟。自身の身に起きている異変を認識できていない、ということも考えられます。やはりここは、経験を積んだ者が確認してからでなければ────」
縄で縛られ、地面に転がされた良夫の存在を放置したまま、美女二人はなにやら白熱した議論を繰り広げていた。
人を強引に拉致しておきながら、失礼な話である。
だが、良夫は自らの存在を主張するどころか、あえて息を潜め、むしろ極力自分の存在感が消えるように努力していた。
なぜなら、そのほうがローアングルから舐めるように二人を視姦するのに、都合がよかったからだ。
「────えぇいっ、分かった分かった! まずお前が使ってみて安全を確認する。それでよいのだろう、ルル?」
「ご理解いただけたようで何よりです、レム様。では……おい、ヨシオとかいう人間」
「えっ、は、はいっ、なな、なんでしょう?」
レムのスリットが入ったスカートの隙間からなんとか中を覗こうとしていた良夫は、急に名前を呼ばれた驚きのためにどもりながら、視線をルルと呼ばれたJDエルフに移した。
すると、ルルは体を折り曲げて綺麗な顔を良夫に近づけながら、
「今から、お前が危険な能力を持っていないか、私が直接確認させてもらう。
……覚悟するがいい」
鋭い眼差しで良夫を射抜き、そう告げた。
「…………ごくっ」
良夫は、唾を飲んだ。
恐怖を感じたから────ではない。
見てしまったのだ。
ルルが「覚悟するがいい」と言ったその瞬間、自らの唇をチロリと舐めたことを。
「よ、よろしく、お願いします……」
良夫はフライング気味に興奮し始めて股間を硬くしながら、鼻息も荒くそう答えたのだった。
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