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本編
さん
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「さっきはホントごめんな、親衛隊の奴等抑えられてなくて。ちゃんと行き渡るようにしとくからさ」
部屋に戻ってきて、また宗ちゃんが土下座した。
もう、いいんだぁ。
さっき宗ちゃんと万里王子にパフェ奢ってもらったし、今は上機嫌なんだぁ。
「いいよいいよー。僕と宗ちゃんって一緒にいる時間が長いし、嫉妬しちゃうのもわかるもん」
「アズ…」
「それに椎名サンにこれ以上お願いしたら可哀想でしょ?」
「それも、そうか…。ありがとうな、椎名の事まで心配してもらって」
「べつにー」
一度紹介してもらったけど、椎名さんって健気で可愛い子なんだよねー。宗ちゃんを見る目がさ…ムフフ。人の恋路は邪魔したくないんだぁ。
言ってる事とヤッテル事違うって? 相手は大和先輩だもん、仕方ないって、それは。
でも、今はパフェだよね。
ここの食堂のパフェがあんなに美味しいなんて思わなかったんだぁ。もう毎日食べたいぐらい。万里王子もまた奢ってくれるって言ってくれたし、はぁ、うっとり。
「明日はちゃんと俺の友だち紹介――って、聞いてる?」
「んー? 聞いてる聞いてるー」
「……アズ。獅々田先輩には絶対に近づかないようにな」
「えぇ、またパフェ奢ってもらう約束したし…」
「襲われたらどうするんだよ!」
「襲われ…って、あんな王子様に相手されるわけないでしょ。外部生だから興味があるだけだろうし、すぐ飽きてどっか行くって」
「だめ! あの人の親衛隊で順番回してるし、もし獅々田先輩とアズが一回でもそういう事になれば、親衛隊が黙ってないからな」
「え、…なに、その順番って」
「夜伽係って言うのがあって、――まあ所謂セックスの相手なんだけど」
「え」
「ほぼ毎日違う子抱いてるってこと」
「え」
うっそ。
ちょっとカルチャーショックすぎる。二、三人ならわかるけど親衛隊の子達と…?
うっそ。
万里王子、性欲強すぎじゃない…?
「それぐらい獅々田先輩に抱かれたくて親衛隊入ってる子が多いんだよ。その順番を横取りしたら、制裁の対象になる」
む、むり。ついて行けない。
「普通って思ってるかもしれないけど、アズは本当に可愛いし、二人きりになったら、余裕で襲ってくるよ。さっきも食堂で何か言われてたんだろ?」
えっと、セフレになってって言われたと思う。というか確かに言われた。
万里王子に襲われたら、こっちが制裁受けなきゃいけないってことだよね…。なんていう理不尽さ。
「……パ、パフェ断る、ね…」
僕が断腸の思いでそういうと、ふんふんと納得したように宗ちゃんが頷いた。
襲われることはないとは思うけど、まあ、自分から火に飛び込むのはやめておこう。
もしかしてこの学校、セフレがいること自体普通なのかなー?
セフレ数人いるって嘘ついて、遊んでるふりしてるけど、大和先輩にも宗ちゃんにもそうは見えてなかったり…?
比較対照が万里王子だと、だれでも霞んで見えそうだけどさ。
「そうだ、万里王子に部屋でエッチしない方が良いって言われたんだけど、他にできるような部屋あるの?」
「………俺は教えたくない」
「えぇー。ここでばかりしてたら、ビッチだって皆に知られちゃうよ、って万里王子が教えてくれたんだ。そうならないように宗ちゃんに協力してもらいたいんだけど…」
「び、び、ビッチ!?」
「うん…。宗ちゃんは僕が皆からヤリマンって言うレッテルを貼られてもいいと思ってるんだね…。僕、流石にそこまで神経図太くないから、そう思われるのちょっと辛いな…」
伏せ目がちにね。ちょっと泣きそうな感じで。
「ヤリ、マン……、わ、わかった。教えるから、そんな顔するなって」
「うん、…ありがとう、宗ちゃん」
ちょろい、ちょろいよ、宗ちゃん。さっきも思ったけどさ。
将来好きな人ができて、コロッと騙されるんじゃないかって心配になっちゃうよ、この子。幸せに騙されるのは良いから、ま、それもありだよね。
「あのさ、俺が口出すことじゃないけどさ…。もっと自分の事大切にしろよ」
宗ちゃん…。
宗ちゃんって…、いい奴だよね、ホント。
でも、心配しないでね。僕は大和先輩だけだから。セフレとかいないから。
好きな人とだけしてるから、大丈夫だよ。
宗ちゃんとちょっとの間見つめ合ってたけど、恋とか落ちてないからね。
そして――僕はエッチできる場所を手に入れた! それ用の部屋があるってのもすごいよね。
結構場所あるけど、鉢合わせたりしないのかな…。これは大和先輩に聞くしかないか。童貞宗ちゃんは使ったことないだろうし。
―――――――――――――――
獅々田先輩からエッチできる
部屋の話聞いたよ~
今度は先輩のオススメの所で
しようね!
先輩の大きいの欲しくて疼い
ちゃう♪
アズサ☆
―――――――――――――――
「送信っと」
完全にバカだよねー。大和先輩が溜息吐きたくなるのもわかるよ。
このぐらい軽くないと、面倒な奴だと思われるかもしれないし、本気だなんてバレたら、きっとすぐにポイだもんねー。
役職持ちに言い寄る生徒は後を絶たないっていうし、本気じゃないことをアピールし続けないとね。
絶対返信は来ないから、このまま寝るー。おやすみー。
…ぜーんぜん寂しくないんだから。
◇ ◇ ◇
僕が入学してからまだ二ヶ月しか経ってないし、まだまだ知らないことがたくさんある。
この学校――若桜木学園は初等部から高等部まで一貫の男子校で、所謂、良家のご子息が通うお坊ちゃん学校。しかも全寮制。
全力で抵抗してたけど、親の都合って言うやつで高校から強制的に入学させられたんだ。中学の時は途中から不登校になっちゃったからね。あ、別にイジメとかあったわけじゃないよ。でも高校もこのままだとダメだって言われて、逃げ場ナシ。
でも、ここに来ていいことがあったんだ。
恩人との再会。
ちょっとした事件があってさ、その時助けてくれたのが先輩――都賀大和さんだったんだ。
僕に優しく声をかけ続けてくれた人。僕の救世主。
先輩は当時中二だったのに、すごくかっこよくて大人っぽくて、僕はときめいちゃったんだ。それが初恋だったりするんだよね…。ハードル高すぎて困っちゃうよ、ホント。
その時に自分がノンケじゃなくてソッチなんだって気付いたんだけどね。
それで、入学早々、先輩にばったり再会しちゃって、運命の赤い糸が小指に絡まってるのが見えたね。あの時よりも勇猛さと強面感が増して、身長ももっと離されてた。多分百八十は超えてる。睨まれたけど、根は優しいって知ってるから怖くないしーって、お礼言ったんだけどさ、不快感丸出しでギロッと『邪魔だ』言われちゃってさ。隕石衝突並みの衝撃? ウンメイナニソレオシイノ状態。
もう泣いた。泣きまくった。
三年も経ってるし、名前も教えてなかったし、さすがにこんな格好してたし、わからないのも当然なんだけどさ。髪と目を戻して同じこと言われたらどうしようって。それが怖くて、それ以上何も言えなかったんだ…。
でも、何とか近づきたくて、いろいろ考えたわけ。
セフレ募集してるっていうのと、僕で欲求不満の解消してもいいよって持ち掛けたら、意外にも即OK。なんせ僕、大和先輩の好きなあの方――百瀬様に背格好が似てるからね。利用させてもらったカンジ?
まあ、お礼にもなるかなって、大和先輩をだます形で、初めてを差し出したってわけ。
上手くいきすぎてびっくりしたけど、連絡先も交換できたし、ちゃんと先輩も相手してくれるし、言うことナシってね。
明日は宗ちゃん、友達紹介してくれるって言うし、楽しみにしとこー。
部屋に戻ってきて、また宗ちゃんが土下座した。
もう、いいんだぁ。
さっき宗ちゃんと万里王子にパフェ奢ってもらったし、今は上機嫌なんだぁ。
「いいよいいよー。僕と宗ちゃんって一緒にいる時間が長いし、嫉妬しちゃうのもわかるもん」
「アズ…」
「それに椎名サンにこれ以上お願いしたら可哀想でしょ?」
「それも、そうか…。ありがとうな、椎名の事まで心配してもらって」
「べつにー」
一度紹介してもらったけど、椎名さんって健気で可愛い子なんだよねー。宗ちゃんを見る目がさ…ムフフ。人の恋路は邪魔したくないんだぁ。
言ってる事とヤッテル事違うって? 相手は大和先輩だもん、仕方ないって、それは。
でも、今はパフェだよね。
ここの食堂のパフェがあんなに美味しいなんて思わなかったんだぁ。もう毎日食べたいぐらい。万里王子もまた奢ってくれるって言ってくれたし、はぁ、うっとり。
「明日はちゃんと俺の友だち紹介――って、聞いてる?」
「んー? 聞いてる聞いてるー」
「……アズ。獅々田先輩には絶対に近づかないようにな」
「えぇ、またパフェ奢ってもらう約束したし…」
「襲われたらどうするんだよ!」
「襲われ…って、あんな王子様に相手されるわけないでしょ。外部生だから興味があるだけだろうし、すぐ飽きてどっか行くって」
「だめ! あの人の親衛隊で順番回してるし、もし獅々田先輩とアズが一回でもそういう事になれば、親衛隊が黙ってないからな」
「え、…なに、その順番って」
「夜伽係って言うのがあって、――まあ所謂セックスの相手なんだけど」
「え」
「ほぼ毎日違う子抱いてるってこと」
「え」
うっそ。
ちょっとカルチャーショックすぎる。二、三人ならわかるけど親衛隊の子達と…?
うっそ。
万里王子、性欲強すぎじゃない…?
「それぐらい獅々田先輩に抱かれたくて親衛隊入ってる子が多いんだよ。その順番を横取りしたら、制裁の対象になる」
む、むり。ついて行けない。
「普通って思ってるかもしれないけど、アズは本当に可愛いし、二人きりになったら、余裕で襲ってくるよ。さっきも食堂で何か言われてたんだろ?」
えっと、セフレになってって言われたと思う。というか確かに言われた。
万里王子に襲われたら、こっちが制裁受けなきゃいけないってことだよね…。なんていう理不尽さ。
「……パ、パフェ断る、ね…」
僕が断腸の思いでそういうと、ふんふんと納得したように宗ちゃんが頷いた。
襲われることはないとは思うけど、まあ、自分から火に飛び込むのはやめておこう。
もしかしてこの学校、セフレがいること自体普通なのかなー?
セフレ数人いるって嘘ついて、遊んでるふりしてるけど、大和先輩にも宗ちゃんにもそうは見えてなかったり…?
比較対照が万里王子だと、だれでも霞んで見えそうだけどさ。
「そうだ、万里王子に部屋でエッチしない方が良いって言われたんだけど、他にできるような部屋あるの?」
「………俺は教えたくない」
「えぇー。ここでばかりしてたら、ビッチだって皆に知られちゃうよ、って万里王子が教えてくれたんだ。そうならないように宗ちゃんに協力してもらいたいんだけど…」
「び、び、ビッチ!?」
「うん…。宗ちゃんは僕が皆からヤリマンって言うレッテルを貼られてもいいと思ってるんだね…。僕、流石にそこまで神経図太くないから、そう思われるのちょっと辛いな…」
伏せ目がちにね。ちょっと泣きそうな感じで。
「ヤリ、マン……、わ、わかった。教えるから、そんな顔するなって」
「うん、…ありがとう、宗ちゃん」
ちょろい、ちょろいよ、宗ちゃん。さっきも思ったけどさ。
将来好きな人ができて、コロッと騙されるんじゃないかって心配になっちゃうよ、この子。幸せに騙されるのは良いから、ま、それもありだよね。
「あのさ、俺が口出すことじゃないけどさ…。もっと自分の事大切にしろよ」
宗ちゃん…。
宗ちゃんって…、いい奴だよね、ホント。
でも、心配しないでね。僕は大和先輩だけだから。セフレとかいないから。
好きな人とだけしてるから、大丈夫だよ。
宗ちゃんとちょっとの間見つめ合ってたけど、恋とか落ちてないからね。
そして――僕はエッチできる場所を手に入れた! それ用の部屋があるってのもすごいよね。
結構場所あるけど、鉢合わせたりしないのかな…。これは大和先輩に聞くしかないか。童貞宗ちゃんは使ったことないだろうし。
―――――――――――――――
獅々田先輩からエッチできる
部屋の話聞いたよ~
今度は先輩のオススメの所で
しようね!
先輩の大きいの欲しくて疼い
ちゃう♪
アズサ☆
―――――――――――――――
「送信っと」
完全にバカだよねー。大和先輩が溜息吐きたくなるのもわかるよ。
このぐらい軽くないと、面倒な奴だと思われるかもしれないし、本気だなんてバレたら、きっとすぐにポイだもんねー。
役職持ちに言い寄る生徒は後を絶たないっていうし、本気じゃないことをアピールし続けないとね。
絶対返信は来ないから、このまま寝るー。おやすみー。
…ぜーんぜん寂しくないんだから。
◇ ◇ ◇
僕が入学してからまだ二ヶ月しか経ってないし、まだまだ知らないことがたくさんある。
この学校――若桜木学園は初等部から高等部まで一貫の男子校で、所謂、良家のご子息が通うお坊ちゃん学校。しかも全寮制。
全力で抵抗してたけど、親の都合って言うやつで高校から強制的に入学させられたんだ。中学の時は途中から不登校になっちゃったからね。あ、別にイジメとかあったわけじゃないよ。でも高校もこのままだとダメだって言われて、逃げ場ナシ。
でも、ここに来ていいことがあったんだ。
恩人との再会。
ちょっとした事件があってさ、その時助けてくれたのが先輩――都賀大和さんだったんだ。
僕に優しく声をかけ続けてくれた人。僕の救世主。
先輩は当時中二だったのに、すごくかっこよくて大人っぽくて、僕はときめいちゃったんだ。それが初恋だったりするんだよね…。ハードル高すぎて困っちゃうよ、ホント。
その時に自分がノンケじゃなくてソッチなんだって気付いたんだけどね。
それで、入学早々、先輩にばったり再会しちゃって、運命の赤い糸が小指に絡まってるのが見えたね。あの時よりも勇猛さと強面感が増して、身長ももっと離されてた。多分百八十は超えてる。睨まれたけど、根は優しいって知ってるから怖くないしーって、お礼言ったんだけどさ、不快感丸出しでギロッと『邪魔だ』言われちゃってさ。隕石衝突並みの衝撃? ウンメイナニソレオシイノ状態。
もう泣いた。泣きまくった。
三年も経ってるし、名前も教えてなかったし、さすがにこんな格好してたし、わからないのも当然なんだけどさ。髪と目を戻して同じこと言われたらどうしようって。それが怖くて、それ以上何も言えなかったんだ…。
でも、何とか近づきたくて、いろいろ考えたわけ。
セフレ募集してるっていうのと、僕で欲求不満の解消してもいいよって持ち掛けたら、意外にも即OK。なんせ僕、大和先輩の好きなあの方――百瀬様に背格好が似てるからね。利用させてもらったカンジ?
まあ、お礼にもなるかなって、大和先輩をだます形で、初めてを差し出したってわけ。
上手くいきすぎてびっくりしたけど、連絡先も交換できたし、ちゃんと先輩も相手してくれるし、言うことナシってね。
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