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番外編
守りたいもの ④
しおりを挟む「社長」
新聞に落としていた視線を持ち上げた社長。俺は笑みを向けた。
「あの女が梓様の父親について吐きました」
「…なんだと?」
「槙野会長だと、その口ではっきりと」
「親父が? ……くそ、あの狸わかってやがったな。その上で俺に…」
槙野会長は忠信の父である。そして、兄である孝則。その三人の誰が梓の父親か分からずにいた。
いや、分からずにいた、というのには少し語弊がある。うやむやにして一番立場の弱い次男である忠信にすべてを被らせていた。
家族との関係は冷え込むどころか凍り付いて砕けているのだから、恨みたくもなるだろう。自業自得とはいえ。
兄の孝則の家でさえ酷い状態だと聞く。バレないように忠信に押し付けていたというのに、どこからか奥方に漏れたようだ。
「DNA鑑定をして、認知を取り消すというのはいかがですか。一ノ瀬由貴が虚偽の申告をしたことが判明したのですから」
社長は二つ返事で鑑定の予約をしろと指示を出した。
親子関係が無くなれば、梓は社長にとって何の脅威でもなくなる。認知したという法的な枷があったからこそ、表立って危害を加えられず、寄ってたかって姑息なやり方で梓を追い込もうとしたのではないか、と俺は考えていた。
認知無効になり、ほとぼりが冷めれば、『無関係』な梓を消しにかかるだろう。しかし、若桜木にいる間は問題ない。あの空間で事件を起こすことはない。起こしたとすれば、とんでもない阿呆だ。
俺は梓を逃がすための準備を始めた――というのは大袈裟だ。特に変わった事はしていないのだから。ただ、丞様に足が着かないように航空券を手配してもらっただけだ。
梓を引き取った後は姿を消せばいい。
それまでは何もせず、変わらず、ただ社長の右腕として働くだけ。
認知撤回の判決が確定したのはそれから一月後だった。
そんな時だ。梓に渡していた携帯から電話がかかってきたのは。
社長に「梓様からです」と断って電話に出る。
「はい。何か」
『……お久しぶりです、堤さん』
梓の無理矢理に明るく装っている声。社長の手前、感情はぐっと抑えた。
「はい、ご用件は」
内心心配でたまらなかった。俺を頼らざるを得ない事態が起きたということに。
そして、「引きこもりが再発して…」と話し始める梓。部屋から出られなくなり、老夫婦の元に戻りたいという、切実な願いだった。
しかし叶えてやることはできない。
ただ、唯一俺ができるのは迎えに行くことだけだ。
「一千万とは安いな」
「いずれにしろ返せないでしょうから、希望を見せておいた方がいいかと」
汚い笑みを浮かべる社長に、そう返せば、喉で嗤う。そして、予想通り社長はこう言った。
「――あの店に連れて行け」
若桜木学園に再び訪れたのは、梓から連絡があった時から三日経った日。
「そのようなことが…」
「はい。ですから、迎えに参りました」
「それは…そうですね…」
一生徒を迎えに来ただけだというのに、学園長室まで通され、なぜか俺は学園長に事情を話していた。
不可解な上、迎えに来た『保護者』と会わせるのを渋る学園長。
何かがおかしい。
俺はそう感じ始めていた。
「少々お待ちいただけますか」
そう言い残して学園長は部屋を出て行ってしまう。俺は頭を抱えた。今日を逃せば、梓を逃がすことができない。飛び乗れるようにとフライトの予約もしてある。
苛立ちだけが募った。
数分後にノックと共に戻って来た学園長。その後に続いたのは、あの日に顔を合わせた都賀グループの総帥の孫だった。いや、総帥が代替わりしたため、正確には息子。
内心「は?」だ。
「お時間を取らせてしまい申し訳ありません、理事長。しかし当方、都賀家のご子息との面会を望んでいたわけではございません」
と嫌味も言いたくなる。早く梓を出せと。しかし、理事長から語られた話に、腹が煮えくり返るようだった。
暴力を振るわれ、高熱を出してる?
大切なご子息を預かってるから、とか何とかぬかしてただろうがと。もうキレかけだ。
とにかく梓に会いたい。しかし、その思いは目の前の二人には全く通じなかった。それどころか、俺に会わせる気はなく、梓を学園に留まらせようとしている。
おかしい。
何があった?
都賀のバックアップ? 養子?
「これ以上、一ノ瀬梓に介入するなら、それなりの代償を払うことになると覚えておくといい」
俺はその言葉で気付いた。
梓は槙野に関係のある人間から暴力を受けたのだと。
梓に都賀が手を貸し、養子にするつもりなのか?
煽りも真正面から受け止めて打ち返してくるまだ熱い年頃の青年は俺を完全に敵だとみなし、言葉の節々から槙野に対する怒りが表れていて、まるで梓を守ろうとするかのようだった。
「ま、こんな感じで、都賀から問題なく支援を受けられますので、ご安心ください」
のんびりとした口調の学園長。その後ろから睨みつけてくる都賀。
脅して体を売らせていたと聞き捨てならない話が聞こえたが、これから売る『売物』を傷物にするわけがない。梓に暴行を加えたのは、兄の孝則、もしくは会長の差し金だ。
学園長と都賀が梓を守る気でいるなら、このままここに預けておいた方が良い。この都賀の息子が梓に何らかの感情を持っているならば、悪いことにはならないだろう。梓の安全を考えれば、退くべきだ。
都賀の養子になれば、多少の困難は付いてくるが、槙野にいるよりは確実にマシだ。
俺は立ち上がった。
若干心残りはあったが、梓が安全に暮らせるのであれば…。
「もう一つ言っておく。一ノ瀬由貴はこちらで確保した」
俺は顔を上げた。
一ノ瀬由貴を確保?
一ノ瀬由貴が槙野にとって危険な存在であると知っているのか? どこまで調べてるんだ、こいつら。
それとも…漏れている?
梓をこの学園に入れるように勧め、一ノ瀬由貴の存在と、都賀の子息と梓の関係を知る人物。
――ああ。
全てがストンと心に落ちた。
そう言う事か。やりやがったな、あのクソガキ。
だが、これも賭けだったんだろう。梓が都賀に気に入られるかどうかなんて、何の保証もないのだから。
なら、理様は賭けに勝ったということだ。
笑いが零れた。嬉し笑いか、自嘲か、自分でもわからない笑い。
「彼を良く知る者の連絡先です。貴方が学園にいるのを知っていて、入れたのでしょう…。……梓様を…よろしく頼みます」
後はこの都賀の子息に託せばいい。
俺は学園長室を後にした。
そして、以前来た時に見かけた、学園の敷地内にある郵便ポストに鞄から取り出した封筒を突っ込む。
これで俺の役目も仕事も全て終わった。
大丈夫だ。梓の未来は安泰だ。俺といるよりも。
だから、頼む。梓を幸せにしてやってくれ。
俺はその足で飛行機に乗った。共に旅立つはずだった梓はいなかったが、清々しい気分だった。
乗り換えを繰り返し、海外に飛び立つ。
海外でも贅沢をしなければ十分に暮らせる貯蓄はある。ほとぼりが冷めれば、日本に戻ってもいい。
「最後に一目だけでも、会いたかったな…」
少しだけ侘しさが残った。
◇ ◇ ◇
ホテル暮らしをしながら、郊外のコンドミニアムを探す。同じくホテルに長期滞在している日本人数名と話をするようになり、酒も交わすようになった。
出張で来ていたり、旅行であったりと理由は様々。
何かに縛られない生活というのは初めてで、俺もかなり弾けていた。いや、自暴自棄といった方が正しい。
どうやったとしても、もう梓には会えない。その事実を実感すると、結構クる。
最終的には都賀の介入により救われたが、梓を守れず、ただ槙野の言いなりに動いていた自分が情けないのなんの…。
こういう思いは後からじわじわと来るらしい。
毎夜ホテルのバーで酒を飲み、昼間はぼんやりと景色を眺める。女を呼んでみるが、全く勃たず。
「何してんだか」
最近自嘲しかしてない。
「お、また来てんのかよ。堤さん」
「…そういうあんただって」
「おうおう、いいじゃねーか。ん? 浮かない顔してどうした?」
「毎日暇なんだよ」
「羨ましいこった」
「羨ましいことなんてなんもない。ただがむしゃらにやって来ただけだ。しかも最終的には全く実にならず」
「そうか? 酒飲んで、女抱いて、好き勝手に過ごして、羨ましい以外のなんでもねーけどな、俺から見たら」
まあ、飲めよ、と勧められるまま、酒を口にした。
――そして調子に乗って飲み過ぎた。
足元はふらついてはいるが、エレベーターで降りれば、部屋はすぐそこだ。問題ない。
酒に付き合ってくれた山田という男が肩を貸してくれ、俺は何とか部屋に戻った。
それからベッドに横になって、ストンと眠りに落ちた。
ガサガサと何かの音が聞こえて、俺は浅くなった眠りから覚め、目を開けた。
外は真っ暗。まだ真夜中だ。
「ん…」
ガサガサと音を立てていたものが止んだ。
うっすらとだが、床に誰かが座っているのが見える。
「…山田、さん…?」
部屋にいるなら、俺を部屋まで連れ戻してくれたあの男だろう。
声をかけても、その誰かはじっと動かないまま、こちらを窺っているようだった。
目が慣れてくると、その人物が音を立てていた――正確には漁っていたものが何かが見えた。
俺のキャリーバッグ。
明らかに、物色中だった。物取りに出くわしてしまったらしい。冷や汗が背中を伝った。
俺が声を発しようとしたところで、男が立ち上がった。そのまま俺に一歩一歩と近づいてくる。
これ…ヤバいな。
頭ではそう感じているのにも関わらず、体が動かない。
「どこにある」
……?
内容については「何言ってんだ、こいつ」状態だったが、声は明らかに『山田さん』のものだった。
「女から受け取ったんだろう?」
女から受け取った?
まさか…。思い当たるのは一つしかなかった。
――尾行(つ)けられていた。
笑いが漏れた。
分かっていたことだが、世の中は甘くない。だが、もういい。俺には何も残っていないのだから。
「何がおかしい…」
「いや、俺もバカだがアンタらもバカだと」
「なんだと…?」
「悪いな。とっくにアレはある所に郵送済みだ」
ダミーの封筒をそこら中の郵便ポストに入れておいたのだが、俺の所に来るということは、本物を見つけられなかったということだ。
『山田さん』は無表情だ。
そこからはスローモーションのようだった。
山田さんは一歩踏み出し、シーツを捲り上げて、俺に被せた。押し倒され、乗り上げられる。
腹部に衝撃が来たかと思えば、焼けるような熱さに襲われた。それが二度ほど続く。
くくっと、笑いが漏れた。
少し、虚しかった。
俺の人生が。
一番充実してたのは、梓と過ごした時間。あの部屋で四人で過ごした、ほんの短いひととき……――。
―――梓、幸せに。
◇ ◇ ◇
腹が痛い。
ジクジク痛む。
その上、その痛む箇所を押されてる気がする。
くそ、いてぇ。
俺は余りの痛さに目を開けた。
すると俺の腹をつついてる奴が目の前にいた。
「…なに、しやがる…」
声が出ていたかは分からないが、俺的には叫んでいたつもりだ。
「おはよう」
そう言ったのは、何やら見覚えのある顔。会った事はないが、その端正な顔立ちの所為でメディアへの露出が多い彼の経営者。――あの熱いガキの父親だった。
「…なんで、お前…」
「お前とは酷いなー。これでも命の恩人なんだけどね」
…………。
そうか、俺は…。
じわりじわりと記憶が蘇ってくる。
「思い出したみたいだね」
人のよさそうな笑みを浮かべるその男。全く何を考えているか分からなかった。
痛む腹部を押さえつつ、起き上がった。
「まだ動かない方が良いよ」
「……なんで、助けた」
「単純なことだよ。駒を一つ増やしたかっただけ」
駒。
俺の人生を一言で表わす的確な言葉だ。
本来この男が俺のようなクズを望むとは思えない。
だとすれば、
「養子にしたのか、梓を」
「…中々勘はいいんだね。その割に後ろは見えてなかったみたいだけど。もうどうでもいいって感じだったのかな」
託した瞬間もう腑抜けになっていたのは確かだ。
「それで、単刀直入に言うけど、梓君のために働いて欲しい」
「それほど価値があるのか? 梓に」
「……梓君は大和を裏切らない。絶対にね」
このクソ野郎が。
「梓まで駒扱いか」
「そんなひどい奴じゃないよ、僕は。僕の子供になったからには、梓君を大切にする。これから沢山甘やかすつもりだからね」
「何を考えてる」
「何も。子供を可愛がることに何か理由がある? 君だって梓君を可愛がっていたでしょ。そんな君に手伝って欲しいだけ」
――それに、会いたいよね?
俺の人生はまた金持ちのちょっとしたお遊びとして使われる。
それでも、ただ一つ、梓という大切な存在ができ、その存在を見守り続けられるのなら、悪くない。
俺は、ひとつ頷いた。
END
~おまけ~
「じゃあ、最初のお仕事なんだけど、」
「なんでもどうぞ」
「梓君の小さい時の写真、入手してきて」
は?
「総槙に忍び込ませて幼稚園入園以降の写真は手に入ったんだけど、それより前がないんだ。コレクションとしては不完全すぎて困ってたんだよ」
「…………」
「この前、僕のこと恥ずかしそうに『お父さん』って呼んでくれて、もうそれから梓君にメロメロなんだよね。大和と好みが似てたのかなぁ。――あ、手を出したりはしないから安心して。大和にも殺されちゃうし、既婚者だし。ということで、退院してからでいいからよろしくね」
やはり金持ちの考えてることはよくわからない。
「俺のキャリーバッグの中に携帯がある。あれに2歳の時の梓の写真なら残ってる」
「にににに、2歳?! 是非下さい! お願いします!」
「ロックも何もかかってない。勝手に持っていけばいい」
「本当に君が生きててくれてよかったよ!」
立ち上がって電話をかけ、俺の携帯の確保を命じると、「僕はこれで」と颯爽と去っていった。
その後ろ姿に、俺はただただ溜息しか出なかった。
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