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◆薬草の商人◆
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「……ずっと、貴女を好きでした……。まさか……これはまた夢でしょうか……私に都合が良い夢でしょうか……」
切ない告白。
それは神への懺悔めいていた。
女性めいた端正な顔立ちの青年は、泣きそうな顔で甘やかに喘いだ。いや、眼鏡に隠された瞳にはすでに涙と情欲が浮かんでいた。目元を赤くしたその表情に、ローザの心が喜びに弾む。
「夢ではありませんわ……」
彼が望むまま、床に座り込んだ彼の牡を乳房の間に挟んで、強弱をつけてこねまわす。そのたびにカルミネは腰を揺らして荒い息をつく。
厚い絨毯が掻かれる。
「……気持ちいいっ、あっ、気持ちいいです姫……! ああっ、こんな……叶うなんて!」
制服のブラウスの前ボタンをすべて外した姿で、ローザは彼の上にのしかかっていた。
青年の優しげな美貌に似合わない、長くて凶悪な男根が、ローザの風船のように大きなおっぱいに押しつぶされながら荒れ狂う。
柔らかな双丘の隙間を出入りする剥き出しになった先端が愛しくて、ローザはぺろっと舐めた。すでにねばつく液体がこぼれてきている。
ローザの思考からはふたりの婚約者のことは飛んでいた。ただ目の前にいる、生真面目で優しくて愛しい青年を喜ばしたいとしか考えていなかった。
だって、ゲームをしている時から好きなキャラクターだった。
しかも、入学して同じクラスになるまでは、こんなに綺麗な顔立ちの人だとは思わなかった。絵で描かれているのと、こうして目にするのは違っている。
その彼が、ここまで思い詰めていただなんて。
「最後の思い出に」
と望まれて、こうして胸と唇で奉仕しているのだ。
彼の手が――やはり男の人なのだと思わせる節ばった指の長い素敵な手が――のびてきて、ローザの大きな乳房を両側から掴んだ。
「すごい……柔らかくて指が沈んでしまいそうです」
酔ったような熱い声。
彼はそのまま自分の牡ごとふくらみを揉み、ローザの乳首を指先でこすって刺激する。
「あんっ」
「綺麗な色ですね。摘んだばかりのさくらんぼみたいで美味しそうです。……このイヤらしいおっぱいも、真っ白でおっきくて、っ、こんなに弾力があって、でもしっとりしていて……。思ってたよりもすごい……」
胸と唇を犯しながら、カルミネは喘ぐ。
白濁した液が、ローザの乳房と顔にぬるぬると飛び散った。
その匂いもまた婚約者たちと違う。
ローザは頬を染めた。
自分もまた、足の間からぬるついたものが溢れてしまった。お腹の奥が熱い。
触って欲しい。
舐めて欲しい。
いっそ――。
頭を振って、沸き起こった感情に蓋をする。あくまでもこれは、カルミネを助けるためのものだ。
「姫――。舐めてさしあげます」
優しく甘い声。
「え」
「御自分をお慰めされていますよね? そのお手伝いをするだけです。私の望みが叶ったお礼です。ずっとずっと姫に触れたくとも叶わないと思っていましたのに、まさか、挟んでくださっただけではなく私のものを舐めていただけるなんて……」
女性にしか見えないほど美しい顔で、はにかむように微笑む。
「契約書を書いても構いません。私はただ、姫が御自分を慰めるお手伝いをするだけです。――絶対に手出しはいたしません。そんな、準貴族の息子には分不相応な望みはありませんので」
「……カルミネ様は素敵ですわ」
「貴女の道具です」
本棚に向かって押し倒されても、ローザは抵抗が出来なかった。頭の下に、彼のハンカチが敷かれた。実用本位で真っ白なハンカチが。
ローザの全身が甘い期待で震えた。
→次章に続く
切ない告白。
それは神への懺悔めいていた。
女性めいた端正な顔立ちの青年は、泣きそうな顔で甘やかに喘いだ。いや、眼鏡に隠された瞳にはすでに涙と情欲が浮かんでいた。目元を赤くしたその表情に、ローザの心が喜びに弾む。
「夢ではありませんわ……」
彼が望むまま、床に座り込んだ彼の牡を乳房の間に挟んで、強弱をつけてこねまわす。そのたびにカルミネは腰を揺らして荒い息をつく。
厚い絨毯が掻かれる。
「……気持ちいいっ、あっ、気持ちいいです姫……! ああっ、こんな……叶うなんて!」
制服のブラウスの前ボタンをすべて外した姿で、ローザは彼の上にのしかかっていた。
青年の優しげな美貌に似合わない、長くて凶悪な男根が、ローザの風船のように大きなおっぱいに押しつぶされながら荒れ狂う。
柔らかな双丘の隙間を出入りする剥き出しになった先端が愛しくて、ローザはぺろっと舐めた。すでにねばつく液体がこぼれてきている。
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だって、ゲームをしている時から好きなキャラクターだった。
しかも、入学して同じクラスになるまでは、こんなに綺麗な顔立ちの人だとは思わなかった。絵で描かれているのと、こうして目にするのは違っている。
その彼が、ここまで思い詰めていただなんて。
「最後の思い出に」
と望まれて、こうして胸と唇で奉仕しているのだ。
彼の手が――やはり男の人なのだと思わせる節ばった指の長い素敵な手が――のびてきて、ローザの大きな乳房を両側から掴んだ。
「すごい……柔らかくて指が沈んでしまいそうです」
酔ったような熱い声。
彼はそのまま自分の牡ごとふくらみを揉み、ローザの乳首を指先でこすって刺激する。
「あんっ」
「綺麗な色ですね。摘んだばかりのさくらんぼみたいで美味しそうです。……このイヤらしいおっぱいも、真っ白でおっきくて、っ、こんなに弾力があって、でもしっとりしていて……。思ってたよりもすごい……」
胸と唇を犯しながら、カルミネは喘ぐ。
白濁した液が、ローザの乳房と顔にぬるぬると飛び散った。
その匂いもまた婚約者たちと違う。
ローザは頬を染めた。
自分もまた、足の間からぬるついたものが溢れてしまった。お腹の奥が熱い。
触って欲しい。
舐めて欲しい。
いっそ――。
頭を振って、沸き起こった感情に蓋をする。あくまでもこれは、カルミネを助けるためのものだ。
「姫――。舐めてさしあげます」
優しく甘い声。
「え」
「御自分をお慰めされていますよね? そのお手伝いをするだけです。私の望みが叶ったお礼です。ずっとずっと姫に触れたくとも叶わないと思っていましたのに、まさか、挟んでくださっただけではなく私のものを舐めていただけるなんて……」
女性にしか見えないほど美しい顔で、はにかむように微笑む。
「契約書を書いても構いません。私はただ、姫が御自分を慰めるお手伝いをするだけです。――絶対に手出しはいたしません。そんな、準貴族の息子には分不相応な望みはありませんので」
「……カルミネ様は素敵ですわ」
「貴女の道具です」
本棚に向かって押し倒されても、ローザは抵抗が出来なかった。頭の下に、彼のハンカチが敷かれた。実用本位で真っ白なハンカチが。
ローザの全身が甘い期待で震えた。
→次章に続く
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