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◆白百合のヒロイン◆
3 ※
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「ほら、みんな綺麗綺麗にしましょうね、ローザさま」
リリィは、ローザの全身に優しく石鹸の泡をなすりつける。色素の薄い肌はすべすべで、手に吸いつくように心地よい。恥ずかしがる彼女のたっぷりとした乳房を揉んで、おなかを触り、彼女と自分の心臓の鼓動が混じり合っていくのを楽しんでから、シャワーを頭からかけて流していく。
柔らかな水流を乳首と股間に執拗に当てると、彼女は全身を振るわせる。鴇色のスリットの入り口にあるふっくらした粒にシャワーを当てながら、皮ごとしごいた。男性器によく似た小さなそれが、固く粒立った。
「あっ、そこだめですわ……」
ローザが震えて、いやいやするように頭を振る。羞恥に染まった顔も、上気した肌も、濡れて乱れた巻き毛も、なんて愛らしいのだろう。
「ローザさまはこの愛らしい蕾を苛められるのがお好きなんですよね」
「ちがうの、ちがうの……」
足を閉じかけたので、押し開ける。
運動部の代表たる自分にとっては、彼女の抵抗なんて子猫が暴れたほどすら苦労しない。それに、本当に嫌がっているのならすぐ分かる。ローザは公爵令嬢のくせに根が素直だから。
シャワーを置き、むっちりした太股のあいだに顔をうずめ、コーラルピンクのちいさな蕾をくわえて吸うと、彼女の全身がはねた。
ていねいに舐めるごとに、柔らかな襞の隙間から、トロリとした液がさらに溢れてきた。少ししょっぱくて、発酵した酒のように甘くて厭らしい匂いがする。
そのまま、中をすべて流し出してしまえばいい。蜜壷にたっぷりと飲み込んだ、婚約者たちの精を。
陰核を守る柔らかな皮をそっと剥いて、指先でしごきながら、舌先でさらにいじる。ぬらぬらしたそれは、指輪にしたいほど愛らしい。
きゅっと吸うと、ローザの全身がはねた。
「やっ、吸っちゃだめですわぁ」
だめというより「らめ」に近い、舌っ足らずな哀願に、喜びが満ちる。
彼女の弱点である珊瑚の突起に降るようなキスを与えて、指で揉み、その下で可憐にひくついている濡れた襞をひろげた。とろりと露をこぼし続ける隙間から指を深く突き入れる。
「赤ちゃんが出来ないように中をぜんぶ出したら、お薬を付けましょうね、ローザさま」
「……ええ」
耳まで赤いローザに、意地悪な気持ちがわき起こる。
「でも、まだまだぬるぬるしてますよ。いつまでも綺麗になりませんねぇ」
「やっ、だって……」
「これでは、まだお薬が付けられませんわ。みんなみんな掻き出してしまわないと……」
ぐちゅぐちゅと指を出し入れする。
狭い洞窟は濡れっぱなしで、吸いつくように締め付けてくる。そのざらざらとする内壁をひっかくと、令嬢は甘い悲鳴をあげてふたたび達した。
最初は濃厚だった牡の匂いはだいぶ薄まってきた。
ローザに会わなければ、生徒会の誰かにでも惹かれていたかもしれない。学園で親しくしているのは、とても魅力的な男性たちだ。
しかし今は、嫉妬まではいかなくても羨ましい気持ちが勝る。
彼らがローザの奥底まで放った精は、掻き出すには指が届かない。
彼らはローザの婚約者として、堂々と振る舞うことができる。
「わたし、男に生まれたら良かったのになぁ……」
呟きが聞こえたのか、ローザはいやいやした。
「やぁん、リリィちゃんはわたくしがいちばん好きなヒロインですのよ。強くて……優しくて……。そのままでいいんですの」
「このままで、いいんですか?」
ローザはうなずいた。
ゲームの中よりもっと好き。そう小さく呟いた気がする。ローザはたまに不思議なことを言う。
リリィは、以前のことを思い出していた。
→次章に続く
リリィは、ローザの全身に優しく石鹸の泡をなすりつける。色素の薄い肌はすべすべで、手に吸いつくように心地よい。恥ずかしがる彼女のたっぷりとした乳房を揉んで、おなかを触り、彼女と自分の心臓の鼓動が混じり合っていくのを楽しんでから、シャワーを頭からかけて流していく。
柔らかな水流を乳首と股間に執拗に当てると、彼女は全身を振るわせる。鴇色のスリットの入り口にあるふっくらした粒にシャワーを当てながら、皮ごとしごいた。男性器によく似た小さなそれが、固く粒立った。
「あっ、そこだめですわ……」
ローザが震えて、いやいやするように頭を振る。羞恥に染まった顔も、上気した肌も、濡れて乱れた巻き毛も、なんて愛らしいのだろう。
「ローザさまはこの愛らしい蕾を苛められるのがお好きなんですよね」
「ちがうの、ちがうの……」
足を閉じかけたので、押し開ける。
運動部の代表たる自分にとっては、彼女の抵抗なんて子猫が暴れたほどすら苦労しない。それに、本当に嫌がっているのならすぐ分かる。ローザは公爵令嬢のくせに根が素直だから。
シャワーを置き、むっちりした太股のあいだに顔をうずめ、コーラルピンクのちいさな蕾をくわえて吸うと、彼女の全身がはねた。
ていねいに舐めるごとに、柔らかな襞の隙間から、トロリとした液がさらに溢れてきた。少ししょっぱくて、発酵した酒のように甘くて厭らしい匂いがする。
そのまま、中をすべて流し出してしまえばいい。蜜壷にたっぷりと飲み込んだ、婚約者たちの精を。
陰核を守る柔らかな皮をそっと剥いて、指先でしごきながら、舌先でさらにいじる。ぬらぬらしたそれは、指輪にしたいほど愛らしい。
きゅっと吸うと、ローザの全身がはねた。
「やっ、吸っちゃだめですわぁ」
だめというより「らめ」に近い、舌っ足らずな哀願に、喜びが満ちる。
彼女の弱点である珊瑚の突起に降るようなキスを与えて、指で揉み、その下で可憐にひくついている濡れた襞をひろげた。とろりと露をこぼし続ける隙間から指を深く突き入れる。
「赤ちゃんが出来ないように中をぜんぶ出したら、お薬を付けましょうね、ローザさま」
「……ええ」
耳まで赤いローザに、意地悪な気持ちがわき起こる。
「でも、まだまだぬるぬるしてますよ。いつまでも綺麗になりませんねぇ」
「やっ、だって……」
「これでは、まだお薬が付けられませんわ。みんなみんな掻き出してしまわないと……」
ぐちゅぐちゅと指を出し入れする。
狭い洞窟は濡れっぱなしで、吸いつくように締め付けてくる。そのざらざらとする内壁をひっかくと、令嬢は甘い悲鳴をあげてふたたび達した。
最初は濃厚だった牡の匂いはだいぶ薄まってきた。
ローザに会わなければ、生徒会の誰かにでも惹かれていたかもしれない。学園で親しくしているのは、とても魅力的な男性たちだ。
しかし今は、嫉妬まではいかなくても羨ましい気持ちが勝る。
彼らがローザの奥底まで放った精は、掻き出すには指が届かない。
彼らはローザの婚約者として、堂々と振る舞うことができる。
「わたし、男に生まれたら良かったのになぁ……」
呟きが聞こえたのか、ローザはいやいやした。
「やぁん、リリィちゃんはわたくしがいちばん好きなヒロインですのよ。強くて……優しくて……。そのままでいいんですの」
「このままで、いいんですか?」
ローザはうなずいた。
ゲームの中よりもっと好き。そう小さく呟いた気がする。ローザはたまに不思議なことを言う。
リリィは、以前のことを思い出していた。
→次章に続く
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