【R18】溺愛×悪役令嬢 reboot

月極まろん

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◆王子と騎士◆

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 もっと、もっと、気持ち良くさせてあげたい。エドアルド王子のこの可愛い顔を引き出してみたい。その一心で、ローザは思い切ってくわえる。
 よりいっそう堅さを増した牡に、おそるおそる舌を這わせた。手の中でさらに膨れ上がり、暴れ馬のようだ。
「くっ」
 苦しそうな彼の声。
 少し塩気がする。
 美味しい。
 と、感じた自分に驚いた。
 先端にキスを落とし、舌で舐め上げ、皮のくびれに舌を差し込む。感じて。もっと気持ち良くなって。手で前後にこすりながら舌を這わせる。彼によって自分が全身にやられたように、愛しい第一婚約者の反応をさぐりながら、夢中で舐める。
「ローザ様、歯を、立てないように、気をつけて……」
 声で返す間も惜しく後ろの男にうなずくと、杭をさらに深く唇の中に飲み込んだ。こんなに大きくくちを開けたことはなく苦しかったが、反応がさらに上がり、彼が腰を前後する早さが上がる。
 唇と指で懸命に奉仕する。
「あっ、気持ちいい……気持ちいいよ、ローザ……ローザ」
 熱に浮かされたような声。
 切ない吐息。
 そして後ろのスリットに突き込まれたままのチェリオの牡も、ふたたび堅さと勢いを取り戻している。
 まるで串裂きにされたかのようだ。
「んっ、んっ、んんっ」
 もう何度目だろう。ローザは快感のてっぺんまで達した。エドアルドのぬるりと温かい精が出されて、手とくちの中で受け止める。いくらかはこぼれて溢れたが、喉に残ったぶんを飲み込んでみる。
 愛しい。
 ずっとずっと大好きなキャラクターたちだったけれど、こうして会話して、接して、肌を重ねるたびに、さらにもっともっと好きになっていく。
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