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第1章。「魔界への入口」
3、春のはじまり③
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--放課後(車中)--
電車は走り出す。
チン電は、各家の裏を通り、
まず、住吉大社に向かう。そこで、路上を走る。
急に表舞台に出る。木々の匂いがする。
真菜美は、朋子に話しかける。
「朋もサッカーけっこう好きだよね」
「真菜美のおかげだよ 詳しくなったの。
サッカーやってる人、カッコ良いし」
「え!だれだれ カッコ良いって?
私はキャプテンの裕也君」
真菜美は、かぶらないように先に言った。
(朋ごめん、裕也君はゆずれないよぉ~)
朋子は、はなから違う人が好きであった。
「比呂さん(^^)」
(ほぉ♪)真菜美は感心した。
「家の兄ぃ~ いけいけどんどん。
でもサッカー馬鹿だよ!」
「裕也さんだって」
朋子は反撃する。
「裕也さんは、学年3番だよ成績(うぅガゥ)。
兄ぃは、後ろから10番。勉強なんかしてるの見たこと無いナイ。
でも、いつか、裕也さん来て、徹夜でフォーメェション考えてた。
家の兄ぃ、サッカーのことなら頑張れるのよね 不思議(??)。
でも、優しいのは優しい。お墨付き」
真菜美は、昔の話を持ち出す。
「幼いころ、兄ぃと映画見に行って、親が心配して。
大騒ぎ。でも、兄ぃ一人で責任とって、
ご飯抜き あはは」
(がるぅが)朋子の心の声。
「朋 吼えてる?」キタ━(゜∀゜)━!
「まぁまぁ」(幼いころだよぉ~)真菜美は、自分を宥めた。
*めも:フォーメェションは、フリーキック、コーナーキック等
決まった状況のとき、プレーの形を決めておくこと
攻めや守備の形や位置。
電車が、『住吉大社』の前を通る。朋子は深く息を吸った。
「大社!ここの空気は清んでんだよね やっぱ 神様いてるね!」
「うん!守られてる感じする。
そうそう、兄ぃと裕也さんと二人で風呂入って、お湯全部使ったんだよ。
マナ、おかげでシャワーだけだよ(むぅ)」
真菜美は、また、昔のことを思い出した。
「いいなぁ~、トモ、1人っ子だよ 兄弟ほしぃ」(ぼそぼそ)
朋子は羨ましがる。
「兄ぃと、結婚しろ。そしたら家族だねぇ」
真菜美は、本当にそうなれば良いと思っている。
(えへ)朋子は、口元を上げるニッコリした。
「兄ぃとこのチーム、頑張ってるし今年は期待!」
「ようし ガンバル!」
「あんたが頑張って…どうする… 私もガンバル」
真菜美と朋子は、2人で笑った。
「あははは」
(仲良しだね(~~))
真菜美は、裕也のことを思い。
「やっぱ、フォワードが頑張らないと」
朋子は、真菜美の兄のことを思ったが、
「キーパー … やっぱ フォワードかぁ。
マナ兄ぃ 一対一になっても 90%とるじゃん」
真菜美は、結構、自慢である。
「うん すごい(うん うん 頷く)
夜中、公園の暗闇でボール取ってる。
気配感じるんだって わけわかめ…
格闘技なんだって、
兄ぃ 少林寺黒帯だからぁ」
朋子も何故か自慢げである。
「やっぱ、マナ兄ぃ!グウド。
あ!着いた。」
「200円と」
電車は、「天王寺駅」に着いた。大阪では、なんば、梅田が有名ではあるが、昭和の面影のあり天王寺… 恋は走り出す。
(いつ 告白しょ…)
真菜美は、思った。
--放課後(兄の高校のグラウンド)--
大阪のチン電「天王寺駅」。
真菜美と朋は、真菜美の兄の高校にサッカーの練習を見行く途中である。
二人は一駅の距離をワイワイ喋りながら歩く。
そこを裏に入ると、トタン屋根、木の板を張った壁、何でも屋、え!、駄菓子じゃ?
いえいえ何でも屋、全小学生の話題の店、何でもそろう、有り得ん、そこのノートは魔法のノート、でも、今はパソコン時代か?
路地を抜け近道を歩く。
暫く歩くとグラウンドが見えてきた。
サッカーの練習の声が聞こえる。
「ソレー」「右」「切り込め」「パス パス パス」
「えぐれ右サイド」
「ドゴォ」
「ナイスキャッチ」
真菜美は、はしゃぐ。
「あ!やってる!やってる。
トモやってるよぉ」
朋子は、意外に冷静。
「当たり前でしょ 放課後なんだから」
二人は、グラウンドの脇(わき)に立って応援する。
「裕也君!ガンバ!!!!」
真菜美は、思い切り大声を出す。
(真菜美ちゃんだ 元気っ子 君かょ?)
裕也は、声の方向を見て真菜美ちゃんを確認する。
(おぉ来てる)
マナ兄も真菜美を確認する。
練習は続いた。みんな一生懸命に走っていた。広いフィールド。声が飛び交う。
日が暮れてきた。夕焼け。オレンジ色の空。(バカヤロォオ~)関係ないない、作者の独り言。
「練習終わり」
マナ兄は、号令をかけた。
走り出す真菜美、裕也の前で
「好きです。返事はいいです。じゃあ」朋の手を引いて走り出す。
(え!一方的?返答もなし 勝てん)
裕也は、少し呆れていたが嬉しそうでもある。
朋子は、真菜美に手を引かれながら、小声で言った。
「え!突然!トモには言っといてよ?早ぃつて?」
比呂は、妹ながら呆れる。
(出たぁあ?)
真菜美は、満足気。
(春のはじめに告白したかったんだ!ルン)(^_-)-☆パチンッ
本当に、突然の告白、(もっとシュチュエーション(情景)とか考えろ)読者の声。(恋は盲目、独りよがり、最初はそれで良いじゃぃ、最初は…)トウトツ…不思議なハートの力の一つかなぁ。
そして、どうなるのぉお?
電車は走り出す。
チン電は、各家の裏を通り、
まず、住吉大社に向かう。そこで、路上を走る。
急に表舞台に出る。木々の匂いがする。
真菜美は、朋子に話しかける。
「朋もサッカーけっこう好きだよね」
「真菜美のおかげだよ 詳しくなったの。
サッカーやってる人、カッコ良いし」
「え!だれだれ カッコ良いって?
私はキャプテンの裕也君」
真菜美は、かぶらないように先に言った。
(朋ごめん、裕也君はゆずれないよぉ~)
朋子は、はなから違う人が好きであった。
「比呂さん(^^)」
(ほぉ♪)真菜美は感心した。
「家の兄ぃ~ いけいけどんどん。
でもサッカー馬鹿だよ!」
「裕也さんだって」
朋子は反撃する。
「裕也さんは、学年3番だよ成績(うぅガゥ)。
兄ぃは、後ろから10番。勉強なんかしてるの見たこと無いナイ。
でも、いつか、裕也さん来て、徹夜でフォーメェション考えてた。
家の兄ぃ、サッカーのことなら頑張れるのよね 不思議(??)。
でも、優しいのは優しい。お墨付き」
真菜美は、昔の話を持ち出す。
「幼いころ、兄ぃと映画見に行って、親が心配して。
大騒ぎ。でも、兄ぃ一人で責任とって、
ご飯抜き あはは」
(がるぅが)朋子の心の声。
「朋 吼えてる?」キタ━(゜∀゜)━!
「まぁまぁ」(幼いころだよぉ~)真菜美は、自分を宥めた。
*めも:フォーメェションは、フリーキック、コーナーキック等
決まった状況のとき、プレーの形を決めておくこと
攻めや守備の形や位置。
電車が、『住吉大社』の前を通る。朋子は深く息を吸った。
「大社!ここの空気は清んでんだよね やっぱ 神様いてるね!」
「うん!守られてる感じする。
そうそう、兄ぃと裕也さんと二人で風呂入って、お湯全部使ったんだよ。
マナ、おかげでシャワーだけだよ(むぅ)」
真菜美は、また、昔のことを思い出した。
「いいなぁ~、トモ、1人っ子だよ 兄弟ほしぃ」(ぼそぼそ)
朋子は羨ましがる。
「兄ぃと、結婚しろ。そしたら家族だねぇ」
真菜美は、本当にそうなれば良いと思っている。
(えへ)朋子は、口元を上げるニッコリした。
「兄ぃとこのチーム、頑張ってるし今年は期待!」
「ようし ガンバル!」
「あんたが頑張って…どうする… 私もガンバル」
真菜美と朋子は、2人で笑った。
「あははは」
(仲良しだね(~~))
真菜美は、裕也のことを思い。
「やっぱ、フォワードが頑張らないと」
朋子は、真菜美の兄のことを思ったが、
「キーパー … やっぱ フォワードかぁ。
マナ兄ぃ 一対一になっても 90%とるじゃん」
真菜美は、結構、自慢である。
「うん すごい(うん うん 頷く)
夜中、公園の暗闇でボール取ってる。
気配感じるんだって わけわかめ…
格闘技なんだって、
兄ぃ 少林寺黒帯だからぁ」
朋子も何故か自慢げである。
「やっぱ、マナ兄ぃ!グウド。
あ!着いた。」
「200円と」
電車は、「天王寺駅」に着いた。大阪では、なんば、梅田が有名ではあるが、昭和の面影のあり天王寺… 恋は走り出す。
(いつ 告白しょ…)
真菜美は、思った。
--放課後(兄の高校のグラウンド)--
大阪のチン電「天王寺駅」。
真菜美と朋は、真菜美の兄の高校にサッカーの練習を見行く途中である。
二人は一駅の距離をワイワイ喋りながら歩く。
そこを裏に入ると、トタン屋根、木の板を張った壁、何でも屋、え!、駄菓子じゃ?
いえいえ何でも屋、全小学生の話題の店、何でもそろう、有り得ん、そこのノートは魔法のノート、でも、今はパソコン時代か?
路地を抜け近道を歩く。
暫く歩くとグラウンドが見えてきた。
サッカーの練習の声が聞こえる。
「ソレー」「右」「切り込め」「パス パス パス」
「えぐれ右サイド」
「ドゴォ」
「ナイスキャッチ」
真菜美は、はしゃぐ。
「あ!やってる!やってる。
トモやってるよぉ」
朋子は、意外に冷静。
「当たり前でしょ 放課後なんだから」
二人は、グラウンドの脇(わき)に立って応援する。
「裕也君!ガンバ!!!!」
真菜美は、思い切り大声を出す。
(真菜美ちゃんだ 元気っ子 君かょ?)
裕也は、声の方向を見て真菜美ちゃんを確認する。
(おぉ来てる)
マナ兄も真菜美を確認する。
練習は続いた。みんな一生懸命に走っていた。広いフィールド。声が飛び交う。
日が暮れてきた。夕焼け。オレンジ色の空。(バカヤロォオ~)関係ないない、作者の独り言。
「練習終わり」
マナ兄は、号令をかけた。
走り出す真菜美、裕也の前で
「好きです。返事はいいです。じゃあ」朋の手を引いて走り出す。
(え!一方的?返答もなし 勝てん)
裕也は、少し呆れていたが嬉しそうでもある。
朋子は、真菜美に手を引かれながら、小声で言った。
「え!突然!トモには言っといてよ?早ぃつて?」
比呂は、妹ながら呆れる。
(出たぁあ?)
真菜美は、満足気。
(春のはじめに告白したかったんだ!ルン)(^_-)-☆パチンッ
本当に、突然の告白、(もっとシュチュエーション(情景)とか考えろ)読者の声。(恋は盲目、独りよがり、最初はそれで良いじゃぃ、最初は…)トウトツ…不思議なハートの力の一つかなぁ。
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