~私の心が壊れる時~白と黒。私を社会不適合者にしたのは、社会で善人と呼ばれる人達でした

 14歳で処女を2万で、売った。
あの時、もう私の心は壊れ始めていたのかもしれない。

 優しいはずの姉からの、暴言、暴力。
母から惜しみなく捧げられる歪んだ愛。

 自分が信じていた愛を、失った時
私の心は壊れた。

 当たり前だと思っていた幸せが無くなった時、正気を失った…

 暴力、看護、介護、結婚、子育て。

 白か黒か。善か悪か。
 グレーゾーンは、存在しない。

 そんな【⠀私 】を壊したのは、善い人と呼ばれる人達だった。

 心が壊れた【⠀私 】が、社会不適合者になるまで、そう時間はかからなかった。

 はじめて、心から愛した人。
4人の親友たち。愛おしい母。育ててくれた、祖母。

 大切な人達の拒絶が、少しづつ心を蝕んでいく。

 【⠀私 】が、グレーに染まるまで……

 
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