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第二章 遭遇【精霊の樹海編】
第二章 人物、勢力紹介
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注意! 人物紹介には、ネタばれ要素が少しありますので、注意してください。
目次。
主人公パーティー紹介。
勇者パーティー紹介。
魔族領陣営紹介。
精霊の樹海陣営紹介。
サーデン帝国陣営紹介。
世界観予備知識一部紹介。
注目してほしい人物には、★マークを付けています。
二章からの登場人物には、◎マークを付けています。
―― 主人公パーティー ――
【コウヘイ】★
所属――逃亡中?
本名――片桐康平(かたぎりこうへい)。
通称――ゼロの騎士。
職業――魔法重装騎士、アイアンランク冒険者。
紹介――主人公。
ファンタズム大陸のサーデン帝国に召喚された勇者の紋章を持たざる者。
どんな存在でも魔力を有するこの世界で異質な魔力量がゼロの存在。
魔力を吸収することが可能な謎のスキルを自覚し、異常な速度で魔獣を討伐したことが裏目に出て、先輩たちより指名手配されることになる。
その知らせを持ってきた想い人であるアオイを誘うも断られ、自分が弱いからだと誤解する。
魔族領での異変が、コウヘイたちの運命に深く絡みつき、知らぬ間に翻弄されていく。
【エルサ】★
所属――コウヘイの奴隷。
本名――エルサ・アメリア・シュタウフェルン・フォルティーウッド。
通称――???
種族――ダークエルフ。
職業――攻撃魔法士、アイアンランク冒険者。
紹介――元精霊の樹海を住処としていたダークエルフの巫女の氏族。
病気の治療のため移動中に、ヒューマンに捕らえられ奴隷に身を堕とす。
コウヘイと奴隷商で出会い、彼のスキルにより処分寸前の命が助かる。
救われたときの衝撃で主人公へ想いを寄せるようになり、コウヘイを支える。
【イルマ】★
所属――コウヘイの友人?
本名――イルマ・アデリーナ・シルヴェーヌ・ドノスティーア・ウェイスェンフェルト。
通称――エルフの賢者。
種族――ハイエルフ。
職業――本人曰く錬金術師、補助魔法士。
紹介――サーデン帝国の依頼で、勇者召喚の儀式に参加した魔法士の一人。
コウヘイのスキルやエルサの病気の説明をしてくれたりと、何かと親身になってくれる良い人。
コウヘイが帝都を追われる危機に際して協力し、行動を共にすることになった。
以前から王族であると自称していたが、そのことで新たな問題に直面する。
―― 勇者パーティー ――
【カズマサ】
所属――黒殿高等学校、三年生、柔道部主将、勇者パーティーのリーダー 。
本名――内村和正。
通称――旋風のカズマサ。
職業――勇者、聖騎士(両手斧)。
紹介――主人公を勇者パーティーから追放することを決めた張本人。
正義感が強く、優しい性格をしているが、言葉尻が強く不器用なせいか、勘違いされることが多い。
吊り上がった鋭い目をしていることも他人を寄せ付けない原因の一つ。
本人は一生懸命だが、頑張れば頑張るほど空回りして報われず、人知れず悩んでいる。
コウヘイを捕える決断をした張本人。
【ユウゾウ】
所属――黒殿高等学校、三年生、柔道部副主将、勇者パーティーのサブリーダー。
本名――高宮雄三。
通称――狙撃のユウゾウ。
職業――勇者、聖弓騎士。
紹介――自分が大好きで、本当は自分が一番強くて偉いと考えている。
何かとコウヘイに突っかかるのも、自分よりも体格が良く、柔道が強いコウヘイを自分よりも下だと周りに認識させるため。
自尊心が強く、せこい性格。
カズマサを唆した張本人。
【マサヒロ】
所属――黒殿高等学校、二年生、柔道部部員。
本名――山木雅浩。
通称――灼熱のマサヒロ
職業――勇者、聖攻撃魔法騎士(火魔法が得意)
紹介――基本は、カズマサとユウゾウの言いなりで、自分の考えを持っているのか不明。
ヒーロー的存在に憧れており、勇者の紋章の効果とは関係なく、勇者と言われて素直に喜んでいる。
とにかく軽い。
【アオイ】★
所属――黒殿高等学校、二年生、柔道部マネージャー。
本名――大崎葵。
通称――癒し戦姫のアオイ。
職業――勇者、聖治癒魔法騎士。
紹介――カズマサ、ユウゾウとマサヒロから執拗なしごきを受けているコウヘイを、憐れみながらもひた向きに努力している姿をみて密かに応援している。
コウヘイへの庇護欲から変に感情を拗らせている難儀な女の子。
コウヘイの想い人。
コウヘイの誘いを断るも、内心は混乱していた。
コウヘイへの恋心を変に拗らせている難儀な女の子。
【ギーネ】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ヒューマン。
職業――元シルバーランク冒険者、盗賊(シーフ)。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
獣人族が多数住む地域に馴染めず、冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
類稀なる危機察知能力を買われ、死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
【フェル】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ヒューマン。
職業――元シルバーランク冒険者、剣士。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
幼馴染のギーネと一緒に冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
ギーネの能力を買われ、同じパーティーメンバーとして死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
【イシアル】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ハーフエルフ。
職業――元シルバーランク冒険者、魔法士。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
幼馴染のギーネと一緒に冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
ギーネの能力を買われ、同じパーティーメンバーとして死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
―― 魔族領 ――
【ドランマルヌス】★
所属――魔族領。
通称――魔王ドランマルヌス。
種族――魔人。
職業――魔王。
紹介――絶対強者。
実は、穏健派で、過激派の出現により内乱という面倒ごとに巻き込まれる。
【その少女】★
所属――魔族領。
本名――???
通称――血染めの???。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族より強い)。
紹介――魔族の中でトップフォーに数えられるアドヴァンスド階級の魔人。
ヒューマンや亜人たちから、上級魔族と恐れられるアドヴァンスド階級だが、彼女の存在は彼らには知られていない。
部下の魔人、ファーガルを使い、主人公を亡き者にしようと画策している。
魔王からの命令により、ヒューマンを演じているが、魔族の未来を心配するあまり暴走する。
【ファーガル】
所属――魔族領。
本名――ファーガル・シュミット。
種族――魔人。
階級――インターミディエイト(ヒューマンが言う中級魔族だがその能力は無い)。
紹介――インターミディエイト一二家の一角、シュミット家の三男坊。
その少女に忠誠を誓う忠臣。
その少女の指示に従い、引き続き勇者パーティーの動向を監視する。
【ガブリエル】◎
所属――魔族領。
本名――ガブリエル・ハデス
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族より強い)。
紹介――魔族の中でトップフォーに数えられるアドヴァンスド四家のハデス家の当主。
魔王の政策に不満を持ちつつも、表立って魔王に反発をしてこなかったが、新たな力を得て次期魔王となるべく反乱を起こす。
【フィネンシア】◎
所属――魔族領。
本名――フィネンシア ・ハデス。
通称――お姉様。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の長女。
【リディア】◎
所属――魔族領。
本名――リディア・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の次女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
【ミュラー】◎
所属――魔族領。
本名――ミュラー・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の三女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
【マニー】◎
所属――魔族領。
本名――マニー・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の四女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
―― 精霊の樹海 ――
【ニンナ】◎
所属――精霊の樹海。
通称――精霊王ニンナ。
種族――精霊。
職業――精霊王。
紹介――森の精霊ニンノの姉。
コウヘイに意外な事実を伝える。
【ニンノ】◎
所属――精霊の樹海。
通称――森の精霊ニンノ。
種族――精霊。
職業――森の精霊。
紹介――精霊王ニンナの妹。
コウヘイのスキルの本当の名称と能力を明かす。
【ミラ】★◎
所属――アシュタ帝国人。
本名――ミランダ。
通称――日の目を見ない天才。
種族――ヒューマン。
職業――攻撃魔法士。
紹介――精霊の樹海で魔力ゼロの状態で気を失っていた冒険者。
―― サーデン帝国 ――
【ラルフ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住。
本名――ラルフ・フォン・ローランナイト。
種族――ヒューマン。
職業――ダリルの従者、テレサの町冒険者ギルドマスター。
紹介――フォックスマン家に代々使える従者の家系。
フォックスマン家の剣術指南役、兼庭師。
厳格な性格をしているが、たまに見当違いな反応をするうっかり屋さん。
剣術や戦闘訓練指導の腕は確か。
魔獣異変によりダンジョンへの探索規制を掛けるが、その決断に胃を痛めてしまう。
【アリエッタ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住。
種族――ヒューマン。
職業――ローラの従者、テレサの町冒険者ギルド受付嬢。
紹介――ラルフの娘。
ローラが魔法学園に進学したことにより、父ラルフの手伝いに専念する。
おっとりとした見た目に反し、感情豊かな女性。
主人公の驚くべき能力と黒髪黒目という珍しい外見に、興味を持ち始める。
【ファビオ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住、シルバーランク冒険者パーティー「ガーディアンズ」のリーダー。
通称――リーダー。
種族――ヒューマン。
職業――剣士、ゴールドランク冒険者。
紹介――テレサの町が貧村の時代から自衛団をしていた古株。
オーガにやられた鬱憤を晴らすためのやけ酒のせいでコウヘイたちに絡む。
本当は、町の安全を誰よりも真剣に考えているとてもいい奴。
―― 予備知識 ――
【種族について】
魔獣や精霊以外は、基本人間。
人間のように二足歩行するゴブリンやオークなどは人型魔獣と呼ばれている。
ヒューマン――ゴキブリのように繁殖する。
ヒューマンは、自分たち以外の種族を総称して亜人と呼ぶことがある。
亜人は、獣人族、エルフ族、ドワーフ族にそれぞれのハーフ。
魔人のみ魔族と呼んでいる。
獣人族――動物の特性を持っており、その種類は多岐に渡る。
エルフ族――尖った耳が特徴の森を好んで住処としている。
ウッドエルフとダークエルフの二種類が存在する。
ドワーフ――住処が洞窟や地中に多い、工作技術に長けている。
魔人――魔法の扱いに長け、角などの特徴を持つ。
その出自は、ファンタズム大陸ではないとの伝承が残されている。
ハーフ――あらゆる種族の混血。
基本は、ハーフ○○と呼ばれ忌み嫌われている地域もある。
ただし、帝国と呼ばれる国に於いては、あらゆる種族を併合し大国となっているため、比較的亜人やハーフに対する差別意識は低い。
【魔法の三大原則】
一、魔法とは、この大地に宿る神聖な力を行使するもの。
二、魔法とは、詠唱をして発動するもの。
三、魔法とは、詠唱を省略すると効果が弱まる。
実は、殆どでたらめ。
一部真実であるが、イメージ力と魔力操作能力に左右される。
【冒険者ランク】
ロックランク――入門クラス。
アイアンランク――初心者クラス。
カッパーランク――中の下クラス。
シルバーランク――冒険者として一人前クラス。
シルバーランク以上から、筆記と実技の試験がある。
ゴールドランク――豊富な経験と実力で一目置かれる存在。
ミスリルランク――努力のみでは慣れない存在。
ハイランカーと呼ばれるのは、このクラスから。
アダマンタイトランク――才能だけでは到底なり得ない真の実力者で。
ファンタズム大陸で一〇人にも満たず、貴族と同等の権力を持っている者もおり、中には国を興した者もいる。
【軍編成事情】
班は、五人。
分隊は、一〇人――二班。
小隊は、三〇人――三分隊。
中隊は、九〇人――三小隊。
大隊は、三〇〇人――三中隊と大隊長近衛従者二〇人。
連隊は、千人――三大隊と連隊長近衛従者一〇〇人。
騎士団は、四千人――三連隊と騎士団長直属の一般騎士千人。
旅団は、四千人――三連隊と旅団長直属の一般兵士千人。
騎士団と旅団の違いは、皇帝直轄かそうでないかの違い。
つまり、皇帝直轄の組織が騎士団。
騎士団の構成は、約半数が貴族であるか、貴族と何らかの関係を持つ者。
一方、旅団は、騎士団と違い、大多数が平民、貴族は隊長職の人間が殆ど。
分隊長以上は、貴族または、貴族の子弟に限られるが、実力主義の国では特例もある。
戦争など大規模戦闘時の作戦行動は、騎士団や旅団単位が基本だが、出陣の準備に時間が掛かるため、魔獣討伐など速度が重要な際は、敵戦力により単位は変わる。
目次。
主人公パーティー紹介。
勇者パーティー紹介。
魔族領陣営紹介。
精霊の樹海陣営紹介。
サーデン帝国陣営紹介。
世界観予備知識一部紹介。
注目してほしい人物には、★マークを付けています。
二章からの登場人物には、◎マークを付けています。
―― 主人公パーティー ――
【コウヘイ】★
所属――逃亡中?
本名――片桐康平(かたぎりこうへい)。
通称――ゼロの騎士。
職業――魔法重装騎士、アイアンランク冒険者。
紹介――主人公。
ファンタズム大陸のサーデン帝国に召喚された勇者の紋章を持たざる者。
どんな存在でも魔力を有するこの世界で異質な魔力量がゼロの存在。
魔力を吸収することが可能な謎のスキルを自覚し、異常な速度で魔獣を討伐したことが裏目に出て、先輩たちより指名手配されることになる。
その知らせを持ってきた想い人であるアオイを誘うも断られ、自分が弱いからだと誤解する。
魔族領での異変が、コウヘイたちの運命に深く絡みつき、知らぬ間に翻弄されていく。
【エルサ】★
所属――コウヘイの奴隷。
本名――エルサ・アメリア・シュタウフェルン・フォルティーウッド。
通称――???
種族――ダークエルフ。
職業――攻撃魔法士、アイアンランク冒険者。
紹介――元精霊の樹海を住処としていたダークエルフの巫女の氏族。
病気の治療のため移動中に、ヒューマンに捕らえられ奴隷に身を堕とす。
コウヘイと奴隷商で出会い、彼のスキルにより処分寸前の命が助かる。
救われたときの衝撃で主人公へ想いを寄せるようになり、コウヘイを支える。
【イルマ】★
所属――コウヘイの友人?
本名――イルマ・アデリーナ・シルヴェーヌ・ドノスティーア・ウェイスェンフェルト。
通称――エルフの賢者。
種族――ハイエルフ。
職業――本人曰く錬金術師、補助魔法士。
紹介――サーデン帝国の依頼で、勇者召喚の儀式に参加した魔法士の一人。
コウヘイのスキルやエルサの病気の説明をしてくれたりと、何かと親身になってくれる良い人。
コウヘイが帝都を追われる危機に際して協力し、行動を共にすることになった。
以前から王族であると自称していたが、そのことで新たな問題に直面する。
―― 勇者パーティー ――
【カズマサ】
所属――黒殿高等学校、三年生、柔道部主将、勇者パーティーのリーダー 。
本名――内村和正。
通称――旋風のカズマサ。
職業――勇者、聖騎士(両手斧)。
紹介――主人公を勇者パーティーから追放することを決めた張本人。
正義感が強く、優しい性格をしているが、言葉尻が強く不器用なせいか、勘違いされることが多い。
吊り上がった鋭い目をしていることも他人を寄せ付けない原因の一つ。
本人は一生懸命だが、頑張れば頑張るほど空回りして報われず、人知れず悩んでいる。
コウヘイを捕える決断をした張本人。
【ユウゾウ】
所属――黒殿高等学校、三年生、柔道部副主将、勇者パーティーのサブリーダー。
本名――高宮雄三。
通称――狙撃のユウゾウ。
職業――勇者、聖弓騎士。
紹介――自分が大好きで、本当は自分が一番強くて偉いと考えている。
何かとコウヘイに突っかかるのも、自分よりも体格が良く、柔道が強いコウヘイを自分よりも下だと周りに認識させるため。
自尊心が強く、せこい性格。
カズマサを唆した張本人。
【マサヒロ】
所属――黒殿高等学校、二年生、柔道部部員。
本名――山木雅浩。
通称――灼熱のマサヒロ
職業――勇者、聖攻撃魔法騎士(火魔法が得意)
紹介――基本は、カズマサとユウゾウの言いなりで、自分の考えを持っているのか不明。
ヒーロー的存在に憧れており、勇者の紋章の効果とは関係なく、勇者と言われて素直に喜んでいる。
とにかく軽い。
【アオイ】★
所属――黒殿高等学校、二年生、柔道部マネージャー。
本名――大崎葵。
通称――癒し戦姫のアオイ。
職業――勇者、聖治癒魔法騎士。
紹介――カズマサ、ユウゾウとマサヒロから執拗なしごきを受けているコウヘイを、憐れみながらもひた向きに努力している姿をみて密かに応援している。
コウヘイへの庇護欲から変に感情を拗らせている難儀な女の子。
コウヘイの想い人。
コウヘイの誘いを断るも、内心は混乱していた。
コウヘイへの恋心を変に拗らせている難儀な女の子。
【ギーネ】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ヒューマン。
職業――元シルバーランク冒険者、盗賊(シーフ)。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
獣人族が多数住む地域に馴染めず、冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
類稀なる危機察知能力を買われ、死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
【フェル】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ヒューマン。
職業――元シルバーランク冒険者、剣士。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
幼馴染のギーネと一緒に冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
ギーネの能力を買われ、同じパーティーメンバーとして死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
【イシアル】
所属――サーデン帝国人、帝都サダラーン在住。
種族――ハーフエルフ。
職業――元シルバーランク冒険者、魔法士。
紹介――ベルマン地方の開拓村出身。
幼馴染のギーネと一緒に冒険者として一旗揚げるために帝都へ出て来た少女。
ギーネの能力を買われ、同じパーティーメンバーとして死の砂漠谷での中級魔族討伐戦に参加。
―― 魔族領 ――
【ドランマルヌス】★
所属――魔族領。
通称――魔王ドランマルヌス。
種族――魔人。
職業――魔王。
紹介――絶対強者。
実は、穏健派で、過激派の出現により内乱という面倒ごとに巻き込まれる。
【その少女】★
所属――魔族領。
本名――???
通称――血染めの???。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族より強い)。
紹介――魔族の中でトップフォーに数えられるアドヴァンスド階級の魔人。
ヒューマンや亜人たちから、上級魔族と恐れられるアドヴァンスド階級だが、彼女の存在は彼らには知られていない。
部下の魔人、ファーガルを使い、主人公を亡き者にしようと画策している。
魔王からの命令により、ヒューマンを演じているが、魔族の未来を心配するあまり暴走する。
【ファーガル】
所属――魔族領。
本名――ファーガル・シュミット。
種族――魔人。
階級――インターミディエイト(ヒューマンが言う中級魔族だがその能力は無い)。
紹介――インターミディエイト一二家の一角、シュミット家の三男坊。
その少女に忠誠を誓う忠臣。
その少女の指示に従い、引き続き勇者パーティーの動向を監視する。
【ガブリエル】◎
所属――魔族領。
本名――ガブリエル・ハデス
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族より強い)。
紹介――魔族の中でトップフォーに数えられるアドヴァンスド四家のハデス家の当主。
魔王の政策に不満を持ちつつも、表立って魔王に反発をしてこなかったが、新たな力を得て次期魔王となるべく反乱を起こす。
【フィネンシア】◎
所属――魔族領。
本名――フィネンシア ・ハデス。
通称――お姉様。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の長女。
【リディア】◎
所属――魔族領。
本名――リディア・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の次女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
【ミュラー】◎
所属――魔族領。
本名――ミュラー・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の三女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
【マニー】◎
所属――魔族領。
本名――マニー・ハデス。
種族――魔人。
階級――アドヴァンスド(ヒューマンが言う上級魔族程度)。
紹介――ガブリエルの娘、四つ子の四女。
フィネンシアのことを「お姉様」と呼び、魔族界では珍しく血の繋がり以上に慕っている。
―― 精霊の樹海 ――
【ニンナ】◎
所属――精霊の樹海。
通称――精霊王ニンナ。
種族――精霊。
職業――精霊王。
紹介――森の精霊ニンノの姉。
コウヘイに意外な事実を伝える。
【ニンノ】◎
所属――精霊の樹海。
通称――森の精霊ニンノ。
種族――精霊。
職業――森の精霊。
紹介――精霊王ニンナの妹。
コウヘイのスキルの本当の名称と能力を明かす。
【ミラ】★◎
所属――アシュタ帝国人。
本名――ミランダ。
通称――日の目を見ない天才。
種族――ヒューマン。
職業――攻撃魔法士。
紹介――精霊の樹海で魔力ゼロの状態で気を失っていた冒険者。
―― サーデン帝国 ――
【ラルフ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住。
本名――ラルフ・フォン・ローランナイト。
種族――ヒューマン。
職業――ダリルの従者、テレサの町冒険者ギルドマスター。
紹介――フォックスマン家に代々使える従者の家系。
フォックスマン家の剣術指南役、兼庭師。
厳格な性格をしているが、たまに見当違いな反応をするうっかり屋さん。
剣術や戦闘訓練指導の腕は確か。
魔獣異変によりダンジョンへの探索規制を掛けるが、その決断に胃を痛めてしまう。
【アリエッタ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住。
種族――ヒューマン。
職業――ローラの従者、テレサの町冒険者ギルド受付嬢。
紹介――ラルフの娘。
ローラが魔法学園に進学したことにより、父ラルフの手伝いに専念する。
おっとりとした見た目に反し、感情豊かな女性。
主人公の驚くべき能力と黒髪黒目という珍しい外見に、興味を持ち始める。
【ファビオ】◎
所属――サーデン帝国人、テレサの町在住、シルバーランク冒険者パーティー「ガーディアンズ」のリーダー。
通称――リーダー。
種族――ヒューマン。
職業――剣士、ゴールドランク冒険者。
紹介――テレサの町が貧村の時代から自衛団をしていた古株。
オーガにやられた鬱憤を晴らすためのやけ酒のせいでコウヘイたちに絡む。
本当は、町の安全を誰よりも真剣に考えているとてもいい奴。
―― 予備知識 ――
【種族について】
魔獣や精霊以外は、基本人間。
人間のように二足歩行するゴブリンやオークなどは人型魔獣と呼ばれている。
ヒューマン――ゴキブリのように繁殖する。
ヒューマンは、自分たち以外の種族を総称して亜人と呼ぶことがある。
亜人は、獣人族、エルフ族、ドワーフ族にそれぞれのハーフ。
魔人のみ魔族と呼んでいる。
獣人族――動物の特性を持っており、その種類は多岐に渡る。
エルフ族――尖った耳が特徴の森を好んで住処としている。
ウッドエルフとダークエルフの二種類が存在する。
ドワーフ――住処が洞窟や地中に多い、工作技術に長けている。
魔人――魔法の扱いに長け、角などの特徴を持つ。
その出自は、ファンタズム大陸ではないとの伝承が残されている。
ハーフ――あらゆる種族の混血。
基本は、ハーフ○○と呼ばれ忌み嫌われている地域もある。
ただし、帝国と呼ばれる国に於いては、あらゆる種族を併合し大国となっているため、比較的亜人やハーフに対する差別意識は低い。
【魔法の三大原則】
一、魔法とは、この大地に宿る神聖な力を行使するもの。
二、魔法とは、詠唱をして発動するもの。
三、魔法とは、詠唱を省略すると効果が弱まる。
実は、殆どでたらめ。
一部真実であるが、イメージ力と魔力操作能力に左右される。
【冒険者ランク】
ロックランク――入門クラス。
アイアンランク――初心者クラス。
カッパーランク――中の下クラス。
シルバーランク――冒険者として一人前クラス。
シルバーランク以上から、筆記と実技の試験がある。
ゴールドランク――豊富な経験と実力で一目置かれる存在。
ミスリルランク――努力のみでは慣れない存在。
ハイランカーと呼ばれるのは、このクラスから。
アダマンタイトランク――才能だけでは到底なり得ない真の実力者で。
ファンタズム大陸で一〇人にも満たず、貴族と同等の権力を持っている者もおり、中には国を興した者もいる。
【軍編成事情】
班は、五人。
分隊は、一〇人――二班。
小隊は、三〇人――三分隊。
中隊は、九〇人――三小隊。
大隊は、三〇〇人――三中隊と大隊長近衛従者二〇人。
連隊は、千人――三大隊と連隊長近衛従者一〇〇人。
騎士団は、四千人――三連隊と騎士団長直属の一般騎士千人。
旅団は、四千人――三連隊と旅団長直属の一般兵士千人。
騎士団と旅団の違いは、皇帝直轄かそうでないかの違い。
つまり、皇帝直轄の組織が騎士団。
騎士団の構成は、約半数が貴族であるか、貴族と何らかの関係を持つ者。
一方、旅団は、騎士団と違い、大多数が平民、貴族は隊長職の人間が殆ど。
分隊長以上は、貴族または、貴族の子弟に限られるが、実力主義の国では特例もある。
戦争など大規模戦闘時の作戦行動は、騎士団や旅団単位が基本だが、出陣の準備に時間が掛かるため、魔獣討伐など速度が重要な際は、敵戦力により単位は変わる。
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そんな勇者の一人であるシンは、逃れ行き着いた村で村人たちに魔物を差し向けた勇者だと勘違いされてしまい、滞在中の兵団によってシーラ王国へ送られてしまった。
「勇者、シン。あなたには魔王の城に眠る秘宝、それを盗み出して来て欲しいのです」
唐突にアリス王女に突きつけられたのは、自分のようなランクの勇者に与えられる任務ではなかった。レベル50台の魔物をようやく倒せる勇者にとって、レベル100台がいる魔王の城は未知の領域。
「ーー王女が頼む、その任務。俺が引き受ける」
シンの持つスキルが頼りだと言うアリス王女。快く引き受けたわけではなかったが、シンはアリス王女の頼みを引き受けることになり、魔王の城へ旅立つ。
これは魔物が世界に溢れる時代、シーラ王国の姫に頼まれたのをきっかけに魔王の城を目指す勇者の物語。
Fragment-memory of future-Ⅱ
黒乃
ファンタジー
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W主人公で繰り広げられる冒険譚のような、一昔前のRPGを彷彿させるようなストーリーになります。
バトル要素あり。BL要素あります。苦手な方はご注意を。
今作は前作『Fragment-memory of future-』の二部作目になります。
カクヨム・ノベルアップ+でも投稿しています
Copyright 2019 黒乃
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主人公のレイが女神の巫女として覚醒してから2年の月日が経った。
主人公のエイリークが仲間を取り戻してから2年の月日が経った。
平和かと思われていた世界。
しかし裏では確実に不穏な影が蠢いていた。
彼らに訪れる新たな脅威とは──?
──それは過去から未来へ紡ぐ物語
蟻魔王ございます
蟻村 和希
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暴君と呼ばれた最強の魔王アングルクス=ドラドは部下の裏切りに合い殺されてしまう。
しかし、死んだ彼はなんと蟻の魔物に生まれ変わっていたのでした。
これはそんな蟻に生まれ変わった最強の魔王が、裏切った部下に復讐を誓うお話であります。
稚拙かつ経験もありませんが完結を目標に頑張っていきたいとおもいます
なろうで先行投稿している作品です
なろうとは少しだけ改稿している部分があります
遺された日記【完】
静月
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※鬱描写あり
今では昔、巨大な地響きと共に森の中にダンジョンが出現した。
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しかし、ダンジョンの奥地に入った者はほぼ全て二度と返ってくることはなかった。
偶に生き残って帰還を果たす者もいたがその者たちは口を揃えて『ダンジョンは人が行って良いものではない』といったという。
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鬼切りの刀に憑かれた逢神は鬼姫と一緒にいる
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逢神も血筋は鬼切の刀に憑りつかれている、たけるも例外ではなかったが鬼姫鈴鹿が一緒にいることになる。 たけると鈴鹿は今日も鬼を切り続ける。
終焉の謳い手~破壊の騎士と旋律の戦姫~
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そんな世界で、破壊の力を宿す騎士ルーカスは、旋律の戦姫イリアと出会う。
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原因は呪詛。記憶がない不安と呪詛に苦しむ彼女にルーカスは「この名に懸けて誓おう。君を助け、君の力になると——」と、騎士の誓いを贈り奮い立つ。
かくして、ルーカスとイリアは仲間達と共に様々な問題と陰謀に立ち向かって行くが、やがて逃れ得ぬ宿命を知り、選択を迫られる。
何を救う為、何を犠牲にするのか——。
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ダークでスイートなバトルロマンスファンタジー、開幕。
僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~
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それは、ある少年の物語。
ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。
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隔週日曜日に更新予定。
僕だけが違う能力を持ってる現実に気付き始める世界
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僕には特殊な能力がある。しかしまだ誰もその能力に気づいていない。そう僕ですら…この能力を知った時世界は!?
◇◆◇
昔々、この世界には魔族と人間と獣族がいました。
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しかし、魔族・獣族と人間の間には天と地程の力の差がありました。
だが、人間には彼らにはない『考える力』がありました。
人間は考えた末、【浮遊島】へ移住し、魔族と獣族の争いに巻き込まれないようにしました。
しかし、人間はあと一歩のところで食料の確保をし忘れるという大きな失態を犯してしまう。
これを『食料難時代』と呼ぶ。
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人類は食料確保の為、定期的に下界、つまり魔族と獣族のいる場所に降りる様になる。
彼らを人は『フードテイカー』と呼ぶ。
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