35 / 38
久しぶりの※エロ
しおりを挟む
雄大がうちに来てくれてから数日、俺は久々に気分よく大学に通ってた。
母さんには念の為に、花音の送り迎えは車で行って貰うように頼んだし、雄大のメッセージアプリのブロックも解除したし、あとは雄大が藤崎のこと解決してくれんの、待つだけ。
つっても、どうすんだろ?
藤崎の親は雄大の親の取引相手って言ってたし、さすがに雄大でもあんまり酷いことはできないと思うけど・・・まあ、いいか。
ちなみにあの乱交パーティ事件から、由貴哉のやつと会ってないんだよね。一週間未読スルーしちゃったし、大学で会ったら話聞いてやろうって思ってたのさ。
せっかく返信したのに、今度はあいつの方が未読スルーって、どういうこと?
つーか、あいつ大学来てんのかな?全然、見掛けないんだけど。
とか色々考えてたら、スマホがブブッと鳴った。
「あ、雄大!」
久々の通知に一瞬でテンションが上がっちゃう。
『全部終わったから』
『大学終わったら家に来いよ』
え!?もう、藤崎の件、解決したってこと?妙に早くない?
助かるけど、どうやったんだろ・・・あいつのことだから聞いてもはぐらかしそうだけどさ。
☆☆☆
苦手ないつものエレベーターの浮遊感も、逆に気持ちいいくらい浮かれてる、俺。
インターホンを鳴らしてドアが開くまでの間は、今までにないくらい胸がドキドキしてた。
「よう湊」
「雄大っ!」
いつもみたいにクールな表情で俺を見つめるカッコいい顔。
珍しく玄関で出迎えてくれてるっ!?
「なんだよぉ、雄大も俺に会いたかったんだぁ?」
思わず飛びついたらぎゅっと抱き締め返してくれて、本気でびっくりする。
「えっ、・・・マジで会いたかったの?」
「んだよ。俺がそう思ってたらおかしいかよ」
どんな顔して言ってんのか気になって、身体を離して顔を見ようとしたら
「んっ!」
見る前に唇塞がれた。
「ちょっ・・・お前、顔見せろよぉ、んむ・・・」
「るせぇ。黙って感じとけ」
んんー!
これ、絶対照れてる。貴重な照れ顔見たい!
って思ったけど、いつも以上にエロいテクで口ん中舐めまわされたら、もう~。
10日ぶりっていうのもあって、たまんなくなっちゃったじゃん!
「んっ、雄大ぃ~」
「湊」
そ、それになんか、いつもより情熱的っていうか、がっついてる感じがして、欲しがられてるってのが伝わって来て、ヤバいよ~。
夢中で雄大のベロに自分のを絡め返してたら、
「んわっ!?」
急にふわって身体が浮いて、びっくりして顔を離したら、雄大が俺のこと抱きかかえて寝室に連れてくところだった。
「ちょっ・・・俺、重いからさっ」
慣れない感覚にビビって首にしがみ付いたら、雄大がふって笑った。
「大丈夫」
かっけぇ・・・
元からイケメンだけど、ますますイケメンになってない?
そのままベッドに下ろされたと思ったら、乱暴にシャツを脱ぎ捨てた雄大が俺に覆い被さって来た。
うわぁ、こんな余裕ない雄大初めて見る。
えっろ・・・!
キスしながら、俺のジーンズとボクサーパンツ一気に脱がして、自分のちんこと俺のちんこ一緒に握って擦って、
いつもならニヤニヤしながらすぐ言葉責めするくせに、何も言わずに熱っぽい目で俺のこと見つめて。
うう、こんな雄大見てたらもうダメだって。
「あっ、ヤバっ、ダメっ雄大、俺すぐ出ちゃうっ」
「いいよ、出せよ。俺も出すっ・・・」
切なそうな呻き声と一緒に、俺の腹に二人分の精液がぶちまけられる。
けど、俺も雄大も、全然萎えない。
そりゃそうだよ、だって久しぶりなんだもん。でも雄大もこの様子だと、俺と連絡取れなかった時も、他の誰かとヤったりはしなかったってことなのかな。
だとしたら、ちょっと、いやすっごい嬉しいんだけど。
ローションを取り出した雄大がすぐ、俺の尻を解しにかかったけど俺はその手を止めた。
「いいよ、俺、家で準備して来たし。中にローションカプセル仕込んで来たからすぐ入れていーよ」
そんなこと言ったら、いつもなら『マジかよ、さすが淫乱だよなぁ』とか言って笑ってただろうに、雄大は「分かった」って呟くと、すぐ中に入って来た。
*****
やっと本編最後まで書き終わりました!次でラスト、由貴哉くんと雄大サイドの2話くらいを入れて完全に終わりです。ここまで読んで下さった方々ありがとうございました!めっちゃ嬉しかったです。
母さんには念の為に、花音の送り迎えは車で行って貰うように頼んだし、雄大のメッセージアプリのブロックも解除したし、あとは雄大が藤崎のこと解決してくれんの、待つだけ。
つっても、どうすんだろ?
藤崎の親は雄大の親の取引相手って言ってたし、さすがに雄大でもあんまり酷いことはできないと思うけど・・・まあ、いいか。
ちなみにあの乱交パーティ事件から、由貴哉のやつと会ってないんだよね。一週間未読スルーしちゃったし、大学で会ったら話聞いてやろうって思ってたのさ。
せっかく返信したのに、今度はあいつの方が未読スルーって、どういうこと?
つーか、あいつ大学来てんのかな?全然、見掛けないんだけど。
とか色々考えてたら、スマホがブブッと鳴った。
「あ、雄大!」
久々の通知に一瞬でテンションが上がっちゃう。
『全部終わったから』
『大学終わったら家に来いよ』
え!?もう、藤崎の件、解決したってこと?妙に早くない?
助かるけど、どうやったんだろ・・・あいつのことだから聞いてもはぐらかしそうだけどさ。
☆☆☆
苦手ないつものエレベーターの浮遊感も、逆に気持ちいいくらい浮かれてる、俺。
インターホンを鳴らしてドアが開くまでの間は、今までにないくらい胸がドキドキしてた。
「よう湊」
「雄大っ!」
いつもみたいにクールな表情で俺を見つめるカッコいい顔。
珍しく玄関で出迎えてくれてるっ!?
「なんだよぉ、雄大も俺に会いたかったんだぁ?」
思わず飛びついたらぎゅっと抱き締め返してくれて、本気でびっくりする。
「えっ、・・・マジで会いたかったの?」
「んだよ。俺がそう思ってたらおかしいかよ」
どんな顔して言ってんのか気になって、身体を離して顔を見ようとしたら
「んっ!」
見る前に唇塞がれた。
「ちょっ・・・お前、顔見せろよぉ、んむ・・・」
「るせぇ。黙って感じとけ」
んんー!
これ、絶対照れてる。貴重な照れ顔見たい!
って思ったけど、いつも以上にエロいテクで口ん中舐めまわされたら、もう~。
10日ぶりっていうのもあって、たまんなくなっちゃったじゃん!
「んっ、雄大ぃ~」
「湊」
そ、それになんか、いつもより情熱的っていうか、がっついてる感じがして、欲しがられてるってのが伝わって来て、ヤバいよ~。
夢中で雄大のベロに自分のを絡め返してたら、
「んわっ!?」
急にふわって身体が浮いて、びっくりして顔を離したら、雄大が俺のこと抱きかかえて寝室に連れてくところだった。
「ちょっ・・・俺、重いからさっ」
慣れない感覚にビビって首にしがみ付いたら、雄大がふって笑った。
「大丈夫」
かっけぇ・・・
元からイケメンだけど、ますますイケメンになってない?
そのままベッドに下ろされたと思ったら、乱暴にシャツを脱ぎ捨てた雄大が俺に覆い被さって来た。
うわぁ、こんな余裕ない雄大初めて見る。
えっろ・・・!
キスしながら、俺のジーンズとボクサーパンツ一気に脱がして、自分のちんこと俺のちんこ一緒に握って擦って、
いつもならニヤニヤしながらすぐ言葉責めするくせに、何も言わずに熱っぽい目で俺のこと見つめて。
うう、こんな雄大見てたらもうダメだって。
「あっ、ヤバっ、ダメっ雄大、俺すぐ出ちゃうっ」
「いいよ、出せよ。俺も出すっ・・・」
切なそうな呻き声と一緒に、俺の腹に二人分の精液がぶちまけられる。
けど、俺も雄大も、全然萎えない。
そりゃそうだよ、だって久しぶりなんだもん。でも雄大もこの様子だと、俺と連絡取れなかった時も、他の誰かとヤったりはしなかったってことなのかな。
だとしたら、ちょっと、いやすっごい嬉しいんだけど。
ローションを取り出した雄大がすぐ、俺の尻を解しにかかったけど俺はその手を止めた。
「いいよ、俺、家で準備して来たし。中にローションカプセル仕込んで来たからすぐ入れていーよ」
そんなこと言ったら、いつもなら『マジかよ、さすが淫乱だよなぁ』とか言って笑ってただろうに、雄大は「分かった」って呟くと、すぐ中に入って来た。
*****
やっと本編最後まで書き終わりました!次でラスト、由貴哉くんと雄大サイドの2話くらいを入れて完全に終わりです。ここまで読んで下さった方々ありがとうございました!めっちゃ嬉しかったです。
0
お気に入りに追加
89
あなたにおすすめの小説
溺愛前提のちょっといじわるなタイプの短編集
あかさたな!
BL
全話独立したお話です。
溺愛前提のラブラブ感と
ちょっぴりいじわるをしちゃうスパイスを加えた短編集になっております。
いきなりオトナな内容に入るので、ご注意を!
【片思いしていた相手の数年越しに知った裏の顔】【モテ男に徐々に心を開いていく恋愛初心者】【久しぶりの夜は燃える】【伝説の狼男と恋に落ちる】【ヤンキーを喰う生徒会長】【犬の躾に抜かりがないご主人様】【取引先の年下に屈服するリーマン】【優秀な弟子に可愛がられる師匠】【ケンカの後の夜は甘い】【好きな子を守りたい故に】【マンネリを打ち明けると進み出す】【キスだけじゃあ我慢できない】【マッサージという名目だけど】【尿道攻めというやつ】【ミニスカといえば】【ステージで新人に喰われる】
------------------
【2021/10/29を持って、こちらの短編集を完結致します。
同シリーズの[完結済み・年上が溺愛される短編集]
等もあるので、詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。
ありがとうございました。
引き続き応援いただけると幸いです。】
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる