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約束しろ
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朝、目が覚めても、まだ夢の中にいるみたいにぼうっとして、現実感がなかった。
昨日はあのあと、どうやって仕事をこなしたんだか全然覚えてない。
いつの間にか家に帰ってて、寝て起きて、とりあえず大学には行った。
けど、講義の内容なんか一つも頭に入って来ない。
ダチに色々話しかけられても、何言われてんのかよく分かんねー。
昼になったけど全然腹も減らねーから、ペットボトルの水だけ持って、あんまり人のいない図書館の前のベンチに座った。
外は天気も良くて、暑いくらいだった。みんな、楽しそうにしている。
けど俺の心は麻痺したみたいに何も感じないし、重い。
昨日、俺、陸人先輩と終わったんだよな。
それ自体は、何となくどっかで分かってた。あんなに殆ど毎日会ってたのに、いくら忙しいからって全然会えなくなるとか、おかしいし。
それに、最初こそ確かに海とか山とか、外で普通にデートっぽいこともしていたけど、最近じゃ夜、俺の部屋に来て一緒になんか食って、そのあとセックス、ばかりだった。
これじゃ、ヤるだけが目的なんじゃないかって思うよな。
まあ、実際そうだったみたいだしな・・・
はぁ、愛されてるなんて思ってたの、錯覚だったんだな・・・
「璃央、何でメッセージ見ねぇんだよ。つか、どうしたの?お前・・・」
「堀越・・・」
ふと気付くと、目の前に堀越がいて、訝しそうな顔で隣に座って来た。何かメッセージして来てたのか。全然見てなかった。
「何か、元気なくねぇ?」
心配そうな声を聞いたら、急に何かが胸にぐっとせり上がって来た。
「昨日、先輩と別れたんだ」
思わずそう言うと、堀越は「えっ」と言ったきり言葉が出て来ないみたいだった。
俺は堰を切ったみたいに言葉が止まんなくなって、堀越に全部ぶちまけた。
「昨日、先輩、病欠で抜けた子の代わりに出勤してて、俺がお前とキスしてたの見られてたらしい。それでロッカールームで言われたんだ。俺がこんな浮気するようなタイプだと思わなかった、って。ピュアで可愛かったのにいつの間にそんなに汚れたのかって、それとも元々ビッチだったのか、って」
堀越は黙って聞いている。俺はまだまだ止まらなくて話し続けた。
「先輩、初めての子が好きなんだって言ってた。ビッチに用はないって。それにさ、もういいかなって思ってた、だって。だいぶ前から俺、本当には愛されてなくて性欲処理とか、興味本位で遊ばれてんじゃねーかってちょっと思ってたから、やっぱりそうかって思った」
話してる内に妙におかしくなって来た。
「は、ははっ、バカだよな、俺。先輩が俺のことちゃんと愛してくれてるって思いたくて、気付かないふりしてさ。セックスだって、よく考えてみたら先輩、俺のこと気持ち良くしよう、なんて思ってなかったんだって分かるし。本当に好きだったら、ちゃんと相手のことも気持ち良くしたいって思うよな?」
「璃央・・・」
堀越が俺の名前を呼んだけど、それきりやっぱり黙り込む。俺は俯きながら言った。
「でも、俺が浮気するようなやつだと思わなかったって言われて、何か言おうと思ったけど何も言えなかった。だってその通りだしさ。俺、お前とめちゃくちゃ何回もヤッたし・・・最初のは仕方ないって言えるかもしんねーけど、そのあとのは本気で逃げようと思えば逃げられたのに、結局俺も欲に負けて・・・ビッチなんかじゃないって言おうと思ったけど、それもその通りでさ。はは・・・俺も悪いんだよな」
「そんなことない」
堀越がそう言って俺の手をぎゅっと握ってくれた。
熱いくらいのぬくもりを感じて、ほんの少し心が温まる気がする。
「・・・俺、何がこんなにショックだったんだろ、って昨日から何回も考えたんだ・・・フラれたこと自体には俺、そんなに傷付いてないんだよ。そこは、どっかでしょうがないなって思ってる自分がいるんだ。けど、一番ダメージでかかったのって、先輩のこと好きだったのが俺だけで、先輩は遊びだったっていうところなんだよな・・・」
そうだ。
俺が一番傷付いてるのは、そこなんだ。
先輩のこと好きで、先輩との関係を大事にしていきたいって思ってたのに、それが裏切られたのが、何よりショックだったんだ。
「くそ・・・陸人の野郎。本気じゃなかったんなら最初から俺のこと、好きだなんて言うなよ。俺と同じ気持ちだと思ってたのに、そう思ってたの、俺だけかよ・・・」
急に悔しくて悲しくて、喉が締まって涙が滲んだ。
そしたらガバっと堀越に抱き締められた。
「璃央、俺は違うから。俺はお前のこと、遊びなんかで好きって言ってるわけじゃねぇから!本気でマジで好きなんだ。確かに最初は俺クズなことしたよ。けど今は本当に本気で好きだし、お前のこと大事にしたいって思ってる。あいつみたいなことは絶対しない。するわけねぇ。だから、頼む。俺のこと好きになって欲しい・・・」
ぎゅうぎゅうに抱き締めながら、真剣な声で言う堀越に心が動かされないと言えばウソになる。
だけど。
「・・・怖い。そんな風に言ってても、俺が本気にしてお前に夢中んなった頃に、やっぱり嘘でしたーって先輩みたいなことになったら、俺もうショックで立ち直れない」
そう言ったら、堀越は「そんなこと絶対しない。どうしたら、信じて貰えるんだ・・・」と辛そうに呟いた。
確かに、昨日からの堀越の態度も言葉も、たぶん本気だし、本当なんだろうと感じてはいた。
だけど、最後の最後でどうしても信じ切れない。信じるのが怖い。また裏切られて傷付くのが怖いんだ。
だけど、辛そうな堀越を見ているのは俺も辛い。
その時俺はふと思いついた。
こいつとの出会いから今まで、俺たちは体だけで繋がってた。マジで最悪で最低な関係だよな。
何度ヤッてもすぐ復活するほど性欲も強いしさ、こいつ。
なら、それを封印しちゃったらどうだよ。体で繋がれなくても、それでも俺と一緒にいたいって思うのか。
俺を好きだと思うのか。
もし、それでも気持ちが変わらなかったら・・・
「堀越、約束しろよ。俺の言うことちゃんと守れたら、その時は俺、お前の気持ちに応えるから」
そう言うと堀越はぱっと体を離して、俺を正面から見た。
「分かった。何でも言えよ。お前の言う通りにするから」
「うん。じゃあ今日から1ヵ月、セックスはなしだ。それが守れたら、俺、お前のこと信じる」
堀越がどういう反応を返すのか、俺は固唾を飲んで見守った。けど堀越は真面目な顔のまま、すぐに頷いて言った。
「分かった、その約束守るよ。1ヵ月絶対お前とセックスしない」
「あ、俺以外のやつともダメだからな!」
慌てて言い足すと、堀越は笑った。
「お前以外のやつとなんか、ヤるかよ。俺、もう大分前からお前としかヤッてねぇし」
「え、そうなのか・・・?」
てっきり俺以外のやつともヤりまくってると思ってたのに。
「そうだよ、あ、そうだ。もう出会いアプリも消しとくな。それに、メッセージアプリの履歴も見てみる?誰ともやり取りしてねぇだろ」
言いながら堀越は俺に見えるようにスマホを操作して、アプリを消し、メッセージアプリのトーク欄を見せてくれた。
見るの悪いんじゃないかと思ったけど、昨日の今日でちょっと人を信用しきれなくなってた俺は、思わず指を伸ばして確認してしまった。
殆どはなんてことのない友達同士の会話だったけど、その中にユウトという名前のアイコンがあって、トーク欄には「すごい良かった!またヤろーね」というメッセージがあってドキリとする。けどメッセージの最終送信日はかなり前で、それを見てホッとした。
他にもいくつかそういうのがあったけど、どれもかなり前で終わってたから、もし堀越の言ってることが嘘だったらどうしよう、とちょっと不安だった俺は胸をなでおろした。
「はぁー・・・良かった」
思わず本心から言葉が漏れたら、堀越は「もうブロックして削除しとくから」とその場で全員削除していた。
「でもさ、セックスはしなくても俺、お前と一緒にいたいんだけど」
いい?と聞かれて、俺は素直に頷いた。
「良かった。・・・あ、ハグとかもしない方がいいか・・・?」
抱き着こうとして一瞬停止した堀越におずおず聞かれて、俺は笑った。
「じゃあそこまでは許可な」
「はー良かった。璃央、好きだよ」
すぐにぎゅっと抱き締められて、俺も何となく抱き締め返した。
いつの間にか重かった胸も軽く、暖かくなっていた。
昨日はあのあと、どうやって仕事をこなしたんだか全然覚えてない。
いつの間にか家に帰ってて、寝て起きて、とりあえず大学には行った。
けど、講義の内容なんか一つも頭に入って来ない。
ダチに色々話しかけられても、何言われてんのかよく分かんねー。
昼になったけど全然腹も減らねーから、ペットボトルの水だけ持って、あんまり人のいない図書館の前のベンチに座った。
外は天気も良くて、暑いくらいだった。みんな、楽しそうにしている。
けど俺の心は麻痺したみたいに何も感じないし、重い。
昨日、俺、陸人先輩と終わったんだよな。
それ自体は、何となくどっかで分かってた。あんなに殆ど毎日会ってたのに、いくら忙しいからって全然会えなくなるとか、おかしいし。
それに、最初こそ確かに海とか山とか、外で普通にデートっぽいこともしていたけど、最近じゃ夜、俺の部屋に来て一緒になんか食って、そのあとセックス、ばかりだった。
これじゃ、ヤるだけが目的なんじゃないかって思うよな。
まあ、実際そうだったみたいだしな・・・
はぁ、愛されてるなんて思ってたの、錯覚だったんだな・・・
「璃央、何でメッセージ見ねぇんだよ。つか、どうしたの?お前・・・」
「堀越・・・」
ふと気付くと、目の前に堀越がいて、訝しそうな顔で隣に座って来た。何かメッセージして来てたのか。全然見てなかった。
「何か、元気なくねぇ?」
心配そうな声を聞いたら、急に何かが胸にぐっとせり上がって来た。
「昨日、先輩と別れたんだ」
思わずそう言うと、堀越は「えっ」と言ったきり言葉が出て来ないみたいだった。
俺は堰を切ったみたいに言葉が止まんなくなって、堀越に全部ぶちまけた。
「昨日、先輩、病欠で抜けた子の代わりに出勤してて、俺がお前とキスしてたの見られてたらしい。それでロッカールームで言われたんだ。俺がこんな浮気するようなタイプだと思わなかった、って。ピュアで可愛かったのにいつの間にそんなに汚れたのかって、それとも元々ビッチだったのか、って」
堀越は黙って聞いている。俺はまだまだ止まらなくて話し続けた。
「先輩、初めての子が好きなんだって言ってた。ビッチに用はないって。それにさ、もういいかなって思ってた、だって。だいぶ前から俺、本当には愛されてなくて性欲処理とか、興味本位で遊ばれてんじゃねーかってちょっと思ってたから、やっぱりそうかって思った」
話してる内に妙におかしくなって来た。
「は、ははっ、バカだよな、俺。先輩が俺のことちゃんと愛してくれてるって思いたくて、気付かないふりしてさ。セックスだって、よく考えてみたら先輩、俺のこと気持ち良くしよう、なんて思ってなかったんだって分かるし。本当に好きだったら、ちゃんと相手のことも気持ち良くしたいって思うよな?」
「璃央・・・」
堀越が俺の名前を呼んだけど、それきりやっぱり黙り込む。俺は俯きながら言った。
「でも、俺が浮気するようなやつだと思わなかったって言われて、何か言おうと思ったけど何も言えなかった。だってその通りだしさ。俺、お前とめちゃくちゃ何回もヤッたし・・・最初のは仕方ないって言えるかもしんねーけど、そのあとのは本気で逃げようと思えば逃げられたのに、結局俺も欲に負けて・・・ビッチなんかじゃないって言おうと思ったけど、それもその通りでさ。はは・・・俺も悪いんだよな」
「そんなことない」
堀越がそう言って俺の手をぎゅっと握ってくれた。
熱いくらいのぬくもりを感じて、ほんの少し心が温まる気がする。
「・・・俺、何がこんなにショックだったんだろ、って昨日から何回も考えたんだ・・・フラれたこと自体には俺、そんなに傷付いてないんだよ。そこは、どっかでしょうがないなって思ってる自分がいるんだ。けど、一番ダメージでかかったのって、先輩のこと好きだったのが俺だけで、先輩は遊びだったっていうところなんだよな・・・」
そうだ。
俺が一番傷付いてるのは、そこなんだ。
先輩のこと好きで、先輩との関係を大事にしていきたいって思ってたのに、それが裏切られたのが、何よりショックだったんだ。
「くそ・・・陸人の野郎。本気じゃなかったんなら最初から俺のこと、好きだなんて言うなよ。俺と同じ気持ちだと思ってたのに、そう思ってたの、俺だけかよ・・・」
急に悔しくて悲しくて、喉が締まって涙が滲んだ。
そしたらガバっと堀越に抱き締められた。
「璃央、俺は違うから。俺はお前のこと、遊びなんかで好きって言ってるわけじゃねぇから!本気でマジで好きなんだ。確かに最初は俺クズなことしたよ。けど今は本当に本気で好きだし、お前のこと大事にしたいって思ってる。あいつみたいなことは絶対しない。するわけねぇ。だから、頼む。俺のこと好きになって欲しい・・・」
ぎゅうぎゅうに抱き締めながら、真剣な声で言う堀越に心が動かされないと言えばウソになる。
だけど。
「・・・怖い。そんな風に言ってても、俺が本気にしてお前に夢中んなった頃に、やっぱり嘘でしたーって先輩みたいなことになったら、俺もうショックで立ち直れない」
そう言ったら、堀越は「そんなこと絶対しない。どうしたら、信じて貰えるんだ・・・」と辛そうに呟いた。
確かに、昨日からの堀越の態度も言葉も、たぶん本気だし、本当なんだろうと感じてはいた。
だけど、最後の最後でどうしても信じ切れない。信じるのが怖い。また裏切られて傷付くのが怖いんだ。
だけど、辛そうな堀越を見ているのは俺も辛い。
その時俺はふと思いついた。
こいつとの出会いから今まで、俺たちは体だけで繋がってた。マジで最悪で最低な関係だよな。
何度ヤッてもすぐ復活するほど性欲も強いしさ、こいつ。
なら、それを封印しちゃったらどうだよ。体で繋がれなくても、それでも俺と一緒にいたいって思うのか。
俺を好きだと思うのか。
もし、それでも気持ちが変わらなかったら・・・
「堀越、約束しろよ。俺の言うことちゃんと守れたら、その時は俺、お前の気持ちに応えるから」
そう言うと堀越はぱっと体を離して、俺を正面から見た。
「分かった。何でも言えよ。お前の言う通りにするから」
「うん。じゃあ今日から1ヵ月、セックスはなしだ。それが守れたら、俺、お前のこと信じる」
堀越がどういう反応を返すのか、俺は固唾を飲んで見守った。けど堀越は真面目な顔のまま、すぐに頷いて言った。
「分かった、その約束守るよ。1ヵ月絶対お前とセックスしない」
「あ、俺以外のやつともダメだからな!」
慌てて言い足すと、堀越は笑った。
「お前以外のやつとなんか、ヤるかよ。俺、もう大分前からお前としかヤッてねぇし」
「え、そうなのか・・・?」
てっきり俺以外のやつともヤりまくってると思ってたのに。
「そうだよ、あ、そうだ。もう出会いアプリも消しとくな。それに、メッセージアプリの履歴も見てみる?誰ともやり取りしてねぇだろ」
言いながら堀越は俺に見えるようにスマホを操作して、アプリを消し、メッセージアプリのトーク欄を見せてくれた。
見るの悪いんじゃないかと思ったけど、昨日の今日でちょっと人を信用しきれなくなってた俺は、思わず指を伸ばして確認してしまった。
殆どはなんてことのない友達同士の会話だったけど、その中にユウトという名前のアイコンがあって、トーク欄には「すごい良かった!またヤろーね」というメッセージがあってドキリとする。けどメッセージの最終送信日はかなり前で、それを見てホッとした。
他にもいくつかそういうのがあったけど、どれもかなり前で終わってたから、もし堀越の言ってることが嘘だったらどうしよう、とちょっと不安だった俺は胸をなでおろした。
「はぁー・・・良かった」
思わず本心から言葉が漏れたら、堀越は「もうブロックして削除しとくから」とその場で全員削除していた。
「でもさ、セックスはしなくても俺、お前と一緒にいたいんだけど」
いい?と聞かれて、俺は素直に頷いた。
「良かった。・・・あ、ハグとかもしない方がいいか・・・?」
抱き着こうとして一瞬停止した堀越におずおず聞かれて、俺は笑った。
「じゃあそこまでは許可な」
「はー良かった。璃央、好きだよ」
すぐにぎゅっと抱き締められて、俺も何となく抱き締め返した。
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