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迷いの森の攻防

童貞に翻弄される非処女(性描写有り)

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「ま、魔女さん? どうしたんですか?」

 腹の上でガクブル震え出した私に、カイルは目を丸くした。私はわなわなしながら彼の上から退くと

「すみません。一旦出直させてください……」

 より悪化した状況をどうすべきか、取りあえず今日はもう寝て、明日の自分に任せたかったが

「せ、聖騎士様?」

 カイルは起き上がって、私を後ろから強く抱き締めると

「そんなあられもない姿でくっついて、俺のものが欲しいとか子どもを産ませてとか、さんざん期待させておいて、今さら逃げないでください」

 弄ばれたと思ったのか、彼は少しムッとして

「せ、聖騎士様。んっ」

 私を振り向かせると、奪うように唇を押し付けた。そのまま執拗 しつように繰り返される口づけから

「ちょっ、本当に待って」

 なんとか胸を押して逃れようとしたが、カイルはやはり怒った顔で

「嫌です。捨てるつもりの命なら、魔女さんの全部、俺にください」

 「ずっと大事にしますから」と今度は彼が私を押し倒し、そのままマウントを取った。

 ところで私は、すでに全裸だ。カイルを引かせるためにしたことだが、相手が乗り気の場合は渡りに船でしかない。

 カイルは私の首筋に顔を埋めて

「魔女さん、魔女さん。いい匂い」

 一心不乱に匂いを嗅ぎながら

「魔女さんの胸大きくて、変な目で見ちゃダメだと思っていたけど、本当はずっと気になっていました。大きくてタプタプしていて、すごく気持ちいい……」

 熱い吐息とともに呟きながら、無駄に大きな乳房をムニュムニュと揉んだ。手で触るだけでは足りないようで、片手で乳房を揉みながら口でも吸い付いて来る。

 ヤバい状況だと青くなる一方で、夢中になる様子が可愛いとも思ってしまう。

「ここ硬くなったの、舐めると美味しいです」
「あっ、やぁ、それ……」

 いつの間にかツンと立ち上がった乳首を、手と舌で弄られる。もどかしい感覚が、体の芯を痺れさせる。

 カイルは胸を中心に、背中や腰や尻、太ももなどを一とおり撫でた。

 しかし、ふと手を止めると、首を傾げながら全裸の私を見下ろして

「……あと、どうすればいいのか分からない。ちょっと見ていいですか?」
「えっ、ちょっ、待っ」

 カイルは私の両膝を持つと、やや腰を浮かせるようにしながら、あっという間に開脚した。

 この体勢は俗に『まんぐり返し』と言うらしい。遠い昔に私を犯した凌辱おじさんに言われたことを思い出しながら

「せ、聖騎士様。や、そんな奥まで……」

 さらに指で陰唇を開かれ、流石の私も羞恥で震えた。普段は閉じたそこに外気が当たり、奥の奥まで見られているのが自分でも分かる。

「すみません。でも俺、はじめてで。どこに入れればいいか分からなくて……」

 カイルは僅かな光量を頼りに、私の秘所に目を凝らしながら

「……女の人のここって男と全然違う。これは、なんのためについているんだろう?」

 彼が指でツンツンと突いたのは

「~っ!?」

 いきなりクリを刺激されて、目の前がチカチカする。私の反応に、カイルは目を丸くして

「あっ、痛かったですか?」
「違うけど、そこは触っちゃダメ」

 そこは敏感すぎて、いつも触られると痛い場所だった。しかし触れ方が優しかったからか、相手がカイルだからか、いつもと違って、ただ変になってしまった。

 乳首を舐められた時もそうだけど、カイルに触られると変な刺激が走る。気持ちいいとも言えるそれが恥ずかしくて、逆に触れられたくなかったのだが

「あっ、ちょっ!? ダメって言っているのに!」

 また陰核をツンツンされて抗議するも

「さっきから見ていると、ダメって言っているところが気持ちいいのかなって。ここ、こうされると気持ちいいんですか?」

 カイルは円を描くように敏感な突起を優しく捏ねた。その刺激に

「~ッ!!」

 辛うじて声は我慢したものの、ビクンビクンと体が跳ねるのは止められなかった。

「すごい、魔女さん。ビクビク震えて可愛い」

 カイルは欲情に頬を染めながら笑うと

「敏感なところをあんまり弄ると痛いかもしれないから……」

 私の股間に顔を埋めて

「やっ、ダメっ。そこ汚いからっ」
「汚くないです。美味しいです、魔女さんのここ。とろとろしたの、ずっと舐めていたい」

 クリを優しく舌で転がしながら、溢れて来たヌルヌルを丹念に舐め取った。

 今までどれだけの男に犯されたか分からない。ただカイルと出会い、十分な魔力を得るまで、私は胸だけは大きいものの、かさついた肌と髪の貧相な女だった。

 人間は男女問わず、醜い者を粗末に扱う。だから行為はいつも乱暴で、愛でるというより、ただ辱められ、踏みにじられた。気持ちいいと感じたことはないので、あまり濡れなければ達したことも無かった。

 それなのに今は

「この穴に俺のを入れればいいんですよね? でもいきなりは入らないかな?」
「あっ、あっ。本当に、本当にっ」

 ふやけそうなほど舐めしゃぶられた性器は、カイルの唾液を押し流すほど愛液が溢れている。滑 ぬめった肉壁を指で擦られると、快感で勝手に腰が揺れた。多分すでに、何度か軽くいっていた。
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