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約束が叶う時
再会した後のこと・続き(性描写有り)
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しかし甘やかな気持ちも束の間。ブラジャーを外したブライアンは、露になった胸の先端を見下ろして
「さて、こっちは俺のこと、覚えてくれているかな?」
指先で乳首をクルクルと刺激されたカザネは
「にゃあっ!? ずっと変なことを言う!」
たび重なる辱めに抗議したが
「だって浮かれてるんだもん。1年ぶりだから仕方ない」
ブライアンは笑顔でクレームを受け流しつつ、再びカザネの乳首に触れて
「お前のここ、ずっと可愛がりたかった。カザネはここ1人で寂しくなかった?」
質問したものの、シャイなカザネのことだから、きっと否定するだろうと考えていた。しかし実際のカザネは恥ずかしそうにしながらも
「寂しくなくない……私もずっとブライアンに可愛がって欲しかった」
自分もずっとブライアンを求めていたと素直に伝えた。ブライアンは流石に照れて
「……1年ぶりのカザネ、すごいな。可愛いがすぎる」
にやけそうになる顔を腕で隠したが、なんとか取り繕うと
「今日はここ、いっぱいしてやろうな?」
胸に触れながら言うブライアンに、カザネはコクンと頷いた。宣言どおり、指と舌でたくさん胸を愛撫された後、ブライアンはカザネのパンツを脱がせて秘所へと手を伸ばした。しばらくは指でクチュクチュとかき回していたが
「わぁっ、ブライアン!? お風呂に入ってないのに、流石にそこは!」
1年ぶりの快感に脳が蕩けてポーッとしているところ、いきなりパカッと足を開かれてカザネは動揺した。しかしブライアンはあっという間に股に顔を突っ込むと
「いいよ。俺は気にしない」
「わ、私は気にする……って、~っ!」
すでにどろどろに蕩けたそこを、ブライアンはペロペロ舐めながら
「美味しい。カザネのここ。1年ぶりだし、ずーっと舐めちゃうな」
「やだ……。ずっとはやだ……」
てっきり恥ずかしいのかと思いきや、カザネは涙目でブライアンを見て
「早くブライアンの入れて欲しい……」
衝撃的な発言に、理性が飛びかけたブライアンは
「……可愛いのもいい加減にしないと、マジで一晩中ハメ倒すぞ」
いつものようにジョークで返せず、脅すような低い声が出てしまった。カザネには乱暴な言葉を使わないように、ずっと気を付けていたのに。言った後で、カザネを怖がらせなかったか心配したが
「して? 今日はずっとしてて欲しい」
カザネの哀願に、ブライアンは今度こそ理性を破壊された。それから2人は1年の空白を埋めるように、お互いを激しく求め合った。
セックスが終わった後もブライアンは「好き好き可愛い愛している」と、カザネをしっかり腕に抱き込んで、撫でたりキスしたりが止まらなかった。待ち望んでいた甘い触れ合いに、カザネはくすぐったそうに笑いながら
「約束どおり、いっぱいキスしてくれて嬉しい」
「ああ、そんな約束してたっけ。お前が可愛すぎて素でしてた」
ブライアンの発言に、カザネはちょっと照れながら
「ブライアン、前より甘々だ」
「だって誰かさんが前より可愛いんだもん。エッチなこといっぱい強請ってくれてさ。いま人生でいちばん幸せだな」
ブライアンの晴れやかな笑顔を見たカザネは、少し目を丸くしたあと、愛おしそうに目を細めて
「私、ブライアンがずっと笑っていられるようにするね」
「なんだ、急に?」
「今日会ってからのブライアンの笑顔が、前よりずっと好きだから。ずっと、こんな風に笑っていて欲しいなって」
以前のブライアンは笑っていても何処か影があった。カザネと居る時でさえ「でもいつかは居なくなる」と終わりや喪失を見つめていた。だけど今は
「じゃあ、お前も今みたいに笑っていて。お前が笑顔で居てくれたら、俺もすごく幸せで、ずっと笑っていられるから」
ブライアンはいちばんの幸福をちゃんと選び、他の何より大事にすると決めた。だから今は素直に信じられる。カザネが居る限り、自分はもう幸福を見失わないと。この気持ちを幸せと呼ぶ限り、この縁は壊れることなく、いつまでも続いて行くだろうと。
「さて、こっちは俺のこと、覚えてくれているかな?」
指先で乳首をクルクルと刺激されたカザネは
「にゃあっ!? ずっと変なことを言う!」
たび重なる辱めに抗議したが
「だって浮かれてるんだもん。1年ぶりだから仕方ない」
ブライアンは笑顔でクレームを受け流しつつ、再びカザネの乳首に触れて
「お前のここ、ずっと可愛がりたかった。カザネはここ1人で寂しくなかった?」
質問したものの、シャイなカザネのことだから、きっと否定するだろうと考えていた。しかし実際のカザネは恥ずかしそうにしながらも
「寂しくなくない……私もずっとブライアンに可愛がって欲しかった」
自分もずっとブライアンを求めていたと素直に伝えた。ブライアンは流石に照れて
「……1年ぶりのカザネ、すごいな。可愛いがすぎる」
にやけそうになる顔を腕で隠したが、なんとか取り繕うと
「今日はここ、いっぱいしてやろうな?」
胸に触れながら言うブライアンに、カザネはコクンと頷いた。宣言どおり、指と舌でたくさん胸を愛撫された後、ブライアンはカザネのパンツを脱がせて秘所へと手を伸ばした。しばらくは指でクチュクチュとかき回していたが
「わぁっ、ブライアン!? お風呂に入ってないのに、流石にそこは!」
1年ぶりの快感に脳が蕩けてポーッとしているところ、いきなりパカッと足を開かれてカザネは動揺した。しかしブライアンはあっという間に股に顔を突っ込むと
「いいよ。俺は気にしない」
「わ、私は気にする……って、~っ!」
すでにどろどろに蕩けたそこを、ブライアンはペロペロ舐めながら
「美味しい。カザネのここ。1年ぶりだし、ずーっと舐めちゃうな」
「やだ……。ずっとはやだ……」
てっきり恥ずかしいのかと思いきや、カザネは涙目でブライアンを見て
「早くブライアンの入れて欲しい……」
衝撃的な発言に、理性が飛びかけたブライアンは
「……可愛いのもいい加減にしないと、マジで一晩中ハメ倒すぞ」
いつものようにジョークで返せず、脅すような低い声が出てしまった。カザネには乱暴な言葉を使わないように、ずっと気を付けていたのに。言った後で、カザネを怖がらせなかったか心配したが
「して? 今日はずっとしてて欲しい」
カザネの哀願に、ブライアンは今度こそ理性を破壊された。それから2人は1年の空白を埋めるように、お互いを激しく求め合った。
セックスが終わった後もブライアンは「好き好き可愛い愛している」と、カザネをしっかり腕に抱き込んで、撫でたりキスしたりが止まらなかった。待ち望んでいた甘い触れ合いに、カザネはくすぐったそうに笑いながら
「約束どおり、いっぱいキスしてくれて嬉しい」
「ああ、そんな約束してたっけ。お前が可愛すぎて素でしてた」
ブライアンの発言に、カザネはちょっと照れながら
「ブライアン、前より甘々だ」
「だって誰かさんが前より可愛いんだもん。エッチなこといっぱい強請ってくれてさ。いま人生でいちばん幸せだな」
ブライアンの晴れやかな笑顔を見たカザネは、少し目を丸くしたあと、愛おしそうに目を細めて
「私、ブライアンがずっと笑っていられるようにするね」
「なんだ、急に?」
「今日会ってからのブライアンの笑顔が、前よりずっと好きだから。ずっと、こんな風に笑っていて欲しいなって」
以前のブライアンは笑っていても何処か影があった。カザネと居る時でさえ「でもいつかは居なくなる」と終わりや喪失を見つめていた。だけど今は
「じゃあ、お前も今みたいに笑っていて。お前が笑顔で居てくれたら、俺もすごく幸せで、ずっと笑っていられるから」
ブライアンはいちばんの幸福をちゃんと選び、他の何より大事にすると決めた。だから今は素直に信じられる。カザネが居る限り、自分はもう幸福を見失わないと。この気持ちを幸せと呼ぶ限り、この縁は壊れることなく、いつまでも続いて行くだろうと。
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