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第10話 メフィオステル地下墳墓
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何もない地面からふらりと立ち上がるものがいれば、通路に安置されている石棺からむくりと立ち上がるものがいる。アンデット一体ごとの動きは鈍いが、手には何かしらの獲物が握られていた。
「死体!? 骸骨!? 誰だよ、お、押すなって! このまま、ど、ドアの所まで撤退だ!」
一行が地下墳墓に立ち入って暫くして、石棺が並んだ通路の先に、進路を阻むようにして無数のアンデットが湧き出した。先頭を歩いていた哲郎が、明らかにビビりながら指示を出す。思う所があった哲郎は、ミリーの顔へ視線を向けた。視線を受けたミリーが素早く顔を背ける。
―――あいつ絶対に笑ってたな!
体は魔王でも中身は人間。初めて遭遇するアンデットに物怖じする哲郎を誰が責められようか。
「ダメです! 後ろからも来ます!!」
一行の最後尾から声を上げたのは、怪我を負った同胞に肩を貸している下級魔族の兵士フランツだった。
「挟み撃ちかよ! ビビってても仕方がない――― こうなったら魔王の力を試してやるぜ!」
鎧はおろか、無手の哲郎が拳を握る。警察学校で習った逮捕術と魔王の力がミックスされれば、向かうところ敵なしだ。そう信じ込んで前方のアンデット群へ向かって飛び出した哲郎は、考えの矛盾に気づけていない。逮捕術とは、犯人を怪我無く制圧する術だという事に・・・・・・。
「うおおおォォォりャャャ~~~!!」
鎧の残骸を纏った通路中央のアンデットに狙いを定める。折れた直剣を振り上げたアンデットの腕―――、正確には剥き出しの骨を掴んで捻り上げ―――、地面に引き倒すはずがスカッと外れ・・・・・・、自分の手が握っている黄ばんだ細長い骨を哲郎はまじまじと見た。補足しておくと、仮に地面引き倒したとしても、アンデットに逮捕術は通用しない。
―――ドゴォ! バキッ! ガブッ!!
「痛ッつつつ!」
「マオウサマ―――、シタ、シタ、スワル!!」
囲まれ、タコ殴りにされる衝撃と、頭から流れる生温い感覚に、哲郎は意識が飛びそうになる。その時に聞こえたたどたどしい片言の声。シタという言葉に反応して、体を前に倒した哲郎の後頭部すれすれに、両手持ち剣の太い刀身が通路を薙ぐようにして通り過ぎた。魔王の黒髪が宙を舞う。
―――ガシャ、ガラガラ
両手持ち剣を豪快に叩きつけたのはオーク族のボンダール。アンデットは密集していたことが仇となり、先頭が後ろを巻き込む形で後方へ吹き飛び、骨の山となる。
「や、ヤバかった。頭が無くなるとこだった」
どちらかと言えば、敵の攻撃より味方の攻撃で死にそうになった哲郎が、口の中でひとりごちる。
「さ、サンキュー、ダンボール」
「マダ、クル―――」
頭を押さえて立ち上がった哲郎が礼を言うと、ボンダールは前を見据えたまま、 両手持ち剣を構え直して注意を促した。その横にダークエルフのラ・エルが並び立つ。
通路の先では、骨の山が燐光に包まれて、アンデットの再生が始まった。
「・・・・・・お決まりのパターンかよ」
再生するアンデット群を呆然と見つめる哲郎は、嫌気を込めた一言を呟いた。
「頭から血が出ています」
「あなたはバカなんですか」
後ろからミリーとエリーザがふらつく魔王を支えた。
「サンキュー、ミリー。エリーザも、ちょっとは心配してくれたんだ」
「勘違いしないでください。私が死にたくないからです」
「・・・・・・だよな」
「それより後ろからも来てます。どうしますか?」
エリーザの投げかけに哲郎は後方のメンツを確認する。
最後尾、実力未知数のゴブリン兄弟は、フランツと手負いの兵士を守りながらじりじりと後退している状況。多勢に無勢ではあまり期待できない。
次に一行の中ほどに立つ、クールビューティーのアーリに目が止まる。雷のような魔法を使い、唯一その実力が知れている。
「アーリ、後ろは任せたぞ!」
「―――無理です」
哲郎の言葉に即答するアーリ。返事の内容に一瞬戸惑い、動きが止まる。
「えっ、無理!?」
「無理です」
「いや、その・・・・・・ この状況が理解できてないのかな?」
「無理なものは無理です」
食い下がる哲郎に、アーリの態度は頑ななまま。断られ続けると、普段から冷たいアーリの言葉遣いが、怒っている様に聞こえてくる。
「俺なにかしたかな? もしかして怒ってる?」
不安をこじらせ、魔王らしからぬ態度、もっと言えば浮気を隠す彼氏みたいな態度で接する始末。そこに魔王の態度を見かねた、ミリーの声が割り込んできた。
「違うんですよ、魔王様。アーリの魔法はこの場所では使えないんです」
「この場所って、―――地下がダメ? もしかして暗い場所って意味なのか」
「違います。強力な魔法は色んな制限や制約があるんです。アーリの使う魔法は、風属性。その中でも強力な雷魔法は外に出ないと使えないんです」
「でも、さっきは部屋の中で使っただろ」
「建物の中にいても、窓から空が見えたら大丈夫なんです」
黒騎士を足止めにした光景を思い浮かべた哲郎は、ミリーの話に納得する。しかしアンデット群を前にしても冷静なアーリの様子を見ていると、他に何らかの奥の手を隠しているように思えてくる。疑いと期待を込めた魔王の赤い双眸が、もう一度アーリを見つめた。魔王の視線を迷惑そうに受けたアーリは、「―――ありません」と即答したのだった。
次に、隣のミリーを見た。
「そうだ! そうだよな! もしかしたら、いけちゃう感じ?」
「・・・・・・いけちゃいませんね」
「当たり前のように返すのな。でも広場へ移動する時は、俺の背後を守ってくれてたんじゃないのか」
「そういうのはアーリの役目です。私はただの伝令ですから」
使い魔ミニオンを召喚するミリーの姿を思い浮かべた哲郎は、もうなにも言わなかった。
「よしっ! 結局のところ、他人任せなのが良くないんだ。こんどこそ魔王の力を試してやるぜ」
覚悟を決めた哲郎が自分の頬を両手で叩いて言った。
「前の方はダンボールとラエルに任した。後は俺に任せろ~!!」
ふらつく足取りで一歩前に出た哲郎が、魔王を呼び止める凛とした響きの声で動きを止めた。
「私がやります。あなたの傷は浅くはありません」
「え、エリーザ!」
魔王を呼び止め、ゆっくりと歩き出すエリーザ。頭から出血する魔王の体は、よく見れば切り傷と打撲の痕が目立つ。予期せぬエリーザの登場に、口を大きく開けて驚いた哲郎は言葉を失う。
「大丈夫なんですか?」
エリーザの背中を見送る哲郎の気持ちを、ミリーが代弁するように言った。
「何か?」
心外そうなエリーザの反応。立ち止まることなく、後方のゴブリン兄弟の前に出た。そして、凛とした響きの声音で詠唱が始まった。
「汝、在りし常世の日々を求める救済の者。迸る憎愛を以て境界を望む不浄の地に光の甘雨を―――」
地下墳墓に一陣の風が吹き抜けたような気がした。
静かな詠唱。優しい声音で魔法の名を口にする。
「―――ホーリー・レイン」
高く掲げたエリーザの両手から眩い光が迸り、目の前のアンデット群に光の雨が降り注ぐ。その雨にうたれたアンデットは、人の形を保つことができず、その場に崩れ落ちた。
魔法の光が消えると、辺りには本当に雨が降った後のような、湿った土の匂いが漂った。復活の気配を見せないアンデット。目の前の光景に哲郎は唖然とするしかない。そして、何故だか魔法を放ったエリーザ自身も驚いた表情で自分の両手を見つめていた。
「・・・・・・スゲー、俺の奴隷って強いんだな」
哲郎の感慨をよそに、前方では一進一退の攻防が続いていた。
ボンダールの重い一撃が敵を通路の先へ退ける。しかし、すぐに復活するアンデット群に、じりじりと後退を余儀なくされていた。
ボンダールの斜め後ろに位置するラ・エルは、弓を引き絞ったままの状態で苦い顔をしている。おそらくアンデット相手では弓矢の効果が見込めないのだろう。
後方の安全を確認したエリーザが、おもむろに体の向きを変え、両手を掲げた。
「―――ホーリー・レイン」
ボンダールの重撃で骨の山に返ったアンデット群に対して、光の雨が降り注いだ―――。
通路にわいたアンデット群を退けると、一同が自然な形で一か所に集まった。勿論、魔王を中心に―――、いや奴隷を中心にして。
「スゴイ、マホウ、スゴイ」「奴隷の姫様って強いんですね」
「悔しいが実力は認めよう」「ダークエルフの術者以上の腕前ですよ」
「魔法強いな。使いたいな」「兄ちゃん、おいらも使いたい、使いたいぞ」
「お、俺は認めんぞ。認めん!」
仮にも奴隷の主。素直にエリーザの活躍を喜べない小心な哲郎の呟きは、みんなのエリーザを称える声に掻き消された。
「死体!? 骸骨!? 誰だよ、お、押すなって! このまま、ど、ドアの所まで撤退だ!」
一行が地下墳墓に立ち入って暫くして、石棺が並んだ通路の先に、進路を阻むようにして無数のアンデットが湧き出した。先頭を歩いていた哲郎が、明らかにビビりながら指示を出す。思う所があった哲郎は、ミリーの顔へ視線を向けた。視線を受けたミリーが素早く顔を背ける。
―――あいつ絶対に笑ってたな!
体は魔王でも中身は人間。初めて遭遇するアンデットに物怖じする哲郎を誰が責められようか。
「ダメです! 後ろからも来ます!!」
一行の最後尾から声を上げたのは、怪我を負った同胞に肩を貸している下級魔族の兵士フランツだった。
「挟み撃ちかよ! ビビってても仕方がない――― こうなったら魔王の力を試してやるぜ!」
鎧はおろか、無手の哲郎が拳を握る。警察学校で習った逮捕術と魔王の力がミックスされれば、向かうところ敵なしだ。そう信じ込んで前方のアンデット群へ向かって飛び出した哲郎は、考えの矛盾に気づけていない。逮捕術とは、犯人を怪我無く制圧する術だという事に・・・・・・。
「うおおおォォォりャャャ~~~!!」
鎧の残骸を纏った通路中央のアンデットに狙いを定める。折れた直剣を振り上げたアンデットの腕―――、正確には剥き出しの骨を掴んで捻り上げ―――、地面に引き倒すはずがスカッと外れ・・・・・・、自分の手が握っている黄ばんだ細長い骨を哲郎はまじまじと見た。補足しておくと、仮に地面引き倒したとしても、アンデットに逮捕術は通用しない。
―――ドゴォ! バキッ! ガブッ!!
「痛ッつつつ!」
「マオウサマ―――、シタ、シタ、スワル!!」
囲まれ、タコ殴りにされる衝撃と、頭から流れる生温い感覚に、哲郎は意識が飛びそうになる。その時に聞こえたたどたどしい片言の声。シタという言葉に反応して、体を前に倒した哲郎の後頭部すれすれに、両手持ち剣の太い刀身が通路を薙ぐようにして通り過ぎた。魔王の黒髪が宙を舞う。
―――ガシャ、ガラガラ
両手持ち剣を豪快に叩きつけたのはオーク族のボンダール。アンデットは密集していたことが仇となり、先頭が後ろを巻き込む形で後方へ吹き飛び、骨の山となる。
「や、ヤバかった。頭が無くなるとこだった」
どちらかと言えば、敵の攻撃より味方の攻撃で死にそうになった哲郎が、口の中でひとりごちる。
「さ、サンキュー、ダンボール」
「マダ、クル―――」
頭を押さえて立ち上がった哲郎が礼を言うと、ボンダールは前を見据えたまま、 両手持ち剣を構え直して注意を促した。その横にダークエルフのラ・エルが並び立つ。
通路の先では、骨の山が燐光に包まれて、アンデットの再生が始まった。
「・・・・・・お決まりのパターンかよ」
再生するアンデット群を呆然と見つめる哲郎は、嫌気を込めた一言を呟いた。
「頭から血が出ています」
「あなたはバカなんですか」
後ろからミリーとエリーザがふらつく魔王を支えた。
「サンキュー、ミリー。エリーザも、ちょっとは心配してくれたんだ」
「勘違いしないでください。私が死にたくないからです」
「・・・・・・だよな」
「それより後ろからも来てます。どうしますか?」
エリーザの投げかけに哲郎は後方のメンツを確認する。
最後尾、実力未知数のゴブリン兄弟は、フランツと手負いの兵士を守りながらじりじりと後退している状況。多勢に無勢ではあまり期待できない。
次に一行の中ほどに立つ、クールビューティーのアーリに目が止まる。雷のような魔法を使い、唯一その実力が知れている。
「アーリ、後ろは任せたぞ!」
「―――無理です」
哲郎の言葉に即答するアーリ。返事の内容に一瞬戸惑い、動きが止まる。
「えっ、無理!?」
「無理です」
「いや、その・・・・・・ この状況が理解できてないのかな?」
「無理なものは無理です」
食い下がる哲郎に、アーリの態度は頑ななまま。断られ続けると、普段から冷たいアーリの言葉遣いが、怒っている様に聞こえてくる。
「俺なにかしたかな? もしかして怒ってる?」
不安をこじらせ、魔王らしからぬ態度、もっと言えば浮気を隠す彼氏みたいな態度で接する始末。そこに魔王の態度を見かねた、ミリーの声が割り込んできた。
「違うんですよ、魔王様。アーリの魔法はこの場所では使えないんです」
「この場所って、―――地下がダメ? もしかして暗い場所って意味なのか」
「違います。強力な魔法は色んな制限や制約があるんです。アーリの使う魔法は、風属性。その中でも強力な雷魔法は外に出ないと使えないんです」
「でも、さっきは部屋の中で使っただろ」
「建物の中にいても、窓から空が見えたら大丈夫なんです」
黒騎士を足止めにした光景を思い浮かべた哲郎は、ミリーの話に納得する。しかしアンデット群を前にしても冷静なアーリの様子を見ていると、他に何らかの奥の手を隠しているように思えてくる。疑いと期待を込めた魔王の赤い双眸が、もう一度アーリを見つめた。魔王の視線を迷惑そうに受けたアーリは、「―――ありません」と即答したのだった。
次に、隣のミリーを見た。
「そうだ! そうだよな! もしかしたら、いけちゃう感じ?」
「・・・・・・いけちゃいませんね」
「当たり前のように返すのな。でも広場へ移動する時は、俺の背後を守ってくれてたんじゃないのか」
「そういうのはアーリの役目です。私はただの伝令ですから」
使い魔ミニオンを召喚するミリーの姿を思い浮かべた哲郎は、もうなにも言わなかった。
「よしっ! 結局のところ、他人任せなのが良くないんだ。こんどこそ魔王の力を試してやるぜ」
覚悟を決めた哲郎が自分の頬を両手で叩いて言った。
「前の方はダンボールとラエルに任した。後は俺に任せろ~!!」
ふらつく足取りで一歩前に出た哲郎が、魔王を呼び止める凛とした響きの声で動きを止めた。
「私がやります。あなたの傷は浅くはありません」
「え、エリーザ!」
魔王を呼び止め、ゆっくりと歩き出すエリーザ。頭から出血する魔王の体は、よく見れば切り傷と打撲の痕が目立つ。予期せぬエリーザの登場に、口を大きく開けて驚いた哲郎は言葉を失う。
「大丈夫なんですか?」
エリーザの背中を見送る哲郎の気持ちを、ミリーが代弁するように言った。
「何か?」
心外そうなエリーザの反応。立ち止まることなく、後方のゴブリン兄弟の前に出た。そして、凛とした響きの声音で詠唱が始まった。
「汝、在りし常世の日々を求める救済の者。迸る憎愛を以て境界を望む不浄の地に光の甘雨を―――」
地下墳墓に一陣の風が吹き抜けたような気がした。
静かな詠唱。優しい声音で魔法の名を口にする。
「―――ホーリー・レイン」
高く掲げたエリーザの両手から眩い光が迸り、目の前のアンデット群に光の雨が降り注ぐ。その雨にうたれたアンデットは、人の形を保つことができず、その場に崩れ落ちた。
魔法の光が消えると、辺りには本当に雨が降った後のような、湿った土の匂いが漂った。復活の気配を見せないアンデット。目の前の光景に哲郎は唖然とするしかない。そして、何故だか魔法を放ったエリーザ自身も驚いた表情で自分の両手を見つめていた。
「・・・・・・スゲー、俺の奴隷って強いんだな」
哲郎の感慨をよそに、前方では一進一退の攻防が続いていた。
ボンダールの重い一撃が敵を通路の先へ退ける。しかし、すぐに復活するアンデット群に、じりじりと後退を余儀なくされていた。
ボンダールの斜め後ろに位置するラ・エルは、弓を引き絞ったままの状態で苦い顔をしている。おそらくアンデット相手では弓矢の効果が見込めないのだろう。
後方の安全を確認したエリーザが、おもむろに体の向きを変え、両手を掲げた。
「―――ホーリー・レイン」
ボンダールの重撃で骨の山に返ったアンデット群に対して、光の雨が降り注いだ―――。
通路にわいたアンデット群を退けると、一同が自然な形で一か所に集まった。勿論、魔王を中心に―――、いや奴隷を中心にして。
「スゴイ、マホウ、スゴイ」「奴隷の姫様って強いんですね」
「悔しいが実力は認めよう」「ダークエルフの術者以上の腕前ですよ」
「魔法強いな。使いたいな」「兄ちゃん、おいらも使いたい、使いたいぞ」
「お、俺は認めんぞ。認めん!」
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