328 / 502
science for better future
しおりを挟む
めぐは思う。
未来を、みんな変えて生きているけど
それに気づかないのは、未来に行った事が
ないから。
当たり前(笑)。
たまたま、それを知っていためぐだから
そう気づくのだけど。
つまり、超紐0次元モデル仮説に基づく
11次元隣接宇宙の個数、10の500乗、
選ばれなかった選択肢が、その個数だけある。
そう
、想像するのも楽しそう。
何かの拍子に、ひょい、と
入れ替わると
違った未来があるのかな?
なんて空想すると
とっても、未来は楽しそうだ。
旧い、国鉄本社のエレベーターは
ゆっくりと登り
6階に着くと、かん、と
鐘の音がして。
やっと上ってきた、と
エレベーターが言っているみたいだと
めぐは思う。
「着いたねー」れーみぃが
ゆっくりと開く重厚なエレベーターの扉、
各階の扉とは二重になっていて
合間に、鋳物のアコーディオン扉がついていて。
以前は手動開閉だったのだろう、その
把手は真鍮で。
人が触れたところが、光り輝いていた。
その、鋳物と真鍮の対比は
なんとなく、機械的で
蒸気機関車のスロットルとリバーギャの
ようだ、と
リサは、それを見て
おじいちゃんの機関車を思い出す。
ずっと昔、まだ
リサが幼い頃の記憶だけど。
黒い、大きな機関車は
幼いリサにとって、少し怖いくらい
立派なものだった。でも
おじいちゃんは、誇らしげに
機関車に乗っていて。
その様子は、頼もしげに
リサには思えた。
父がなぜ、機関車乗りにならずに
自動車エンジニアになったのだろう、などと
不思議に思ったものだった。
自動車より、機関車の方がカッコイイ。
そんな
ふうに、幼いリサには思えて。
他愛ない記憶だけど。
と、リサはそんな自嘲を含め
エレベーターの扉、隙間が大きくて
下見ると少し怖い(笑)のだけど。
開いた扉から、6階の
フロアへ。
未来を、みんな変えて生きているけど
それに気づかないのは、未来に行った事が
ないから。
当たり前(笑)。
たまたま、それを知っていためぐだから
そう気づくのだけど。
つまり、超紐0次元モデル仮説に基づく
11次元隣接宇宙の個数、10の500乗、
選ばれなかった選択肢が、その個数だけある。
そう
、想像するのも楽しそう。
何かの拍子に、ひょい、と
入れ替わると
違った未来があるのかな?
なんて空想すると
とっても、未来は楽しそうだ。
旧い、国鉄本社のエレベーターは
ゆっくりと登り
6階に着くと、かん、と
鐘の音がして。
やっと上ってきた、と
エレベーターが言っているみたいだと
めぐは思う。
「着いたねー」れーみぃが
ゆっくりと開く重厚なエレベーターの扉、
各階の扉とは二重になっていて
合間に、鋳物のアコーディオン扉がついていて。
以前は手動開閉だったのだろう、その
把手は真鍮で。
人が触れたところが、光り輝いていた。
その、鋳物と真鍮の対比は
なんとなく、機械的で
蒸気機関車のスロットルとリバーギャの
ようだ、と
リサは、それを見て
おじいちゃんの機関車を思い出す。
ずっと昔、まだ
リサが幼い頃の記憶だけど。
黒い、大きな機関車は
幼いリサにとって、少し怖いくらい
立派なものだった。でも
おじいちゃんは、誇らしげに
機関車に乗っていて。
その様子は、頼もしげに
リサには思えた。
父がなぜ、機関車乗りにならずに
自動車エンジニアになったのだろう、などと
不思議に思ったものだった。
自動車より、機関車の方がカッコイイ。
そんな
ふうに、幼いリサには思えて。
他愛ない記憶だけど。
と、リサはそんな自嘲を含め
エレベーターの扉、隙間が大きくて
下見ると少し怖い(笑)のだけど。
開いた扉から、6階の
フロアへ。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
転生チートは家族のために~ユニークスキルで、快適な異世界生活を送りたい!~
りーさん
ファンタジー
ある日、異世界に転生したルイ。
前世では、両親が共働きの鍵っ子だったため、寂しい思いをしていたが、今世は優しい家族に囲まれた。
そんな家族と異世界でも楽しく過ごすために、ユニークスキルをいろいろと便利に使っていたら、様々なトラブルに巻き込まれていく。
「家族といたいからほっといてよ!」
※スキルを本格的に使い出すのは二章からです。
伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
高校からの帰り道、錬金術が使えるようになりました。
マーチ・メイ
ファンタジー
女子校に通う高校2年生の橘優奈は学校からの帰り道、突然『【職業】錬金術師になりました』と声が聞こえた。
空耳かと思い家に入り試しにステータスオープンと唱えるとステータスが表示された。
しばらく高校生活を楽しみつつ家で錬金術を試してみることに 。
すると今度はダンジョンが出現して知らない外国の人の名前が称号欄に現れた。
緩やかに日常に溶け込んでいく黎明期メインのダンジョン物です。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
戦車で行く、異世界奇譚
焼飯学生
ファンタジー
戦車の整備員、永山大翔は不慮の事故で命を落とした。目が覚めると彼の前に、とある世界を管理している女神が居た。女神は大翔に、世界の安定のために動いてくれるのであれば、特典付きで異世界転生させると提案し、そこで大翔は憧れだった10式戦車を転生特典で貰うことにした。
少し神の手が加わった10式戦車を手に入れた大翔は、神からの依頼を行いつつ、第二の人生を謳歌することした。
悪役令嬢に仕立て上げたいなら、ご注意を。
黎
ファンタジー
幼くして辺境伯の地位を継いだレナータは、女性であるがゆえに舐められがちであった。そんな折、社交場で伯爵令嬢にいわれのない罪を着せられてしまう。そんな彼女に隣国皇子カールハインツが手を差し伸べた──かと思いきや、ほとんど初対面で婚姻を申し込み、暇さえあれば口説き、しかもやたらレナータのことを知っている。怪しいほど親切なカールハインツと共に、レナータは事態の収拾方法を模索し、やがて伯爵一家への復讐を決意する。
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
【書籍化進行中】魔法のトランクと異世界暮らし
猫野美羽
ファンタジー
※書籍化進行中です。
曾祖母の遺産を相続した海堂凛々(かいどうりり)は原因不明の虚弱体質に苦しめられていることもあり、しばらくは遺産として譲り受けた別荘で療養することに。
おとぎ話に出てくる魔女の家のような可愛らしい洋館で、凛々は曾祖母からの秘密の遺産を受け取った。
それは異世界への扉の鍵と魔法のトランク。
異世界の住人だった曾祖母の血を濃く引いた彼女だけが、魔法の道具の相続人だった。
異世界、たまに日本暮らしの楽しい二拠点生活が始まる──
◆◆◆
ほのぼのスローライフなお話です。
のんびりと生活拠点を整えたり、美味しいご飯を食べたり、お金を稼いでみたり、異世界旅を楽しむ物語。
※カクヨムでも掲載予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる