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VE750F
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それをYに言うと「わかった。じゃあ・・・」と、赤いシロッコ+ANSAマフラーの低音を響かせ
て
練馬へ帰って行った。
Yは、まあ高等遊民なのだろうか(?)。暇なので、付き合ってくれるらしい。
このYと、お父さんのシロッコではよくそこらを走った。
時々、あの・・・・麻薬組織から奪還した女が住んでいる保谷まで
ドライブしたことがある。深夜に、である。
行っても、会うワケでもない。ただ、想い出に浸りたいのだろう。
想い出は美しいのだろう。
出会った頃のその子は、可愛かったとか・・・聞く。
そりゃ、若い頃は可愛いだろうけど(^^)。
段々、それからの人生で顔かたちなんて変わるし。
切花みたいに、常に新しいのに変えたほうがいい・・・と、後で思ったのか
処女探し(おっさん週刊誌みたいだが)に変えたらしい。
「処女なんてそんなにいいもんかねぇ」と・・・俺は思ったが(笑)。
手出したら、ずっと面倒見なきゃ。ねぇ。
まあ、それはさておき。俺は「手紙でも書けば?夜、暇だったら」と言った。
近くまでドライブしたって深夜じゃしょうがないしーーーー。
迷惑なだけだよ。ホント。
まあ、そんな暇あったら勉強しなさいよ。受験するんだから。
とは思った。
それはさておき。この朝の俺は疲れていたので家に帰って寝た。
ふるーい、市営住宅で
田んぼの中で静かだったから、昼間もよく寝られた。
夜もまた、アルバイトで22時まで。
気もそぞろ(笑)。
それが終わってから、また、チャッピィでYの家に行って。
今度はVFに乗る。
VF750Fは、結構画期的なバイクだったりする。
16インチの前輪なので、ひょいひょいと曲がる750。
軽快である。
エンジンもトルクがあり・・・・オートバイ雑誌でシャシ・ダイナモに掛けたら
86psあったそうだ(カタログ72ps)。
後輪で86だと、エンジン単体だともっとあった訳。
確かにそんな感じで、他の750とは全然違うパワー感。
やっぱり深夜なので、しずかーにバイクカバーを外して、自分のチャッピィに掛けておいた
。
軒下だけど。
チャッピィのハンドルロックが掛かっているかどうか、見て。
キーをバッグにしまった。
キーを落っことすと大変なので(笑)バッグに入れたり。
ジーンズだとまあ、落ちないけど。
それで、プラスチックのカバーがついてるホンダのキーを出して。
金属板にモールドされているホンダのキーは堅牢だと思った。
それを、ハンドルのところにあるキーホールに入れて。
かちり。と、右に回す。
ホンダらしい、キーの回り方だと思う。
軽快な感じ。
メインスタンドを降ろすと、ゆらり。
重心が高い感じ。
跨っても、シートが高い感じ。
その辺りが、なんとなく・・・・Yのお父さんが「のりにくい」と思う所以だろうか。
セルを回して。チョークの場所がちょっとわかりづらかったので
アクセルを呷って回転を維持する。
水冷だけど、割と冷えていても走る。
キャブだしね(^^)。
アクセルコントロールでなんとかなる。
EFIだと、冷えてる時は杓子定規に濃い燃料になるから
あっためないと走りにくいけど。
でも、VFはなーんとなく・・・エンジンの回転が。びょーん・・・って。
掴み難い。
アクセルを開けても。閉じても。
あの、バックトルクリミッターがあるので尚更、アクセル閉じた時は
反応がヘン。
がこん、がこん・・・・って。
あんなのなくても、アクセルをちょっと開けとけばいいので。
堤防沿いの道を、ゆーっくり。プラグがかぶらないように
アクセルをあんまり開けないで回転だけ上げて、暖めて。
橋を渡るころには水温も少し上がっている。
交差点を曲がろうとすると、ぐらっ、と傾く。
エンジンが重たいの。高い位置にあるし。
で、前輪が16インチだから軽いので、なんか、どこまでいけるんだか
解らない。
VTによく似てるけど。
気が付くと転んでるんじゃなかろうか(笑)。とか思いながら
東名高速へ昇る。
合流のカーブで。
リーンウィズのまま、アクセルをガバっと開けて。
でも、なんとなく後輪が滑る感じがないので・・・・ちょっと不気味。
速いんだろうけど、乗ってて怖い。
がばっ、とハングオンして、丁度いい。
直線になって、ガバ、と全開にしても
V4だから、L4みたいに吹っ飛んでいく感じがない。
とろろろ・・・・って、回転が上がる。
スピードは乗るけれど。
RZVは、V4とは名ばかりの(笑)2気筒×2だから
感じは全然違うけど。
VFは、ほんとにクランク軸が1本のV4、4st。
なーんか、レーサーっぽくない。
そういえばデザインもツアラーだもんね。よく見ると(^^)。
100+くらいで走っててもストレスないけど、あんまり・・・面白い感じは無かった。
「これは、お父さんが売っちゃった気持が解るな」と。
それまでお父さんはCBだったから。L4の方が解り易かったのだろう。
とか思いながら、暗い高速道路を・・・なんとなくのんびり走った。
て
練馬へ帰って行った。
Yは、まあ高等遊民なのだろうか(?)。暇なので、付き合ってくれるらしい。
このYと、お父さんのシロッコではよくそこらを走った。
時々、あの・・・・麻薬組織から奪還した女が住んでいる保谷まで
ドライブしたことがある。深夜に、である。
行っても、会うワケでもない。ただ、想い出に浸りたいのだろう。
想い出は美しいのだろう。
出会った頃のその子は、可愛かったとか・・・聞く。
そりゃ、若い頃は可愛いだろうけど(^^)。
段々、それからの人生で顔かたちなんて変わるし。
切花みたいに、常に新しいのに変えたほうがいい・・・と、後で思ったのか
処女探し(おっさん週刊誌みたいだが)に変えたらしい。
「処女なんてそんなにいいもんかねぇ」と・・・俺は思ったが(笑)。
手出したら、ずっと面倒見なきゃ。ねぇ。
まあ、それはさておき。俺は「手紙でも書けば?夜、暇だったら」と言った。
近くまでドライブしたって深夜じゃしょうがないしーーーー。
迷惑なだけだよ。ホント。
まあ、そんな暇あったら勉強しなさいよ。受験するんだから。
とは思った。
それはさておき。この朝の俺は疲れていたので家に帰って寝た。
ふるーい、市営住宅で
田んぼの中で静かだったから、昼間もよく寝られた。
夜もまた、アルバイトで22時まで。
気もそぞろ(笑)。
それが終わってから、また、チャッピィでYの家に行って。
今度はVFに乗る。
VF750Fは、結構画期的なバイクだったりする。
16インチの前輪なので、ひょいひょいと曲がる750。
軽快である。
エンジンもトルクがあり・・・・オートバイ雑誌でシャシ・ダイナモに掛けたら
86psあったそうだ(カタログ72ps)。
後輪で86だと、エンジン単体だともっとあった訳。
確かにそんな感じで、他の750とは全然違うパワー感。
やっぱり深夜なので、しずかーにバイクカバーを外して、自分のチャッピィに掛けておいた
。
軒下だけど。
チャッピィのハンドルロックが掛かっているかどうか、見て。
キーをバッグにしまった。
キーを落っことすと大変なので(笑)バッグに入れたり。
ジーンズだとまあ、落ちないけど。
それで、プラスチックのカバーがついてるホンダのキーを出して。
金属板にモールドされているホンダのキーは堅牢だと思った。
それを、ハンドルのところにあるキーホールに入れて。
かちり。と、右に回す。
ホンダらしい、キーの回り方だと思う。
軽快な感じ。
メインスタンドを降ろすと、ゆらり。
重心が高い感じ。
跨っても、シートが高い感じ。
その辺りが、なんとなく・・・・Yのお父さんが「のりにくい」と思う所以だろうか。
セルを回して。チョークの場所がちょっとわかりづらかったので
アクセルを呷って回転を維持する。
水冷だけど、割と冷えていても走る。
キャブだしね(^^)。
アクセルコントロールでなんとかなる。
EFIだと、冷えてる時は杓子定規に濃い燃料になるから
あっためないと走りにくいけど。
でも、VFはなーんとなく・・・エンジンの回転が。びょーん・・・って。
掴み難い。
アクセルを開けても。閉じても。
あの、バックトルクリミッターがあるので尚更、アクセル閉じた時は
反応がヘン。
がこん、がこん・・・・って。
あんなのなくても、アクセルをちょっと開けとけばいいので。
堤防沿いの道を、ゆーっくり。プラグがかぶらないように
アクセルをあんまり開けないで回転だけ上げて、暖めて。
橋を渡るころには水温も少し上がっている。
交差点を曲がろうとすると、ぐらっ、と傾く。
エンジンが重たいの。高い位置にあるし。
で、前輪が16インチだから軽いので、なんか、どこまでいけるんだか
解らない。
VTによく似てるけど。
気が付くと転んでるんじゃなかろうか(笑)。とか思いながら
東名高速へ昇る。
合流のカーブで。
リーンウィズのまま、アクセルをガバっと開けて。
でも、なんとなく後輪が滑る感じがないので・・・・ちょっと不気味。
速いんだろうけど、乗ってて怖い。
がばっ、とハングオンして、丁度いい。
直線になって、ガバ、と全開にしても
V4だから、L4みたいに吹っ飛んでいく感じがない。
とろろろ・・・・って、回転が上がる。
スピードは乗るけれど。
RZVは、V4とは名ばかりの(笑)2気筒×2だから
感じは全然違うけど。
VFは、ほんとにクランク軸が1本のV4、4st。
なーんか、レーサーっぽくない。
そういえばデザインもツアラーだもんね。よく見ると(^^)。
100+くらいで走っててもストレスないけど、あんまり・・・面白い感じは無かった。
「これは、お父さんが売っちゃった気持が解るな」と。
それまでお父さんはCBだったから。L4の方が解り易かったのだろう。
とか思いながら、暗い高速道路を・・・なんとなくのんびり走った。
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