202 / 361
ラジオは友達
しおりを挟む
愛紗と菜由は、窓際にある、縁側のようなところにある
硝子のテーブルと、スツールに座って。
障子を挟んで、和室があって。
そこに座卓があって。友里恵と由香。
なんとなく、こういう感じになる。
きょうは、真由美ちゃんがいるので+1.
「昨日は、2部屋だったからねー」と、友里恵。
指宿は、特別豪華なスイート・ルームだった。
2LDK、だろうか。
真由美ちゃんは、言問い顔で「昨日は、どちらにお泊りですか?」
由香は、胸張って「KKR指宿」
友里恵は「威張ってどーする」
由香「あたしが威張ることもないか。なはは」
真由美ちゃん「なはは、って。せんださんみたい」
菜由は、あれ?と言う顔で「せんださんって、せんだみつおさん?」
さん、がついてしまった(^^)。かわいい子がいると、つい。上品になる。
真由美ちゃん「はい。」
愛紗は「ああいうの見るの?」
真由美ちゃん「いえ、TVはお部屋にないので。ラジオですね」
友里恵は「愛紗さ、「ああいうの」ってどういうの?」
愛紗はにっこり「うわさのチャンネルとか」
由香「あーなつかしいね、金曜10時」と。
愛紗は「宮崎は土曜深夜」
菜由も「鹿児島もそう」
友里恵は「1週間遅れ」
愛紗「そうだっけ?」
菜由「そこまで知らないけど・・・・。」
友里恵は、そこにある硝子のコップを叩いて」
ちーん☆
「ぽこ」
ちーん☆
「ぽこ」
デストロイヤーの顔真似(^^)
由香「そうそう!ははは」
ちーん☆
「ぽこ」
ちーん☆
「ぽこ」
真由美ちゃんも、面白いけど・・恥ずかしくて笑うに笑えない(^^;
菜由は「なつかしいなぁ。それ。和田アキ子が出てて。ゴッドねえちゃんとか」
愛紗「菜由も言われてたでしょ、弟に」
菜由「そんな事言ったら、ぶっとばす」
友里恵「ほら、やっぱ」
真由美ちゃんは「弟って、なんとなくいいですね」
菜由は「そーぉお?イメージでしょ。少女フレンドみたいな。
と、言いながら
故郷の本屋さんの事を思い出す。
ちょっと、埃っぽいような海辺の町。
路地にある本屋さん。
子供が、小さい自転車で来てたり。
駄菓子屋さんがおとなりだったり。
お店の前に、10円いれてぐるっと回すと
なんか、出てくるカプセルの販売機(?)があったり。
そういうお店に入ると、だいたい・・・最初のところに
まんが雑誌があった。
男の子のマンガが前にあって。
女の子のは、だいたい、棚のほうにあって。
レモンイエローとか、ピンクとか。
そんな色合いだった。
友里恵は「あたしは・・あんまり見なかったなぁ」
由香「そうだよね。少女フレンドって。持ってたらギャグだよ。わはは!」
友里恵「なんでよー。」
由香「あーいうのは、かわいい子が持ってないと」
友里恵「あたしはかわいくないのかよ」
由香「かよ、なんて言う子はかわいくなーい」
友里恵「かよちゃんも?」
由香「屁理屈言うな」
友里恵「屁だってよ。きたねーなあやっぱ。貧民は」
由香「じゃーなんていやいいんだよ」
菜由は「よーしなさいって。せっかく、きょうは真由美ちゃんがお泊りに来てるんだから。
上品にね」
友里恵「そっか。あたしら旅芸人だからなー」
由香「いつから芸人になった」
友里恵「まあ、バスガイドもそろそろ・・・廃業かな」
真由美ちゃんは「転職されるんですか?」
友里恵は「うーん・・・うちらのほうはね・・・ガイドの仕事がだんだん、なくなってきて。」
由香「そうそう。それで、あたしらも21になったらドライバーになろうかなー。なんて思ってたんだ」
硝子のテーブルと、スツールに座って。
障子を挟んで、和室があって。
そこに座卓があって。友里恵と由香。
なんとなく、こういう感じになる。
きょうは、真由美ちゃんがいるので+1.
「昨日は、2部屋だったからねー」と、友里恵。
指宿は、特別豪華なスイート・ルームだった。
2LDK、だろうか。
真由美ちゃんは、言問い顔で「昨日は、どちらにお泊りですか?」
由香は、胸張って「KKR指宿」
友里恵は「威張ってどーする」
由香「あたしが威張ることもないか。なはは」
真由美ちゃん「なはは、って。せんださんみたい」
菜由は、あれ?と言う顔で「せんださんって、せんだみつおさん?」
さん、がついてしまった(^^)。かわいい子がいると、つい。上品になる。
真由美ちゃん「はい。」
愛紗は「ああいうの見るの?」
真由美ちゃん「いえ、TVはお部屋にないので。ラジオですね」
友里恵は「愛紗さ、「ああいうの」ってどういうの?」
愛紗はにっこり「うわさのチャンネルとか」
由香「あーなつかしいね、金曜10時」と。
愛紗は「宮崎は土曜深夜」
菜由も「鹿児島もそう」
友里恵は「1週間遅れ」
愛紗「そうだっけ?」
菜由「そこまで知らないけど・・・・。」
友里恵は、そこにある硝子のコップを叩いて」
ちーん☆
「ぽこ」
ちーん☆
「ぽこ」
デストロイヤーの顔真似(^^)
由香「そうそう!ははは」
ちーん☆
「ぽこ」
ちーん☆
「ぽこ」
真由美ちゃんも、面白いけど・・恥ずかしくて笑うに笑えない(^^;
菜由は「なつかしいなぁ。それ。和田アキ子が出てて。ゴッドねえちゃんとか」
愛紗「菜由も言われてたでしょ、弟に」
菜由「そんな事言ったら、ぶっとばす」
友里恵「ほら、やっぱ」
真由美ちゃんは「弟って、なんとなくいいですね」
菜由は「そーぉお?イメージでしょ。少女フレンドみたいな。
と、言いながら
故郷の本屋さんの事を思い出す。
ちょっと、埃っぽいような海辺の町。
路地にある本屋さん。
子供が、小さい自転車で来てたり。
駄菓子屋さんがおとなりだったり。
お店の前に、10円いれてぐるっと回すと
なんか、出てくるカプセルの販売機(?)があったり。
そういうお店に入ると、だいたい・・・最初のところに
まんが雑誌があった。
男の子のマンガが前にあって。
女の子のは、だいたい、棚のほうにあって。
レモンイエローとか、ピンクとか。
そんな色合いだった。
友里恵は「あたしは・・あんまり見なかったなぁ」
由香「そうだよね。少女フレンドって。持ってたらギャグだよ。わはは!」
友里恵「なんでよー。」
由香「あーいうのは、かわいい子が持ってないと」
友里恵「あたしはかわいくないのかよ」
由香「かよ、なんて言う子はかわいくなーい」
友里恵「かよちゃんも?」
由香「屁理屈言うな」
友里恵「屁だってよ。きたねーなあやっぱ。貧民は」
由香「じゃーなんていやいいんだよ」
菜由は「よーしなさいって。せっかく、きょうは真由美ちゃんがお泊りに来てるんだから。
上品にね」
友里恵「そっか。あたしら旅芸人だからなー」
由香「いつから芸人になった」
友里恵「まあ、バスガイドもそろそろ・・・廃業かな」
真由美ちゃんは「転職されるんですか?」
友里恵は「うーん・・・うちらのほうはね・・・ガイドの仕事がだんだん、なくなってきて。」
由香「そうそう。それで、あたしらも21になったらドライバーになろうかなー。なんて思ってたんだ」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
イラスト部(仮)の雨宮さんはペンが持てない!~スキンシップ多めの美少女幽霊と部活を立ち上げる話~
川上とむ
青春
内川護は高校の空き教室で、元気な幽霊の少女と出会う。
その幽霊少女は雨宮と名乗り、自分の代わりにイラスト部を復活させてほしいと頼み込んでくる。
彼女の押しに負けた護は部員の勧誘をはじめるが、入部してくるのは霊感持ちのクラス委員長や、ゆるふわな先輩といった一風変わった女生徒たち。
その一方で、雨宮はことあるごとに護と行動をともにするようになり、二人の距離は自然と近づいていく。
――スキンシップ過多の幽霊さんとスクールライフ、ここに開幕!
100000累計pt突破!アルファポリスの収益 確定スコア 見込みスコアについて
ちゃぼ茶
エッセイ・ノンフィクション
皆様が気になる(ちゃぼ茶も)収益や確定スコア、見込みスコアについてわかる範囲、推測や経験談も含めて記してみました。参考になれればと思います。
坊主頭の絆:学校を変えた一歩【シリーズ】
S.H.L
青春
高校生のあかりとユイは、学校を襲う謎の病に立ち向かうため、伝説に基づく古い儀式に従い、坊主頭になる決断をします。この一見小さな行動は、学校全体に大きな影響を与え、生徒や教職員の間で新しい絆と理解を生み出します。
物語は、あかりとユイが学校の秘密を解き明かし、新しい伝統を築く過程を追いながら、彼女たちの内面の成長と変革の旅を描きます。彼女たちの行動は、生徒たちにインスピレーションを与え、更には教師にも影響を及ぼし、伝統的な教育コミュニティに新たな風を吹き込みます。
私の隣は、心が見えない男の子
舟渡あさひ
青春
人の心を五感で感じ取れる少女、人見一透。
隣の席の男子は九十九くん。一透は彼の心が上手く読み取れない。
二人はこの春から、同じクラスの高校生。
一透は九十九くんの心の様子が気になって、彼の観察を始めることにしました。
きっと彼が、私の求める答えを持っている。そう信じて。
晩夏光、忘却の日々
佐々森りろ
青春
【青春×ボカロPカップ】エントリー作品
夕空が、夜を連れて来るのが早くなった。
耳を塞ぎたくなるほどにうるさかった蝉の鳴く聲が、今はもう、しない。
夏休み直前、彼氏に別れを告げられた杉崎涼風は交通事故に遭う。
目が覚めると、学校の図書室に閉じ込められていた。
自分が生きているのか死んでいるのかも分からずにいると、クラスメイトの西澤大空が涼風の存在に気がついてくれた。
話をするうちにどうせ死んでいるならと、涼風は今まで誰にも見せてこなかった本音を吐き出す。
大空が涼風の事故のことを知ると、涼風は消えてしまった。
次に病院で目が覚めた涼風は、大空との図書室でのことを全く覚えていなかった……
孤独な涼風と諦めない大空の不思議で優しい、晩夏光に忘れた夏を取り戻す青春ラブストーリー☆*:.。.
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる