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デザイナーズ・とれいん
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菜由が「真由美ちゃんは、あさっての出勤何時なの?」
真由美ちゃんはにこにこして「はい。B勤務ですから9時でいいんです」
友里絵は「いいなー。」
愛紗は「終わるのは7時くらい?」
真由美ちゃん「はい。私達はワゴンのお仕事があるので、夜はありません。」
由香は「いいなぁ」
菜由は「じゃあ、A-B-日勤ーみたいなパターン?」
真由美ちゃん「はい。」
愛紗は「いいわね。やっぱりバスは辞めようかな」
友里絵は「まあ、無理に辛いことしなくても・・・ねぇ」
愛紗は思う。かわいい子とお話したり。旅したり。
遊んだり。
そういう時間も大切なんだ。
今はそう思える。
仕事は、そういう時間を作るためのもの。
そういう生き方もあるね・・・。と、そんな風に。
「じゃ、ごはんごはん」と、友里絵。
由香「まだ食うのかー。さっき食ったじゃん。ケーキ」
友里絵は「甘いもんは別バラ」と、にこにこ。
真由美ちゃんは「そう言いますね」(^^)。
菜由は「あたしは別バラが増設されてきて」
愛紗は「そろそろ気をつけないと」
由香「牛みたいに、胃がいっぱい」
友里絵「丑年でしょ」
菜由「そうでしょ。」
由香は「友里絵は・・・・虎か。」
友里絵「虎だ、虎だ。オマエは虎になるのだ。たーっ!」
と、飛び上がる。
由香「タイガーバームか」
友里絵、コケる(^^; 「ちがーう。それは『おーい、虎』 」
由香「わざとだよ」(^^;
友里絵「知ってたけどね」
♪タイガー、タイガー♪・・・なんて、友里絵はまたヘンな歌を歌って。
由香「タイガーボードだろ」
友里絵は「かっくん」と、転ぶ。
菜由「コントはいいからメシメシ」
友里絵は「なはは」
203号室の鍵を掛けて、廊下をスリッパですたすた。
「このさーあ、スリッパで歩くのがなんか・・・いいよね」と、友里絵。
由香「うん、なんか・・・家に帰ってきたみたいで。清潔感もあるし」
真由美ちゃんは「はい。それで・・・・新しいデザイナーズ・トレインには
フローリング床の車両があるので。なんとなく、スリッパになりたくなります。」
愛紗は「傷付けたくないし」
菜由「そーねぇ。木だとなんとなく・・・かわいそうみたいで。」
友里絵は「でもさ、スリッパだとなんとなく・・・メイドさんみたい」
真由美ちゃん「そうですね。見た事はないですけど」
友里絵は「真由美ちゃんがさー。メイドさんでねこみみつけたらかわいーよ」
由香「またあぶなくなってきたな」
菜由「なはは。」
友里絵「一回着て見ない?」(^^)
真由美ちゃん「イヤです」(^^;
友里絵「どーしてー、かーいーのに」
真由美ちゃんは「規則違反です」
友里絵「それじゃーさー。趣味で」
真由美ちゃんは「イヤです」
由香は「ははは、ふられたかー。」
歩きながら、食堂のところまで来て。
食堂は、静かになっていた。
オジサマたちは、もう、ご飯を終えて
お部屋に行ったんだろう。
「飲んでるかと思った」と、由香。
愛紗「平日だもん」
菜由「そっか」
真由美ちゃんは「国鉄関係でしたら・・・そうですね。乗務前日は飲酒禁止ですし。
駅務でもそうですね。アルコールチェックがありますし。」
友里絵は「あたしらもそうだよね。」
由香「そうそう。まあ、飲まないからいいけどさ」
菜由は「真由美ちゃんは?」
真由美ちゃん「未成年ですから」
友里絵「いーなぁ」
真由美ちゃんはにこにこして「はい。B勤務ですから9時でいいんです」
友里絵は「いいなー。」
愛紗は「終わるのは7時くらい?」
真由美ちゃん「はい。私達はワゴンのお仕事があるので、夜はありません。」
由香は「いいなぁ」
菜由は「じゃあ、A-B-日勤ーみたいなパターン?」
真由美ちゃん「はい。」
愛紗は「いいわね。やっぱりバスは辞めようかな」
友里絵は「まあ、無理に辛いことしなくても・・・ねぇ」
愛紗は思う。かわいい子とお話したり。旅したり。
遊んだり。
そういう時間も大切なんだ。
今はそう思える。
仕事は、そういう時間を作るためのもの。
そういう生き方もあるね・・・。と、そんな風に。
「じゃ、ごはんごはん」と、友里絵。
由香「まだ食うのかー。さっき食ったじゃん。ケーキ」
友里絵は「甘いもんは別バラ」と、にこにこ。
真由美ちゃんは「そう言いますね」(^^)。
菜由は「あたしは別バラが増設されてきて」
愛紗は「そろそろ気をつけないと」
由香「牛みたいに、胃がいっぱい」
友里絵「丑年でしょ」
菜由「そうでしょ。」
由香は「友里絵は・・・・虎か。」
友里絵「虎だ、虎だ。オマエは虎になるのだ。たーっ!」
と、飛び上がる。
由香「タイガーバームか」
友里絵、コケる(^^; 「ちがーう。それは『おーい、虎』 」
由香「わざとだよ」(^^;
友里絵「知ってたけどね」
♪タイガー、タイガー♪・・・なんて、友里絵はまたヘンな歌を歌って。
由香「タイガーボードだろ」
友里絵は「かっくん」と、転ぶ。
菜由「コントはいいからメシメシ」
友里絵は「なはは」
203号室の鍵を掛けて、廊下をスリッパですたすた。
「このさーあ、スリッパで歩くのがなんか・・・いいよね」と、友里絵。
由香「うん、なんか・・・家に帰ってきたみたいで。清潔感もあるし」
真由美ちゃんは「はい。それで・・・・新しいデザイナーズ・トレインには
フローリング床の車両があるので。なんとなく、スリッパになりたくなります。」
愛紗は「傷付けたくないし」
菜由「そーねぇ。木だとなんとなく・・・かわいそうみたいで。」
友里絵は「でもさ、スリッパだとなんとなく・・・メイドさんみたい」
真由美ちゃん「そうですね。見た事はないですけど」
友里絵は「真由美ちゃんがさー。メイドさんでねこみみつけたらかわいーよ」
由香「またあぶなくなってきたな」
菜由「なはは。」
友里絵「一回着て見ない?」(^^)
真由美ちゃん「イヤです」(^^;
友里絵「どーしてー、かーいーのに」
真由美ちゃんは「規則違反です」
友里絵「それじゃーさー。趣味で」
真由美ちゃんは「イヤです」
由香は「ははは、ふられたかー。」
歩きながら、食堂のところまで来て。
食堂は、静かになっていた。
オジサマたちは、もう、ご飯を終えて
お部屋に行ったんだろう。
「飲んでるかと思った」と、由香。
愛紗「平日だもん」
菜由「そっか」
真由美ちゃんは「国鉄関係でしたら・・・そうですね。乗務前日は飲酒禁止ですし。
駅務でもそうですね。アルコールチェックがありますし。」
友里絵は「あたしらもそうだよね。」
由香「そうそう。まあ、飲まないからいいけどさ」
菜由は「真由美ちゃんは?」
真由美ちゃん「未成年ですから」
友里絵「いーなぁ」
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