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あそBOY
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SLあそBOYは、阿蘇駅を出発する時間・・・。
車掌さんが、3号車のデッキから安全確認。
白い手袋、紺の制服。制帽。金・赤のライン。
乗降、終了! 信号、よし!
安全、よし!
ドアを閉じて、列車は走り出す。
窓の外を、煙が流れていく。
石炭の燃えているので、香ばしい。
友里絵は「なんか、焼き鳥食べたい」
由香「かもねー。炭火焼きとか」
愛紗「今夜、出るよきっと」
とも「ハイ・・・焼肉メニューもありますね」
ビュフェなので、時々お客さんが来たりして。
サンドイッチとか、レモンソーダとか。
軽いものを頂きながら・・みんな、楽しんでいる。
平日なので、わりと・・・暇のある、裕福なひとたちなのだろう。
ウェイトレスさんをしている。ともちゃんと、さかまゆちゃん。
友里絵は「CAでも、ここはすこーしだけ店員さん」
由香「そだね。飛行機もそうだって、最近は」
菜由「ああ、なんかカフェバーがあるとか・・・。」
愛紗「国際線だと時間長いものね」
友里絵「クルーズトレインみたいな」
由香「そうそう。」
そのうち・・・列車が少しゆっくりになってきて。
駅が見えてきて。
ーーーまもなく、いこいの村に着きます。
お出口は左側、1番乗り場に着きますーーーと。
こんどは車掌さんが、マイクでお話。
「いこいの村かー。昔のタバコみたい」と、友里絵。
由香「そんな昔から吸ってたか」
友里絵「ヤメタってば。でも「いこい」は吸ってない」
菜由「まあ、銘柄はなんでもいいけどさ」
愛紗「体に悪いとか・・・でも、昔っから吸い込んでたと思うけど。」
友里絵「ガンになるとか」
由香「友里絵はなんないよ」
友里絵「なんで?」
由香「全部がガンじゃん」
みんな、ハハハと笑う。
友里絵「便利かも。ガン保険いらないじゃん」
菜由「あー、きてたなぁ、営業所に。保険のおばちゃん。どうしてるかな」
由香「まだ来てるよ」
愛紗「うん、来てたね。時々」
列車が、ゆーっくり減速する。
電車と違って、急加速も急ブレーキもしないから
なんとなく、のんびりできる。
「いこいの村」は、小さな駅。
駅名看板に、蒸気機関車の絵が書いてあって、可愛い。
ぱらぱら、と・・・数人、降りていく。
「何かあるのかな?」と、由香。
ともちゃん「ハイ。キャンプ場とか、アスレチックとか・・・乗馬クラブとか
ありますね」
友里絵「乗馬したいなー」
由香「跨るの好きだな」
菜由「・・・あ、いいのか」
由香「バイクも跨るし」
友里絵「ハハハ」
さかまゆちゃん「つぎが、宮地で、終点です」
友里絵「あー、おしまいか。SL。楽しかったね」
由香「うん」
愛紗は「いつも、帰りは回送なんですか?」
ともちゃん「ウィークエンドは、帰りも営業することもありますね。
機関車も客車も前後を入れ替えて」
由香「大変なんですね」
ともちゃん「ハイ。ターンテーブルがあって、入れ替えるんですけど。
それに乗るのが、アトラクションになっていたりして。」
友里絵「あ、なんかTVで見たな」
さかまゆちゃん「そうですね」(^^)。「ニュースで、熊本の話題とか」
「牛くい絶叫大会とか」と、友里絵。
ともちゃん「ハイ。それは大分だったかな」
由香「やれ!ゆりえ」
友里絵「モーお!」
菜由「牛かいな」
さかまゆちゃん「もー、って言った人はいないですね」(^^)。
友里絵「ウケるかも」
ともちゃん「10月ですね」
友里絵「10月に来よう!」
由香「ハハハ」
・
・
・
車掌さんが、3号車のデッキから安全確認。
白い手袋、紺の制服。制帽。金・赤のライン。
乗降、終了! 信号、よし!
安全、よし!
ドアを閉じて、列車は走り出す。
窓の外を、煙が流れていく。
石炭の燃えているので、香ばしい。
友里絵は「なんか、焼き鳥食べたい」
由香「かもねー。炭火焼きとか」
愛紗「今夜、出るよきっと」
とも「ハイ・・・焼肉メニューもありますね」
ビュフェなので、時々お客さんが来たりして。
サンドイッチとか、レモンソーダとか。
軽いものを頂きながら・・みんな、楽しんでいる。
平日なので、わりと・・・暇のある、裕福なひとたちなのだろう。
ウェイトレスさんをしている。ともちゃんと、さかまゆちゃん。
友里絵は「CAでも、ここはすこーしだけ店員さん」
由香「そだね。飛行機もそうだって、最近は」
菜由「ああ、なんかカフェバーがあるとか・・・。」
愛紗「国際線だと時間長いものね」
友里絵「クルーズトレインみたいな」
由香「そうそう。」
そのうち・・・列車が少しゆっくりになってきて。
駅が見えてきて。
ーーーまもなく、いこいの村に着きます。
お出口は左側、1番乗り場に着きますーーーと。
こんどは車掌さんが、マイクでお話。
「いこいの村かー。昔のタバコみたい」と、友里絵。
由香「そんな昔から吸ってたか」
友里絵「ヤメタってば。でも「いこい」は吸ってない」
菜由「まあ、銘柄はなんでもいいけどさ」
愛紗「体に悪いとか・・・でも、昔っから吸い込んでたと思うけど。」
友里絵「ガンになるとか」
由香「友里絵はなんないよ」
友里絵「なんで?」
由香「全部がガンじゃん」
みんな、ハハハと笑う。
友里絵「便利かも。ガン保険いらないじゃん」
菜由「あー、きてたなぁ、営業所に。保険のおばちゃん。どうしてるかな」
由香「まだ来てるよ」
愛紗「うん、来てたね。時々」
列車が、ゆーっくり減速する。
電車と違って、急加速も急ブレーキもしないから
なんとなく、のんびりできる。
「いこいの村」は、小さな駅。
駅名看板に、蒸気機関車の絵が書いてあって、可愛い。
ぱらぱら、と・・・数人、降りていく。
「何かあるのかな?」と、由香。
ともちゃん「ハイ。キャンプ場とか、アスレチックとか・・・乗馬クラブとか
ありますね」
友里絵「乗馬したいなー」
由香「跨るの好きだな」
菜由「・・・あ、いいのか」
由香「バイクも跨るし」
友里絵「ハハハ」
さかまゆちゃん「つぎが、宮地で、終点です」
友里絵「あー、おしまいか。SL。楽しかったね」
由香「うん」
愛紗は「いつも、帰りは回送なんですか?」
ともちゃん「ウィークエンドは、帰りも営業することもありますね。
機関車も客車も前後を入れ替えて」
由香「大変なんですね」
ともちゃん「ハイ。ターンテーブルがあって、入れ替えるんですけど。
それに乗るのが、アトラクションになっていたりして。」
友里絵「あ、なんかTVで見たな」
さかまゆちゃん「そうですね」(^^)。「ニュースで、熊本の話題とか」
「牛くい絶叫大会とか」と、友里絵。
ともちゃん「ハイ。それは大分だったかな」
由香「やれ!ゆりえ」
友里絵「モーお!」
菜由「牛かいな」
さかまゆちゃん「もー、って言った人はいないですね」(^^)。
友里絵「ウケるかも」
ともちゃん「10月ですね」
友里絵「10月に来よう!」
由香「ハハハ」
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