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Iron Maiden
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「はー、ここは眼鏡やさんかいな」友里絵は、眼鏡のつるを持つポーズ。
由香は「へい、おーきに。」
「どつきサングラス、ちゅーの、見せてくれんかいな」と、友里絵。眼鏡を外すふり。
「へいへい。こちらにおますー。これなんかいかがでっしゃろ」と、由香。サングラスを渡すふり
。
友里絵は、それを受け取って「んー。なんかようけ見えんがのー。」
由香は、友里絵のうしろあたまをはたく。(^^)
友里絵「なにすんねん!」
由香「へい、そやからドツキさんぐらすいいまんねん」
友里絵「ありがとございましたー。」
由香「ありがとございましたー。」
菜由「ははは、面白い!よく、とっさに出来るね」
愛紗「アドリブでしょ?」
由香「そりゃなんつっても、長年の相方」
友里絵「誰が相方やねん」
菜由「ガイドにしとくの勿体無いよ。コント劇団にでも入れば?」
友里絵「麻里恵さんとこ?あーいいかも。専務さんのお墨付きだと」
由香「現実感、あーるねー。美術館で漫才やるのか」
友里絵「それはないって。」
わはは、と、みんな笑う。
「コント、友里絵とユッカ」友里絵は笑って。
「なんでユッカなんだよ」と、由香。
「なんか語呂が悪いもん」と友里絵。
「にしてもねぇ。ニッカポッカみたいじゃん。」と由香。
「あんたはパッカ」と、由香。
友里絵「お馬はぱかぱか」
由香「ゆりえはぱこぱこ」
友里絵「あぶねーなーそれ。TVじゃピー。」
由香「お豆はピー。」
友里絵「おならはぷー。」
由香「きたねーなぁ、もう。中卒女め」
友里絵「ユカみたいに屁なんていわないだけ上品だよ、ったく」
「んなこと言ったかいな」と、由香。
「つづくねー。ごはんいこ?」と、菜由。
由香「あー、ドン引き2号?」
友里絵「あたしはパーマン2号」
由香「わかってんじゃん。あんたはパー」
友里絵「マン2号」
由香「そこで区切るな!みんな、どっきりするだろ!」
わはは、と、みんなで笑う。
みんなで、305号室から出て、廊下を歩きながら・・・。
大きな硝子窓は、夕暮れ。きょうも綺麗な夕焼け。
「あー、いいなー。旅って。」と、友里絵。
「ほんと」愛紗。
菜由「愛紗はあんまり話さないね」
愛紗「聞いてる方が面白いもの」
友里絵「そっか。今度は3人でやろっか」
愛紗「ドツキ漫才はイヤ」
由香「そんなことしないって。アレは友里絵だから」
友里絵「叩いていーってのかいな」
由香「そうじゃないけどさーぁ、叩き慣れてないと、痛いじゃん」
エレベータのボタンを押して、待ちながら。
「叩き慣れるなよ」と、友里絵。
由香「鉄は熱いうちに打て!」
友里絵「鉄かい、あたしは」
由香「鉄の女」
友里絵「あたしは乙女。」
由香「だれがオトメやん。それなら鉄の処女」
友里絵「そういうとなんかやーらしー。」
愛紗「アイアン・メイデンでしょ。」
由香「おーさすが。高学歴芸人」
友里絵「誰が芸人やねん」
愛紗「高卒だってば」
ハハハ、と、笑いながら1階へ。
美味しそうなご飯の香りがする。
「チーズもあるなー。」と、友里絵。
「鼻いいなあ。やっぱイヌ科だろ。」と、由香。
由香は「へい、おーきに。」
「どつきサングラス、ちゅーの、見せてくれんかいな」と、友里絵。眼鏡を外すふり。
「へいへい。こちらにおますー。これなんかいかがでっしゃろ」と、由香。サングラスを渡すふり
。
友里絵は、それを受け取って「んー。なんかようけ見えんがのー。」
由香は、友里絵のうしろあたまをはたく。(^^)
友里絵「なにすんねん!」
由香「へい、そやからドツキさんぐらすいいまんねん」
友里絵「ありがとございましたー。」
由香「ありがとございましたー。」
菜由「ははは、面白い!よく、とっさに出来るね」
愛紗「アドリブでしょ?」
由香「そりゃなんつっても、長年の相方」
友里絵「誰が相方やねん」
菜由「ガイドにしとくの勿体無いよ。コント劇団にでも入れば?」
友里絵「麻里恵さんとこ?あーいいかも。専務さんのお墨付きだと」
由香「現実感、あーるねー。美術館で漫才やるのか」
友里絵「それはないって。」
わはは、と、みんな笑う。
「コント、友里絵とユッカ」友里絵は笑って。
「なんでユッカなんだよ」と、由香。
「なんか語呂が悪いもん」と友里絵。
「にしてもねぇ。ニッカポッカみたいじゃん。」と由香。
「あんたはパッカ」と、由香。
友里絵「お馬はぱかぱか」
由香「ゆりえはぱこぱこ」
友里絵「あぶねーなーそれ。TVじゃピー。」
由香「お豆はピー。」
友里絵「おならはぷー。」
由香「きたねーなぁ、もう。中卒女め」
友里絵「ユカみたいに屁なんていわないだけ上品だよ、ったく」
「んなこと言ったかいな」と、由香。
「つづくねー。ごはんいこ?」と、菜由。
由香「あー、ドン引き2号?」
友里絵「あたしはパーマン2号」
由香「わかってんじゃん。あんたはパー」
友里絵「マン2号」
由香「そこで区切るな!みんな、どっきりするだろ!」
わはは、と、みんなで笑う。
みんなで、305号室から出て、廊下を歩きながら・・・。
大きな硝子窓は、夕暮れ。きょうも綺麗な夕焼け。
「あー、いいなー。旅って。」と、友里絵。
「ほんと」愛紗。
菜由「愛紗はあんまり話さないね」
愛紗「聞いてる方が面白いもの」
友里絵「そっか。今度は3人でやろっか」
愛紗「ドツキ漫才はイヤ」
由香「そんなことしないって。アレは友里絵だから」
友里絵「叩いていーってのかいな」
由香「そうじゃないけどさーぁ、叩き慣れてないと、痛いじゃん」
エレベータのボタンを押して、待ちながら。
「叩き慣れるなよ」と、友里絵。
由香「鉄は熱いうちに打て!」
友里絵「鉄かい、あたしは」
由香「鉄の女」
友里絵「あたしは乙女。」
由香「だれがオトメやん。それなら鉄の処女」
友里絵「そういうとなんかやーらしー。」
愛紗「アイアン・メイデンでしょ。」
由香「おーさすが。高学歴芸人」
友里絵「誰が芸人やねん」
愛紗「高卒だってば」
ハハハ、と、笑いながら1階へ。
美味しそうなご飯の香りがする。
「チーズもあるなー。」と、友里絵。
「鼻いいなあ。やっぱイヌ科だろ。」と、由香。
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