関東電力殺人事件

常盤会

汚職事件で糾弾された、その首相も・・・
「王」
の遠縁である。

その首相は、なぜか憲法の改定にご執心であった。

アメリカ

によって与えられた平和憲法だから、変えたいと言う・・・推測も有り得る。

戦争放棄を蔑ろにする、と言う内容が主であったが・・・
その戦争に実際に行くのは国民、つまり日本人である。

「王」

のような、大陸移民による・・・・日本人の殺戮を
合法化するもの、と言う見方も可能だ。


そして、こんかいの原発事故も。
過失、と言う事になってはいるが・・・？


「まあ、本当に暇すぎるんだな、こういう連中は」

と、輝彦は思う。


１９７０年あたりから、法規範を無視する向きが増えてきて。

それは、根底が

憲法だったから、だという見方も出来る訳だ。


「要は、余ってしまった攻撃性を正当化しているだけだな」と
帰結する。



国、主義、主張。

そういうものを理由にして、人を攻撃しているだけ、だが・・・・。


法では、国民相互の「力の行使」を禁じているので

その法を無視するものは、日本人ではないわけだ。



「厳しく処罰すべきなのだが・・・・」損得勘定に囚われて、司法すら曖昧だ。


人が何人も死んでいるのである。


「まず、そこから質さなくては」と、若々しく輝彦は思った。





「奥様会のような、女の集団と言うと・・・。」

歴史的には、天皇のお妃を
皇族から決める、その集団が「常盤会」と言う
女の集団だった時代が日本にもあった。

婚姻のような、個人の自由意志で決定するべきものを
その、集団の圧力で不法に決定してしまう。

田舎に行くと今でもあるが、そのようなことが
皇族でもあり・・・・。

非業の死を遂げた皇族も居たりする。

また、お妃候補にされたせいで
不幸になった娘も居た・・・ので。

平和憲法の下、それは禁止された訳だ。


そう、それもアメリカが齎した民主主義である。



「見方を変えると・・・・主義にかこつけた攻撃の正当化だな」と、輝彦は思う。

国民の多くがそう思っているから、政治などに興味を持たない人が多い。


今回の一連の事件も、皆、それが動機だと言える。

民族、種別、主義。

平和憲法では、国民は相互に共助、助け合う義務があるのだから、と・・・。



それすら守れないような人・・・・。

そんな人たちをも、守ってあげているのが日本、と言う国の
福祉主義である。



「和」の国だな、と輝彦は思う。