関東電力殺人事件

深町珠

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志水の妻

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輝彦は、記憶の整理をした。


志水の妻=>真知子の遠縁者。
志水の本意は、真知子を妻とする意思だった。

その後、再び真知子を妾に、との要求。60歳過ぎての話である。


真知子には、生後すぐに別れた、真智子がいる(池田湖で殺害された?)。



「見方を変えると・・・・。」


志水(大陸からの王族タイプ)=>勝又(日本の土着タイプ)。


「江戸幕府の頃から進化していないんだな、彼らは」



と、思う。


理由をつけても攻撃は違法である。

司法が、当てにならないなら・・・・。




海外の勝又・志水殺しは、短絡的殺人(を装った団体?)
とも考えられる。


ふと思う。「すると、その志水の正妻は・・・・。」



東京で、志水の遺体確認をした後、どうしているのだろう。



おそらく・・・・と、思った。



名古屋刑事に電話してみた。





「・・・・はい。名古屋。ああ、またあんた?
・・・そう。志水の奥さんはね、東京に居ないね。どこに行ったかは
分からない。外国かもしれないね。東京の居所?うーん。
私から聞いたって言わないでね」

と言って、名古屋刑事はその居所を教えてくれた。

当然、志水家には居ない。


マスコミが注目しているからだ。


その場所は、輝彦の居る場所からそう遠くなかった。




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