関東電力殺人事件

深町珠

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366 帰結

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「メンキョ、取れたよ~」と、友里恵が

白い、薄っぺらな仮免許証、ケント紙の名刺みたいなそれを
ひらひらさせて。
ここは、丘の上にある試験場。免許センターと言う名前になっていて。
割と新しい、綺麗な3階建てで

春休みは混雑する。


「ゆかちゃんは?」受付を兼ねた広いロビーで、輝彦はのんびりと

寛いでいた。




「うん!ユカも受かったよーー、って、来るよ、たぶん。」と、友里恵がにこにこ。
ちいさめのアタマで、長い髪はナチュラル・ブラウン。
きょうも、ジーンズ。割と、ゆったりメのサイズが好きなのは

相変わらずだ。




「受かったよーーーー。」って、由香は駆けてくる。おんなじように、仮免の

紙をひらひら。




「よかった」と、輝彦はにこにこしていると、後ろから
「おお。」と、声を掛けて輝彦の肩を叩く男。


水色のYシャツに青いネクタイ、紺のスラックス。
深町は、バスの乗務中だろうか。


「おお、深町。よく来たな」と、輝彦。


「ああ、仕事でな。駅から免許センターまで15分さ。360円」と

バス停で発車待ちらしい。


「深町せんせえー、ゆか、受かりました!約束です、お嫁さんにしてぇええええーー。」
と、由香は、深町にすりすり(笑)もどき。間隔、1cm。
微妙な恥じらいである(笑)。




そんな約束したっけなぁ、と深町は笑う。


ひどいですーぅ、と、由香は笑っている。




友里恵も、楽しそう。


遠い、遥か渚まで見渡せる丘の上の試験場、仮免試験の日は

大抵こんなふうに、笑顔に包まれている。
仮免試験を受ける人は少ないせいもある。



「さて、俺は仕事」と、深町は
くたびれた黒い靴で折り返す。


あとは、捜査だな、と
にっこり笑いながら。


「仮免とれただけだろ」と、輝彦が笑顔で。



深町は、バス停へと向かった。

折り返しが15分くらいしかないのだ。



「運転士さん、たいへんね」友梨恵は、後ろ姿を目で追って。



「カッコイイですー、凛々しいですー」と
由香は、すぐさまラブラブもーど(笑)。





「捜査って?」友梨恵。




「じゃ、捜査を立て直すか」と、輝彦は
試験場の3階にあるレストランにふたりを促す。



エレベーターは、エントランスの右手。
ステンレスの扉がいかにも清潔そうで、警察、と言う組織らしいし


細かい装飾のある扉は、高級感をも感じさせた。








エレベーターで3階にある、レストランの窓際へ。



春休みなので、少し混んでいたが
それでも試験が終わると、もう、午後に残る人は
この曜日は免許を無くしたひと、くらいだったから


空席はあった。





そこで、冷房がなぜか効いている
春休みの窓際に3人は掛け、捜査の立て直しを図る。


1)事故の可能性もあり。
2)深夜の片野駅に行く動機なし。

「それ以外は、もう警察の手が入っているね」と、輝彦は伝える。
「片野駅には、幽霊が出るって噂があって、それは、赤道で死んだひとだ、とか。」と、輝彦が言うと

怖いお話が好きな友梨恵は「うんうん、そう。オーナーは知ってたのかなぁ。大学生の彼氏は知ってただろうけど」と。

「どうして知ってたって言う?」由香は、不思議そうに。


スパークリングのアップルティーを、ひとくち。


友梨恵は「だって、アパート近くでしょ?知ってるよ。大抵」と。




「肝試しに行ったとかさ」と、由香は
楽しい発想をする。





「行ったのは間違いないけど。どうして
オーナーは転落して、彼氏は帰ってきて。
その後、言葉を失ってしまったのか、って
考えるとさ」と、輝彦が言うと


由香は「やっぱ、出たんだよ。幽霊。それで、驚いて落っこちたとこに、貨物列車が」と、怪談みたいに話すので、友梨恵が効果音「キャー」


「これこれ、レストランだよ」と、由香が
はたく真似。



友梨恵、めんご(笑)舌だして。




輝彦は「そういえば、いつも君たち、座る場所が決まってるよね。」と。




「うん、なんとなく、由香が左」って、友梨恵。




「あのカップルも、そうだったのかなぁ。右手に彼氏だったら」と、輝彦は、深夜のホームから
落っこちるなら、上り線路寄りに
いないとーーー落ちたりしにくいよな。とか。



「彼氏さんに会えればいいんだけどね。話せないんじゃしかたないけど。」と、友梨恵。


「ここからは推測だけど、オーナーへのイジメで、大学生の彼氏に誘惑させて、オーナー夫妻の家庭を崩壊させようと、赤道出身で
土地を取られた連中が、あのパートの万引き
おばさんたちを使って、企んだ」と、輝彦が言うと、友梨恵は目を伏せた。



「そこまで考えたくないなぁ」

恋人に裏切られて、死んだなんて
かわいそう過ぎると思ったのだろう。


由香も「ま、推理ね」と、割り切ったけれど
ちょっと不快な感じ。



そういうあたりは、恋を信じたい、まっすぐな女の子たちだ。 





「だけど、そういう自分が嫌になった
彼氏は、自己嫌悪して。それで
もうダメになった人生を、片野駅で終わらせようとしたんだったら、本当に赤道の呪いだね」と、輝彦が言うと




「真実を突き止めようよ」と、由香が言った。



うん、と友梨恵も言った。それで「どうしたらいいの?捜査」



と、ひと気の減ってきたレストランで言うのは
少し憚れるアイデアについて話した。



「病院に行って、確かめてみたら?」



「どうやって?」 と、由香が返す。




「舞ちゃんに聞いたんだけど、あの手の病院ってセキュリティ甘いらしいの。だから」と

友梨恵は、アイデアのすべてを話すには
ちょっと危ないから、と


レストランから出て、外で話しましょうと

小さく告げた。


  「そのスカート、短すぎるね」友梨恵は

ピンクのナースルックの由香が、ふつうのミニなのに

ナースルックだと、不釣り合いだ、と言った。



「どこで借りて来たの、これ」と
友梨恵が言うと、ロッカールームの隣のランドリー、と

由香は指差す。


こういう病院の制服は、大抵レンタルで
ランドリーが備え付け。


消毒までセットだけど、ここはメンタルなので

そこいらへんは緩い。



「友梨恵はいっつもスカートはかないね」と
由香は、友梨恵の過去を思い出して

いわなきゃよかったかな、なんて思ったり。



「ごめんね」と、由香。


「何がぁ?」と、友梨恵は気にしていない。

もともと、スカートは好きじゃないのかもしれない。





「さて、先生は、と」友梨恵は、女子ロッカールームから出たら


白い白衣を纏った輝彦。



「ネクタイも似合う」友梨恵は
妙な事に喜んだ(笑)




「白い巨塔みたいだろ」と輝彦が言っても



「なにそれ」と、ふたりに言われ(笑)。








「さて、やつの病室は、と」輝彦が
偽医者っぽく(笑)


居室を見て歩く。




ふたりのナースもどき(笑)を引き連れて。


でも、あまりに若いから

結構、目立つ。



「舞ちゃんの話しだと、ケアとかでいろんなひとが
来るから、病院もあまり気にしてないんだって、ひとの出入り」と、友梨恵。


少し、認知症が進んだひとは
こういうところでメンタルケアを受ける事もあるらしい。





「お、あったあった」と、食堂の台所にあった入院者の献立名簿から、拾った部屋を



輝彦は、見つける。[322]。



個室であるらしいが、別に病棟でもないらしい。
ふつうのホテルのようだ。
   
「驚くかなぁ」友里恵は、半分楽しそう。

いつものジーンズなので、ナースと言うよりはケアワーカーふう。

それでも見た目がそれっぽく見えるように、髪を纏めて右側に止めている。


由香は、もう少しミダレっぽい着こなしで

なーんとなくイメージサロンふう(笑)。
短いスカートも、それっぽい。


「じゃ、あなたが行って?顔知らないし、彼。」と、友里恵が言うので

輝彦は
「そうだね。」と、その指示のまま。


「アナタ、なんて呼んでみたいわぁ。」と、由香はこんな時も明るい。




「ふつーに言ったのにぃ」と、友里恵も笑う。


ちょっと元気すぎて、ただでさえ暗くて静かな病院の

遠くで、本物のナースが、ちら、とこちらを見たので


一同、静粛に。(w)。




ドアは引き戸である。バリアフリーが当然なのは

お年寄りがよく入院するからでもある。


認知障害が進むと、専門の治療を要する事もあって

それが、結構医療費の高騰に加担している....とか

輝彦はなにかのルポで読んだ事を思い出す。




からから、と
引き戸があっけなく開く。


ニセ医者の輝彦を見ても、大学生だった彼は驚かない。


詐病なら、そういう演技指導をされているのだろう。


誰に?とは、思うが。




注意深く表情を伺いながら、輝彦は友里恵を室内に呼びいれる。




彼の表情に、僅かな変化。






..........おかしいな?。輝彦は感じる。




言葉を失うほどなら、解離障害と言って

誰が入ってきても感じないはずだ。




友里恵に気づいた、と言う事は

記憶が確かなのではないか?





視線が動いたのを、友梨恵も見のがさなかった。


....仮病なんじゃ?


そう思った友梨恵は、由香のナースユニフォームをいきなり、まくりあげた(笑)



「それ!」


由香は悲鳴(笑)



健康的なふとももが現になって。



彼は、抑制してはいるが
驚きと喜び(笑)の表情を隠せない。




「見たな、こら!」由香が怒る。



強いシトラスの香りが振り撒かれる。







「僕らは、西の森コンビニのバイト仲間さ。
別に警察じゃない。

話してくれるかな?」輝彦は、彼に語りかけた。








ーーーーーーー;ーーーーー









「最初は、赤道のひとから言われたんです。
オーナーを誘惑してほしい、と。

でも、そんな事できなかった。それは本当です。
そのうち、オーナーの方から誘って来たのです。







彼は、俯いて話す。







「どうして、片野駅に行ったの?」由香が
冷静に。


誘惑していない、としても。カップルだったら
女の子を守るべき。



自分に置き換えて考えているのだ。






「それは、最初、もうダメだから
死にたいって、オーナーが言ったんです。
僕も、その時はなんか、そんな気持ちになって。


でも、汽車が来ると怖くて。とても飛び込みなんてできない」と、彼は思い出して震えた。






それはそうだろう。
大抵、飛び込みは列車が来る前に下りるから
あまり考える時間がないけれど

片野駅は、遠くから列車が良く見えるから

それだと怖いだろう。






「それで、とても無理だと思った時に。
幽霊が!ほんとです。それで」彼は、頭を抱えた。



怖い怖い、と思っていると、見えるものだけど。




「その幽霊に誘われるように、オーナーはす、と
歩いて。ホームから落ちた。貨物列車がすぐ来た。僕は、怖くなって。」




「逃げ出したのか」由香は怒る。






「誰が、病院に入院させたの?」輝彦が聞く。




「父親です。いきさつを知って、オーナーのご主人に頼んで。もうすぐ海外留学なんです、僕」





そういう事か。



輝彦は合点が入った。




青年の将来に汚点を残さないよう、海外留学してごまかす、なんてのは

よくある事だけど。

「病気のふりをさせたのも、オーナーのご主人?」と、輝彦が尋ねる。



彼は、小さく頷いた。





「そっか」友梨恵は、事件が片付いたけど
なんとなく、ふくざつ。



由香も、似たような感じの表情。



輝彦も、さっぱりしない。





そのまま、部屋を出て。



ランドリーコーナーへ白衣を置いて来て(大抵の病院は、大きな段ボールに洗濯かごが置いてある)




そのまま、パーキングの
シトロエン・エクザンティアに乗って

3人は、落ち着いた感じ。


「でもよかったかな、彼が犯人じゃなくて」
と、輝彦。



「うん、でも犯人って誰なんだろう?」と、友梨恵。



「赤道の人かな」と、由香。





物証主義的にはそうだろう。でも、本当の
犯人は


妬む気持ち、それに従ってしまう
抑制のできない気持ちだろう、と
輝彦は思った。



金銭を、何等かの方法で
行政が払ったりする。



問題回避のために。


使途不明金銭、って言うものが
こういう用途に使われる。





もともとは税金なのだから、そういう使いかたが
良くないと、輝彦は思った。



それがなければ、人ひとりは死なずに済んだのだ。








「おなか空かない?また、行こうか。ラーメン!」由香は、気分転換。




「お、いいね!家系か。」と、友梨恵も元気になった。





「いいね。」と、輝彦も強引に元気にさせられた。



こういう毎日も悪くないな、なんて思って(笑)。


シトロエンで行くと、なんとなく不似合いな(笑)
ラーメン屋さんに、また3人で行くと


チェーン店なので、そんなに嫌な顔はされないけれど


不思議なもので、シトロエンDS21とかだと
変わった車、と
好意的に見られるのに
xantiaだと、ただ、高そうな外車に見えるので
嫌がらせで、ドアぎりぎりに停められたりとか
そういう記憶が、輝彦にはある。



見た目、だけで
攻撃をするような変な人が増えたと
言う事なんだろうけど。





でも、そんな中で
友梨恵や由香は、愛らしく育っている。


およそ輝彦の知る限り、変なJKは
見たことがない。


男子でもそうで、変わった服装をしていても
話すと、みんないい子だ。






「オーナーのご主人は罪になるの?」友梨恵は聞く。



騒がしいラーメン屋、だけどファミレスふうなので
話が聞かれなくていい。



輝彦は答える「オーナーの死については、罪じゃないけど」



由香は「でも、奥さんが死んでも平気なんて変」





そういう夫婦もあるんだろうけど、と
輝彦は言わずに、ラーメンの注文を決める。

「これで、事件解決かぁ」由香は、なんとなく
不満げだ。



友梨恵も、それは同じ。


「うん、犯人は結局、人間の心、だろうね。
悪い事しても見つからなければいい、って言う」と、輝彦は醤油ラーメンを頼んで。




「それを、取り締まるのが警察じゃない」と、由香(笑)。




ご苦労様、青島刑事、と、友梨恵はふざけながら


「でも、夫婦に愛が無くなったら仕方ないよ。死んたひとは帰ってこないし。
奥さんが浮気するのって、やっぱり淋しいからだと思うし」と、友梨恵はふつうの顔で



あたし、トマトね、と、ラーメンの注文。




いつもながら、変な味覚である(笑)。


その割に、作る料理はまともだが、と
輝彦は、バイト先で作ってくれたホットサンドイッチとかを思い出して





「ま、事件解決だと、探偵事務所も解散か。

つまんないなー」と、由香。





「免許途中じゃん」と、友梨恵は笑う。




「それはそうだけど、なんか、こう、ね」と
由香は、探偵を続けたいみたいだ。

「由香は、何を突き止めたいの?」と、友梨恵。


「何、って訳じゃないけど。スッキリしない。誰のせいで、みんな不幸になったんだろ、って思うとさ。あたしも警察に捕まりそうになったし」と、由香が言うと




「それは信号無視だろ。免許取消しだよ」と友梨恵が笑う。




「えー、そんなぁ。仮免なのにぃ」と、由香は
ラーメンが待ち遠しいのか、キッチンを遠目に
見ながら。






「クルマだったらね」と、輝彦が言うと




「ホントに?」と、友梨恵も知らなかったらしい。




仮免で違反すると、免許取られちゃうのだ(笑)。




クルマ運転してれば、ね。








「でも結婚ってなんなんだろ」と、由香。




「オーナーの事?」って友梨恵。




うん、と、由香が頷く。そこで
ラーメンが来たので



会話は滞り、食べるに夢中の若いおふたり(笑)。


食べてる時の、幸せそうな表情。


友梨恵と由香を見て、輝彦も幸せだ。


大体、食べてしまうと、この間みたいに


「おじさーん、替え玉」と、友梨恵は
よく食べる(笑)。



由香も負けじと「こっちもね!」



べつに太ってもいいのだ、美味しければ(笑)



とでも言いたそうに。



美味いもの食って、よく遊んで。
よく眠れば、健康に生きられる。



妙な事考えるのは、どれかが
足りないんだろな、と

輝彦は、醤油ラーメンに替え玉したくなったが(笑)


チャーハンを頼む。



「少しちょーだね」と、言葉が変な友梨恵。



「あ、あたしにもー」と、由香。



一緒が好きなのだ(笑)。





まあ、束の間の春休み。



4月になれば、ばらばら、だもんなぁと


桜舞い散る3月の丘を、輝彦はイメージして
すこしだけ淋しい気持ちを味わった。

替え玉ラーメンは、なんとなく味が薄くなりそうな気もする輝彦は


それなら、と

チャーハンを頼んだのだけれど


「ちょーらい」とかって


友梨恵や由香に結構取られた(笑)

まあ、そんなに食べる気力もなかったのだが。


「バイト、楽しかったよね」「麻美ちゃん、どーしてっかな」とか、


JKふたりっで会話しながら、それでも
食べるのは結構早い。


それは職業少女ならではで


バイトなんかしてると、時間に追われて
お昼食べたりするし。



それなので、食べるのは早かったりする。


ケータイを見ながら、のろのろ、なんてのは

働く女の子には少ないタイプだ。





「ホントに友梨恵はさ、働いて学校行くんだね」と、由香。




偉いなー、凄いなー、と



由香は素直に褒める、いい子(笑)。




「由香も短大くらい行けばいいのに」と、友梨恵。




べんきょーやだよぉ、と、由香、半泣き(笑)。



「免許試験は頑張ったのにね」と、輝彦が言うと




あ、そーだよ。本免、まだじゃん、と

由香は思い出す。




うんざり、って、友梨恵(笑)。




専門学校もべんきょーあるけどさ(笑)。


ラーメンの2たま目をほとんど食べ終えて、由香は輝彦に「もっと事件ないかなぁ」なんて
物騒な事を言う(笑)。




「調べようとすればあるけどさ、免許が先じゃない?」と、輝彦。





「かりめんだもん」と、友梨恵。






「捜査って面白いもん」と、由香。





「じゃ、ケータイ転売の彼の事でも調べたら」と、輝彦が冗談に言う。



いつのまにか、チャーハンは
由香が食べている(笑)。




「そんな、ちっさい事件はつまんなーい」と
由香が言う。



「事件に小さいも大きいもないよ、青島くん」と、友梨恵は懐かしいテレビの話みたいに。


たまたま、由香は青島、と言う苗字である(笑)。






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