関東電力殺人事件

危険 130

小林薫、と言う
俳優のような名前の人の死刑が執行された、と
報道された。

事件は、記憶では
幼女性愛癖の末、誘拐して殺したとの事件。


動物としての存在だけなら、わざわざ
幼女にだけ執着する必要もなく...

最後に殺す必要も無かった。



もし、人間がただの動物なら
性的欲求は、犬猫のように満たせるので
(笑)

フラストレーションが溜まる事もなく、また
大人の女を誘う、面倒な手続きもない
(最近は、面倒でない女もいるらしいが笑)ので

発散してしまえば、わざわざ幼女を誘拐するまでの
性欲は起きない訳ですね。


精神分析学的には、よく
母親が強制的だったりすると、大人の女を忌避するとか
気弱なので、大人の女に嫌われると
心傷を思い出すとか。

いろいろ言うが、要するに
人間社会に家督相続制度があり、排他的に家族、が
税制上(笑)存在しているので

生殖とか、動物的存在の処理が面倒になった。

そういう事。


不憫な事だ、とは思うけれど
幼い女の子を殺すと言う行動は、割と動物的で

要するに、排他的なだけで愛が無い、と言う事。


何かを愛する気持ちが無いと言う病的な状態なのだから
脳の病気であったかもしれないし
精神病であったかもしれない。

愛された事があれば、可哀想だと言う気持ちが
起こる筈なのであるから

やはり、愛が大切なのだろう。


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人間とて動物だから、本能が満たされていれば
幸せである。

だから、排他的行動として人を攻撃する事もない。
幼女を殺して死刑になる事もない。

人としてこの世に生まれたのは、後生に人を遺す為だ。
だから、幼女と自分の二つの遺伝子を消す行為は
本質的におかしい。

その根元がどこにあるかと言うと、彼の脳に
そういうプログラムを組んだ社会環境ではないだろうか。

より、弱い者を虐める事を恥ずかしいと思わないような
そういう考え方である。

輝彦はそう思った。

ふつうの男は、弱い者を虐めるような心は
みっともない、男のすることではないと
そう思っているものだと、考えていた。

でも、最近はそうでもないのだと
事件は、そう教えてくれている。

電力会社女性幹部殺害事件も、結局女性と言う弱者に
男と言う強者が力を加えた結果であるし

原発利権も、法律をねじ曲げてまで
金権を得ようとする強者が、一般市民を弱者に仕立てて
しまった結果である。

それは、本当は違うのだ。

市民は主権者であり、強者でなくてはならないのに

弱者にさせられてしまっているのだ。


それが、なんとなく不快な所なのである。


本当は、市民の代表の筈の政治家が
勝手な事をしていれば、首にすればいいのだ。






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