関東電力殺人事件

深町珠

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岡山

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新幹線は、無事に岡山に近づいたので
そろそろ降りようか、と
輝彦がデッキにつながる客室ドアを何気なく眺める。
ドア上の電光掲示板ニュースには
・・尖閣諸島、中国軍艦より自衛艦へのレーザー照射、威嚇行為か・・・


などと。

国境付近の民有地だったその島を、買い上げると公言し
領土クーデターを仕掛けた、当時一知事だった
極右のあの男の阿呆面が思い出される。

それが火種になって、世界中で反日テロが起き
左派政権は、崩壊した。

もとより、左派で固まってもいなかった
数合わせの寄り合い所帯だったので、壊れるのも
時間の問題であった。

だが。

未だ中国は闘争的である。
当地に地下資源があるとの建前であるが
本当は、闘争的はだけだ、と思える。

相手は誰でもいいのだ。


その、クーデターを起こした張本人は

どさくさに紛れて中央政界に復帰したのである。

呆れるより他ない利己であるが、所詮そんなもので
その人は、元小説家であり
映画スターの弟を持つ、有名なだけで
政治家である人、であるから

やはり、投票する側がいけないのだろう。

それが民意なら仕方ない。国と共に滅ぶのも
民意であろう。


誰かが強制したのでもない。



自分は支持などしてはいない。


そう思う人も多いだろう。


声なき大多数は、民意とはみなされずに
一部の人の為に、国を動かすのが
これまでの保守党政治だろう。


一部の者の為に不自然なルールを作り
排他的に差別する。

要するに、イジメと同じである(笑)。

それなので、社会は秩序が無くなった。

皆、排他的で自分が優位に立てばそれでいいと。
要するに利己である。


単なる流行であり、保守党政治がそれを創造した
訳でもない。

腐った心が淀みに集まっただけの事だ。



それなので、例えば愚かな女は
女子アナウンサーになって、政治家の嫁になって
それでも足らずに自己愛を続け
そうした心の歪みが事故を引き寄せ、人を殺めたりする。

そんなものが人生の目標だと、思いこまされていた
だけの事である。

人の幸せとは、そんな薄っぺらなものではない。
勝ち取るものでもない。



争うものでも、ない。



にもかかわらず、争いを好む人は
単純に、エネルギーの使い方が分からないだけなのだ。


年寄りに多い(笑)。




列車が岡山に着こうとすると
どやどやと、喧しくおしゃべりをしながら
デッキに群がる爺婆連(笑)。

生理学的に言っても、老化すると知性が退化する(笑)
ので、仕方ないと思う。

どっかの元知事が、一見思想的に領土クーデターを
起こしたのと次元は同じである。
思想にかこつけて攻撃欲を満たしているのだ。

早く死ぬといいのだが(笑)










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