関東電力殺人事件

資本主義の矛盾

右でも左でもどうでもよいと
普通の人はそう思っているので
とりあえず、貧乏は嫌だし放射能も嫌だ。

そんなところだろう、誰だって楽したいし損したくない。

拝金主義なんて批判されるけれど。


主義とか思想、なんて言っている人は
ほんの一部だろう。

そのくらい、今は不景気になったが
元々資源も無い国で、今まで無駄使いをしてきた。
つまり、働きが悪い割にお金を貰いすぎる人が居て
その分、国が借金をして養っていたと言う事だ。

その借金を、お金のない庶民から
増税をして払わせようと言うのは
とんでもない、と誰もが思う。

その一方で、例えば岩手県のある有名議員、
民主の党首までやったような男は

何億円もお金が入ってきて、それを土地を買うお金にしたり。

電力会社社長をやった男は、原発を爆発させたのに
退職金が７億円も出る、とか。

そういう事を正したいと思うのが正義、だが

今はそうでもなく、できればお金を貰いたいと
思う人が多いらしい。


不気味だ、人間じゃない、動物以下だ。


そんな風に思うのは自由だ(笑)

でも、同士で楽しく晩餐を過ごした。

また、明日からそれぞれの日常がはじまる。

とりあえず、由布院から鹿児島へ向かうには
もう時間が遅すぎるので
輝彦は、自分の部屋、ツインルームに
名古屋刑事を泊めようと思ったが
彼は、夜行列車で帰ると言う。


夜行が好きなのだそうだ。

輝彦も割と夜行列車は好きなので、その気持ちはよく分かる。


そう言えば、真知子に会ったのも
東京駅で夜行列車の発車待ちをしている時だった。

もう、遠い昔のような気がする。