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過去からの
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1960年代的な優しい感覚は
生き物の普遍である。
排他が生き物の基本だ、とか言うのは
人間社会には通用しないのだ。
何故かと言うと、人間は共存の為に
社会を作っていて
それ無しには生きられないのだから。
身勝手に、自分さえよければいい、などと
社会に護られている人間が言うのは
おかしな話なのだ。
それなので加藤は、身勝手が嫌いだ。
でも防衛の為に、婚姻を避けて来た。
日本の法律が、助け合いのあった
平和な日本の時代のもので
だから、婚姻すると
コストは男が負担するように出来ている。
なので、それを悪用する女が増えてきたのが
1980年代だった。
そういう女社会が続いていても
子供達は純粋だ。
友梨絵や由香たちを見ていると
加藤はそう思う。
この子供達の為に、何かしてあげよう。
そう自然に思うもので
悪い人たちの為には何もしたくない(笑)。
そういうもので、思いやりが無くなるのは
悪い人が増えたからである。
そんな秋のある日、友梨絵のいるコンビニに
若い男が通うようになった。
大学生ふうの男で、割といい男だと
麻美は言っていた。
麻美は、ピアノ教師をフリーでしている。
色浅黒く、がさつで騒々しい女だが(笑)
悪い人ではない。
麻美、と言うのは
父親が小林麻美のファンだったから
そう名付けたらしい、と
本人が言うが
麻美は、どちらかと言うと
関西の漫才コンビの片割れのような感じだ(笑)。
でも、友梨絵を気遣う優しいところもある。
「それで、どうしようかって」麻美は
加藤にそういうのだが(笑)。
「どうしようかって言われてもなぁ」加藤は
友梨絵がどうしたいのか、にもよると答えた。
「ふーん」と、理解不能な感じで
麻美は友梨絵にそれを伝えたらしい。
「どうしようか」友梨絵が聞いてきたから
加藤は「そのうち、向こうから何か言ってくるだろうし、そういう男の子は襲っては来ないよ」正論である。
友梨絵の心を引きたいのだ。
心を得るのは難しい。
生き物の普遍である。
排他が生き物の基本だ、とか言うのは
人間社会には通用しないのだ。
何故かと言うと、人間は共存の為に
社会を作っていて
それ無しには生きられないのだから。
身勝手に、自分さえよければいい、などと
社会に護られている人間が言うのは
おかしな話なのだ。
それなので加藤は、身勝手が嫌いだ。
でも防衛の為に、婚姻を避けて来た。
日本の法律が、助け合いのあった
平和な日本の時代のもので
だから、婚姻すると
コストは男が負担するように出来ている。
なので、それを悪用する女が増えてきたのが
1980年代だった。
そういう女社会が続いていても
子供達は純粋だ。
友梨絵や由香たちを見ていると
加藤はそう思う。
この子供達の為に、何かしてあげよう。
そう自然に思うもので
悪い人たちの為には何もしたくない(笑)。
そういうもので、思いやりが無くなるのは
悪い人が増えたからである。
そんな秋のある日、友梨絵のいるコンビニに
若い男が通うようになった。
大学生ふうの男で、割といい男だと
麻美は言っていた。
麻美は、ピアノ教師をフリーでしている。
色浅黒く、がさつで騒々しい女だが(笑)
悪い人ではない。
麻美、と言うのは
父親が小林麻美のファンだったから
そう名付けたらしい、と
本人が言うが
麻美は、どちらかと言うと
関西の漫才コンビの片割れのような感じだ(笑)。
でも、友梨絵を気遣う優しいところもある。
「それで、どうしようかって」麻美は
加藤にそういうのだが(笑)。
「どうしようかって言われてもなぁ」加藤は
友梨絵がどうしたいのか、にもよると答えた。
「ふーん」と、理解不能な感じで
麻美は友梨絵にそれを伝えたらしい。
「どうしようか」友梨絵が聞いてきたから
加藤は「そのうち、向こうから何か言ってくるだろうし、そういう男の子は襲っては来ないよ」正論である。
友梨絵の心を引きたいのだ。
心を得るのは難しい。
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