科学は、如何にしてヒトを幸せにするか～ななの例～

主よ、ひとの望みの喜びよ

加藤は、時々

そういう人達の心の支えになってあげたりもした。

そういう姿勢は、やはり

僧侶の末裔、なのかもしれなかった。


見た目、立ち居振る舞いに

一番人格が出るものだし

話し声、にも現れる。


加藤の声を聞くだけで、落ち着くと言う
子もいたので


時々、電話を掛けてあげたりもした。



人間のソフトウェアは、修正が困難である。




中には、加藤の無償の行為を


愛、と混同する子も居たので


加藤自身、それで
ゆりを思い出したりした。



１７才だったゆりは、支えが欲しかった
だけ、だったのかな、なんて

思ったりもした。


でも、それならもう会わない方がいいとも
思い



連絡をする事もなかった。






風の便りでは、ずっと
変わりない、と言う事らしかった。

仕事をしなくてもいい世の中なのだけど


犬や猫も美容院に来るのだろう（笑）


暇になった人達でも、やはり
愛らしいものには心を砕くものだ。






世界の環境は変わっていく。


燃焼によって得られたエネルギーが
無料になった自然エネルギーに変わる事で


大気中の二酸化炭素が減っていく。



原子力発電所が、多くの先進国から
減っていくと

それまで、２４時間無駄に捨てられた
熱がなくなる。。


止まる事がなく、原子力発電所は
熱効率が悪いから（笑）

おおよそ８割は空気や水に熱を放出する。


出力５０００万KWと言ったら、それは
２０％の分なので（笑）

２５０００万KW、つまり
５９５２万Kcalが無駄に捨てられてしまう。


概ね６０万literのお湯が、一秒で沸く
熱量である。


途方もない数字である事は確かで


これが、地球温暖化の正体だった。



世界の異常気象の原因が原発である。

それを隠蔽していたのは、それが
お金になるからだった。