57 / 418
都市
しおりを挟む
「なんで、掃除なんてしなくちゃならないの」と
ぐちぐち、ひとり言をいいながら
ななは、はきなれない長いスカートを
持ち上げるようにして
礼拝堂へと向かおうとすると
どて
スカートの裾を自分で踏んで、転んでしまう(笑)
両手でスカートを持っていたので、受け身も取れずに顔面着地(笑)
「痛ーい、もう。なんでなの!責任者出てこーい!」
とか、クレーマーみたいな、なな(笑)
責任者とか、言いたがるのも
都会暮らしに慣れてるっぽい。
自然な野山で転んでも、誰のせいでもなくて
自分のせいだ(笑)。
管理人がいる世界になれていると
責任とか、考えたがる(笑)。
まして、ななはコールセンターに勤めていたから
そういう人々の愚痴を聞く事も多かった。
なんでもかんでも人のせい、って
見苦しいものだけど
そうしていると、お金貰えたりするので
いつの間にか、そういう事が当たり前に
なってしまったり。
それなので、修道院に来ると
なんか新鮮だったりする。
「誰が責任者だってぇ?」と、シスター・クラーレが、にこやかにやってくる。
「あ、いいえ、あなたの事じゃ」と、ななは
転んで痛めた低い鼻(笑)を
さすりながら立ち上がる。
「ははは、わたしもよく転んだわ。最初」と、
シスター・クラーレは白い歯を見せて笑った。
「転ぶと、痛いでしょ」と、ななは
クラーレの、丈夫そうな体を見て。
Non、Non、クラーレは
どっしりとした腕を叩いて「丈夫だけは取り柄なの」と、にっこり。
黒い肌で白い歯が、とても印象的な
陽気なクラーレは、どうして修道院に来たりしたのだろうと
ななは、少し暗い礼拝堂に差し込む朝日を
見上げて。
広い礼拝堂の掃除は大変そうだ、と
普段、あんまり掃除とかしないので
面倒な気持ちになった。
「あたしが手伝ってあげるよ。スレッヂもくるわ」と、クラーレ。
「ありがとう、シスター。でも、あなたの仕事は?」と、なな。
「わたしはシンガーだもの。スレッヂもよ」と
クラーレは、楽しそう。
「ここって、音楽クラブなの?」と、ななは
初めてそれに気づく。
「ふつう、教会に賛美歌は付き物じゃない?アメリカじゃ当たり前よ。R&Bは」と、クラーレは楽しそう。
そうだったんだ、と
ななは、少し楽しくなって「じゃ、お掃除さっさとしちゃおう!わたしも歌いたい」と
モップを持って、急いで床掃除をしようとして。
バケツにモップを引っ掛けて(笑)。
「あーらら」と、入ってきた
シスター・スレッヂは、笑う。
「みんなもくるわ」と、ニコニコ。
彼女も、陽気なアメリカンで
たぶん、歌いたいからここに来たのね、と
ななは思ったりした。
広い礼拝堂は、学校の教室くらい。
なぜか、ハモンドオルガンがあったりするあたりが
新しい感じがする。
めぐの学校の隣、なんだけど。
お掃除を、適当に済ませて、さあ
ブレックファースト、と言っても
修道院である。
「自分で作るの」と、シスター・クラーレに
連れられて、みんなで調理実習。
「しばらくぶりだ」と、リサ。
「調理実習みたいだね」と、めぐ。
グレーの修道服だと、髪が隠れてるから
なんとなく大人っぽく見えて。
「お芋かな、やっぱ」と、れーみぃは
ドイツふう料理を思い出す。
ジャガ芋パンケーキ、りよねーず。
「修道院って言うと、黒パンとかさ」Naomi。
意外に、それは美味しいのだけど。
ロシアンのスープに似合う。
ボルシチとか。
「朝から美味しそうな話。食べたくなっちゃうね」と、シスター・クラーレ。
「一杯入りそう」と、なな。
「それは言わない約束」と、シスター・スレッジ。
みんな、笑顔になる。
レンズ豆を洗って、ジャガ芋を剥いて。
シスター・クラーレはハミング。
歌いたくて仕方ないみたいだけど。
それは、ジョイフル・ジョイフルの
ハーモニーだった。
めぐたちも音楽は好きだから、一緒にハーモニー。
「そっか!」と、めぐは気づく。
「なに?」と、れーみぃは、驚いて。
「うん、先生ね、ここが音楽好きの
集まるとこだから、あたしたちを行かせてくれたんだよ、きっと」と、めぐが言うと
Naomiも「バンドの事で、か。そうかもね。
いいとこあるね、先生」。
「生演奏聞くって、いいもの」と、リサも。
「では、頂く前にお祈りを」とは、院長。
修道院の食堂は、割と広いのだけれども
人数が多いので、ちょっと狭く感じる。
マホガニーのテーブル、白い壁はシンプル。
明かりのフードは白い布。
お皿も白い、装飾のないもので
そこに、さっきのスープとか、豆の煮物とか
黒いパン。
割と、自然で美味しそうだ。
「では、本日は体験入院の方がいらっしゃいますから、一言お願いしましょう。シスターなな、どうぞ」と、院長に言われて
ななは、どっきり「あ、あたし?そんな、聞いてないです」と、慌てて。
シスターたちは20人くらい。
みんな、クスクス笑っている。
「静かに。思ったことを言えばいいのです」院長は静かに、笑顔で。
ななは、「はい、では、あの。
日本から来たのですけれど、神様が
ここに行けと、それで来ました」と、本当の事を言う、なな(笑)。
シスターたちにどよめきが走る。ざわざわ。
院長「お静かに。ななさん、本当に神様に
お会いになったのですか?」と、少し真面目な顔で。
「はい、あ、あの、神様と言ってもイエス様ではなくて、どこの神様かは知らないのですけど」
本当だ(笑)。
シスターたちに笑い声が聞こえる(笑)。
院長は、やや苛立ち声で「皆さん、静かに。
ななさん?日本には神様は一杯いるのですか?私達はイエス様だけが神様だと信じていますが」信仰はそういうものだ。
信じるものにはそれが真実だから、
信じていないものは、その信仰を傷つけてはいけない。
ひとそれぞれで、いいのだ。
でも、ななは「日本には一杯いるらしいです。神社にも、お寺にも」
本当だけど、それは日本の話で
日本人はいい加減なので、思い込みの深さを理解できない。
例えばそれは、今の日本人が
金持ちは威張っていいとか、バレなければ
悪い事をしていいとか思っているのが
間違いだ、と指摘するのに似ている(笑)。
信仰はそんなものだ。
貧乏だからって金持ちに媚びなくていいし
少数派だから多数派がイジメていい訳でもない。
そんなのは、みんな信仰だし
日本にはもともと無かった習慣である。
渡来人が日本に持ち込んで、日本を
占領しようとした手法だ。
日本人は、そんな信仰は持たないから
ななのように、信仰にはあまり縁がなかったりする(笑)。
ぐちぐち、ひとり言をいいながら
ななは、はきなれない長いスカートを
持ち上げるようにして
礼拝堂へと向かおうとすると
どて
スカートの裾を自分で踏んで、転んでしまう(笑)
両手でスカートを持っていたので、受け身も取れずに顔面着地(笑)
「痛ーい、もう。なんでなの!責任者出てこーい!」
とか、クレーマーみたいな、なな(笑)
責任者とか、言いたがるのも
都会暮らしに慣れてるっぽい。
自然な野山で転んでも、誰のせいでもなくて
自分のせいだ(笑)。
管理人がいる世界になれていると
責任とか、考えたがる(笑)。
まして、ななはコールセンターに勤めていたから
そういう人々の愚痴を聞く事も多かった。
なんでもかんでも人のせい、って
見苦しいものだけど
そうしていると、お金貰えたりするので
いつの間にか、そういう事が当たり前に
なってしまったり。
それなので、修道院に来ると
なんか新鮮だったりする。
「誰が責任者だってぇ?」と、シスター・クラーレが、にこやかにやってくる。
「あ、いいえ、あなたの事じゃ」と、ななは
転んで痛めた低い鼻(笑)を
さすりながら立ち上がる。
「ははは、わたしもよく転んだわ。最初」と、
シスター・クラーレは白い歯を見せて笑った。
「転ぶと、痛いでしょ」と、ななは
クラーレの、丈夫そうな体を見て。
Non、Non、クラーレは
どっしりとした腕を叩いて「丈夫だけは取り柄なの」と、にっこり。
黒い肌で白い歯が、とても印象的な
陽気なクラーレは、どうして修道院に来たりしたのだろうと
ななは、少し暗い礼拝堂に差し込む朝日を
見上げて。
広い礼拝堂の掃除は大変そうだ、と
普段、あんまり掃除とかしないので
面倒な気持ちになった。
「あたしが手伝ってあげるよ。スレッヂもくるわ」と、クラーレ。
「ありがとう、シスター。でも、あなたの仕事は?」と、なな。
「わたしはシンガーだもの。スレッヂもよ」と
クラーレは、楽しそう。
「ここって、音楽クラブなの?」と、ななは
初めてそれに気づく。
「ふつう、教会に賛美歌は付き物じゃない?アメリカじゃ当たり前よ。R&Bは」と、クラーレは楽しそう。
そうだったんだ、と
ななは、少し楽しくなって「じゃ、お掃除さっさとしちゃおう!わたしも歌いたい」と
モップを持って、急いで床掃除をしようとして。
バケツにモップを引っ掛けて(笑)。
「あーらら」と、入ってきた
シスター・スレッヂは、笑う。
「みんなもくるわ」と、ニコニコ。
彼女も、陽気なアメリカンで
たぶん、歌いたいからここに来たのね、と
ななは思ったりした。
広い礼拝堂は、学校の教室くらい。
なぜか、ハモンドオルガンがあったりするあたりが
新しい感じがする。
めぐの学校の隣、なんだけど。
お掃除を、適当に済ませて、さあ
ブレックファースト、と言っても
修道院である。
「自分で作るの」と、シスター・クラーレに
連れられて、みんなで調理実習。
「しばらくぶりだ」と、リサ。
「調理実習みたいだね」と、めぐ。
グレーの修道服だと、髪が隠れてるから
なんとなく大人っぽく見えて。
「お芋かな、やっぱ」と、れーみぃは
ドイツふう料理を思い出す。
ジャガ芋パンケーキ、りよねーず。
「修道院って言うと、黒パンとかさ」Naomi。
意外に、それは美味しいのだけど。
ロシアンのスープに似合う。
ボルシチとか。
「朝から美味しそうな話。食べたくなっちゃうね」と、シスター・クラーレ。
「一杯入りそう」と、なな。
「それは言わない約束」と、シスター・スレッジ。
みんな、笑顔になる。
レンズ豆を洗って、ジャガ芋を剥いて。
シスター・クラーレはハミング。
歌いたくて仕方ないみたいだけど。
それは、ジョイフル・ジョイフルの
ハーモニーだった。
めぐたちも音楽は好きだから、一緒にハーモニー。
「そっか!」と、めぐは気づく。
「なに?」と、れーみぃは、驚いて。
「うん、先生ね、ここが音楽好きの
集まるとこだから、あたしたちを行かせてくれたんだよ、きっと」と、めぐが言うと
Naomiも「バンドの事で、か。そうかもね。
いいとこあるね、先生」。
「生演奏聞くって、いいもの」と、リサも。
「では、頂く前にお祈りを」とは、院長。
修道院の食堂は、割と広いのだけれども
人数が多いので、ちょっと狭く感じる。
マホガニーのテーブル、白い壁はシンプル。
明かりのフードは白い布。
お皿も白い、装飾のないもので
そこに、さっきのスープとか、豆の煮物とか
黒いパン。
割と、自然で美味しそうだ。
「では、本日は体験入院の方がいらっしゃいますから、一言お願いしましょう。シスターなな、どうぞ」と、院長に言われて
ななは、どっきり「あ、あたし?そんな、聞いてないです」と、慌てて。
シスターたちは20人くらい。
みんな、クスクス笑っている。
「静かに。思ったことを言えばいいのです」院長は静かに、笑顔で。
ななは、「はい、では、あの。
日本から来たのですけれど、神様が
ここに行けと、それで来ました」と、本当の事を言う、なな(笑)。
シスターたちにどよめきが走る。ざわざわ。
院長「お静かに。ななさん、本当に神様に
お会いになったのですか?」と、少し真面目な顔で。
「はい、あ、あの、神様と言ってもイエス様ではなくて、どこの神様かは知らないのですけど」
本当だ(笑)。
シスターたちに笑い声が聞こえる(笑)。
院長は、やや苛立ち声で「皆さん、静かに。
ななさん?日本には神様は一杯いるのですか?私達はイエス様だけが神様だと信じていますが」信仰はそういうものだ。
信じるものにはそれが真実だから、
信じていないものは、その信仰を傷つけてはいけない。
ひとそれぞれで、いいのだ。
でも、ななは「日本には一杯いるらしいです。神社にも、お寺にも」
本当だけど、それは日本の話で
日本人はいい加減なので、思い込みの深さを理解できない。
例えばそれは、今の日本人が
金持ちは威張っていいとか、バレなければ
悪い事をしていいとか思っているのが
間違いだ、と指摘するのに似ている(笑)。
信仰はそんなものだ。
貧乏だからって金持ちに媚びなくていいし
少数派だから多数派がイジメていい訳でもない。
そんなのは、みんな信仰だし
日本にはもともと無かった習慣である。
渡来人が日本に持ち込んで、日本を
占領しようとした手法だ。
日本人は、そんな信仰は持たないから
ななのように、信仰にはあまり縁がなかったりする(笑)。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

『ハタオト!~働くオトナの保健室~(産業医と保健師のカルテ)』→“走るオトナの保健室、あなたの会社にもお伺いします。”
かまくらはじめ
経済・企業
現代日本で、今日も一生懸命働いている、「働く大人」の皆様へ。
こちらの小説作品は、働く人の健康を守る医療職、「産業保健師」の足立里菜を主人公にしたヒューマンドラマ小説です。
働いている人の「あるある」や、働くうえでお役に立つかもしれない知識、そして何より、健康や命の大切さを知ってほしくて書きました。恋愛要素もちょっとアリ。基本的には各Episodeで読み切りです。
☆★☆★☆【Episode① 産業保健ってなあに】26歳の看護師、足立里菜。勤め先の病院からクビを宣告されて意気消沈していたところで、地下鉄内で急病人に遭遇……! その人を助けたことがきっかけで、エリートサラリーマン風の医師・産業医の鈴木風寿とペアになって働き始める。初めての出動先は『サクラマス化学株式会社』。ところが訪問初日に、労災と社員のクーデターが発生!?
☆★☆★☆【Episode② 港区ラプソディ】友人のトモコに誘われて、六本木の超高級カラオケに行った里菜。そこで出会ったメンズは、国会議員、会社社長、成功した投資家という豪華メンバー。その後、投資ファンド『ジュリー・マリー・キャピタル』社員のメンタル不調について相談依頼を受け、会社に向かうことに……!
☆★☆★☆【Episode③ 魂の居場所】産業保健師足立里菜、初めての保健指導! でも鈴木先生と訪れた『エイチアイ石鹸株式会社』では、過去に何か事件があったようで……??
☆★☆★☆【Episode④ 最後の一滴】ハウスメーカー『シューシンハウス株式会社』で、アルコール依存症の社員に生活指導とサポートを行うことになった新人産業保健師、足立里菜。でも、思わぬ大失敗をしてしまって、鈴木先生と初めてのケンカに……!!?
できるだけ定期的に更新するよう心掛けます。ご意見・ご感想などがございましたら、是非お気軽にコメント下さい。Twitterもやっています(https://twitter.com/@Goto_Kamakura)。もしもこの作品を好きになって下さったら、「ブックマーク」「レビュー」頂けると泣いて喜びます。
※この物語は完全なるフィクションです。
「カクヨム」「小説家になろう」と重複投稿しています。
各Episodeでいったん完結しますが、連作として【Episode⑩】くらいまで書き続ける予定です。
ネコでもわかる経済の話
のらねこま(駒田 朗)
経済・企業
経済、とりわけおカネに関して、あまり耳にしたことのない意外な事実を超初心者の方にもわかるように対話形式で書きました。いわゆる経済学者・経済評論家とは、かなり違う視点を提供します。
ブロクで長年「ネコでもわかる経済問題」を投稿してきましたが、それをもっと簡単にしようと考えて、始めました。

異世界でタロと一緒に冒険者生活を始めました
ももがぶ
ファンタジー
俺「佐々木光太」二十六歳はある日気付けばタロに導かれ異世界へ来てしまった。
会社から帰宅してタロと一緒に散歩していたハズが気が付けば異世界で魔法をぶっ放していた。
タロは喋るし、俺は十二歳になりましたと言われるし、これからどうなるんだろう。

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる