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悪い事をしたいと松本が
思っているのか定かでないが
天下りで暇だし、威張るのが好きな人物である。(笑)
当然、松本は
仕事は全く出来なかった。
加藤は、課長代理職を兼務していたので
実務は全て加藤、松本は威張るだけ(笑)と言う
よくある構図である。
中央官庁は、そんな不正を
認めるはずもない。
松本への監査が進む。
加藤は、その最中で
松本と、取引先の汚職を発見して
見積書の異常な数字を、監督官庁ではなく
会計検査院に通報した。
パソコン1台が300万円とか、労働時間が
一日30時間とか、奇妙な数値。
内部は汚職が進んでいるので、松本が
懲戒にならなかったと判断したのだ。
だが、国家判断になると
加藤のいる会社自体が転覆する事になるが
加藤はそれでもいい、と思った。
そんな記憶が加藤にある。
正義感故の事で
なので、ななのような女の子は
存在が信じられなかった。
加藤の周囲にいる女の子は
むしろ、悪いイジメがあったら
団結して弱い人々を守るのが
女の子、だった。
それが、日本人なら当たり前の感覚で
徒党を組んでイジメに関わる、なんてのは
やっぱり下劣なものなので
そんな女の子を好きにはなれなかった。
神様は、時間を進めて
未来を見たくなった。
そんな事は、神様には簡単だ(笑)。
人間の概念、時間は
光で計測した距離の間を移動する間隔であるから
光より早いもので対象を観測すればいいのだ。
ふつうは逆で、光で観測するので
天文で、よく12光年とか言う。
そういう単位で、未来を神様は見てみる。
近未来、加藤のエネルギー革命で
人々は、都市生活をする必要が無くなったから
皆、郊外へと住まいを移して
のんびりと暮らすようになった。
エネルギー収支は、住民票のあるところで
自動で換算されるから
その日々使えるエネルギーより、少なく使うか
自家発電する。
それを、エネルギーを必要とするところへ送って
得たエネルギー収支で暮らしが出来る。
物質も得る事は出来るが
企業も、あくせく稼ぐ必要がないし
何より、エネルギーが物理単位だから
相場に左右されない。
良いものを作る事で、企業は選択された。
郊外で住む人々にとって、必要な物資は
やはり採集や農耕が主、となって
食べ物を自分で作る事になったりするけれど
家で暮らす事で、他にする事もない。
人間は自然に帰れたのである。
物資を、通販などで買う事は出来るが
エネルギー収支の範囲内だから、そんなに
高価なものは買えない。
それでも、自分に割り当てられた
発電量は、永遠に続くのである。
国家も、もちろん割り当てられた
エネルギーで行政を行っていたりする。
国民皆無職(笑)で良くなったが
農業、工業はそれなりに続く。
貨幣流通が無くなるので、蓄財は出来ないから
大企業は、必然的に社員のエネルギー源で
協同組合、のような存在になった。
皆が経営者である。
上下もないし、左右もない。
思っているのか定かでないが
天下りで暇だし、威張るのが好きな人物である。(笑)
当然、松本は
仕事は全く出来なかった。
加藤は、課長代理職を兼務していたので
実務は全て加藤、松本は威張るだけ(笑)と言う
よくある構図である。
中央官庁は、そんな不正を
認めるはずもない。
松本への監査が進む。
加藤は、その最中で
松本と、取引先の汚職を発見して
見積書の異常な数字を、監督官庁ではなく
会計検査院に通報した。
パソコン1台が300万円とか、労働時間が
一日30時間とか、奇妙な数値。
内部は汚職が進んでいるので、松本が
懲戒にならなかったと判断したのだ。
だが、国家判断になると
加藤のいる会社自体が転覆する事になるが
加藤はそれでもいい、と思った。
そんな記憶が加藤にある。
正義感故の事で
なので、ななのような女の子は
存在が信じられなかった。
加藤の周囲にいる女の子は
むしろ、悪いイジメがあったら
団結して弱い人々を守るのが
女の子、だった。
それが、日本人なら当たり前の感覚で
徒党を組んでイジメに関わる、なんてのは
やっぱり下劣なものなので
そんな女の子を好きにはなれなかった。
神様は、時間を進めて
未来を見たくなった。
そんな事は、神様には簡単だ(笑)。
人間の概念、時間は
光で計測した距離の間を移動する間隔であるから
光より早いもので対象を観測すればいいのだ。
ふつうは逆で、光で観測するので
天文で、よく12光年とか言う。
そういう単位で、未来を神様は見てみる。
近未来、加藤のエネルギー革命で
人々は、都市生活をする必要が無くなったから
皆、郊外へと住まいを移して
のんびりと暮らすようになった。
エネルギー収支は、住民票のあるところで
自動で換算されるから
その日々使えるエネルギーより、少なく使うか
自家発電する。
それを、エネルギーを必要とするところへ送って
得たエネルギー収支で暮らしが出来る。
物質も得る事は出来るが
企業も、あくせく稼ぐ必要がないし
何より、エネルギーが物理単位だから
相場に左右されない。
良いものを作る事で、企業は選択された。
郊外で住む人々にとって、必要な物資は
やはり採集や農耕が主、となって
食べ物を自分で作る事になったりするけれど
家で暮らす事で、他にする事もない。
人間は自然に帰れたのである。
物資を、通販などで買う事は出来るが
エネルギー収支の範囲内だから、そんなに
高価なものは買えない。
それでも、自分に割り当てられた
発電量は、永遠に続くのである。
国家も、もちろん割り当てられた
エネルギーで行政を行っていたりする。
国民皆無職(笑)で良くなったが
農業、工業はそれなりに続く。
貨幣流通が無くなるので、蓄財は出来ないから
大企業は、必然的に社員のエネルギー源で
協同組合、のような存在になった。
皆が経営者である。
上下もないし、左右もない。
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