世界はどこへ行くのだろう？～いくつかの国、ひとのキモチ～

gasfromscratch

岡山から１時間ほどで
たどり着いた高松駅は

海辺の、行き止まり駅。

雰囲気はあるけれど、コンクリートで
固められていて、清潔そうだ。


電車を降りると、改札口は行き止まりの行く手で


その横に、讃岐うどんの店。




そうそう、これを食べに来たんだと
神様らしくなく（笑）


［連絡船うどん］と言うその店に
入る。


オープンカフェ（笑）よろしく
電車を見ながら食べられるスタイルは
駅そば、そのままの感じ。



ふつうのかけ、うどんでも

うどんそのものは手打ちっぽい
腰のあるもので


つゆは意外に辛口で、塩が利いている




しゃきっとした味。
それに相応しい女店員は、５０歳くらいの
活動的な感じの人だった。



簡素であるが、心の篭った食べ物。



安く作れば、儲かるだろう。

でも、高松駅は四国の玄関だから、とでも
主張しているように、うどんにはしっかり
腰があり、つゆにも
讃岐うどんらしい旨味がある。



駅のうどんでも、しっかりと魂がある。


それも日本人だろう、と
神様は思う。




旅先で、こうした地域の名産を食べると
失望する事もあるけれど
讃岐うどんは、期待通りのものだった。