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番外編
72.溪蓀、独りごちる(3)※
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わたしを見下ろす浩海さんの裸体は、文官と思えないほど鍛えられている。
成人男性の裸を目にするのは浩海さんが最初で、多分最後だろう。高い背丈、太い首筋、広い肩幅、綺麗にわれた腹筋。藍珠を助けるために服を脱いだ五年前に比べて、筋肉質になった気がする。
かつて、言われた言葉を思い出した。
『官吏は体力勝負だからね。朝から晩まで駆けずり回っていると、ときどき眩暈がするんだよ。武官にも命令しなきゃいけないから、あんまり貧弱な身体をしていると舐められるんだ。自然と休みの日は身体を動かしているね。まあ、ほとんど寿財にコテンパにされてるんだけど。恥ずかしいから、溪蓀は見にこないでね』
姚寿財様は兵部省のお役人にして浩海さんの友人で、今は藍珠の婚約者だった。
それにしても、かつて『実る前に腐ったスモモ』と揶揄され、昼間から妓楼に入り浸っていた人の言葉とは思えない。彼は本当に変わったのだ。
――わたしのために。
最初は、幾度か会って話しただけ。恋は終わるどころか、始まってもいなかった。行き先のない恋心だと思っていたのに、浩海さんは名前を変え、立派な官僚になって迎えに来てくれた。彼の顔を見るたび、わたしの心は満たされる。
だが、視線を下せば、そこには典雅な美貌からは想像もつかない、奇怪な形の男性器があった。引き締まったお腹につきそうなほど反り返っている。何度となく抱かれてきたが、こればかりは未だに直視できないのだ。わたしが恥じらいから目をそらすと、彼が笑う。
「今からこれで君のなかをかき回して、感じさせて、いっぱい可愛がってあげる。良く見て、この先端の形。これで君の弱いところを突いてあげると、すごく喜んでくれる。だから、ちゃんと覚えていてね」
――なんて、いやらしい。こんなこと言う人だったの?
わたしの想像のなかの浩海さんは、もっと穏やかな紳士だった。わたしは首から上が一気に熱くなり、彼に裸体を晒していることが急に不安になる。
「……や、やめてよ。その言い方、嫌いになるわよ」
「それは困るね」
だが、浩海さんはさして困った様子もなく、わたしのうえに覆いかぶさってきた。酒精のこもった吐息はいつも以上に熱く、ふだんは上品な笑顔の下に隠している、むきだしの本性をかいま見せる。
「かわいい」
にんまりと笑いながら剛直を軽く握り、わたしの太腿の間に押し当ててきた。指とは比べ物にならない、太くて力強いもの。浩海さんは本能的に上に逃れようとするわたしの両肩を抱きすくめ、ゆっくりと押し込んできた。
「んん……っ、はぁ……っ」
入り口を通過するとき、ちょっとだけつかえて、わたしはいつもそれを息を詰めてやり過ごす。直後に大波のように寄せる快感を想像して、背筋がゾクゾクした。大丈夫? 痛くない? と聞かれ、眼を閉じたままうなずく。互いに恥骨が触れ合うところまで行くと、窒息しそうな圧迫感に胸のうちが熱くなった。
「あ、あぁん、あ……っ、あぁ……っ!」
気持ち良さのあまり、何も考えられなくなるわたしの耳許で、浩海さんが囁く。
「最近、挿れたとき、いい声で啼くよね。んで、こうやって突くと……」
「きゃああ……っ、あ……っ、ひゃぁ……」
ガツンガツンと腰を突かれると、痺れるような甘狂おしさが全身に広がる。どうしよう。始まったばかりなのに、気持ち良くてたまらない。剛直が快楽の泡をなんども弾く。弱いところを執拗に責め立てられたわたしは、大きく仰け反った。
「僕の棒に夢中になって。よっぽど気持ちいいんだね。夫として嬉しいよ」
獰猛さを押し殺した息づかいが、わたしの吐息に絡んで吸いつき、こぼれた唾液を舌で舐めとる。
――ああ、もう。黙っていて。
わたしは、浩海さんの首にギュッとしがみ付いた。ひたいに僅かな汗を浮かべ、いつもより余裕のない彼は壮絶に色っぽい。贅沢なことにそれを知るのは、今はわたしだけ。
勢いよく突かれると、不格好に開いたわたしの足はゆさゆさと揺さぶられて、彼に好きなようにされている自分にまた、胸が高ぶった。
「ほら、両足を僕の腰に巻き付けて」
言われた通りに、彼の尾てい骨のうえで両足を交差させる。浩海さんの肌の感触は滑らかで、気持ちがいい。密着度が高まり動きやすくなったのか、彼はより激しい抽送を始めた。
「あぁっ……、はっ、んあ……」
「溪蓀」
「はぁん……っ、ふぅっ、んっ、ああ……っ」
声にならない声が寝台に広がる。膣襞を浩海さんの剛直が何度も上下し、わたしは快楽の沼に突き落とされる。彼のどこに当たっているか分からない花芯がこすれて、気持ち良さは急坂を駆け上がろうとしていた。膣襞が彼を求めてきつく締めあげる。
逞しい胸板に乳房が押しつぶされ、硬くなった先端もすりあわせられて。甘くて切なくて、たまらない快感にわたしは溺れた。
「ああん……っ、ああっ、や、ああ……っ」
「はっ、溪蓀、いいよ」
「あぁんっ、ふぅ……っ、あっ、あん……っ」
縦横無尽に動かれると、膣壁が収縮を繰り返しながら浩海さんに絡みついて、貪欲に何かをしぼり取ろうとする。処女のとき、自分はきっと淡白で、夜の営みなんて好きになれないだろうと思っていたが、現実はそうではなかった。
欲にまみれた浩海さんの表情が官能的で、そうさせているのが自分だという事実がわたしを有頂天にさせる。わたしが愛おしい気持ちのまま、膣のなかで抱きしめると、ぐうんっと彼の剛直が膨らんできた。
「く……っ、ごめん、先にイクよ、溪蓀」
「浩海さ、……わたしも、もう……っ」
イチジクの実が破裂するように精射され、その刺激だけでわたしは絶頂に押しあげられる。それが気持ち良すぎて耐えられず、わたしの蜜壺はぎゅうぎゅうと彼を搾り取った。
浩海さんは抜く前に二度三度、腰を突き出して、律儀にすべてをわたしのなかに注いだのだ。
すっかり満たされたわたしがついに眠りにつこうとしたとき、彼が優しく頭を撫ぜてきた。身体は怠いけれど、心は満たされ、知らず笑顔が浮かぶ。
「大丈夫? 我慢できなくてごめんね」
おりてくる優しい声が、愛おしくてたまらない。
「浩海さんが、好きだから。……わたしも、ずっと寂しかったし」
夢見心地で言うと、彼の頭をなでる動きが一瞬止まった。それから、彼の行動は一変したのだ。
「僕の理性を試しているのかな? せっかく溪蓀を大事にしようと思ったのに。君にも責任があるからね」
「なに……?」
「眠かったら先に寝ていいよ」
そう言うや、しわくちゃの敷布にわたしをうつ伏せにして、揃えた両腿のうえにまたがる。閉じた割れ目を浩海さんの指がつうっと撫でてきた。
――また、入れられちゃう。
期待なのか不満なのか、自分でもよく分からないわたしの首筋に、浩海さんが唇をよせてくる。
「僕の精液が、こぼれてきてるよ。だめだよ、ちゃんと飲みこまないと」
「やあ……っ、もう……」
「栓しとこうか」
「あああん……っだめ、……きゅう、けい……っ」
お尻の割れ目に、いつもと違う角度で挿ってくる。わたしの愛液と彼の白濁液が交じり合い、押し込まれるといやらしい水音がたった。彼の声はいたって嬉しそうだ。
「一生懸命、僕のこと頬張って飲み込んでいるみたいだね」
「ちがっ……、あん……っ」
身体は弛緩して動けないのに、膣のなかだけかき回されて、暴かれて、快楽を流し込まれる。先に出されたものがぐちゅぐちゅと音を立てて、攪拌される。まるでそこだけ自分の身体ではないような錯覚を覚えるが、もたらされる快感は確かに自分だけのものだった。もう眠いし、身体は動かないけれど、彼が愛しくて、邪険に出来ない。
「はぁ……っ、あぅ……っ」
「可愛いね」
「あああ、あっ……、ハオ、ハイ、さ……っ」
浩海さんは、わたしの心臓の裏に口づけを落とした。腰を上下に揺さぶられること数えきれず、わたしの意識が半分とんだころ、膣奥で肉茎が太くなり、この享楽の終わりを予感させる。法悦はすぐそこまで。わたしは朦朧としていて、自分でも分からぬ何かを必死に訴えていた。しだいに喜びが極まり、中のものを吸い込んで締め付ける。勢いよく放射された粘液が、わたしの膣奥を満たした。
「く……っ、溪蓀」
なかに出された衝撃で、わたしの蜜壁が硬く締まり、法悦のかなたに放り出される。
「あ、あああーーーーっ」
「僕も愛しているよ、永遠に」
――あ、わたし、彼に愛してるって言ったんだわ。
幸福のまま、ただ瞳を閉じた。
成人男性の裸を目にするのは浩海さんが最初で、多分最後だろう。高い背丈、太い首筋、広い肩幅、綺麗にわれた腹筋。藍珠を助けるために服を脱いだ五年前に比べて、筋肉質になった気がする。
かつて、言われた言葉を思い出した。
『官吏は体力勝負だからね。朝から晩まで駆けずり回っていると、ときどき眩暈がするんだよ。武官にも命令しなきゃいけないから、あんまり貧弱な身体をしていると舐められるんだ。自然と休みの日は身体を動かしているね。まあ、ほとんど寿財にコテンパにされてるんだけど。恥ずかしいから、溪蓀は見にこないでね』
姚寿財様は兵部省のお役人にして浩海さんの友人で、今は藍珠の婚約者だった。
それにしても、かつて『実る前に腐ったスモモ』と揶揄され、昼間から妓楼に入り浸っていた人の言葉とは思えない。彼は本当に変わったのだ。
――わたしのために。
最初は、幾度か会って話しただけ。恋は終わるどころか、始まってもいなかった。行き先のない恋心だと思っていたのに、浩海さんは名前を変え、立派な官僚になって迎えに来てくれた。彼の顔を見るたび、わたしの心は満たされる。
だが、視線を下せば、そこには典雅な美貌からは想像もつかない、奇怪な形の男性器があった。引き締まったお腹につきそうなほど反り返っている。何度となく抱かれてきたが、こればかりは未だに直視できないのだ。わたしが恥じらいから目をそらすと、彼が笑う。
「今からこれで君のなかをかき回して、感じさせて、いっぱい可愛がってあげる。良く見て、この先端の形。これで君の弱いところを突いてあげると、すごく喜んでくれる。だから、ちゃんと覚えていてね」
――なんて、いやらしい。こんなこと言う人だったの?
わたしの想像のなかの浩海さんは、もっと穏やかな紳士だった。わたしは首から上が一気に熱くなり、彼に裸体を晒していることが急に不安になる。
「……や、やめてよ。その言い方、嫌いになるわよ」
「それは困るね」
だが、浩海さんはさして困った様子もなく、わたしのうえに覆いかぶさってきた。酒精のこもった吐息はいつも以上に熱く、ふだんは上品な笑顔の下に隠している、むきだしの本性をかいま見せる。
「かわいい」
にんまりと笑いながら剛直を軽く握り、わたしの太腿の間に押し当ててきた。指とは比べ物にならない、太くて力強いもの。浩海さんは本能的に上に逃れようとするわたしの両肩を抱きすくめ、ゆっくりと押し込んできた。
「んん……っ、はぁ……っ」
入り口を通過するとき、ちょっとだけつかえて、わたしはいつもそれを息を詰めてやり過ごす。直後に大波のように寄せる快感を想像して、背筋がゾクゾクした。大丈夫? 痛くない? と聞かれ、眼を閉じたままうなずく。互いに恥骨が触れ合うところまで行くと、窒息しそうな圧迫感に胸のうちが熱くなった。
「あ、あぁん、あ……っ、あぁ……っ!」
気持ち良さのあまり、何も考えられなくなるわたしの耳許で、浩海さんが囁く。
「最近、挿れたとき、いい声で啼くよね。んで、こうやって突くと……」
「きゃああ……っ、あ……っ、ひゃぁ……」
ガツンガツンと腰を突かれると、痺れるような甘狂おしさが全身に広がる。どうしよう。始まったばかりなのに、気持ち良くてたまらない。剛直が快楽の泡をなんども弾く。弱いところを執拗に責め立てられたわたしは、大きく仰け反った。
「僕の棒に夢中になって。よっぽど気持ちいいんだね。夫として嬉しいよ」
獰猛さを押し殺した息づかいが、わたしの吐息に絡んで吸いつき、こぼれた唾液を舌で舐めとる。
――ああ、もう。黙っていて。
わたしは、浩海さんの首にギュッとしがみ付いた。ひたいに僅かな汗を浮かべ、いつもより余裕のない彼は壮絶に色っぽい。贅沢なことにそれを知るのは、今はわたしだけ。
勢いよく突かれると、不格好に開いたわたしの足はゆさゆさと揺さぶられて、彼に好きなようにされている自分にまた、胸が高ぶった。
「ほら、両足を僕の腰に巻き付けて」
言われた通りに、彼の尾てい骨のうえで両足を交差させる。浩海さんの肌の感触は滑らかで、気持ちがいい。密着度が高まり動きやすくなったのか、彼はより激しい抽送を始めた。
「あぁっ……、はっ、んあ……」
「溪蓀」
「はぁん……っ、ふぅっ、んっ、ああ……っ」
声にならない声が寝台に広がる。膣襞を浩海さんの剛直が何度も上下し、わたしは快楽の沼に突き落とされる。彼のどこに当たっているか分からない花芯がこすれて、気持ち良さは急坂を駆け上がろうとしていた。膣襞が彼を求めてきつく締めあげる。
逞しい胸板に乳房が押しつぶされ、硬くなった先端もすりあわせられて。甘くて切なくて、たまらない快感にわたしは溺れた。
「ああん……っ、ああっ、や、ああ……っ」
「はっ、溪蓀、いいよ」
「あぁんっ、ふぅ……っ、あっ、あん……っ」
縦横無尽に動かれると、膣壁が収縮を繰り返しながら浩海さんに絡みついて、貪欲に何かをしぼり取ろうとする。処女のとき、自分はきっと淡白で、夜の営みなんて好きになれないだろうと思っていたが、現実はそうではなかった。
欲にまみれた浩海さんの表情が官能的で、そうさせているのが自分だという事実がわたしを有頂天にさせる。わたしが愛おしい気持ちのまま、膣のなかで抱きしめると、ぐうんっと彼の剛直が膨らんできた。
「く……っ、ごめん、先にイクよ、溪蓀」
「浩海さ、……わたしも、もう……っ」
イチジクの実が破裂するように精射され、その刺激だけでわたしは絶頂に押しあげられる。それが気持ち良すぎて耐えられず、わたしの蜜壺はぎゅうぎゅうと彼を搾り取った。
浩海さんは抜く前に二度三度、腰を突き出して、律儀にすべてをわたしのなかに注いだのだ。
すっかり満たされたわたしがついに眠りにつこうとしたとき、彼が優しく頭を撫ぜてきた。身体は怠いけれど、心は満たされ、知らず笑顔が浮かぶ。
「大丈夫? 我慢できなくてごめんね」
おりてくる優しい声が、愛おしくてたまらない。
「浩海さんが、好きだから。……わたしも、ずっと寂しかったし」
夢見心地で言うと、彼の頭をなでる動きが一瞬止まった。それから、彼の行動は一変したのだ。
「僕の理性を試しているのかな? せっかく溪蓀を大事にしようと思ったのに。君にも責任があるからね」
「なに……?」
「眠かったら先に寝ていいよ」
そう言うや、しわくちゃの敷布にわたしをうつ伏せにして、揃えた両腿のうえにまたがる。閉じた割れ目を浩海さんの指がつうっと撫でてきた。
――また、入れられちゃう。
期待なのか不満なのか、自分でもよく分からないわたしの首筋に、浩海さんが唇をよせてくる。
「僕の精液が、こぼれてきてるよ。だめだよ、ちゃんと飲みこまないと」
「やあ……っ、もう……」
「栓しとこうか」
「あああん……っだめ、……きゅう、けい……っ」
お尻の割れ目に、いつもと違う角度で挿ってくる。わたしの愛液と彼の白濁液が交じり合い、押し込まれるといやらしい水音がたった。彼の声はいたって嬉しそうだ。
「一生懸命、僕のこと頬張って飲み込んでいるみたいだね」
「ちがっ……、あん……っ」
身体は弛緩して動けないのに、膣のなかだけかき回されて、暴かれて、快楽を流し込まれる。先に出されたものがぐちゅぐちゅと音を立てて、攪拌される。まるでそこだけ自分の身体ではないような錯覚を覚えるが、もたらされる快感は確かに自分だけのものだった。もう眠いし、身体は動かないけれど、彼が愛しくて、邪険に出来ない。
「はぁ……っ、あぅ……っ」
「可愛いね」
「あああ、あっ……、ハオ、ハイ、さ……っ」
浩海さんは、わたしの心臓の裏に口づけを落とした。腰を上下に揺さぶられること数えきれず、わたしの意識が半分とんだころ、膣奥で肉茎が太くなり、この享楽の終わりを予感させる。法悦はすぐそこまで。わたしは朦朧としていて、自分でも分からぬ何かを必死に訴えていた。しだいに喜びが極まり、中のものを吸い込んで締め付ける。勢いよく放射された粘液が、わたしの膣奥を満たした。
「く……っ、溪蓀」
なかに出された衝撃で、わたしの蜜壁が硬く締まり、法悦のかなたに放り出される。
「あ、あああーーーーっ」
「僕も愛しているよ、永遠に」
――あ、わたし、彼に愛してるって言ったんだわ。
幸福のまま、ただ瞳を閉じた。
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