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多汗症の悪役令嬢
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人権作文が完成しました。皆さんに見ていただいた案とは変更してしました。今回も悪役令嬢は関係ありませんがここまで開いてしまったからには見てみて下さい。本当の題は『違うだけ』です。
手掌性多汗症という病気を知っていますか。手掌性多汗症とは、手のひらから必要以上の汗が出る病気です。私は、その中でも最も重症で生活に支障を来すレベル3の手掌性多汗症です。最近治療を始めましたが殆どの治療方法が術後の入院が長く後遺症も大きいので今出来るのは外服薬だけで中々治療は進みません。汗が多く出るだけで、大した問題ではないと考える人もいるでしょう。しかし、本人達にとっては大きな問題です。
私が発症したのは幼稚園の頃です。その頃は、本人も周囲も病気だとは気付いていませんでした。実は多汗症が病気だと認識されたのはつい最近のことで、今でもとても認知度の低い病気です。当時は子供だから汗が多いだけで成長に従って減っていくと考えていました。しかし、治まるどころか症状は悪化していきました。手は生活にとても重要な器官なので様々な場面で支障を来します。例えば楽器を演奏する時、運動、字を書く時、細かい作業の時などです。特に大変なのがテストの時です。普段の勉強は手を拭きながらできますが、テスト中はできないからです。また、多汗症は精神的な緊張も関係するので症状が強くなります。鉛筆が持てなくなったり回答用紙が濡れてしまったりするので汗が出てくると余計に焦ってしまいます。周囲に相談しても集中出来ない言い訳だと言われます。また手はコミュニケーションにも重要です。私は相手を不快にさせてしまうので人や人の物に触れないようにしていますが、それでもどうしても避けれない場面もあります。例えば握手は断っても相手に不信感を抱かせてしまいます。人の手を握る時は嫌われないか不安になります。もちろん私の多汗症を知ってもそれまでと変わりなく接しくれる人もいるしそんな人がほとんどです。その人達の前ではありのままで居られるので早く話せば良かったといつも思います。それでもどうしてもバレる事を恐れてしまいまはす。
勘違いしないで欲しいのは、私は不快に思わないで欲しい訳ではないという事です。どうしても気になる人もいると思うのでそれは仕方がない事だと思います。コミュニケーションの方法はたくさんあるので他の方法で関係を築けばいいだけです。その為には私がきちんと相手に説明することも大切だと思います。この事に限ったことではありません。世界には色々な違いを持つ人がいます。体質、性別、宗教、人種などです。それらがどうしても合わないこともありますが、だからと言って相手を否定したり、関係を断つのではなく相手を理解し双方にとってより良い関係を築く方法を考えていくことが認め合う事だと思います。増してその違いが何処の学校か、何処のクラスか、内部生か外部生かという小さな事なら尚更その小さな違いに拘り自分の視野を狭めるのはもったいなく馬鹿馬鹿しい事です。人の持つ違いを違うだけに出来るのは私達ではないしょうか。
手掌性多汗症という病気を知っていますか。手掌性多汗症とは、手のひらから必要以上の汗が出る病気です。私は、その中でも最も重症で生活に支障を来すレベル3の手掌性多汗症です。最近治療を始めましたが殆どの治療方法が術後の入院が長く後遺症も大きいので今出来るのは外服薬だけで中々治療は進みません。汗が多く出るだけで、大した問題ではないと考える人もいるでしょう。しかし、本人達にとっては大きな問題です。
私が発症したのは幼稚園の頃です。その頃は、本人も周囲も病気だとは気付いていませんでした。実は多汗症が病気だと認識されたのはつい最近のことで、今でもとても認知度の低い病気です。当時は子供だから汗が多いだけで成長に従って減っていくと考えていました。しかし、治まるどころか症状は悪化していきました。手は生活にとても重要な器官なので様々な場面で支障を来します。例えば楽器を演奏する時、運動、字を書く時、細かい作業の時などです。特に大変なのがテストの時です。普段の勉強は手を拭きながらできますが、テスト中はできないからです。また、多汗症は精神的な緊張も関係するので症状が強くなります。鉛筆が持てなくなったり回答用紙が濡れてしまったりするので汗が出てくると余計に焦ってしまいます。周囲に相談しても集中出来ない言い訳だと言われます。また手はコミュニケーションにも重要です。私は相手を不快にさせてしまうので人や人の物に触れないようにしていますが、それでもどうしても避けれない場面もあります。例えば握手は断っても相手に不信感を抱かせてしまいます。人の手を握る時は嫌われないか不安になります。もちろん私の多汗症を知ってもそれまでと変わりなく接しくれる人もいるしそんな人がほとんどです。その人達の前ではありのままで居られるので早く話せば良かったといつも思います。それでもどうしてもバレる事を恐れてしまいまはす。
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