20 / 57
一章 魔女学園入学篇
第19話 討伐とその代償
しおりを挟む
僕の耳にはあの魔女の甘ったるい声がこびりついていた。
——あの坊やは返してあげるわ。見習いじゃなくて「本物」が手に入ったしね。
その意味は、そのあとすぐに分かる事になる。
「……それよりっハルトはっ!?」
ふと見ればハルトは糸が切れた人形のように倒れ込んでいた。
僕は近くに駆け寄って軽く肩を揺すってみる。
「……ん……んんっ」
「ハルト! 無事なの?」
僕がそう声をかけるとハルトはようやく薄く目を開いた。
「…………カイ……? いや違うか……誰、だ?」
「あ、僕はリッカに頼まれてキミを探しに来て……」
「リッカ? あぁ……心配を掛けてしまったな」
ハルトはそういうと悲しそうな顔をしながらゆっくりと立ち上がった。
「操られていたみたいだけど……覚えているの?」
「ああ、なんとなく周囲の状況は分かっていた。でもそれに抗えない自分がいて……情けない」
ハルトは肩を落としながらそう呟いた。
「オイッ、無事か!?」
そんなやり取りをしていると、広場の反対側から誰かがこちらに向かってきて声を掛けてくる。
この声は……サブナックさんか。
「サブナックさんも無事だったんですね」
「ああ。どうにも体の自由がきかなくなっちまってガイナッツの野郎と大喧嘩しちまったぜ。ところでそっちの兄ちゃんの調子はどうだったよ?」
「ええ、サブナックさんと同じで操られていただけみたいです」
「迷惑をかけたみたいで——ごめんなさい」
ハルトは僕とサブナックさんに向かって頭を下げてきた。
村に居た時はこんな素直な姿を見たことがなかったからちょっぴり新鮮だ。
「いやな、俺も操られて分かったけどよ。あれにゃ抗いようがねえや。イニスやガイナッツ、それに騎士の兄ちゃんらが耐えられていた理由を知りたいぐれえだ」
サブナックさんはハルトを慰めつつ苦笑いを浮かべた。
そして僕の方にポンと手を置いてこういった。
「……まぁ無事でよかったな」
でもその顔はどこか浮かない顔をしていた。
思わずどうしたのか?と聞くと。
「実は俺らの隊長様がな——」
予定通り盗賊団を壊滅させたにも関わらず、王都へ戻る討伐隊の足取りは重かった。
理由は討伐隊の隊長を務めていたマークヴェインがさらわれた事にある。
聞くところによると魔女が消える直前にあの巨大蜘蛛が出した糸に巻き取られ、蜘蛛と共に消えていってしまったらしい。
「僕が魔女を倒せなかったからだ……」
僕はため息と共に吐き出した。
するとどこから聞いていたのかガイナッツが隣に並んで声をかけてくる。
「あんな酷いことをされた奴のことを心配してやってんのか?」
あんな酷いこと、というのは僕を大蜘蛛——アルケニーの前に投げ飛ばした時のことだろう。
「え、ええ。あの時はさすがに恨みもしましたけど、その前に守ってくれたのも事実ですから……」
「そりゃお優しいことで」
「それに僕がハルト——ああ、彼ですが」
僕はチラリと後ろに目をやる。
ハルトは生き残った盗賊団の残党と共に捕縛され、連行されていた。
「彼を助けたから代わりにマークヴェインさんを連れ去ったんですよね……それが、ちょっと……」
「いや、おそらくそれは違うと思うぜ」
「えっ!?」
「盗賊団をわざわざこんな王都の近くで派手に暴れさせたんだからよ、おそらく最初っから狙いは騎士団が出張ってくる事にあったんだろうと俺は踏んでる」
本当のとこは知らねえがな、といっているけど、確かにあの時、見習いじゃなくて本物が手に入ったと言っていたな、と僕は思い出した。
「なるほど……いや、それでも……」
「カーッ、全く、うじうじと女々しいったらないぜ!」
「いや、僕は女ですけど……」
「確かにそうだが、そういうことじゃねぇ。起きちまったことは起きちまった事だ。だったらこれからどうしたらいいかって事を考えるべきだろが」
「……っ! そうか、僕がマークヴェインさんを助けに……」
そういったところで僕の頭のてっぺんにガイナッツさんの手刀が落ちた。
「お前は見たところまだ15かそこらだろ? んなことは大人の俺たちに任せておけ。お前がやらないといけない事はな、今は食って、遊んで……学ぶ事だろうが」
ガイナッツさんの手刀はちょっぴり痛くて、そしてとても暖かかった。
「ガイナッツさんて見た目と違って優しいんですね」
僕が笑いながらそう言うと「うるせぇっ」といって離れていってしまったけど、どこかその顔は嬉しそうだった。
街に戻った僕らは、ハルトを含む盗賊団の残党を騎士団に預けて解散となった。
僕はサブナックさんに「ハルトをお願いします」といって、荷物持ちの仕事を終わらせた。
サブナックさんへのハルト捜索依頼は完了という事にしておいたので、ギルドへの手続きはもういらないらしい。
昼前に町を出たのに時間はもう夕刻をとうに過ぎている。
いきなり学園の門限を破ってしまった僕は恐る恐る学園へ戻ったのだった。
学園の門にはいつものディーラトンさんがいたけれど、微笑みかける元気も残っていなかったので、会釈だけして通り過ぎた。
彼は少し寂しそうな、そして心配そうな顔をして僕を通してくれた。
それから外出の際に渡された仮の学生証を返しに行くと、いきなりの門限破りをカンカンに叱られた。
どうやら門限破りには罰があるようで、僕は明日から一週間、寮内の掃除をする事になってしまったのだった。
ちなみに新入生がこんなに早く門限を破ったのははじめてらしい。不名誉な記録だ。
そんなことが色々あって寮の部屋に帰ると、部屋ではコレットが心配そうに待っていてくれた。
「大丈夫? 遅かったから心配していたよ。ハルトくんは?」
「あ、うん。見つかったよ。心配いらない……っていう状況でもないけど、一応ね」
「そう、それだったら良かった。あ、そういえばイニスはご飯食べた? って……もう寝ちゃってる。よっぽど疲れたのね。おやすみ……何があったか明日教えてね」
僕は半分夢の中でそれを聞いていた。
わかったよ、といったのは声になっていたかな?
それからふわり、とコレットが毛布をかけてくれたので僕はその温もりと安心感に抗えず、残ったもう半分も夢の中に沈んでいくのだった。
——あの坊やは返してあげるわ。見習いじゃなくて「本物」が手に入ったしね。
その意味は、そのあとすぐに分かる事になる。
「……それよりっハルトはっ!?」
ふと見ればハルトは糸が切れた人形のように倒れ込んでいた。
僕は近くに駆け寄って軽く肩を揺すってみる。
「……ん……んんっ」
「ハルト! 無事なの?」
僕がそう声をかけるとハルトはようやく薄く目を開いた。
「…………カイ……? いや違うか……誰、だ?」
「あ、僕はリッカに頼まれてキミを探しに来て……」
「リッカ? あぁ……心配を掛けてしまったな」
ハルトはそういうと悲しそうな顔をしながらゆっくりと立ち上がった。
「操られていたみたいだけど……覚えているの?」
「ああ、なんとなく周囲の状況は分かっていた。でもそれに抗えない自分がいて……情けない」
ハルトは肩を落としながらそう呟いた。
「オイッ、無事か!?」
そんなやり取りをしていると、広場の反対側から誰かがこちらに向かってきて声を掛けてくる。
この声は……サブナックさんか。
「サブナックさんも無事だったんですね」
「ああ。どうにも体の自由がきかなくなっちまってガイナッツの野郎と大喧嘩しちまったぜ。ところでそっちの兄ちゃんの調子はどうだったよ?」
「ええ、サブナックさんと同じで操られていただけみたいです」
「迷惑をかけたみたいで——ごめんなさい」
ハルトは僕とサブナックさんに向かって頭を下げてきた。
村に居た時はこんな素直な姿を見たことがなかったからちょっぴり新鮮だ。
「いやな、俺も操られて分かったけどよ。あれにゃ抗いようがねえや。イニスやガイナッツ、それに騎士の兄ちゃんらが耐えられていた理由を知りたいぐれえだ」
サブナックさんはハルトを慰めつつ苦笑いを浮かべた。
そして僕の方にポンと手を置いてこういった。
「……まぁ無事でよかったな」
でもその顔はどこか浮かない顔をしていた。
思わずどうしたのか?と聞くと。
「実は俺らの隊長様がな——」
予定通り盗賊団を壊滅させたにも関わらず、王都へ戻る討伐隊の足取りは重かった。
理由は討伐隊の隊長を務めていたマークヴェインがさらわれた事にある。
聞くところによると魔女が消える直前にあの巨大蜘蛛が出した糸に巻き取られ、蜘蛛と共に消えていってしまったらしい。
「僕が魔女を倒せなかったからだ……」
僕はため息と共に吐き出した。
するとどこから聞いていたのかガイナッツが隣に並んで声をかけてくる。
「あんな酷いことをされた奴のことを心配してやってんのか?」
あんな酷いこと、というのは僕を大蜘蛛——アルケニーの前に投げ飛ばした時のことだろう。
「え、ええ。あの時はさすがに恨みもしましたけど、その前に守ってくれたのも事実ですから……」
「そりゃお優しいことで」
「それに僕がハルト——ああ、彼ですが」
僕はチラリと後ろに目をやる。
ハルトは生き残った盗賊団の残党と共に捕縛され、連行されていた。
「彼を助けたから代わりにマークヴェインさんを連れ去ったんですよね……それが、ちょっと……」
「いや、おそらくそれは違うと思うぜ」
「えっ!?」
「盗賊団をわざわざこんな王都の近くで派手に暴れさせたんだからよ、おそらく最初っから狙いは騎士団が出張ってくる事にあったんだろうと俺は踏んでる」
本当のとこは知らねえがな、といっているけど、確かにあの時、見習いじゃなくて本物が手に入ったと言っていたな、と僕は思い出した。
「なるほど……いや、それでも……」
「カーッ、全く、うじうじと女々しいったらないぜ!」
「いや、僕は女ですけど……」
「確かにそうだが、そういうことじゃねぇ。起きちまったことは起きちまった事だ。だったらこれからどうしたらいいかって事を考えるべきだろが」
「……っ! そうか、僕がマークヴェインさんを助けに……」
そういったところで僕の頭のてっぺんにガイナッツさんの手刀が落ちた。
「お前は見たところまだ15かそこらだろ? んなことは大人の俺たちに任せておけ。お前がやらないといけない事はな、今は食って、遊んで……学ぶ事だろうが」
ガイナッツさんの手刀はちょっぴり痛くて、そしてとても暖かかった。
「ガイナッツさんて見た目と違って優しいんですね」
僕が笑いながらそう言うと「うるせぇっ」といって離れていってしまったけど、どこかその顔は嬉しそうだった。
街に戻った僕らは、ハルトを含む盗賊団の残党を騎士団に預けて解散となった。
僕はサブナックさんに「ハルトをお願いします」といって、荷物持ちの仕事を終わらせた。
サブナックさんへのハルト捜索依頼は完了という事にしておいたので、ギルドへの手続きはもういらないらしい。
昼前に町を出たのに時間はもう夕刻をとうに過ぎている。
いきなり学園の門限を破ってしまった僕は恐る恐る学園へ戻ったのだった。
学園の門にはいつものディーラトンさんがいたけれど、微笑みかける元気も残っていなかったので、会釈だけして通り過ぎた。
彼は少し寂しそうな、そして心配そうな顔をして僕を通してくれた。
それから外出の際に渡された仮の学生証を返しに行くと、いきなりの門限破りをカンカンに叱られた。
どうやら門限破りには罰があるようで、僕は明日から一週間、寮内の掃除をする事になってしまったのだった。
ちなみに新入生がこんなに早く門限を破ったのははじめてらしい。不名誉な記録だ。
そんなことが色々あって寮の部屋に帰ると、部屋ではコレットが心配そうに待っていてくれた。
「大丈夫? 遅かったから心配していたよ。ハルトくんは?」
「あ、うん。見つかったよ。心配いらない……っていう状況でもないけど、一応ね」
「そう、それだったら良かった。あ、そういえばイニスはご飯食べた? って……もう寝ちゃってる。よっぽど疲れたのね。おやすみ……何があったか明日教えてね」
僕は半分夢の中でそれを聞いていた。
わかったよ、といったのは声になっていたかな?
それからふわり、とコレットが毛布をかけてくれたので僕はその温もりと安心感に抗えず、残ったもう半分も夢の中に沈んでいくのだった。
0
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
イケメン政治家・山下泉はコメントを控えたい
どっぐす
キャラ文芸
「コメントは控えさせていただきます」を言ってみたいがために政治家になった男・山下泉。
記者に追われ満を持してコメントを控えるも、事態は収拾がつかなくなっていく。
◆登場人物
・山下泉 若手イケメン政治家。コメントを控えるために政治家になった。
・佐藤亀男 山下の部活の後輩。無職だし暇でしょ?と山下に言われ第一秘書に任命される。
・女性記者 地元紙の若い記者。先頭に立って山下にコメントを求める。
AIアイドル活動日誌
ジャン・幸田
キャラ文芸
AIアイドル「めかぎゃるず」はレトロフューチャーなデザインの女の子型ロボットで構成されたアイドルグループである。だからメンバーは全てカスタマーされた機械人形である!
そういう設定であったが、実際は「中の人」が存在した。その「中の人」にされたある少女の体験談である。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
化想操術師の日常
茶野森かのこ
キャラ文芸
たった一つの線で、世界が変わる。
化想操術師という仕事がある。
一般的には知られていないが、化想は誰にでも起きる可能性のある現象で、悲しみや苦しみが心に抱えきれなくなった時、人は無意識の内に化想と呼ばれるものを体の外に生み出してしまう。それは、空間や物や生き物と、その人の心を占めるものである為、様々だ。
化想操術師とは、頭の中に思い描いたものを、その指先を通して、現実に生み出す事が出来る力を持つ人達の事。本来なら無意識でしか出せない化想を、意識的に操る事が出来た。
クズミ化想社は、そんな化想に苦しむ人々に寄り添い、救う仕事をしている。
社長である九頭見志乃歩は、自身も化想を扱いながら、化想患者限定でカウンセラーをしている。
社員は自身を含めて四名。
九頭見野雪という少年は、化想を生み出す能力に長けていた。志乃歩の養子に入っている。
常に無表情であるが、それは感情を失わせるような過去があったからだ。それでも、志乃歩との出会いによって、その心はいつも誰かに寄り添おうとしている、優しい少年だ。
他に、志乃歩の秘書でもある黒兎、口は悪いが料理の腕前はピカイチの姫子、野雪が生み出した巨大な犬の化想のシロ。彼らは、山の中にある洋館で、賑やかに共同生活を送っていた。
その洋館に、新たな住人が加わった。
記憶を失った少女、たま子。化想が扱える彼女は、記憶が戻るまでの間、野雪達と共に過ごす事となった。
だが、記憶を失くしたたま子には、ある目的があった。
たま子はクズミ化想社の一人として、志乃歩や野雪と共に、化想を出してしまった人々の様々な思いに触れていく。
壊れた友情で海に閉じこもる少年、自分への後悔に復讐に走る女性、絵を描く度に化想を出してしまう少年。
化想操術の古い歴史を持つ、阿木之亥という家の人々、重ねた野雪の過去、初めて出来た好きなもの、焦がれた自由、犠牲にしても守らなきゃいけないもの。
野雪とたま子、化想を取り巻く彼らのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる