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第五章
存在界のユーリ 前編
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「所長はどちらにいらっしゃいますか?」
応接室での相談を終えて私が「ケルークス」の店内に戻ってきたところ、白杖を手にした女性型の精霊から声をかけられた。
どこかで見たことのある顔だが……
「アーベル、飲み物のお代わりは、ってあら?」
私の足音を聞いたのだろう。ユーリが厨房から店内に出てきて言葉を失った。
よく見ると私に声をかけてきた精霊はユーリとよく似た顔をしている。精霊の方が少し年上で、ユーリよりも凛とした雰囲気に見えるが。
ここで私は精霊の正体に気付いた。
話には聞いていたが、直接顔を見るのは初めての相手だ。
「ティレシアース! アイリスは相談客の相手をしているからちょっと待っていて!」
ユーリがティレシアースと呼んだ精霊をアイリスの定位置の向かいの席に案内した。
「所長ならもうすぐ相談を終えて下りてきますよ」
相談の様子から、アイリスが「ケルークス』の店内に戻ってくるのも時間の問題だったので、私はティレシアースにそう伝えた。
「ありがとう。ここへ来て直接報告するのは五年ぶりくらいかしら? ユーリ、お店は順調?」
ティレシアースがユーリに尋ねた。二人の顔がよく似ているので、母親が娘を気遣って声をかけているように見える。
存在界に出張している精霊の中には、移住してきた魂霊になりすましている者がいる。
ティレシアースもその一体で、ユーリと入れ替わりで存在界に出張している。
そのため存在界では「光多悠莉」として活動している。ユーリは未だ存在界で生きていることになっているのだ。
「アーベル、冷たい緑茶のお代わりを置いておくわ」
ユーリが飲み物のお代わりを私のテーブルに置いた直後、アイリスが上から下りてきた。
「あ、ティレシアース、来たのね」
アイリスがティレシアースの姿に気付いて軽く会釈した。
ティレシアースは原初の精霊、すなわち世界の誕生からずっと存在している精霊だ。初期の精霊であるアイリスより古株になる。
一応精霊の間では上下関係はないことになっているけど、アイリスもどこか相手を格上だと思っているようだ。
ちなみにティレシアースというのは精霊としての種族名でもあり、彼女自身の名前でもある。
「ええ、重要な報告があるから直接会った方がいいでしょう」
「わかったわ。ユーリ、それとアーベルも応接室に来てもらえる?」
「は? 私が同席していいのですか?」
私はアイリスからの突然の指示に面食らった。
存在界での活動報告をアイリスが受けるのは解るし、ユーリは当事者の一人だから同席するのは理解できる。だが、私は関係者ではないはずだ。
「ユーリがオッケーしているし、アーベルが知りたい情報もあるはずだからいいわよ。というか来なさい」
「そう、私からお願いするのだから、アーベルも来て」
アイリスとユーリに強引に引っ張られる形で私は二階の応接室へと連れていかれた。
今日は他の相談員が不在なのだが、それが理由なのだろうか?
「これで全員なのね。こちらの男性は存じていないのだけど、どちら様?」
ティレシアースは私が同席しているのに戸惑っているようだ。それもそのはずで、本来私は部外者だし、彼女とは初対面だ。
「初めまして、ここで相談員をしているアーベルと言います。えーと……」
名前や立場は説明できるが、この場にいる理由については私も理解できていないので説明に詰まった。
「アーベルはユーリと同郷なのよ。私が日本のことをよく知らないから解説役をお願いしたの。ユーリの許可も得ているわ」
アイリスがティレシアースに説明した後、私に向かって片目を閉じてみせた。
この説明で、私はこの場に連れてこられた理由を理解した。
理由は二つだ。
一つは実際に説明した通り、存在界や日本に必ずしも詳しくないアイリスに対して解説する役割だ。
だが、これだけならユーリ一人で十分なはずだ。
もう一つは相談員の中で唯一日本出身の私に対して、現在の日本の状況について情報を得る機会を設けるという意味だ。恐らくこちらが本命だろう。
要するにアイリスとユーリが気を利かせたということになる。
そういうことならばありがたく頂戴することにする。
「……それならいいわ。早速だけどユーリ、貴女のお母さまが議員を引退する。次の選挙は妹さんが出馬するわ」
「ええっ?! 遥華が? あの子なら別に不思議じゃないか……」
ティレシアースからの報告にユーリは大きな声をあげたが、すぐに納得した顔を見せた。
ユーリの家は代々国会議員を輩出している名門だ。
私が精霊界に移住する直前、ユーリの父方のお祖父さんが何かの大臣になったと記憶している。
その後のことはユーリから聞いた話でしか知らないが、彼女の父親も国会議員だったが若くして亡くなり母親がその遺志を継ぐ形で国会議員になったそうだ。
ユーリは大学を出た後、家を出て一般企業に就職したそうだが、母親から家に戻って秘書になるよう求められたそうだ。
ユーリは母親の秘書になるのが嫌で逃げ回っていた。というより「国会議員の娘」であることが嫌だったようだ。
彼女は高校生時代くらいから精霊界への移住に興味を持っていて、秘書になれと求められた瞬間に移住を決めたそうだ。
その後は捜索願を出されて警察に追われる羽目になるなど苦労も絶えなかったが、相談所も色々と策を講じて何とか彼女が二九歳のときに移住することができた。
「私の方は仕事は変わっていないし、相変わらず。妹さんから時々家に戻らないかと連絡はあるけど適当にあしらっているわ」
「遥華は出来がいいのだから私を気にしないで一人でやりたいことをやればいいのに、はぁ……」
ティレシアースの報告にユーリが大きなため息をついた。
「それだと当分精霊界に戻れそうもないわね」
アイリスが残念そうな顔をしている。
「一〇年や二〇年なんて精霊にとっては一瞬だからそれは構わないわ」
「私としてはそろそろ広報活動に回ってほしいのだけど……」
どうやらアイリスはティレシアースに精霊界移住の広報活動を担当してほしいようだ。
確かに精霊界への移住を好ましく思わない人間による妨害で、広報活動にはかなり支障が出ているからアイリスが残念がるのも無理はない。
「そこで相談なのだけど、私がユーリの身代わりを止める時期と、それまでのステップをどうするか今日決めておきたい」
ティレシアースがそう切り出してきた。なるほど、今日は彼女の撤退戦略? を考えるための相談なのか。
「ユーリ本人の意思を確認するわ。ユーリ、あなたはどうしたい?」
アイリスが真顔でユーリに尋ねた。
「存在界の私は今、五二か三ですよね……ティレシアース、今の仕事って何歳くらいまで続けられそう?」
ユーリはティレシアースの顔色を窺っている。
「今の会社の役職定年まであと五年ちょっとある。再雇用まで含めると七〇まで仕事はできるから、その間の生活の心配は不要よ。私の場合、よっぽど変なことをしない限り会社は首を切れないでしょうし」
ティレシアースは光多悠莉として、ある企業の購買課長を勤めているそうだ。
「それは助かるけど……どこかで徐々に弱っていく様子を見せないと不自然に思われますよね……」
ユーリが難しい顔をして考えだした。
「そうね。ユーリの場合、事件性のある死に方だとしつこく調べられるでしょうから、それは避けたいところよね……」
まだ確定ではないが国会議員の姉が不審死したら、徹底した捜査が行われる可能性は十分に考えられる。
相談所や精霊界との繋がりが明らかになるとは考えにくいが、それでも存在界に出張しているメンバーが活動しにくくなるだろうし、相談客にも迷惑がかかるだろう。
アイリスにとっては避けたい事態だ。
移住者が精霊と入れ替わった場合、入れ替わった精霊は時期を見計らって行方不明になるのが普通だ。
病死や事故死といったような死体が残るやり方をとったという例は聞いたことがない。
これは、存在界で精霊 (正確には存在界にいる精霊は「妖精」と呼ばれるが)が死に至るようなダメージを受けた場合、その瞬間に精霊界に戻されるという性質に起因している。
要するに存在界に死体を残すことができないのだ。
「七〇になるまで一七、八年あるから、六〇を過ぎたあたりで徐々に弱る様子を見せて、七〇代半ばくらいで病死か事件性のない事故死、というのはどうかしら? 私の場合これがあるから……」
ティレシアースは自身の目を指差した。
「??」
「ティレシアースって妖精になると目が見えなくなるの。私が移住した後で存在界の私は視力を失ったことになっているの」
どういうことだろうか、と思っていたらユーリが小声で事情を教えてくれた。私の表情で気付いたのかもしれない。
ティレシアースが白杖を持っていたのはそういう理由だったのかと今更ながら気付かされた。
「という訳でアーベル、目の病気で死に至るものって思いつかないかしら?」
突然アイリスが私に問いかけてきた。あまりにもいきなりすぎる。
そう尋ねる意図は理解できるのだが……
もしかしたら、アイリスが私の同席を求めたのはこの答えが欲しくて、だったりしないだろうか?
そうだとしたら、非常に心配だ。
私は医療の専門家ではないから死に至る目の病気など知らない。
人選ミスにもほどがあるが、少なくとも他のうちの相談員にも適任がいると思えない。
私は頭を抱えたい気分になった。
応接室での相談を終えて私が「ケルークス」の店内に戻ってきたところ、白杖を手にした女性型の精霊から声をかけられた。
どこかで見たことのある顔だが……
「アーベル、飲み物のお代わりは、ってあら?」
私の足音を聞いたのだろう。ユーリが厨房から店内に出てきて言葉を失った。
よく見ると私に声をかけてきた精霊はユーリとよく似た顔をしている。精霊の方が少し年上で、ユーリよりも凛とした雰囲気に見えるが。
ここで私は精霊の正体に気付いた。
話には聞いていたが、直接顔を見るのは初めての相手だ。
「ティレシアース! アイリスは相談客の相手をしているからちょっと待っていて!」
ユーリがティレシアースと呼んだ精霊をアイリスの定位置の向かいの席に案内した。
「所長ならもうすぐ相談を終えて下りてきますよ」
相談の様子から、アイリスが「ケルークス』の店内に戻ってくるのも時間の問題だったので、私はティレシアースにそう伝えた。
「ありがとう。ここへ来て直接報告するのは五年ぶりくらいかしら? ユーリ、お店は順調?」
ティレシアースがユーリに尋ねた。二人の顔がよく似ているので、母親が娘を気遣って声をかけているように見える。
存在界に出張している精霊の中には、移住してきた魂霊になりすましている者がいる。
ティレシアースもその一体で、ユーリと入れ替わりで存在界に出張している。
そのため存在界では「光多悠莉」として活動している。ユーリは未だ存在界で生きていることになっているのだ。
「アーベル、冷たい緑茶のお代わりを置いておくわ」
ユーリが飲み物のお代わりを私のテーブルに置いた直後、アイリスが上から下りてきた。
「あ、ティレシアース、来たのね」
アイリスがティレシアースの姿に気付いて軽く会釈した。
ティレシアースは原初の精霊、すなわち世界の誕生からずっと存在している精霊だ。初期の精霊であるアイリスより古株になる。
一応精霊の間では上下関係はないことになっているけど、アイリスもどこか相手を格上だと思っているようだ。
ちなみにティレシアースというのは精霊としての種族名でもあり、彼女自身の名前でもある。
「ええ、重要な報告があるから直接会った方がいいでしょう」
「わかったわ。ユーリ、それとアーベルも応接室に来てもらえる?」
「は? 私が同席していいのですか?」
私はアイリスからの突然の指示に面食らった。
存在界での活動報告をアイリスが受けるのは解るし、ユーリは当事者の一人だから同席するのは理解できる。だが、私は関係者ではないはずだ。
「ユーリがオッケーしているし、アーベルが知りたい情報もあるはずだからいいわよ。というか来なさい」
「そう、私からお願いするのだから、アーベルも来て」
アイリスとユーリに強引に引っ張られる形で私は二階の応接室へと連れていかれた。
今日は他の相談員が不在なのだが、それが理由なのだろうか?
「これで全員なのね。こちらの男性は存じていないのだけど、どちら様?」
ティレシアースは私が同席しているのに戸惑っているようだ。それもそのはずで、本来私は部外者だし、彼女とは初対面だ。
「初めまして、ここで相談員をしているアーベルと言います。えーと……」
名前や立場は説明できるが、この場にいる理由については私も理解できていないので説明に詰まった。
「アーベルはユーリと同郷なのよ。私が日本のことをよく知らないから解説役をお願いしたの。ユーリの許可も得ているわ」
アイリスがティレシアースに説明した後、私に向かって片目を閉じてみせた。
この説明で、私はこの場に連れてこられた理由を理解した。
理由は二つだ。
一つは実際に説明した通り、存在界や日本に必ずしも詳しくないアイリスに対して解説する役割だ。
だが、これだけならユーリ一人で十分なはずだ。
もう一つは相談員の中で唯一日本出身の私に対して、現在の日本の状況について情報を得る機会を設けるという意味だ。恐らくこちらが本命だろう。
要するにアイリスとユーリが気を利かせたということになる。
そういうことならばありがたく頂戴することにする。
「……それならいいわ。早速だけどユーリ、貴女のお母さまが議員を引退する。次の選挙は妹さんが出馬するわ」
「ええっ?! 遥華が? あの子なら別に不思議じゃないか……」
ティレシアースからの報告にユーリは大きな声をあげたが、すぐに納得した顔を見せた。
ユーリの家は代々国会議員を輩出している名門だ。
私が精霊界に移住する直前、ユーリの父方のお祖父さんが何かの大臣になったと記憶している。
その後のことはユーリから聞いた話でしか知らないが、彼女の父親も国会議員だったが若くして亡くなり母親がその遺志を継ぐ形で国会議員になったそうだ。
ユーリは大学を出た後、家を出て一般企業に就職したそうだが、母親から家に戻って秘書になるよう求められたそうだ。
ユーリは母親の秘書になるのが嫌で逃げ回っていた。というより「国会議員の娘」であることが嫌だったようだ。
彼女は高校生時代くらいから精霊界への移住に興味を持っていて、秘書になれと求められた瞬間に移住を決めたそうだ。
その後は捜索願を出されて警察に追われる羽目になるなど苦労も絶えなかったが、相談所も色々と策を講じて何とか彼女が二九歳のときに移住することができた。
「私の方は仕事は変わっていないし、相変わらず。妹さんから時々家に戻らないかと連絡はあるけど適当にあしらっているわ」
「遥華は出来がいいのだから私を気にしないで一人でやりたいことをやればいいのに、はぁ……」
ティレシアースの報告にユーリが大きなため息をついた。
「それだと当分精霊界に戻れそうもないわね」
アイリスが残念そうな顔をしている。
「一〇年や二〇年なんて精霊にとっては一瞬だからそれは構わないわ」
「私としてはそろそろ広報活動に回ってほしいのだけど……」
どうやらアイリスはティレシアースに精霊界移住の広報活動を担当してほしいようだ。
確かに精霊界への移住を好ましく思わない人間による妨害で、広報活動にはかなり支障が出ているからアイリスが残念がるのも無理はない。
「そこで相談なのだけど、私がユーリの身代わりを止める時期と、それまでのステップをどうするか今日決めておきたい」
ティレシアースがそう切り出してきた。なるほど、今日は彼女の撤退戦略? を考えるための相談なのか。
「ユーリ本人の意思を確認するわ。ユーリ、あなたはどうしたい?」
アイリスが真顔でユーリに尋ねた。
「存在界の私は今、五二か三ですよね……ティレシアース、今の仕事って何歳くらいまで続けられそう?」
ユーリはティレシアースの顔色を窺っている。
「今の会社の役職定年まであと五年ちょっとある。再雇用まで含めると七〇まで仕事はできるから、その間の生活の心配は不要よ。私の場合、よっぽど変なことをしない限り会社は首を切れないでしょうし」
ティレシアースは光多悠莉として、ある企業の購買課長を勤めているそうだ。
「それは助かるけど……どこかで徐々に弱っていく様子を見せないと不自然に思われますよね……」
ユーリが難しい顔をして考えだした。
「そうね。ユーリの場合、事件性のある死に方だとしつこく調べられるでしょうから、それは避けたいところよね……」
まだ確定ではないが国会議員の姉が不審死したら、徹底した捜査が行われる可能性は十分に考えられる。
相談所や精霊界との繋がりが明らかになるとは考えにくいが、それでも存在界に出張しているメンバーが活動しにくくなるだろうし、相談客にも迷惑がかかるだろう。
アイリスにとっては避けたい事態だ。
移住者が精霊と入れ替わった場合、入れ替わった精霊は時期を見計らって行方不明になるのが普通だ。
病死や事故死といったような死体が残るやり方をとったという例は聞いたことがない。
これは、存在界で精霊 (正確には存在界にいる精霊は「妖精」と呼ばれるが)が死に至るようなダメージを受けた場合、その瞬間に精霊界に戻されるという性質に起因している。
要するに存在界に死体を残すことができないのだ。
「七〇になるまで一七、八年あるから、六〇を過ぎたあたりで徐々に弱る様子を見せて、七〇代半ばくらいで病死か事件性のない事故死、というのはどうかしら? 私の場合これがあるから……」
ティレシアースは自身の目を指差した。
「??」
「ティレシアースって妖精になると目が見えなくなるの。私が移住した後で存在界の私は視力を失ったことになっているの」
どういうことだろうか、と思っていたらユーリが小声で事情を教えてくれた。私の表情で気付いたのかもしれない。
ティレシアースが白杖を持っていたのはそういう理由だったのかと今更ながら気付かされた。
「という訳でアーベル、目の病気で死に至るものって思いつかないかしら?」
突然アイリスが私に問いかけてきた。あまりにもいきなりすぎる。
そう尋ねる意図は理解できるのだが……
もしかしたら、アイリスが私の同席を求めたのはこの答えが欲しくて、だったりしないだろうか?
そうだとしたら、非常に心配だ。
私は医療の専門家ではないから死に至る目の病気など知らない。
人選ミスにもほどがあるが、少なくとも他のうちの相談員にも適任がいると思えない。
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