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一年目 二〇五七年
14:第一四回 六月三〇日 リーラスの会場ドラリス・リーラス・アリーナ
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こんにちは! レスコス・テラーサです!
日本では暦年より年度で一年を区切るのが一般的なのでしょうか?
ラメミリアをはじめとした私たちの世界シャンロスには年度の概念がないので、一年の始まりは一月、終わりは一二月です。
ムンダスとの行き来が活発になった一〇〇年ほど前からは、シャンロス全体が地球の暦に合わせて年月日を決めています。
国によって時差はありますが、私の住むラメミリアは日本から見るとマイナス二時間の時差です。
話がそれましたが、六月も今日で終わり。一年の半分が過ぎました。
リーラスも一年の前半戦が終わりになります。
六月終了時点のランキングで何かが決まるということはないのですが、現時点でのランキング上位三人は次の通り。
今日も競技が行われますが、今日の競技がどのような結果になっても上位三人は変わらないので発表します。
一位 カイノ・タイズ 一一一ポイント
二位 ツェ・クラド 一〇四ポイント
三位 アミ・ウルル 九九ポイント
一位のタイズ選手と三位のウルル選手は建国杯にも出場した選手なので、名前をご存知の方もいると思います。
二位のクラド選手はムンダス出身の三四歳、一一年目の選手です。
今月のクレスラー・メモリアル二位、それとは別にAランク競技を勝って急浮上してきました。
さて、今日はドラリス・リーラス・アリーナの楽しみ方を紹介したいと思います。
アリーナは、競技が行われている日はいつでも開いています。
オープン時刻は第一競技の行われる七五分前、クローズは最終競技の開始時刻から七五分後です。
入場料は席によって異なりますが一二ミリパから七〇〇ミリパまで。
SランクやAランクの競技のある日に確実に座りたいなら、四種類ある指定席をオススメします。
一番安いスタンド三階席なら七〇ミリパです。
アリーナ正門前にある自動券売機かネット予約で購入できます。
ドラリス・リーラス・アリーナには左右二つのステージがあります。
競技ごとに左右を使い分けます。
基本的には奇数番号の競技が客席から見て左側、偶数番号の競技が右側のステージで行われます。
建国杯のように両方のステージを同時に使うパターンもありますが、これは例外中の例外。
お目当ての競技が行われる側に近い方の席を確保しておきましょう。
競技中は基本的に投票と競技観戦を繰り返すことになります。
ですが、アリーナの中を楽しみたいという方に向けて館内の案内をしましょう。
まず飲食。
地下一階には一四の店舗からなるフードコートがあります。
ラメミリアの郷土料理、隣国のナラナン共和国の料理や、シャンロス北部のレング島の料理、そしてムンダスの料理など数多くの料理が楽しめます。
お昼時は混雑しますので、時間をずらして行くことをオススメします。
テイクアウトも充実しているので、事前にお昼を入手しておくのもアリですね。
飲み物やお酒もフードコート、または二階のお店で買うことができます。
ちょっと高めですが、二階にはアルスというラメミリア料理のレストランと、コンティというムンダス料理のレストランもあります。
私のオススメはフードコートのパタッキです。
魚と野菜を切ってスパイスで煮込んでどろどろになったソースをパンにはさんだものなのですが、日本の食べ物だとちょっと近いものが思いつかないです。
中の魚や野菜にはいくつかパターンがありますので、気に入った組み合わせを覚えておくといいかもしれません。
一つ一〇~一五ミリパですが、二つも食べれば平均的な成人男子の一食としては十分だと思います。
食事といえば、私などもやるのですが隣接しているドラリス国際空港内のレストランやパブを利用するという手もあります。
入場券を持っていればアリーナと外との出入りは自由なので、問題ありません。うちの会社の従業員には、この手を使っている人が結構多いみたいです。
一階の入口脇の総合案内所の隣はグッズショップになっています。
競技で実際に使われているカードと同じ型番のカードや選手のグッズなどを販売しています。
競技用のカードはB4と同じくらいのサイズで大きいので、ご家庭などで遊べるようトランプサイズのカードもありますよ。
人気なのは小型のカードと五種の競技のスコア計算に対応したカードホルダーのセットです。
ムンダスの電源に対応したUSBコネクタ付きのものもあります。
建物の四階には「リーラス博物館」もあります。
リーラスの歴史を説明したパネルや実際に使われたカード・ボード、抽選機などの道具、トロフィーや選手の衣装などを展示しています。
こちらは入場無料で、空港の出発ロビーからも入ることができます。
ここにもグッズショップがありますが、品揃えは一階のショップの方が多いです。
アリーナ来場時だけではなく、空港の待ち時間などでもお楽しみいただけるのではないかと思います。
往年の名選手の試合映像も豊富にありますので、興味がある方は是非!
駆け足での説明になってしまいましたが、興味を持ってくれる人がいると嬉しいです。では!
日本では暦年より年度で一年を区切るのが一般的なのでしょうか?
ラメミリアをはじめとした私たちの世界シャンロスには年度の概念がないので、一年の始まりは一月、終わりは一二月です。
ムンダスとの行き来が活発になった一〇〇年ほど前からは、シャンロス全体が地球の暦に合わせて年月日を決めています。
国によって時差はありますが、私の住むラメミリアは日本から見るとマイナス二時間の時差です。
話がそれましたが、六月も今日で終わり。一年の半分が過ぎました。
リーラスも一年の前半戦が終わりになります。
六月終了時点のランキングで何かが決まるということはないのですが、現時点でのランキング上位三人は次の通り。
今日も競技が行われますが、今日の競技がどのような結果になっても上位三人は変わらないので発表します。
一位 カイノ・タイズ 一一一ポイント
二位 ツェ・クラド 一〇四ポイント
三位 アミ・ウルル 九九ポイント
一位のタイズ選手と三位のウルル選手は建国杯にも出場した選手なので、名前をご存知の方もいると思います。
二位のクラド選手はムンダス出身の三四歳、一一年目の選手です。
今月のクレスラー・メモリアル二位、それとは別にAランク競技を勝って急浮上してきました。
さて、今日はドラリス・リーラス・アリーナの楽しみ方を紹介したいと思います。
アリーナは、競技が行われている日はいつでも開いています。
オープン時刻は第一競技の行われる七五分前、クローズは最終競技の開始時刻から七五分後です。
入場料は席によって異なりますが一二ミリパから七〇〇ミリパまで。
SランクやAランクの競技のある日に確実に座りたいなら、四種類ある指定席をオススメします。
一番安いスタンド三階席なら七〇ミリパです。
アリーナ正門前にある自動券売機かネット予約で購入できます。
ドラリス・リーラス・アリーナには左右二つのステージがあります。
競技ごとに左右を使い分けます。
基本的には奇数番号の競技が客席から見て左側、偶数番号の競技が右側のステージで行われます。
建国杯のように両方のステージを同時に使うパターンもありますが、これは例外中の例外。
お目当ての競技が行われる側に近い方の席を確保しておきましょう。
競技中は基本的に投票と競技観戦を繰り返すことになります。
ですが、アリーナの中を楽しみたいという方に向けて館内の案内をしましょう。
まず飲食。
地下一階には一四の店舗からなるフードコートがあります。
ラメミリアの郷土料理、隣国のナラナン共和国の料理や、シャンロス北部のレング島の料理、そしてムンダスの料理など数多くの料理が楽しめます。
お昼時は混雑しますので、時間をずらして行くことをオススメします。
テイクアウトも充実しているので、事前にお昼を入手しておくのもアリですね。
飲み物やお酒もフードコート、または二階のお店で買うことができます。
ちょっと高めですが、二階にはアルスというラメミリア料理のレストランと、コンティというムンダス料理のレストランもあります。
私のオススメはフードコートのパタッキです。
魚と野菜を切ってスパイスで煮込んでどろどろになったソースをパンにはさんだものなのですが、日本の食べ物だとちょっと近いものが思いつかないです。
中の魚や野菜にはいくつかパターンがありますので、気に入った組み合わせを覚えておくといいかもしれません。
一つ一〇~一五ミリパですが、二つも食べれば平均的な成人男子の一食としては十分だと思います。
食事といえば、私などもやるのですが隣接しているドラリス国際空港内のレストランやパブを利用するという手もあります。
入場券を持っていればアリーナと外との出入りは自由なので、問題ありません。うちの会社の従業員には、この手を使っている人が結構多いみたいです。
一階の入口脇の総合案内所の隣はグッズショップになっています。
競技で実際に使われているカードと同じ型番のカードや選手のグッズなどを販売しています。
競技用のカードはB4と同じくらいのサイズで大きいので、ご家庭などで遊べるようトランプサイズのカードもありますよ。
人気なのは小型のカードと五種の競技のスコア計算に対応したカードホルダーのセットです。
ムンダスの電源に対応したUSBコネクタ付きのものもあります。
建物の四階には「リーラス博物館」もあります。
リーラスの歴史を説明したパネルや実際に使われたカード・ボード、抽選機などの道具、トロフィーや選手の衣装などを展示しています。
こちらは入場無料で、空港の出発ロビーからも入ることができます。
ここにもグッズショップがありますが、品揃えは一階のショップの方が多いです。
アリーナ来場時だけではなく、空港の待ち時間などでもお楽しみいただけるのではないかと思います。
往年の名選手の試合映像も豊富にありますので、興味がある方は是非!
駆け足での説明になってしまいましたが、興味を持ってくれる人がいると嬉しいです。では!
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